子どもの食と栄養一覧

R1後:子どもの食と栄養②

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問2
次の文は、「平成29年国民健康・栄養調査」(厚生労働省)における子どもの食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「1-6歳」、「7-14歳」、「15-19歳」の3つの年齢階級別で乳類の摂取量(平均値)を比較すると、男女とも最も多いのは「7-14歳」である。 →〇
  2. 「1-6歳」における脂肪エネルギー比率(%)(平均値)は、男女とも20~30%の範囲内である。 →〇
  3. 「1-6歳」における炭水化物エネルギー比率(%)(平均値)は、男女とも55%を超えている。 →〇
  4. 「1-6歳」における食塩相当量(g/日)(平均値)は、3g以下である。 →×

正答:1○○○×


R1後:子どもの食と栄養③

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問3
次の文は、栄養素の消化に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 二糖類の麦芽糖は、マルターゼによって消化される。 →〇
  2. 食物繊維は、ヒトの消化酵素で消化されない食品中の難消化性成分の総体と定義される。 →〇
  3. 中性脂肪の消化は、主に小腸において膵液中のペプシンによって行われる。
  4. 糖類は、口腔内において唾液中のリパーゼによって部分的に消化される。

正答:1AB


R1後:子どもの食と栄養④

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問4
次の文は、「日本人の食事摂取基準(2015年版)」(厚生労働省)のエネルギー産生栄養素バランスに関する記述である。(A)~(C)にあてはまる数値の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

1歳以上を対象とした炭水化物(アルコール含む)、たんぱく質、脂質とそれらの構成成分が総エネルギー摂取量に占めるべき割合(目標量の範囲、%エネルギー)は、炭水化物(A 50~65)%、たんぱく質(B 13~20)%、脂質(C 20~30)%である。なお、アルコールはエネルギーを産生するが、必須栄養素でなく、摂取を勧める理由はない。
(組み合わせ)ABC

  1. 13~20 20~30 50~65
  2. 13~20 50~65 20~30
  3. 20~30 13~20 50~65
  4. 50~65 13~20 20~30 →〇
  5. 50~65 20~30 13~20

正答:4


R1後:子どもの食と栄養⑤

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問5
次の表は、6つの基礎食品群に関するものである。表中の(A)~(D)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

 

主な働き 主な栄養素 食品の例
1群 主に体を作るもとになる たんぱく質 魚、肉、卵、大豆・大豆製品
2群 カルシウム (A牛乳・乳製品、海藻、小魚
3群 主に体の調子を整えるもとになる (Bカロテン 緑黄色野菜
4群 (CビタミンC その他の野菜、果物
5群 主に体を動かすエネルギーのもとになる 糖質性エネルギー 米・パン・めん類
6群 (D脂肪性エネルギー 油脂

(組み合わせ)ABCD

  1. 牛乳・乳製品、海藻、小魚 ビタミンE カロテン 脂肪性エネルギー
  2. 牛乳・乳製品、海藻、小魚 ビタミンC カロテン ビタミンB1
  3. 牛乳・乳製品、海藻、小魚 カロテン ビタミンC 脂肪性エネルギー →〇
  4. いも類 カロテン ビタミンC 脂肪性エネルギー
  5. いも類 ビタミンC ビタミンE ビタミンB1

正答:3


R1後:子どもの食と栄養⑥

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問6
次の文は、調乳および人工乳に関する記述である。(A)~(D)にあてはまる数値および語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 無菌操作法の調乳の際には、一度沸騰させた後、(A →70)℃以上に保った湯を使用し、調乳後(B →2)時間以内に使用しなかった乳は廃棄する。
  • フォローアップミルクは、(C →鉄)を多く含んでいる。
  • アレルギー児用に用いられる人工乳として、(D →アミノ酸混合乳)がある。

(組み合わせ)ABCD

  1. 50 1 鉄 アミノ酸混合乳
  2. 50 2 鉄 無乳糖乳
  3. 70 1 亜鉛 無乳糖乳
  4. 70 1 亜鉛 アミノ酸混合乳
  5. 70 2 鉄 アミノ酸混合乳 →〇

