保育実習理論一覧

R2後期:保育実習理論⑪

令和2年度 後期試験 保育実習理論 問 11 
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
Z保育所では、保育士たちが園庭の土を使って子どもたちとどのような活動ができるかを話し合っています。
M保育士:私はピカピカの泥団子をみんなで作ってみたいです。土を( A 丸めて)から繰り返し手で磨き、さらに( B 細かい土や砂)で磨き、最後は布で磨いて仕上げるのが楽しいですよ。
L保育士:園庭の土が( C 粘土質)ならば、陶芸もできるのではないでしょうか。
G保育士:絵を描くことはできませんか。土に( D のり)を混ぜれば、絵の具のようにもなると思います。
L保育士:土では色々なことができますね。
【設問】
( A )~( D )にあてはまる語句の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
A B CD

  1. 丸めて 粗い土や砂 腐葉土 石膏
  2. ほぐして 粗い土や砂 腐葉土 石膏
  3. ほぐして 細かい土や砂 腐葉土 のり
  4. 丸めて 細かい土や砂 粘土質 のり →〇
  5. ほぐして 粗い土や砂 粘土質 石膏

正答:4


R2後期:保育実習理論⑫

令和2年度 後期試験 保育実習理論 問 12
次の図の模様は、丸棒にひもを巻き付けて、そのひもの上に絵の具を塗って、画用紙の上を転がして作ったものである。どのようにひもを巻いたら図に最も近い模様となるのか、次の1~5の巻き方で正しいものを一つ選びなさい。ただし、転がし方は同じ方向に1度のみとする。


注意1:点線は、裏を通るひもを示している。
注意2:ひもは複数本巻く場合がある。
正答:5


R2後期:保育実習理論⑬

令和2年度 後期試験 保育実習理論 問 13 
次の文のうち、「保育所保育指針」第5章「職員の資質向上」3「職員の研修等」の一部として(a)~(d)の下線部分が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
職員が日々の保育実践を通じて、必要な知識及び (a →〇)技術の修得、維持及び向上を図るとともに、保育の課題等への共通理解や (b →×)主体性を高め、保育所全体としての保育の質の向上を図っていくためには、日常的に職員同士が (c →×)対話的に学び合う姿勢と環境が重要であり、職場内での (d →〇)研修の充実が図られなければならない。
正答:3 ○ × × ○


R2後期:保育実習理論⑭

令和2年度 後期試験 保育実習理論 問 14 
次のA~Eの保育士の援助について、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」4「保育の実施に関して留意すべき事項」に関する記述として適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 子どもの心身の発達及び活動の実態などの個人差を踏まえるとともに、一人一人の子どもの気持ちを受け止め、援助すること。 →〇
  2. 子どもが自ら周囲に働きかける際には、子どもが失敗しないように積極的に援助すること。 →×
  3. 子どもの入所時の保育に当たっては、既に入所している子どもに不安や動揺を与えないように、個別的な対応は避けること。 →×
  4. 子どもの国籍や文化の違いを認め、互いに尊重する心を育てるようにすること。 →〇
  5. 子どもの性差や個人差にも留意しつつ、性別などによる固定的な意識を育むようにすること。

正答:3 ○ × × ○ ×


R2後期:保育実習理論⑮

令和2年度 後期試験 保育実習理論 問 15 
次の文は、「保育所保育指針」第1章の一部である。文中の(   )の中に「生活」という言葉を入れたとき、正しい記述となるものを○、誤った記述となるものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 保育所は、子どもが生涯にわたる人間形成にとって極めて重要な時期に、その(   )時間の大半を過ごす場である。 →〇
  2. 子ども相互の関係づくりや互いに尊重する心を大切にし、集団における(   )を効果あるものにするよう援助すること。 →×
  3. 保育所は、こうした人、物、場などの環境が相互に関連し合い、子どもの(   )が豊かなものとなるよう、次の事項に留意しつつ、計画的に環境を構成し、工夫して保育しなければならない。 →〇
  4. 保育所は、子どもの(   )に十分配慮するとともに、子ども一人一人の人格を尊重して保育を行わなければならない。 →×

