子どもの食と栄養一覧

H31前:子どもの食と栄養②

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問2 
次の文は、ビタミンの生理機能に関する記述である。【Ⅰ群】のビタミンと【Ⅱ群】の内容を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】

  1. ビタミンK
  2. ビタミンD
  3. ビタミンC
  4. 葉酸

【Ⅱ群】
ア 小腸からのカルシウム吸収を促進し、欠乏すると小児ではくる病、成人では骨軟化症の発症リスクが高まる。 →ビタミンD
イ 皮膚や細胞のコラーゲンの合成に必須で、欠乏すると血管がもろくなる。 →ビタミンC
ウ 血液凝固因子の活性化に必要なビタミンで、母乳栄養児は欠乏に陥りやすい。 →ビタミンK
エ 受胎の前後に十分量を摂取すると、胎児の神経管閉鎖障害のリスクを低減できる。 →葉酸

正答:3 ウ ア イ エ


H31前:子どもの食と栄養③

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問3 
次の文は、糖質に関する記述である。(A )〜(C )にあてはまる数値および語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

糖質は主要なエネルギー源で、1g あたり(A 4)kcal のエネルギーを供給する。体内では単糖類として吸収され、肝臓に運ばれ、(B ブドウ糖)に変換される。エネルギー源として利用されなかった糖質は、グリコーゲンや(C 脂肪)として、体内に蓄積される。
(組み合わせ)
A B C

  1. 4 ブドウ糖 脂肪
  2. 4 乳糖 脂肪
  3. 7 ブドウ糖 たんぱく質
  4. 9 乳糖 たんぱく質
  5. 9 ブドウ糖 脂肪

正答:1


H31前:子どもの食と栄養④

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問4 
次の文は、日本の食をめぐる現状に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 平成 28 年度食料自給率(農林水産省)は、カロリーベースで 40%以下である。
  2. 日本型食生活は、ごはんを中心に多様な副食などを組み合わせることができるため、栄養バランスに優れている。
  3. 中食とは、家庭内で手づくりされた料理を食べることをいう。 →×
  4. 日本の食生活は飽食の時代といわれ、大量の食品を廃棄している。
  5. 遺伝子組換え食品とは、他の生物から有用な性質を持つ遺伝子を取り出し、その性質を持たせたい植物などに組み込む技術を利用して作られた食品であり、農作物や食品添加物に利用されている。

正答:3


H31前:子どもの食と栄養⑤

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問5
 次の文は、「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」の栄養素の指標の目的と種類に関する記述である。(A )〜(D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

〈目的〉 〈種類〉
摂取不足の回避 推定平均必要量、(A 推奨量

*これらを推定できない場合の代替指標:(B 目安量

過剰摂取による健康障害の回避 (C 耐容上限量
生活習慣病の予防 (D 目標量

(組み合わせ)
A B C D

  1. 推奨量 目標量 耐容上限量 目安量
  2. 推奨量 目安量 耐容上限量 目標量
  3. 目安量 推奨量 耐容上限量 目標量
  4. 耐容上限量 目標量 推奨量 目安量
  5. 耐容上限量 目安量 目標量 推奨量

正答:2


H31前:子どもの食と栄養⑥

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問6
 次の図は、野菜の切り方を表している。図中の(A )〜(E )にあてはまる切り方の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 (組み合わせ)

A B C D E

  1. せん切り 小口切り くし形切り 輪切り みじん切り
  2. せん切り みじん切り 小口切り 輪切り くし形切り
  3. せん切り みじん切り くし形切り 小口切り 輪切り →〇
  4. 小口切り みじん切り せん切り 輪切り くし形切り
  5. くし形切り みじん切り せん切り 小口切り 輪切り

正答:3


H31前:子どもの食と栄養⑦

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問7 
次の文は、「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)における離乳期に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 離乳食の開始時期は、「6か月」と回答した者の割合が最も高かった。
  2. 離乳食の開始の目安は、「月齢」と回答した者の割合が最も高かった。
  3. 離乳食の完了時期は、「13 〜 15 か月」と回答した者の割合が最も高かった。
  4. 離乳食について困ったことは、「特にない」と回答した者の割合が最も高かった。 →×
  5. 離乳食について学んだ場所(人)としては、「保健所・市町村保健センター」と回答した者の割合が最も高かった。

