子どもの保健一覧

R6後期:子どもの保健①

R6後期 子どもの保健 問1 
次のうち、「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」1「子どもの健康支援」の一部として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 子どもの心身の状態に応じて保育するために、子どもの健康状態並びに発育及び発達状態について、定期的・継続的に、また、必要に応じて随時、把握すること。 →〇
  2. 保護者からの情報とともに、登所時及び保育中を通じて子どもの状態を観察し、何らかの疾病が疑われる状態や傷害が認められた場合には、保護者に連絡するとともに、保健所と相談するなど適切な対応を図ること。看護師等が配置されている場合には、その専門性を生かした対応を図ること。 →×
  3. 子どもの健康に関する保健計画を全体的な計画に基づいて作成し、全職員がそのねらいや内容を踏まえ、一人一人の子どもの健康の保持及び増進に努めていくこと。 →〇
  4. 保育中に体調不良や傷害が発生した場合には、その子どもの状態等に応じて、保護者に連絡するとともに、適宜、保健所と相談し、適切な処置を行うこと。看護師等が配置されている場合には、その専門性を生かした対応を図ること。 →×

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ × →〇
3 × ○ ○ ×
4 × ○ × ○
5 × × ○ ○
正答:2


R6後期:子どもの保健②

R6後期 子どもの保健 問2 
次のうち、日本の母子保健に関する指標の動向として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 低出生体重児の割合は、2010(平成 22)年以降急激に増加している。 →×
  2. 日本の出生数は、2022(令和4)年に 80 万人を下回った。 →〇
  3. 2歳児の平均身長は、1960(昭和 35)年以降、一貫して伸び続けている。 →×
  4. 2023(令和5)年4月以降、母子健康手帳に、健康診査における胸囲の記載欄が加わった。 →×
  5. 女性の就業者数は、2008(平成 20)年のリーマンショック以来、減少している。 →×

正答:2


R6後期:子どもの保健③

R6後期 子どもの保健 問3 
次のうち、人口統計に関する記述として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 人口動態統計とは、ある時点における全国人口の全数を調査したものである。 →×
  2. 総務省統計局が行っている国勢調査は、人口統計ではない。 →×
  3. 静態統計とは、出生、死亡、婚姻、離婚について、戸籍上の届け出を集計して算出するものである。 →×
  4. 日本の人口は 1950(昭和 25)年以降増加し続けている。 →×
  5. 2022(令和4)年における人口 10 万人あたりの死亡率を年齢階級別にみると、20 歳未満では0~4歳が最も高い。 →〇

正答:5


R6後期:子どもの保健④

R6後期 子どもの保健 問4 
次の記述のうち、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 頭囲は、脳性まひでは通常より大きく、水頭症や脳腫瘍では小さくなることが多い。 →×
  2. 子どもの骨の成長には、成長ホルモンや甲状腺ホルモンの分泌が影響する。 →〇
  3. 1日のうち、成長ホルモンが最も多く分泌されるのは正午前後である。 →×
  4. 妊娠 37 週以降、胎児の体重は急増する。 →×
  5. 身長が 100 cm の子どもの体重が 15.4 kg の場合、カウプ指数は 15.4 である。 →〇

(組み合わせ)
A B C D E
1 ○ ○ × × ×
2 ○ × ○ ○ ×
3 × ○ × ○ ×
4 × ○ × × ○ →〇
5 × × ○ ○ ○
正答:4


R6後期:子どもの保健⑤

R6後期 子どもの保健 問5 
次の生理機能に関する数値のうち、年齢とともに、多くなる、もしくは大きくなるものを1つ選びなさい。
1 脈拍数
2 体重に占める水分の割合
3 体重あたりの体表面積
4 呼吸数
5 血圧 →〇
正答:5


R6後期:子どもの保健⑥

R6後期 子どもの保健 問6 
次のうち、0~1歳の乳幼児の発熱に関する特徴として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 体温調節が未熟なため、外気温が高かったり、衣類等を着せすぎたりすると体温が簡単に上昇するが、37.5℃以上になることはない。 →×
  2. 生後初めて発熱した場合、突発性発疹の可能性を考える。 →〇
  3. 発熱時に熱性けいれんを起こす可能性がある時期である。 →〇
  4. 発熱に伴って目が充血している時は、まず最初に流行性角結膜炎を疑う。 →×
  5. 発熱があり機嫌が悪く、耳をよく触る様子が見られる時は、中耳炎を疑う。 →〇