正答:2 ○ × ○ ×


R2後期:保育実習理論⑯

令和2年度 後期試験 保育実習理論 問 16 
次のA~Eの文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」の5領域それぞれの一部である。3歳以上児の保育における内容の取扱いとして、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 領域「健康」――――  安全に関する指導に当たっては、情緒の安定を図り、遊びを通して安全についての構えを身に付け、危険な場所や事物などが分かり、安全についての理解を深めるようにすること。 →〇
  2. 領域「人間関係」――  思い通りにいかない場合等の子どもの不安定な感情の表出については、保育士等が受容的に受け止めるとともに、そうした気持ちから立ち直る経験や感情をコントロールすることへの気付き等につなげていけるように援助すること。 →×
  3. 領域「環境」――――  数量や文字などに関しては、日常生活の中で子ども自身の必要感に基づく体験を大切にし、数量や文字などに関する興味や関心、感覚が養われるようにすること。 →〇
  4. 領域「言葉」――――  子どもが日常生活の中で、文字などを使いながら思ったことや考えたことを伝える喜びや楽しさを味わい、文字に対する興味や関心をもつようにすること。 →〇
  5. 領域「表現」――――  生活経験や発達に応じ、自ら様々な表現を楽しみ、表現する意欲を十分に発揮させることができるように、遊具や用具などを整えたり、様々な素材や表現の仕方に親しんだり、他の子どもの表現に触れられるよう配慮したりし、表現する過程を大切にして自己表現を楽しめるように工夫すること。 →〇

正答:3 ○ × ○ ○ ○


R2後期:保育実習理論⑰

令和2年度 後期試験 保育実習理論 問 17 
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
K保育所では、飼育しているウサギに赤ちゃんが数匹生まれた。5歳児クラスのSちゃんは、ある日、何を思ったのか、ウサギの赤ちゃんを土の中に埋めようとした。あわてて、何人かの子どもがT保育士にその様子を知らせにきた。T保育士は、急いでSちゃんの行為を止めて、Sちゃんに対して、「どうしてそんなことをするの?かわいそうでしょう!」と問いただした。しかし、Sちゃんは何も言わなかった。
お迎えの時、Sちゃんの保護者にその話をしたところ、保護者は「先日、テレビでオーストラリアの野ウサギが土を掘って穴ぐらで暮らす場面を熱心に見ていました。」と話してくれた。
【設問】
次のうち、今後のT保育士の行動として最も不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 自分でもウサギの生態を詳しく調べる。 →〇
  2. ウサギの赤ちゃんの世話の仕方を子どもたちに教える。 →〇
  3. 主任保育士に、Sちゃんの行為について他の子どもたちにどのように話すかを相談する。 →〇
  4. 自宅に帰ってから、T保育士の家族にSちゃんの行為について相談する。 →×
  5. ウサギの子育ての様子を知らせる保育教材を作る。 →〇

正答:4


R2後期:保育実習理論⑱

令和2年度 後期試験 保育実習理論 問 18 
次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」3「保育の計画及び評価」(2)「指導計画の作成」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 3歳未満児については、一人一人の子どもの生育歴、心身の発達、活動の実態等に即して、( A 個別的)な計画を作成すること。
  • 3歳以上児については、個の成長と、子ども相互の関係や( B 協同的)な活動が促されるよう配慮すること。
  • 異年齢で構成される組やグループでの保育においては、一人一人の子どもの生活や経験、発達過程などを把握し、適切な援助や( C 環境構成)ができるよう配慮すること。

(組み合わせ)
AB C

  1. 個別的 並行的 環境構成
  2. 総合的 並行的 指導計画
  3. 個別的 協同的 環境構成 →〇
  4. 総合的 協同的 指導計画
  5. 個別的 並行的 指導計画

正答:3


R2後期:保育実習理論⑲

令和2年度 後期試験 保育実習理論 問 19 
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
児童自立支援施設で実習中のQさん(20 歳、女性)は、施設に入所しているRさん(13 歳、女児)の何事に対しても無関心な態度が気になり、積極的に声をかけ、会話をするようにしていた。Rさんは幼児期からネグレクトを受け、小学校高学年の時期には夜間徘徊や喫煙、窃盗を繰り返す生活を送っていたそうである。実習終盤になるとRさんはQさんに対して心を開き、気さくに話をしてくれるようになった。そんな中、RさんはQさんに、今でも隠れて喫煙していることを伝えた。さらに「Qさんを信頼して言ったんだから、職員に言わないでね。これくらいしか楽しみがないんだ。」と伝えた。
【設問】
次の文のうち、Qさんが実習生として取るべき対応として、適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

