社会福祉一覧

R4前期:社会福祉⑫

R4前期 社会福祉 問 12
 次の文は、コノプカ(Konopka, G.)のグループワークの定義である。( A )~( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
グループワークは、( A  イ 意図的)なグループ経験を通じて、( B  ウ 個人)の社会的に機能する力を高め、また個人、集団、地域社会の諸問題に、より効率的に、より( C カ 効果的 )に対処しうるよう、人々を援助するものである。
【語群】
ア 自発的  イ 意図的  ウ 個人  エ 集団  オ 弾力的  カ 効果的
(組み合わせ)
A B C
1 ア ウ オ
2 ア エ イ
3 イ ウ カ →〇
4 イ エ カ
5 カ ウ オ
正答:3


R4前期:社会福祉⑬

R4前期 社会福祉 問 13
 次のうち、相談援助の方法・技術等に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. アドボカシーとは、行政や議会などに個人や集団、地域住民の福祉ニーズに適合するような社会福祉制度やサービスの改善、整備、創設等を促す方法である。 →×
  2. アウトリーチとは、地域の関係機関・施設や関係者等が相互に連携するネットワークづくりを行う方法である。 →×
  3. ケアマネジメントとは、社会福祉サービスが効果的に機能するために、社会福祉施設や機関の合理的・効果的な管理運営方法やサービス提供方法の開発を行うことをいう。 →×

正答:5 × × ×


R4前期:社会福祉⑭

R4前期 社会福祉 問 14
 次のうち、ケアカンファレンスを開催するにあたって留意すべき点として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 事実確認として、いつ、どこで、誰が、誰に、何を、どの程度、どの頻度で起きているのか、問題の発生状況の事実と関係者の推察を区別し、正確に状況を確認する。 →〇
  2. 状況を悪化させていることに関連のある否定的な事柄の有無を確認する。 →〇
  3. 良好な事柄として利用者の資質、家族の資質、関係者の協力、問題解決の実績について確認する。 →〇
  4. 利用者の特徴、家族の特徴、問題が発生している場面での交流・対処パターンを理解し、数年後の利用者と家族の生活まで想定して、支援目標を検討していく。 →〇

正答:1 ○ ○ ○ ○


R4前期:社会福祉⑮

R4前期 社会福祉 問 15
 次のうち、ソーシャルワークの理論に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. パールマン(Perlman, H.H.)は、「状況の中の人」という視点から、心理社会的アプローチを確立した。 →×
  2. ホリス(Hollis, F.)は、診断主義アプローチと機能主義アプローチを折衷し、問題解決アプローチを示した。 →×
  3. ジャーメイン(Germain, C.B.)とギッターマン(Gitterman, A.)は、利用者の適応能力の向上と利用者を取り巻く環境の改善を行い、生活の変容を試みるエコロジカルアプローチを体系化した。 →〇

正答:5 × × ○


R4前期:社会福祉⑯

R4前期 社会福祉 問 16
 次のうち、福祉サービス第三者評価事業に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 児童養護施設等の社会的養護関係施設については、福祉サービス第三者評価を受けることが義務付けられている。 →〇
  2. 福祉サービス第三者評価事業の普及促進等は、国の責務となっている。 →〇
  3. 福祉サービス第三者評価を受けた結果は、市町村が公表することになっている。 →×
  4. 福祉サービス第三者評価事業とは、公正・中立な福祉事務所が専門的・客観的立場から福祉サービスについて評価を行う仕組みのことである。 →×

正答:2 ○ ○ × ×


R4前期:社会福祉⑰

R4前期 社会福祉 問 17
 次のうち、福祉サービス利用援助事業(日常生活自立支援事業)に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「社会福祉法」によって定められている。 →〇
  2. 第1種社会福祉事業として位置づけられている。 →×
  3. 事業の実施主体は、都道府県と指定都市の社会福祉協議会である。 →〇
  4. 利用にあたっては、利用希望者が住所地の福祉事務所に申し込むことになっている。 →×

正答:2 ○ × ○ ×


R4前期:社会福祉⑱

R4前期 社会福祉 問 18
 次の文は、「障害者基本法」第3条の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 全て障害者は、社会を構成する一員として( A  社会、経済、文化)その他あらゆる分野の活動に参加する機会が確保されること。
  • 全て障害者は、可能な限り、どこで誰と生活するかについての( B 選択の機会 )が確保され、地域社会において他の人々と共生することを妨げられないこと。
  • 全て障害者は、可能な限り、言語(手話を含む。)その他の( C 意思疎通 )のための手段についての選択の機会が確保されるとともに、情報の取得又は利用のための手段についての選択の機会の拡大が図られること。

(組み合わせ)
    A        B      C
1 生活、経営、環境  決定の機会  伝達方法
2 地域、金融、文明  先決の機会  情報伝達
3 労働、政治、教育   自己決定   意見表明
4 社会、経済、文化  選択の機会  意思疎通 →〇
5 集団、営利、風習  選択の自由  相互理解
正答:4


R4前期:社会福祉⑲

R4前期 社会福祉 問 19
 次のセンター名と、このことが定められている法律名の組み合わせとして、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
<センター名>            <法律名>
A 児童発達支援センター ――――――― 「児童福祉法」 →〇
B 基幹相談支援センター ――――――― 「介護保険法」 →×
C 障害者就業・生活支援センター ――― 「身体障害者福祉法」 →×
D 精神保健福祉センター ――――――― 「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」 →〇
正答:1 ○ × × ○