(組み合わせ)
A B C D E
1 ○ ○ × × ×
2 ○ × × ○ ○
3 × ○ ○ × ○ →〇
4 × × ○ × ○
5 × × × ○ ○
正答:3


R6後期:子どもの保健⑦

R6後期 子どもの保健 問7 
次の( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
感染症の一つである( A  →麻疹)の初期は、高熱、咳、鼻水、結膜充血、目やに等の症状がみられる。発熱は一時期下降傾向を示すが、再び上昇し、この頃には口の中に( B  →コプリック)斑がみられる。その後、( C  →顔)や頸部に発疹が出現する。肺炎や脳炎を合併した場合、重症となる。主な感染経路は飛沫感染、接触感染及び( D  →空気)感染である。
(組み合わせ)
A B CD
1 麻疹 紅色 顔 経口
2 風疹 コプリック 手足 空気
3 麻疹 コプリック 顔 空気 →〇
4 風疹 紅色 手足 経口
5 風疹 コプリック 顔 経口
正答:3


R6後期:子どもの保健⑧

R6後期 子どもの保健 問8 
次のうち、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 子どもの耳管は、大人に比べて傾きが急で長い。 →×
  2. アデノイド肥大では、口呼吸が特徴的である。 →〇
  3. アレルギー性鼻炎には、通年性のものと季節性のものがある。 →〇
  4. 鼻出血の多くは、キーゼルバッハ部位で起こる。 →〇

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ×
3 × ○ ○ ○ →〇
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×
正答:3


R6後期:子どもの保健⑨

R6後期 子どもの保健 問9 
次のうち、「こどもを事故から守る!事故防止ハンドブック」(こども家庭庁)に関する記述として、適切なものを3つ選びなさい。

  1. 乳幼児は浴槽をのぞきこみ転落して溺れる可能性があるため、入浴後は浴槽の水を抜く。 →〇
  2. おもちゃの購入時や利用時は、商品の対象年齢を守る。 →〇
  3. ベランダからの落下防止のため、エアコンの室外機はベランダの手すりから 60 cm 以上離して設置する。 →〇
  4. やけどをしたら、患部を市販の冷却シートで冷ます。 →×
  5. PSC マークとは、14 歳以下の子ども向け玩具に付けられる安全製品のマークである。 →×

正答:1,2,3


R6後期:子どもの保健⑩

R6後期 子どもの保健 問 10 
次の文は、「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」(2)「災害発生時の対応体制及び避難への備え」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  • 火災や地震などの災害の発生に備え、( A  →緊急時)の対応の具体的内容及び手順、職員の役割分担、避難訓練計画等に関する( B  →マニュアル)を作成すること。
  • 定期的に( C  →避難訓練)を実施するなど、必要な対応を図ること。
  • 災害の発生時に、保護者等への連絡及び子どもの引渡しを円滑に行うため、日頃から保護者との( D  →密接な連携)に努め、連絡体制や引渡し方法等について確認をしておくこと。

(組み合わせ)
AB C D
1 緊急時 誓約書 避難訓練 共同訓練
2 怪我 誓約書 文書点検 密接な連携
3 怪我 マニュアル 文書点検 共同訓練
4 緊急時 マニュアル 避難訓練 密接な連携 →〇
5 緊急時 誓約書 避難訓練 密接な連携
正答:4


R6後期:子どもの保健⑪

R6後期 子どもの保健 問 11 
次の保育所での【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
H君(5歳、男児)は、明るく快活で健康な子です。複数の保育士でクラスを見守っていると、いつものように元気に登園したH君は、室内でブロックのおもちゃで遊びながら、友達と楽しそうに騒いでいました。すると、突然咳き込みが止まらなくなり、呼吸も苦しそうにしています。
【設問】
次のうち、その場にいる保育士の対応として、不適切なものを1つ選びなさい。

  1. H君の呼吸状態、熱、脈拍などを確かめる。 →〇
  2. H君が咳き込む前のH君の様子を周りの子どもに確かめる。 →〇
  3. 他の保育士と連携し、保護者に連絡をしてH君の状態を伝える。 →〇
  4. おもちゃでどのようにして遊んでいたかを周りの子ども達に聞く。 →〇
  5. AED の電源を入れ、音声ガイドに従って操作を行う。 →×