  1. Rさんの信頼を裏切らないため、喫煙していることは誰にも言わない。 →×
  2. Rさんの喫煙せざるを得ない気持ちを考える。 →〇
  3. 「そうでもしないとやってられないよね。」と支持する。 →×
  4. Rさんに、実習生として喫煙といった行動を見逃すことができないことを伝える。 →〇

正答:4 B D


R2後期:保育実習理論⑳

令和2年度 後期試験 保育実習理論 問 20 
次の文は、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和 23 年厚生省令第 63 号)におけるそれぞれの施設に関する説明である。最も適切なものを一つ選びなさい。

  1. 乳児院においては、乳児の自主性を尊重しつつ、将来自立した生活を営むために必要な知識及び経験を得ることができるように支援を行わなければならない。 →×
  2. 母子生活支援施設における生活支援は、その自立の促進を目的とし、かつ、母子の私生活を尊重して行わなければならない。 →〇
  3. 児童養護施設においては、入所している児童の自立支援のため、随時心理学的及び精神医学的診査並びに教育評価を行わなければならない。 →×
  4. 児童心理治療施設においては、児童が入所した日から、医師又は嘱託医が適当と認めた期間、児童を観察室に入室させ、その心身の状況を観察しなければならない。 →×
  5. 児童自立支援施設における生活支援は、養護及び教育を一体的に行うことをその特性とし、その内容については児童自立支援施設運営指針に従わなければならない。 →×

正答:2


R1後:保育実習理論①

令和元年度 後期試験 保育実習理論問1
次の曲の伴奏部分として、A~Dにあてはまるものの正しい組み合わせを一つ選びなさい。
著作権の関係により公表できません。
正答:2イエイウ


R1後:保育実習理論②

令和元年度 後期試験 保育実習理論問2
次のA~Dを意味する音楽用語を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 少し強く →アmf
  • 甘くやわらかに →エdolce
  • ゆるやかに →クlento
  • つねに →イsempre
  • 【語群】
    アmfイsempreウpocoエdolceオdim.カlegatoキmpクlento
    正答:2アエクイ


    R1後:保育実習理論③

    令和元年度 後期試験 保育実習理論問3
    次のコードネームにあてはまる伴盤の位置として正しい組み合わせを一つ選びなさい。

    アイウ
    B:⑨⑫⑰ ⑤⑨⑬ ⑤⑧⑫
    B♭m:⑨⑪⑯ ⑧⑪⑯ ④⑦⑪
    F7:③⑥⑩ ③⑨⑪ ⑨⑬⑮
    Amaj7:⑦⑫⑮ ⑦⑬⑮ ⑭⑮⑲

    (組み合わせ)B B♭ mF7 Amaj7

    1. アウアウ
    2. アウイウ →〇
    3. イイアア
    4. イウイイ
    5. ウアウア

    正答:2


    R1後:保育実習理論④

    令和元年度 後期試験 保育実習理論問4
    次の曲を5歳児クラスで歌ってみたところ最高音が歌いにくそうであった。そこで長2度下げて歌うことにした。その場合、下記のコードはどのように変えたらよいか、正しい組み合わせを一つ選びなさい。

    著作権の関係により公表できません。
    (組み合わせ)G C D7

    1. F♯ B C♯7
    2. F♯ B C7
    3. F B♭ C♯7
    4. F B C7
    5. F B♭ C7 →〇

    正答:5


    R1後:保育実習理論⑤

    令和元年度 後期試験 保育実習理論問5
    次のリズムは、ある曲の歌いはじめの部分である。それは次のうちのどれか、一つ選びなさい。
    著作権の関係により公表できません。

    1. 犬のおまわりさん(作詞:佐藤義美作曲:大中恩)
    2. さんぽ(作詞:中川李枝子作曲:久石譲)
    3. 一年生になったら(作詞:まど・みちお作曲:山本直純)
    4. 小鳥のうた(作詞:与田凖一作曲:芥川也寸志) →〇
    5. 雪(文部省唱歌)

    正答:4


    R1後:保育実習理論⑥

    令和元年度 後期試験 保育実習理論問6
    次の文のうち、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

    1. 小林宗作は、日本にリトミックを普及させた。 →〇
    2. 湯山昭は、「あめふりくまのこ」を作曲した。 →〇
    3. 唱歌は、かつて音楽教科名でもあった。 →〇
    4. 変ロ長調の調号は、フラットが3つである。 →×

    正答:1○○○×


    R1後:保育実習理論⑦

    令和元年度 後期試験 保育実習理論問7
    次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」(2)「ねらい及び内容」オ「表現」(ウ)「内容の取扱い」の一部である。(A)~(D)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