正答:4


H31前:子どもの食と栄養⑧

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問8 
次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成 19 年:厚生労働省)Ⅱ「離乳編」の「離乳の進め方」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 離乳が進むにつれて、卵は卵白(固ゆで)から全卵へ進めていく。 →×
  2. 離乳開始の発達の目安として、つかまり立ちがあげられる。 →×
  3. 離乳の開始前に果汁を与えることについては、栄養学的な意義は認められていない。 →〇
  4. 食事の量の評価は、成長の経過で評価する。 →〇

正答:4 × × ○ ○


H31前:子どもの食と栄養⑨

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問9 
次の図は、「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)における「現在子どもの食事で困っていること」(回答者:2〜6歳児の保護者)である。図中の(A )〜(D )にあてはまらないものを一つ選びなさい。

【図】

  1. 偏食する
  2. むら食い
  3. 遊び食べをする
  4. 食べるのに時間がかかる
  5. 作るのが負担、大変 →×

正答:5


H31前:子どもの食と栄養⑩

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 10 
次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成 19 年:厚生労働省)Ⅰ「授乳編」の「母乳育児の支援を進めるポイント」の一部である。正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. すべての妊婦さんやその家族とよく話し合いながら、母乳で育てる意義とその方法を教えましょう。 →〇
  2. 出産後はできるだけ早く、母子がふれあって母乳を飲めるように、支援しましょう。 →〇
  3. 授乳時以外は、母親と赤ちゃんが別室にいられるように、支援しましょう。 →×
  4. 母親が飲ませたいときだけ、母乳を飲ませられるように、支援しましょう。 →×

正答:2 ○ ○ × ×


H31前:子どもの食と栄養⑪

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 11 
次の文は、学童期の心身の特徴と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 乳歯の永久歯への生えかわりは、9歳頃から始まる。 →×
  2. 生活の夜型化は、朝食の欠食につながりやすい。 →〇
  3. 学童期は、成長に不可欠なカルシウムや鉄の摂取に留意する。 →〇
  4. 学童期の肥満は、成人期の肥満に移行しにくい。 →×

正答:4 × ○ ○ ×


H31前:子どもの食と栄養⑫

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 12
 次の文は、「平成 28 年国民健康・栄養調査」(厚生労働省)における 20 〜 29 歳の男性の食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 肥満者(BMIF25kg/m2)の割合は、成人男女の年齢層の中で最も高い。 →×
  2. 朝食の欠食率は、成人男性の中で最も高い。 →〇
  3. 野菜摂取量の平均値は、成人男性の中で最も低い。 →〇
  4. 1日の歩数の平均値は、成人男女の年齢層の中で最も高い。 →〇

正答:3 × ○ ○ ○


H31前:子どもの食と栄養⑬

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 13
 次の文は、「妊産婦のための食生活指針」(「健やか親子 21」推進検討会報告書)(平成 18 年:厚生労働省)の一部である。誤ったものを一つ選びなさい。

  1.  妊娠したら、健康なからだづくりを →×
  2. お母さんと赤ちゃんの健やかな毎日は、からだと心にゆとりのある生活から生まれます
  3. 母乳育児も、バランスのよい食生活のなかで
  4. たばことお酒の害から赤ちゃんを守りましょう
  5. からだづくりの基礎となる「主菜」は適量を

正答:1


H31前:子どもの食と栄養⑭

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 14 
次の文は、人工乳および調乳法に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 乳児院や病院など多人数の乳児を対象として、数回分のミルクをまとめて調製する方法を無菌操作法という。 →×
  2. アミノ酸混合乳は、重篤なアレルギー児用の人工乳である。 →〇
  3. フォローアップミルクの使用開始月齢は、生後6か月である。 →×
  4. ペプチドミルクは、たんぱく質を分子量の小さいペプチドに酵素分解したものである。 →〇