正答:5


R6後期:子どもの保健⑫

R6後期 子どもの保健 問 12 次のうち、子どもの熱中症に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 熱中症の予防のための暑さ指数(WBGT)は、気温と湿度と輻射熱などの周辺の熱環境を取り入れた暑さの指標である。 →〇
  2. 熱中症は、水分摂取と塩分摂取を行っていれば発症しない。 →×
  3. 熱中症が疑われる時に、話しかけても応答がはっきりしない場合は救急車を呼ぶ。 →〇
  4. 熱中症が疑われる時は、頭を集中的に冷やす。 →×
  5. 熱中症は、真夏日以外は発症しない。 →×

(組み合わせ)
A B C D E
1 ○ ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ ○ ○ ×
3 ○ × ○ × × →〇
4 × × × ○ ×
5 × × × × ○
正答:3


R6後期:子どもの保健⑬

R6後期 子どもの保健 問 13 
次のうち、保育所における子どものアナフィラキシーに関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. アナフィラキシーでは、呼吸器症状が出現すると、アナフィラキシーショックへ進展する可能性が高まる。 →〇
  2. 保護者から内服薬とエピペン®を預かっている子どもがアナフィラキシーショックを起こした場合、エピペン®よりも内服薬を優先して投与する。 →×
  3. アナフィラキシーショックが起こった時は、頭を高くして仰向けに寝かせる。 →×
  4. 乳幼児では食物アレルギーの有病率が学童期より高いため、アナフィラキシーを起こす可能性も高い。 →〇

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × × ○ →〇
3 × ○ × ×
4 × × ○ ×
5 × × × ○
正答:2


R6後期:子どもの保健⑭

R6後期 子どもの保健 問 14 
次のうち、子どもの感染症に関する記述として、適切なものを2つ選びなさい。

  1. 麻疹、水痘に見られるように、感染している人の咳やくしゃみで体外に出た飛沫が乾燥すると、感染力を有したまま空中に拡散し、その空気を吸い込むことで感染することを飛沫感染という。 →×
  2.  乳幼児の急性胃腸炎の原因は、細菌性のものよりウイルス性のものが多い。 →〇
  3. ヘルパンギーナは、通常冬によく見られ、急な発熱と強いのどの痛みが特徴である。 →×
  4. 伝染性膿痂疹は、虫刺されや湿疹を掻いた部分に細菌感染を起こしたもので、かゆみを伴うことはまれである。 →×
  5. 突発性発疹は生後6か月~2歳に罹患することが多く、季節性の流行はみられない。 →〇

正答:2,5


R6後期:子どもの保健⑮

R6後期 子どもの保健 問 15 
次にあげる病原体による感染症のうち、蚊を介して感染するものを2つ選びなさい。
1 B型肝炎ウイルス
2 マラリア原虫 →〇
3 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)
4 ノロウイルス
5 デングウイルス →〇
正答:2,5


R6後期:子どもの保健⑯

R6後期 子どもの保健 問 16 
次のうち、乳幼児への保健的対応に関する記述として、適切なものを3つ選びなさい。

  1. 乳児は、大人と比べて皮膚が薄く、紫外線による悪影響を受けやすいため、強い日光に長時間当たらないよう工夫する。 →〇
  2. 乳幼児の入浴は、授乳や食事の直後がよい。 →×
  3. 食後の歯磨きは、乳歯が生え始めた頃から習慣づけることが大切である。 →〇
  4. 新生児は新陳代謝が活発で汗をかきやすいので、常に薄着をさせる。 →×
  5. 乳幼児をベビーカーに乗せて外出する場合は外気温に注意が必要である。 →〇

正答:1,3,5


R6後期:子どもの保健⑰

R6後期 子どもの保健 問 17 
次のうち、医療的ケア児に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 保育所における医療的ケアは、医師の指示の下に行う。 →〇
  2. 研修を受講すれば、保育士も導尿ができる。 →×
  3. 「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」によると、保育所に在籍する医療的ケア児への適切な支援は、医療機関の責務とされている。 →×
  4. 厚生労働省によれば、在宅で医療的ケアが必要な子どもの 2021(令和3)年の推計値は 2005(平成 17)年の倍以上となっている。 →〇

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × × ○ →〇
3 × ○ × ×
4 × × ○ ○
5 × × × ○
正答:2


R6後期:子どもの保健⑱

R6後期 子どもの保健 問 18 
次のうち、ダウン症に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 21 番染色体が1本多い、先天的な異常のことである。 →〇
  2. 母親が 40 歳未満で出産する場合は発症しない。 →×
  3. 関節の可動域が、通常に比べて狭い。 →×
  4. 先天性心疾患、消化管疾患、内分泌疾患、眼科疾患、耳鼻科疾患、血液疾患など合併症が多い。 →〇