正答:5


R1後:子どもの食と栄養⑦

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問7
次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年改定版:厚生労働省)に示されている「授乳等の支援のポイント」の一部である。(A)~(C)にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 特に(A →ウ出産後)から退院までの間は母親と子どもが終日、一緒にいられるように支援する。
  • 授乳を通して、母子・親子のスキンシップが図られるよう、しっかり(B →オ抱いて)、優しく声かけを行う等暖かいふれあいを重視した支援を行う。
  • (C →キ父親)等による授乳への支援が、母親に過度の負担を与えることのないよう、(C)等への情報提供を行う。

【語群】ア妊娠前 イ妊娠中 ウ出産後 エ寝かせて オ抱いて カ母親と父親 キ父親 や家族 ク祖父母
正答:5ウオキ


R1後:子どもの食と栄養⑧

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問8
次の文は、「平成27年度乳幼児栄養調査」(厚生労働省)における子ども(2~6歳)の朝食習慣に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 朝食を必ず食べる子どもの割合について、保護者の朝食習慣別にみると、保護者が朝食を「必ず食べる」と回答した場合は、朝食を必ず食べる子どもの割合が最も高い。 →〇
  2. 朝食を必ず食べる子どもの割合について、子どもの起床時刻別にみると、平日、休日とも「午前6時前」が最も高い。 →〇
  3. 朝食を必ず食べる子どもの割合について、朝食の共食状況別にみると、朝食を「家族そろって食べる」が最も高く、「一人で食べる」は最も低い。 →〇
  4. 毎日、朝食を「必ず食べる」と回答した子どもの割合は95%を超えている。 →×

正答:1○○○×


R1後:子どもの食と栄養⑨

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問9
次の文は、幼児期の発育・発達と食生活に関する記述である。(A)~(C)にあてはまる数値の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 「日本人の食事摂取基準(2015年版)」において、3~5歳男児の推定エネルギー必要量は(A →1300)kcal/日である。
  • 間食の適量は、通常1日の総エネルギー量の(B →10~20)%である。
  • 一般的に、(C →2~3)歳ごろまでに乳歯が生え揃う。

(組み合わせ)ABC

  1. 1300 10~20 2~3 →〇
  2. 1300 30~40 5~6
  3. 1800 10~20 2~3
  4. 1800 10~20 5~6
  5. 1800 30~40 5~6

正答:1


R1後:子どもの食と栄養⑩

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問10
次の文は、「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」(平成16年:厚生労働省)における「発育・発達過程に応じて育てたい“食べる力”」の一部である。学童期の内容として正しいものを一つ選びなさい。

  1. 食べたいもの、好きなものが増える
  2. 自分の食生活を振り返り、評価し、改善できる →〇
  3. おなかがすくリズムがもてる
  4. 食料の生産・流通から食卓までのプロセスがわかる
  5. 食に関わる活動を計画したり、積極的に参加したりすることができる

正答:2


R1後:子どもの食と栄養⑪

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問11
次の文は、「妊産婦のための食生活指針」(「健やか親子21」推進検討会報告書)(平成18年:厚生労働省)の一部である。(A)~(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 不足しがちなビタミン・ミネラルを、「(A) →副菜」でたっぷりと
  • 緑黄色野菜を積極的に食べて(B →葉酸)などを摂取しましょう
  • からだづくりの基礎となる「(C →主菜)」は適量を

(組み合わせ)ABC

  1. 主食 葉酸 主菜
  2. 副菜 鉄 主食
  3. 副菜 葉酸 主菜 →〇
  4. 主菜 鉄 副菜
  5. 主菜 葉酸 主食

正答:3


R1後:子どもの食と栄養⑫

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問12
次の文のうち、「食生活指針」(平成28年一部改正:文部科学省、厚生労働省、農林水産省)の一部として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 家族の団らんや人との交流を大切に、また、食事づくりに参加しましょう。 →〇
  2. 穀類を毎食とって、糖質からのエネルギー摂取を適正に保ちましょう。 →〇
  3. 脂肪の多い食品や料理をとりましょう。 →×
  4. 調理や保存を上手にして、食べ残しのない適量を心がけましょう。 →〇