正答:4 × ○ × ○


H31前:子どもの食と栄養⑮

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 15 
次の文は、「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)における授乳期の栄養方法に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 10 年前に比べ、授乳期の栄養方法は、母乳栄養の割合が増加した。 →〇
  2. 母乳を与えている割合は、混合栄養も含めると生後3か月で約 90%であった。 →〇
  3. 「出産後1年未満に働いていた者」の母乳栄養の割合は、10 年前に比べて減少した。 →×
  4. 授乳について困ったこと(総数)は、「母乳が足りているかどうかわからない」が最も高かった。 →〇

正答:2 ○ ○ × ○


H31前:子どもの食と栄養⑯

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 16 
次の文のうち、「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」の2「食育の推進」の一部として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 食事の提供を含む食育計画を全体的な計画に基づいて作成し、その評価及び改善に努めること。 →〇
  2. 保育所における食育は、健康な生活の基本としての「生きる力 →×食を営む力」の育成に向け、その基礎を培うことを目標とすること。 →×
  3. 栄養士が配置されている場合は、専門性を生かした対応を図ること。 →〇
  4. 子どもと調理員等との関わりや、調理室など食に関わる保育環境に配慮すること。 →〇

正答:3 ○ × ○ ○


H31前:子どもの食と栄養⑰

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 17 
次の文は、「児童福祉施設における食事の提供ガイド」(平成 22 年:厚生労働省)の「調理実習(体験)等における食中毒予防のための衛生管理の留意点」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 実習の献立については、年齢、発達段階に応じた構成とし、衛生管理の観点からも、十分な加熱を基本とし、容易に加熱できる献立とすることが望ましい。 →〇
  2. 衛生管理については、調理前の手洗いのみを確認すればよい。 →×
  3. 加熱をする場合には十分に行い、中心温度計で、計測、確認、記録を行う。 →〇
  4. 加熱調理後は、すみやかに(2時間以内)喫食をすることを徹底する。 →〇

正答:2 ○ × ○ ○


H31前:子どもの食と栄養⑱

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 18 
次の文は、疾病および体調不良の子どもへの食事の留意点に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 消化のよいものを与えるとよい。
  2. 野菜スープの上ずみ、みそ汁の上ずみ、重湯などは消化管に対する負担が少ない。
  3. 肉類は、脂肪の多い牛肉が適している。 →×
  4. 脱水症を予防するために、水分を補給する。
  5. 嘔吐がある場合には、様子を見ながら母乳は与えてよい。

正答:3


H31前:子どもの食と栄養⑲

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 19 
次の文は、子どもの食物アレルギーに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 食物アレルギーの有症率は、乳児期が最も低く加齢とともに増加する。 →×
  2. 乳児の食物アレルギーの新規発症の主要原因物質は、鶏卵、牛乳、大豆である。 →×
  3. 乳幼児期に食物アレルギーを発症した子どもは、その後、ぜん息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などを高頻度に発症する、いわゆるアレルギーマーチをたどるリスクが高いといわれている。 →〇
  4. 栄養食事指導のポイントの一つとして、必要最小限の食物除去(アレルゲン除去)がある。 →〇

正答:5 × × ○ ○


H31前:子どもの食と栄養⑳

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 20 
次の文は、幼児期の間食に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 幼児は胃の容量が小さく消化機能も未熟であり、間食は1日3回の食事では摂りきれないエネルギーや栄養素を補う役割がある。 →〇
  2. 幼児期の間食の量は、1日の摂取エネルギーの 30 〜 40%を目安とするとよい。 →×
  3. 「授乳・離乳の支援ガイド」(平成 19 年:厚生労働省)では、「菓子類・嗜好飲料」は、離乳期を完了してから与えるのが望ましいとされている。 →〇
  4. 「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)のむし歯の有無別に間食の与え方をみると、「甘いものは少なくしている」と回答した者の割合は、「むし歯なし」に多くみられた。 →〇