    子どもの自己表現は(A)な形で行われることが多いので、保育士等はそのような表現を(B)し、子ども自身の表現しようとする(C)を受け止めて、子どもが生活の中で子どもらしい(D)な表現を楽しむことができるようにすること。
    (組み合わせ)ABCD

    1. 自由 受容 アイデア 様々
    2. 素朴 受容 意欲 様々 →〇
    3. 自由 推奨 意欲 適切
    4. 素朴 推奨 アイデア 様々
    5. 素朴 推奨 意欲 適切

    正答:2


    R1後:保育実習理論⑧

    令和元年度 後期試験 保育実習理論問8
    次の【Ⅰ群】の人物名と【Ⅱ群】の用語および【Ⅲ群】の用語の解説を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

    【Ⅰ群】
    ア ケロッグ(Kellogg,R.)
    イ リュケ(Luquet,G.H.)
    ウ ローエンフェルド(Lowenfeld,V.)

    【Ⅱ群】
    カ 視覚型と触覚型
    キ 知的リアリズム
    ク マンダラ

    【Ⅲ群】
    サ 子どもは見えたものではなく、知っていることを描く。
    シ 個に応じた指導の必要性を、創造活動のタイプから説いた。
    ス 世界各地の子どもの絵に見られる基本形である。

    正答:3イキサ


    R1後:保育実習理論⑨

    令和元年度 後期試験 保育実習理論問9
    次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

    【事例】
    H保育所のM保育士とJ保育士が、保育室の壁面装飾をするときの色使いについて、どんな色を選んで使うと、調和のとれた色の組み合わせで壁面が作れるかを話し合っています。M:保育室の壁面を飾るとき、好きに色を選ぶと、うるさくバラバラな感じになることがありますね。J:そうですね。色を選ぶときは、色相環で(A同系色)を並べて組み合わせると、調和しやすく穏やかな印象となりますね。M:元気で楽しい印象も入れたいときは、どうしたらよいですか。J:それは、色相環で反対側の色を選んで並べると、目立った印象になります。M:色相環の反対側の色とはそれぞれ(B補色)の関係ですね。J:それぞれの色に白を混ぜたパステルカラーも、色の(C彩度)は下がりますが、優しくまとまった印象の色構成をすることができます。

    【設問】
    (A)~(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
    (組み合わせ)ABC

    1. 同系色 補色 明度
    2. 反対色 寒色 明度
    3. 同系色 暖色 明度
    4. 反対色 寒色 彩度
    5. 同系色 補色 彩度 →〇

    正答:5


    R1後:保育実習理論⑩

    令和元年度 後期試験 保育実習理論問10
    次の【Ⅰ群】の版技法の名称と、【Ⅱ群】の版技法の説明を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

    【Ⅰ群】

    1. スタンピング
    2. ステンシル
    3. マーブリング

    【Ⅱ群】
    ア 木の皮や葉、凸凹のある壁などにトレーシングペーパーなどの薄紙をのせ、色鉛筆やクレヨンなどで擦り出していく転写技法。
    イ ある形を紙に型抜きし、その型の中に絵の具を刷り込む内塗りと、型の周りに絵の具を刷り込む外塗りの技法がある。 →ステンシル
    ウ 段ボールや野菜の断面、木片やプラスチックのフタなど身の回りにあるものに絵の具をつけて、紙などに型押しをして楽しむ技法。 →スタンピング
    エ 平らな容器に水を張り、墨汁または油性絵の具を油で薄めたものや、専用の絵の具などを水の表面に浮かして、水の上にできた模様を紙に写し取る技法。 →マーブリング
    オ 紙をふたつ折りにして、開いた一方の折り目の近くに色をつけ、紙を閉じて手で強くこすって再び広げてみると、左右対称に不思議な形や色の模様ができる。
    正答:3ウイエ


    R1後:保育実習理論⑪

    令和元年度 後期試験 保育実習理論問11
    次の文のうち、子どもが使う描画材に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

    1. パスは、油を使わずに顔料を練り固めたもので、子どもが淡い色の表現をしたいときに使うとよい。 →×
    2. コンテは、顔料と黒鉛などを練り固めたもので出来ていて、描いたところを指でこするとぼかしたような感じになる。 →〇
    3. パステルは、顔料とのり状のもので練り固めてあり、網でこすって粉状にし、指につけ紙に描いたりすることができる。 →〇
    4. クレヨンは、染料にロウを混ぜて固めたもので、水に溶かすと水彩絵の具のような表現になる。 →×