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ○
2 ○ × ○ ×
3 ○ × × ○ →〇
4 × ○ × ○
5 × ○ ○ ×
正答:3


R6後期:子どもの保健⑲

R6後期 子どもの保健 問 19 
次のうち、日本における母子保健サービスに関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 新生児マススクリーニングには、タンデムマス法が導入されている。 →〇
  2. 乳幼児健康診査における未受診児に関しては、週1回の定期的な状況確認調査が規定されている。 →×
  3. 未熟児養育医療制度の実施主体は都道府県である。 →×
  4. 発育性股関節形成不全の検査は、1歳6か月児健康診査で行う。 →×
  5. 母子健康手帳に掲載されている便色カードは、胆道閉鎖症等の早期発見のために用いられる。 →〇

(組み合わせ)
A B C D E
1 ○ ○ × × ○
2 ○ × × × ○ →〇
3 × ○ ○ ○ ×
4 × ○ × × ○
5 × × ○ ○ ×
正答:2


R6後期:子どもの保健⑳

R6後期 子どもの保健 問 20 
次のうち、保育所における健康診断に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 「児童福祉法」に基づき、入所時の健康診断と、少なくとも1年に2回の定期健康診断が義務づけられている。 →×
  2. 健康診断の内容は「学校保健安全法」の規定に準じて行われ、2023(令和5)年現在、寄生虫の有無は検査項目から削除されている。 →〇
  3. 嘱託医は、健康診断の結果に基づき母子健康手帳などに必要事項を記入し、保育の提供や停止等必要な手続きをとることに関して施設長に勧告する義務がある。 →〇
  4. 保育所における臨時の健康診断は、「学校保健安全法」に規定する健康診断に準じ、必要に応じて行う。 →〇

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ ○ ○ →〇
5 × ○ × ○
正答:4


R6前期:子どもの保健①

R6前期 子どもの保健 問1 次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」(2)「保育の目標」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
( A  →〇健康)、( B  →〇安全)など生活に必要な基本的な( C  →〇習慣)や( D  →〇態度)を養い、心身の( A )の基礎を培うこと。
(組み合わせ)
   A    B     C     D
1 活気  安全   習慣   態度
2 活気  安心  行動様式  姿勢
3 健康  安心  行動様式  姿勢
4 健康  安全   習慣   態度 →〇
5 健康  安全   習慣   姿勢
正当:4


R6前期:子どもの保健②

R6前期 子どもの保健 問2 次のうち、日本におけるこれまでと現在の母子保健に関する記述として、適切なものを一つ選びなさい。

  1. 母子保健は、妊娠・出産・育児という一連の時期にある母親のみを対象としている。 →×
  2. 現在行われている母子保健に関する様々なサービスや活動にかかわる法的根拠は、1937(昭和 12)年施行の「保健所法」である。 →×
  3. 母子保健施策の成果の一つとして、乳児死亡率の著しい減少があげられる。 →〇
  4. 現在の「母子保健法」には児童虐待防止に関する条文はない。 →×
  5. 妊産婦登録制度の発端となった法律は、「児童福祉法」である。 →×

正当:3


R6前期:子どもの保健③

R6前期 子どもの保健 問3 次のうち、児童虐待の発生予防・防止をねらいの一つとした制度等として、最もあてはまらないものを一つ選びなさい。
1 産後ケア事業 →〇
2 乳児家庭全戸訪問事業 →〇
3 要保護児童対策地域協議会 →〇
4 新生児スクリーニング検査 →×
5 地域子育て支援拠点事業 →〇
正当:4


R6前期:子どもの保健④

R6前期 子どもの保健 問4 次のうち、身体的発育に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 脳細胞の役割に情報伝達があるが、軸索の髄鞘化により脳細胞が成熟し、情報を正確に伝えるようになっても伝達の速さは変わらない。 →×
  2. 運動機能の発達には個人差があるが、一定の方向性と順序性をもって進む。 →〇
  3. 発育をうながすホルモンには、成長ホルモンのほか、甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモンなどがある。 →×
  4. 原始反射は、通常の子どもでは成長とともにほとんどみられなくなる。 →〇
  5. 出生時、頭蓋骨の縫合は完全ではなく、前方の骨の伱間を大泉門という。 →〇