正答:2○○×○


R1後:子どもの食と栄養⑬

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問13
次の【Ⅰ群】の食べ物と、【Ⅱ群】の日本の旬を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】

  1. 菜の花 →ア春
  2. さんま →ウ秋
  3. 大根 →エ冬
  4. きゅうり →イ夏

【Ⅱ群】
ア春 イ夏 ウ秋 エ冬(組み合わせ)
正答:2アウエイ


R1後:子どもの食と栄養⑭

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問14
次の文は、「第3次食育推進基本計画」(平成28年:農林水産省)における第1「食育の推進に関する施策についての基本的な方針」1.「重点課題」の一部である。(A)~(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • (A →若い世代)を中心とした食育の推進・多様な暮らしに対応した食育の推進
  • (B →健康寿命の延伸)につながる食育の推進・食の循環や環境を意識した食育の推進
  • (C →食文化の継承)に向けた食育の推進

(組み合わせ)ABC

  1. 若い世代 健康寿命の延伸 食文化の継承 →〇
  2. 若い世代 食料自給率の向上 食文化の継承
  3. 若い世代 食料自給率の向上 国際交流
  4. 高齢者 健康寿命の延伸 食文化の継承
  5. 高齢者 食料自給率の向上 国際交流

正答:1


R1後:子どもの食と栄養⑮

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問15
次のうち、「楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~」(平成16年:厚生労働省)にあげられている「食育の5項目」の一部として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 食と健康 →〇
  2. 料理と食 →〇
  3. いのちの育ちと食 →〇
  4. 伝統と食 →×

正答:1○○○×


R1後:子どもの食と栄養⑯

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問16
次の文は、「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」の2「食育の推進」の一部である。(A)~(D)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 保育所における食育は、健康な生活の基本としての「(A 食を営む力)」の育成に向け、その基礎を培うことを目標とすること。
  • 子どもが自らの感覚や体験を通して、(B 自然の恵み)としての食材や食の循環
  • 環境への意識、調理する人への感謝の気持ちが育つように、子どもと調理員等との関わりや、調理室など食に関わる保育環境に配慮すること。
  • 保護者や地域の多様な関係者との(C 連携及び協働)の下で、食に関する取組が進められること。
  • 体調不良、食物アレルギー、障害のある子どもなど、一人一人の子どもの心身の状態等に応じ、嘱託医、かかりつけ医等の(D 指示や協力)の下に適切に対応すること。

(組み合わせ)ABCD

  1. 連携及び協働 食を営む力 指示や協力 自然の恵み
  2. 連携及び協働 食を営む力 協議 指示や協力
  3. 連携及び協働 自然の恵み 協議 指示や協力
  4. 食を営む力 自然の恵み 指示や協力 連携及び協働
  5. 食を営む力 自然の恵み 連携及び協働 指示や協力 →〇

正答:5


R1後:子どもの食と栄養⑰

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問17
次の文は、「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」(厚生労働省)に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 表示のある食品は、消費期限などを確認し、購入する。
  2. 冷蔵庫内は、15℃以下に維持することが目安である。 →×
  3. 購入した肉・魚は、水分のもれがないように、ビニール袋などにそれぞれ分けて包み、持ち帰る。
  4. 残った食品は早く冷えるように浅い容器に小分けして保存する。
  5. 食中毒予防の三原則は、食中毒菌を「付けない、増やさない、やっつける(殺す)」である。

正答:2


R1後:子どもの食と栄養⑱

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問18
次の文のうち、「保育所における食事の提供ガイドライン」(平成24年:厚生労働省)における保育所における食事の提供の「評価のポイント」の一部として誤った記述を一つ選びなさい。

  1. 地域の保護者に対して、食育に関する支援ができているか
  2. 調理員や栄養士の役割が明確になっているか
  3. 乳幼児期の発育・発達に応じた食事の提供になっているか
  4. 子どもの食事環境や食事の提供の方法が適切
  5. 「食育の計画」は保育所における食事の提供に特化して作成しているか →×