正答:2 ○ × ○ ○


H30後:子どもの食と栄養①

平成30年度後期試験 子どもの食と栄養 問1
 次の文は、子どもの食生活の現状と課題に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「孤食」は、食事を一人で食べることをいう。 →〇
  2. 「個食」は、家族が同じ食卓についても別々のものを食べることをいう。 →〇
  3. 「固食」は、固いものばかり食べることをいう。 →×
  4. 「粉食」は、パン・麺など粉から作られたものばかり食べることをいう。 →〇
  5. 「子食」は、保護者が食べさせることをいう。 →×

正答:2 ○ ○ × ○ ×


H30後:子どもの食と栄養②

平成30年度後期試験 子どもの食と栄養 問2
 次の【Ⅰ群】のミネラルの種類と【Ⅱ群】の主な供給源を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】

  1. カルシウム →牛乳
  2.  →レバー
  3. ナトリウム →食塩

【Ⅱ群】
ア レバー
イ 牛乳
ウ 食塩

正答:3 イ ア ウ


H30後:子どもの食と栄養③

平成30年度後期試験 子どもの食と栄養 問3
 次の文は、たんぱく質に関する記述である。(A )〜(D )にあてはまる語句および数値の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • たんぱく質は、脂質や糖質と異なり、炭素、酸素、水素のほか、(A 窒素)を一定量含むことを特徴としている。
  • たんぱく質を構成するアミノ酸のうち、食事から摂取しなければならないアミノ酸を(B 必須アミノ酸)という。
  • 摂取した食品中のたんぱく質は、(C )で最初の消化作用を受ける。
  • たんぱく質は1g あたり、約(D 4)kcal のエネルギーを生じる。

(組み合わせ)
A B C D

  1. 窒素 必須アミノ酸 小腸 4
  2. 窒素 必須アミノ酸 胃 4
  3. 塩素 非必須アミノ酸 小腸 4
  4. 窒素 非必須アミノ酸 胃 9
  5. 塩素 非必須アミノ酸 胃 9

正答:2


H30後:子どもの食と栄養④

平成30年度後期試験 子どもの食と栄養 問4
 次の文は、脂質および脂肪酸に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 飽和脂肪酸は、バター、牛脂、豚脂などの動物性食品の油脂に多く含まれる。 →〇
  2. 不飽和脂肪酸は、細胞膜の構成成分となる。 →〇
  3. コレステロールは、性ホルモンやステロイドホルモンの材料になる。 →〇
  4. トランス脂肪酸は、マーガリン、ショートニング等に含まれている。 →〇
  5. 食品に含まれる脂質の大部分は複合脂質である。 →×

正答:5


H30後:子どもの食と栄養⑤

平成30年度後期試験 子どもの食と栄養 問5 次の文は、「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 平成 27(2015)年度から平成 31(2019)年度の5年間に使用するものである。 →〇
  2. 「健康増進法」に基づき、国民の健康の保持・増進、生活習慣病の予防のために参照するエネルギー及び栄養素の摂取量の基準を示すものである。 →〇
  3. 健康な個人並びに健康な人を中心とした集団を対象とし、高血圧、脂質異常、高血糖、腎機能低下に関して保健指導レベルにある者までを含む。 →〇
  4. 年齢区分は1〜 19 歳を小児、20 歳以上を成人とする。 →×
  5. エネルギー収支バランスの維持を示す指標として、体格(BMI:body mass index)が採用されている。 →〇

正答:4


H30後:子どもの食と栄養⑥

平成30年度後期試験 子どもの食と栄養 問6
 次の文は、献立作成・調理の基本に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 主食は、肉、魚、卵、大豆および大豆製品などを主材料とするたんぱく質を多く含む料理が含まれる。 →×
  2. 主菜には、ごはん、パン、麺、パスタなどを主材料とする料理が含まれる。 →×
  3. 副菜は、野菜、いも、豆類(大豆を除く)、きのこ、海藻などを主材料とする料理が含まれる。 →〇
  4. 食品の消費期限とは、期限を過ぎたら食べないほうがよい期限である。 →〇
  5. 食品の賞味期限とは、おいしく食べることができる期限であり、この時期を過ぎるとすぐに食べられないということではない。 →〇