正当:3 × ○ × ○ ○


R6前期:子どもの保健⑤

R6前期 子どもの保健 問5 次の【Ⅰ群】の脳の構造と【Ⅱ群】の機能を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A 前頭葉 →〇
B 側頭葉 →〇
C 延髄 →〇
D 小脳 →〇
【Ⅱ群】
ア 運動に関連する領域と精神に関連する領域に大別される。
イ 呼吸や循環などの生命維持に直接関与する部分である。
ウ 聴覚や嗅覚などの中枢、記憶の中枢、感覚性言語中枢を含んでいる。
エ 身体の姿勢や運動の制御、眼球運動に関係している。
(組み合わせ)
  A B C D
1 ア ウ イ エ →〇
2 ア ウ エ イ
3 イ ア ウ エ
4 ウ ア イ エ
5 ウ ア エ イ
正当:1


R6前期:子どもの保健⑥

R6前期 子どもの保健 問6 次のうち、乳幼児の排尿・排便の自立に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 新生児期の膀胱は未熟であり、1回の排尿量は少なく、排尿回数は1日5回程度である。 →×
  2. 尿がたまった感覚がある程度わかるようになるのは3歳頃である。 →×
  3. 生後6か月未満では、多くに1日2回以上の排便がある。 →〇
  4. 4歳以上では、ほとんどが便意を伴うようになり、排便が自立する。 →〇

正当:5 × × ○ ○


R6前期:子どもの保健⑦

R6前期 子どもの保健 問7 次のうち、乳幼児の健康診査に関する記述として、適切なものを一つ選びなさい。

  1. 乳幼児健康診査は、全て法律に基づき市区町村において定期健康診査として実施されている。 →×
  2. 「令和3年度地域保健・健康増進事業報告の概況」(令和5年3月 厚生労働省)によると、日本における乳幼児健康診査の受診率は、年月齢を問わず 70%前後である。 →×
  3. 乳幼児健康診査は疾病の異常や早期発見のために重要であり、必要に応じて、子育て支援対策が講じられる。 →〇
  4. 保育所では、入所時健康診断及び少なくとも1年に2回の定期健康診断を行うことと、「母子保健法」に定められている。 →×
  5. 保育所における定期健康診断や入所時健康診断は、定型的な業務なので実施後の評価は行わない。 →×

正当:3


R6前期:子どもの保健⑧

R6前期 子どもの保健 問8 次のうち、「保育所における感染症対策ガイドライン(2018 年改訂版)(2022(令和4)年 10月一部改訂)」(厚生労働省)の別添1「具体的な感染症と主な対策(特に注意すべき感染症)」にあげられている「RS ウイルス感染症」に関する記述として、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 生後6か月未満の乳児では重症な呼吸器症状を生じ、入院管理が必要となる場合も少なくない。 →〇
  2. 一度かかれば十分な免疫が得られるため、何度も罹患する可能性は低い。 →×
  3. 大人がかかると重症化することが多い。 →×
  4. 流行期には、0歳児と1歳児以上のクラスは互いに接触しないよう離しておき、互いの交流を制限する。 →〇

(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 A D →〇
4 B C
5 B D
正当:3


R6前期:子どもの保健⑨

R6前期 子どもの保健 問9 次のうち、感染症に関する記述として、不適切なものを一つ選びなさい。

  1. 水痘は、水痘・帯状疱疹ウイルスによっておこり、紅斑、水疱、膿疱、痂皮などいろいろな段階の発疹が混在していることが特徴である。 →〇
  2. インフルエンザは主に冬に流行し、肺炎、気管支炎、脳症などを合併することがある。 →〇
  3. 咽頭結膜熱は、エコー・ウイルスによっておこり、プールの水を介して感染することが多い。 →×
  4. 手足口病は、コクサッキー・ウイルス A16 型、A10 型、A6 型やエンテロウイルス 71 型等によっておこる水疱を伴う発疹性感染症で、回復期に爪が脱落することがある。 →〇
  5. 伝染性紅斑(りんご病)は、ヒトパルボウイルス B19 によっておこり、風邪症状に引き続いて両頬に紅斑が現れる。 →〇

正当:3


R6前期:子どもの保健⑩

R6前期 子どもの保健 問 10 次のうち、学校において予防すべき感染症に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 各感染症の出席停止の期間は、感染様式と疾患の特性を考慮して、人から人への感染力の程度を考えて算出している。 →〇
  2. 他人に容易に感染させる状態の期間は、集団の場を避け、感染症の拡大を防ぐ必要がある。 →〇
  3. 健康が回復するまで治療や休養の時間を確保することが必要である。 →〇
  4. 学校において予防すべき感染症は、「学校保健安全法施行規則」で定められている。 →〇

正当:1 ○ ○ ○ ○