正答:5


R1後:子どもの食と栄養⑲

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問19
次のうち、下痢をしている子どもへ提供する食事として最も不適切なものを一つ選びなさい。

  1. かゆ
  2. ごぼうの煮物 →×
  3. 豆腐すり流し
  4. 大根のやわらか煮
  5. 卵豆腐

正答:2


R1後:子どもの食と栄養⑳

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問20
次の文は、「食物アレルギーの栄養食事指導の手引き2017」(厚生労働科学研究班)の保育所・幼稚園・学校における対応に関する記述である。不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 食物アレルギーがあっても原則的には給食を提供する。 →〇
  2. 安全性を最優先に対応する。 →〇
  3. 食物アレルギー対応委員会などで組織的に対応する。 →〇
  4. 完全除去対応を原則とし、過度に複雑な対応は行わない。 →〇

正答:1○○○○


H31前:子どもの食と栄養①

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問1 
次の文は、栄養素の消化に関する記述である。(A )〜(D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 唾液に含まれる(A アミラーゼ)は、でんぷんを加水分解する酵素である。
  • 中性脂肪の消化は、主に膵液中の(B リパーゼ)の作用により小腸で行われる。
  • 二糖類の麦芽糖は、小腸粘膜において(C マルターゼ)によって分解される。このような消化を(D )消化という。

【語群】
ア ペプシン   イ アミラーゼ  ウ リパーゼ  エ 膜
オ マルターゼ  カ ラクターゼ  キ 腸     ク 粘液
正答:3 イ ウ オ エ


H31前:子どもの食と栄養②

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問2 
次の文は、ビタミンの生理機能に関する記述である。【Ⅰ群】のビタミンと【Ⅱ群】の内容を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】

  1. ビタミンK
  2. ビタミンD
  3. ビタミンC
  4. 葉酸

【Ⅱ群】
ア 小腸からのカルシウム吸収を促進し、欠乏すると小児ではくる病、成人では骨軟化症の発症リスクが高まる。 →ビタミンD
イ 皮膚や細胞のコラーゲンの合成に必須で、欠乏すると血管がもろくなる。 →ビタミンC
ウ 血液凝固因子の活性化に必要なビタミンで、母乳栄養児は欠乏に陥りやすい。 →ビタミンK
エ 受胎の前後に十分量を摂取すると、胎児の神経管閉鎖障害のリスクを低減できる。 →葉酸

正答:3 ウ ア イ エ


H31前:子どもの食と栄養③

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問3 
次の文は、糖質に関する記述である。(A )〜(C )にあてはまる数値および語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

糖質は主要なエネルギー源で、1g あたり(A 4)kcal のエネルギーを供給する。体内では単糖類として吸収され、肝臓に運ばれ、(B ブドウ糖)に変換される。エネルギー源として利用されなかった糖質は、グリコーゲンや(C 脂肪)として、体内に蓄積される。
(組み合わせ)
A B C

  1. 4 ブドウ糖 脂肪
  2. 4 乳糖 脂肪
  3. 7 ブドウ糖 たんぱく質
  4. 9 乳糖 たんぱく質
  5. 9 ブドウ糖 脂肪

正答:1


H31前:子どもの食と栄養④

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問4 
次の文は、日本の食をめぐる現状に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 平成 28 年度食料自給率(農林水産省)は、カロリーベースで 40%以下である。
  2. 日本型食生活は、ごはんを中心に多様な副食などを組み合わせることができるため、栄養バランスに優れている。
  3. 中食とは、家庭内で手づくりされた料理を食べることをいう。 →×
  4. 日本の食生活は飽食の時代といわれ、大量の食品を廃棄している。
  5. 遺伝子組換え食品とは、他の生物から有用な性質を持つ遺伝子を取り出し、その性質を持たせたい植物などに組み込む技術を利用して作られた食品であり、農作物や食品添加物に利用されている。