正答:4 × × ○ ○ ○


H30後:子どもの食と栄養⑦

平成30年度後期試験 子どもの食と栄養 問7
 次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成 19 年:厚生労働省)に示されている離乳食の進め方に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 離乳の開始では、アレルギーの心配の少ないおかゆ(米)から始める。 →〇
  2. 調味について、離乳の開始頃は調味料は必要ない。 →〇
  3. はちみつは、乳児ボツリヌス症予防のため、満1歳までは使わない。 →〇
  4. 卵は卵白(固ゆで)から始め、その後全卵を与える。 →×
  5. 魚は白身魚から赤身魚、青皮魚へと進めていく。 →〇

正答:4


H30後:子どもの食と栄養⑧

平成30年度後期試験 子どもの食と栄養 問8
 次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成 19 年:厚生労働省)Ⅱ「離乳編」に示されている咀しゃく機能の発達の目安に関する記述である。【Ⅰ群】の月齢と【Ⅱ群】の咀しゃく機能の発達を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】

  1. 5、6か月頃(離乳食の開始) →エ
  2. 7、8か月頃 →イ
  3. 9〜 11 か月頃 →ウ
  4. 12 〜 18 か月頃 →ア

【Ⅱ群】
ア 口へ詰め込みすぎたり、食べこぼしたりしながら、一口量を覚える。
イ 口の前の方を使って、食べ物を取り込み、舌と上あごでつぶしていく動きを覚える。
ウ 舌と上あごでつぶせないものを、歯ぐきの上でつぶすことを覚える。
エ 口に入った食べ物を、えん下(飲み込む)反射が出る位置まで送ることを覚える。

正答:5 エ イ ウ ア


H30後:子どもの食と栄養⑨

平成30年度後期試験 子どもの食と栄養 問9
 次の文は、「平成 27 年度乳幼児栄養調査」(厚生労働省)における幼児期(2歳〜6歳)の食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「現在子どもの食事について困っていること」で、「遊び食べをする」が最も高率でみられるのは2歳〜3歳未満である。 →〇
  2. 「現在子どもの食事について困っていること」で、「むら食い」と回答した者は、子どもの年齢が高くなるにつれて増加する。 →×
  3. 「子どもの主要食物の摂取頻度」で、野菜を毎日2回以上食べる子どもは、5人に1人となっている。 →×
  4. 「子どもの食事で特に気をつけていること」で、最も高率でみられるのが「栄養バランス」である。 →〇

正答:3 ○ × × ○


H30後:子どもの食と栄養⑩

平成30年度後期試験 子どもの食と栄養 問 10
 次の文は、幼児期の栄養と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 幼児期は成長の時期であるため、良質なたんぱく質摂取のために植物性たんぱく質のみをとるとよい。 →×
  2. 幼児期は消化吸収機能が未熟であり、3回の食事だけでは必要な栄養量を満たすことが難しいため、間食でエネルギーや栄養素、水分を補給する必要がある。 →〇
  3. 体重1kg あたりのエネルギー必要量は、幼児期の方が成人よりも多い。 →〇
  4. 幼児期の間食の量は、通常1日のエネルギー摂取量の 40%前後を目指すとよい。 →×

正答:4 × ○ ○ ×


H30後:子どもの食と栄養⑪

平成30年度後期試験 子どもの食と栄養 問11
 次の文は、「食に関する指導の手引―第1次改訂版―」(平成22年:文部科学省)に示されている「食に関する指導の目標」の一部である。誤ったものを一つ選びなさい。

  1. 食事の重要性、食事の喜び、楽しさを理解する。 →〇
  2. 食事のマナーや食事を通じた人間関係形成能力を身に付ける。 →〇
  3. 正しい知識・情報に基づいて、食物の品質及び安全性等について自ら判断できる能力を身に付ける。 →〇
  4. 食物を大事にし、食物の生産等にかかわる人々へ感謝する心をもつ。 →〇
  5. おいしく、楽しく食べることで「生きる力」の基礎を培う。 →×

正答:5