    正答:3×○○×


    R1後:保育実習理論⑫

    令和元年度 後期試験 保育実習理論問12
    タマゴの形に切った画用紙を折り曲げて「猫」の壁面装飾を作ろうとしています。次の1~5のうち、完成作品の形になるものを一つ選びなさい。

    正答:4


    R1後:保育実習理論⑬

    令和元年度 後期試験 保育実習理論問13
    次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
    【事例】
    保育所に勤務しているR保育士は、最近、何人かの保護者から子どものきょうだい関係についての相談を受けた。例えば、下の子どもが生まれたことで、これまで食事を自分で食べていたのに親が食べさせないと食べなくなった話や、きょうだい間に強いライバル意識が生まれていざこざが増えたという話などであった。そこで、来月の保護者会で、きょうだい関係によっておこる生活の変化や心の葛藤、またそれらを通して成長する子どもの姿を描いた絵本を保護者に紹介したいと考え、作品を集めることにした。
    【設問】
    次の絵本のうち、きょうだい関係を描いた作品にあてはまるものを○、あてはまらないものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

    1. 『ティッチ』パット・ハッチンス(作・画)石井桃子(訳) →〇
    2. 『ぼちぼちいこか』マイク=セイラー(作)ロバート=グロスマン(絵)今江祥智(訳) →×
    3. 『ちょっとだけ』瀧村有子(作)鈴木永子(絵) →〇
    4. 『キャベツくん』長新太(作) →×

    正答:3○×○×


    R1後:保育実習理論⑭

    令和元年度 後期試験 保育実習理論問14
    次の文は、「保育所保育指針」の第1章及び第2章の一部である。文中の( )の中に「遊び」という言葉を入れたとき、正しい記述となるものを○、誤った記述となるものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

    1. 保育所は、その目的を達成するために、保育に関する専門性を有する職員が、家庭との緊密な連携の下に、子どもの状況や発達過程を踏まえ、保育所における(×環境 )を通して、養護及び教育を一体的に行うことを特性としている。※第1章1(1)保育所の役割イ
    2. 子どもが自発的・意欲的に関われるような環境を構成し、子どもの主体的な活動や子ども相互の関わりを大切にすること。特に、乳幼児期にふさわしい体験が得られるように、生活や( )を通して総合的に保育すること。※第1章1(3)保育の方法オ
    3. 障害のある子どもの保育については、一人一人の子どもの発達過程や障害の状態を把握し、適切な環境の下で、障害のある子どもが他の子どもとの(×生活 )を通して共に成長できるよう、指導計画の中に位置付けること。※第1章3(2)キ
    4. 幼児期において自然のもつ意味は大きく、自然の大きさ、美しさ、不思議さなどに直接触れる(×体験 )を通して、子どもの心が安らぎ、豊かな感情、好奇心、思考力、表現力の基礎が培われることを踏まえ、子どもが自然との関わりを深めることができるよう工夫すること。※第2章3(2)ウ環境(ウ)内容の取扱い②

    正答:4×○××


    R1後:保育実習理論⑮

    令和元年度 後期試験 保育実習理論問15
    次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
    【事例】
    保育所で実習を行っているKさんは、乳児クラスに配属された。実習生Kさんがおむつ替えをしていると、Lちゃんが泣き出して、とても時間がかかってしまった。しばらくたってS保育士がLちゃんのおむつ替えをしている様子を見ると、Lちゃんは機嫌よくしていた。実習生Kさんは、おむつ替えの仕方によって子どもの機嫌が変わることに気づき、おむつ替えをする際の留意点をまとめた。
    【設問】
    次の文のうち、乳児のおむつ替えをする際の留意点として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

    1. おむつ替えに必要なものは、保育士の手が届く所に準備する。 →〇
    2. 身体に傷やあざなどがないかを確認する。 →〇
    3. 目と目を合わさないようにおむつ替えをする。 →×
    4. おむつ交換中は、子どもの気が散ってしまうため、話しかけない。 →×

    正答:2○○××


    R1後:保育実習理論⑯

    令和元年度 後期試験 保育実習理論問16
    次の文のうち、「保育所保育指針」の第4章「子育て支援」2「保育所を利用している保護者に対する子育て支援」の一部として、(a)~(d)の下線部分が、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
    保護者の就労と子育ての(a両立等 →〇)を支援するため、保護者の(b多様化 →〇)した保育の需要に応じ、病児保育事業など多様な事業を実施する場合には、保護者の状況に配慮するとともに、子どもの(c主体性 →×)が尊重されるよう努め、子どもの生活の(d特殊性 →×)を考慮すること。
    正答:3○○××