正答:3


H31前:子どもの食と栄養⑤

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問5
 次の文は、「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」の栄養素の指標の目的と種類に関する記述である。(A )〜(D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

〈目的〉 〈種類〉
摂取不足の回避 推定平均必要量、(A 推奨量

*これらを推定できない場合の代替指標:(B 目安量

過剰摂取による健康障害の回避 (C 耐容上限量
生活習慣病の予防 (D 目標量

(組み合わせ)
A B C D

  1. 推奨量 目標量 耐容上限量 目安量
  2. 推奨量 目安量 耐容上限量 目標量
  3. 目安量 推奨量 耐容上限量 目標量
  4. 耐容上限量 目標量 推奨量 目安量
  5. 耐容上限量 目安量 目標量 推奨量

正答:2


H31前:子どもの食と栄養⑥

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問6
 次の図は、野菜の切り方を表している。図中の(A )〜(E )にあてはまる切り方の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 (組み合わせ)

A B C D E

  1. せん切り 小口切り くし形切り 輪切り みじん切り
  2. せん切り みじん切り 小口切り 輪切り くし形切り
  3. せん切り みじん切り くし形切り 小口切り 輪切り →〇
  4. 小口切り みじん切り せん切り 輪切り くし形切り
  5. くし形切り みじん切り せん切り 小口切り 輪切り

正答:3


H31前:子どもの食と栄養⑦

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問7 
次の文は、「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)における離乳期に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 離乳食の開始時期は、「6か月」と回答した者の割合が最も高かった。
  2. 離乳食の開始の目安は、「月齢」と回答した者の割合が最も高かった。
  3. 離乳食の完了時期は、「13 〜 15 か月」と回答した者の割合が最も高かった。
  4. 離乳食について困ったことは、「特にない」と回答した者の割合が最も高かった。 →×
  5. 離乳食について学んだ場所(人)としては、「保健所・市町村保健センター」と回答した者の割合が最も高かった。

正答:4


H31前:子どもの食と栄養⑧

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問8 
次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成 19 年:厚生労働省)Ⅱ「離乳編」の「離乳の進め方」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 離乳が進むにつれて、卵は卵白(固ゆで)から全卵へ進めていく。 →×
  2. 離乳開始の発達の目安として、つかまり立ちがあげられる。 →×
  3. 離乳の開始前に果汁を与えることについては、栄養学的な意義は認められていない。 →〇
  4. 食事の量の評価は、成長の経過で評価する。 →〇

正答:4 × × ○ ○


H31前:子どもの食と栄養⑨

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問9 
次の図は、「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)における「現在子どもの食事で困っていること」(回答者:2〜6歳児の保護者)である。図中の(A )〜(D )にあてはまらないものを一つ選びなさい。

【図】

  1. 偏食する
  2. むら食い
  3. 遊び食べをする
  4. 食べるのに時間がかかる
  5. 作るのが負担、大変 →×

正答:5


H31前:子どもの食と栄養⑩

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 10 
次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成 19 年:厚生労働省)Ⅰ「授乳編」の「母乳育児の支援を進めるポイント」の一部である。正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. すべての妊婦さんやその家族とよく話し合いながら、母乳で育てる意義とその方法を教えましょう。 →〇
  2. 出産後はできるだけ早く、母子がふれあって母乳を飲めるように、支援しましょう。 →〇
  3. 授乳時以外は、母親と赤ちゃんが別室にいられるように、支援しましょう。 →×
  4. 母親が飲ませたいときだけ、母乳を飲ませられるように、支援しましょう。 →×

正答:2 ○ ○ × ×


H31前:子どもの食と栄養⑪

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 11 
次の文は、学童期の心身の特徴と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 乳歯の永久歯への生えかわりは、9歳頃から始まる。 →×
  2. 生活の夜型化は、朝食の欠食につながりやすい。 →〇
  3. 学童期は、成長に不可欠なカルシウムや鉄の摂取に留意する。 →〇
  4. 学童期の肥満は、成人期の肥満に移行しにくい。 →×

正答:4 × ○ ○ ×