    R1後:保育実習理論⑰

    令和元年度 後期試験 保育実習理論問17
    次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」4「幼児教育を行う施設として共有すべき事項」(2)「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の一部である。(A)・(B)にあてはまる記述をア~エから選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

    • 身近な環境に主体的に関わり様々な活動を楽しむ中で、しなければならないことを自覚し、(A)
    • 友達と様々な体験を重ねる中で、してよいことや悪いことが分かり、(B)

    ア 自分の力で行うために考えたり、工夫したりしながら、諦めずにやり遂げることで達成感を味わい、自信をもって行動するようになる。
    イ 相手の気持ちを考えて関わり、自分が役に立つ喜びを感じ、地域に親しみをもつようになる。
    ウ 自分の行動を振り返ったり、友達の気持ちに共感したりし、相手の立場に立って行動するようになる。
    エ 共通の目的の実現に向けて、考えたり、工夫したり、協力したりし、充実感をもってやり遂げるようになる。
    正答:2アウ


    R1後:保育実習理論⑱

    令和元年度 後期試験 保育実習理論問18
    次のA~Dのうち、「保育所保育指針」に記載されている「保育士等」に含まれる保育所職員として、あてはまるものを○、あてはまらないものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

    1. 施設長 →〇
    2. 看護師 →〇
    3. 調理員 →〇
    4. 栄養士 →〇

    正答:1○○○○


    R1後:保育実習理論⑲

    令和元年度 後期試験 保育実習理論問19
    次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
    【事例】
    母子生活支援施設で実習をしているPさん(21歳、女性)は、実習指導を担当する職員からQさん(20歳、女性)とWちゃん(1歳6か月、男児)の母子の自立支援計画の作成をするよう指示された。Qさんは外国で生まれ育ち、3年前に就労目的で日本にやってきた。職場で日本人の男性と知り合い、結婚し、Wちゃんを出産したが、その直後から夫はQさんに対して暴力を振るうようになった。そのため、QさんはWちゃんを連れて逃げだし、DV被害者を対象としたシェルターに保護された。その後、現在の母子生活支援施設に入所して1か月が経った。Qさんは日本語での日常会話や簡単な読み書きしかできない。Wちゃんは元気に施設の近くにある保育所に通っており、新しい生活に慣れてきた。しかしQさんは、身近に相談できる友人がいないため、将来の生活に対して漠然と不安を感じている。Wちゃんのためには夫のもとに戻った方がよいのではないかと考えたり、怖いので戻りたくないと考えたり、混乱している状況である。また、現在のところ、夫との離婚は考えていない。
    【設問】
    次のうち、Pさんが作成する自立支援計画の1か月以内の取り組みの内容として、最も適切な記述を一つ選びなさい。

    1. 本人の意向を尊重し、夫との関係修復を目標とする。
    2. 養育の負担を減らすため、Wちゃんを児童養護施設に措置し、Qさんは日本語の修得を目指す。
    3. DVによるQさんの心理的被害への治療に取り組む。 →〇
    4. Wちゃんに適切な養育環境を提供するため、里親委託を目指す。
    5. 夫との関係を断ち切るために、Qさんと夫との離婚調停を進める。

    正答:3


    R1後:保育実習理論⑳

    令和元年度 後期試験 保育実習理論問20
    次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
    【事例】
    T保育士は、児童養護施設で勤めはじめて2か月の新任である。T保育士が担当するM君(9歳)は、N君(7歳)に対して怒鳴って言うことをきかせようとしたり、N君の持ち物を壊したりすることが多くある。T保育士はその都度、注意するが、M君は全く素直に応じることがなく、反発する。ある時、こうした反抗的な態度に対してT保育士はとても腹を立て、声を荒げた。その様子を見ていた主任保育士はT保育士に対するスーパービジョンの際、「専門職としてあなた自身が自らの感情を自覚し理解する必要があるのではないか」と述べた。
    【設問】
    次のうち、主任保育士の発言が示唆している内容を、バイスティックの7原則にあてはめた場合の最も適切なものを一つ選びなさい。

    1. 個別化
    2. 受容
    3. 意図的な感情の表出
    4. 統制された情緒的関与 →〇
    5. 自己決定

    正答:4