R4前期:社会福祉⑳

R4前期 社会福祉 問 20
 次の会議名と、このことが定められている法律名の組み合わせとして、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
<会議名>          <法律名>
A 高齢社会対策会議 ――――― 「老人福祉法」 →×
B 子ども・子育て会議 ―――― 「子ども・子育て支援法」 →〇
C 子どもの貧困対策会議 ――― 「子ども・若者育成支援推進法」 →×
D 少子化社会対策会議 ―――― 「少子化社会対策基本法」 →〇
正答:5 × ○ × ○


R3後期:社会福祉①

R3後 社会福祉 問1
 次の文は、国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)によるソーシャルワーク(専門職)のグローバル定義(2014 年)の日本語定義の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
ソーシャルワークは、社会変革と( A  →〇ウ 社会開発)、社会的結束、および人々の( B  →〇エ エンパワメント)と解放を促進する、実践に基づいた専門職であり学問である。( C  →〇カ 社会正義)、人権、集団的責任、および多様性尊重の諸原理は、ソーシャルワークの中核をなす。
【語群】
ア 民族固有の知  イ ストレングス  ウ 社会開発  エ エンパワメント
オ 自由      カ 社会正義
(組み合わせ)
A B C
1 ア エ オ
2 イ ウ エ
3 イ ウ オ
4 ウ エ カ →〇
5 ウ オ カ
正答:4


R3後期:社会福祉②

R3後 社会福祉 問2
 次の文のうち、「ニッポン一億総活躍プラン」(平成 28 年 厚生労働省)に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 分野を超えた地域生活支援の方法として、地域包括ケアシステムの構築が目指されている。 →〇
  2. 消費型、保護型の社会保障制度の必要性がいわれている。 →×
  3. 住民による地域づくりが強調されており、住民と行政との協働については考えられていない。 →×

正答:3 ○ × ×


R3後期:社会福祉③

R3後 社会福祉 問3
 次の文のうち、自立に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 父または母と生計を同じくしていない児童が育成される家庭の生活安定と自立促進への寄与と児童の福祉増進のために、18 歳未満の児童等を養育する家庭に児童扶養手当が支給される。
  2. 児童養護施設は保護者のいない児童(乳児を除く、ただし、安定した生活環境の確保その他の理由により特に必要のある場合には、乳児を含む。)、虐待されている児童その他環境上養育を要する児童を入所させて、これを保護するとされており、自立のための援助、自立支援を目的とする施設とは規定されていない。
  3. 生活保護法では、すべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的としている。

(組み合わせ)
A B C
1 ○ ○ ×
2 ○ × ○
3 × ○ ○
4 × ○ ×
5 × × ○
正答:全 選択肢Aに明確さを欠いた表現があるため、受験者全員を正解とします。


R3後期:社会福祉④

R3後 社会福祉 問4
 次の文は、イギリスの福祉政策等である。年代の古い順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 『社会保険および関連サービス』(通称『ベヴァリッジ報告:Beveridge Report』)の提出 →〇
  2. 慈善組織(化)協会(COS)の設立 →〇
  3. 「救貧法」(Poor Law)の制定 →〇

(組み合わせ)
1 A→C→B
2 B→A→C
3 B→C→A
4 C→A→B
5 C→B→A →〇
正答:5


R3後期:社会福祉⑤

R3後 社会福祉 問5
 次の文は、「児童福祉法」第 18 条の4の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
この法律で保育士とは(中略)登録を受け、保育士の名称を用いて、( A  →〇カ 専門的知識及び技術をもつて)、児童の保育及び( B  →〇エ 児童の保護者)に対する( C  →〇オ 保育)に関する指導を行うことを業とする者をいう。
【語群】
ア 子育て  イ 社会的養護  ウ 専門職   エ 児童の保護者
オ 保育   カ 専門的知識及び技術をもつて
(組み合わせ)
A B C
1 ア ウ エ
2 ア ウ オ
3 ウ イ オ
4 カ イ オ
5 カ エ オ →〇
正答:5


R3後期:社会福祉⑥

R3後 社会福祉 問6
 次のうち、「母子及び父子並びに寡婦福祉法」に定められている事業として、正しいものを○、誤っているものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 母子家庭日常生活支援事業 →〇
  2. 父子家庭日常生活支援事業 →〇
  3. 母子家庭就業支援事業等 →〇
  4. 父子福祉資金の貸付け →〇
  5. 母子福祉資金の貸付け →〇

正答:1 ○ ○ ○ ○ ○


R3後期:社会福祉⑦

R3後 社会福祉 問7
 次の文のうち、「平成 30(2018)年度社会保障費用統計(概要)」(国立社会保障・人口問題研究所)に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 社会保障給付費の総額は 10 年前と比較して増加している。 →〇
  2. 社会保障給付費を「医療」「年金」「福祉その他」の3つの部門に分けた場合、全体に占める割合が一番多いのは「医療」である。 →×
  3. 社会保障財源を「社会保険料」「公費負担」「他の収入」の3つの項目に分けた場合、「社会保険料」が全体の8割以上を占める。 →×
  4. 社会保障給付費のうち、給付された年金の総額は 10 年前と比較して減少している。 →×

正答:2 ○ × × ×


R3後期:社会福祉⑧

R3後 社会福祉 問8
 次の文のうち、生活保護制度に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 小学校の学校給食費は、扶助の対象外である。 →×
  2. 要介護者に対する介護は、扶助の対象外である。 →×
  3. 救護施設は、医療を必要とする要保護者に対して、医療の給付を行うことを目的としている。 →×
  4. 宿所提供施設は、住居のない要保護者の世帯を対象としている。 →〇

正答:5 × × × ○


R3後期:社会福祉⑨

R3後 社会福祉 問9
次の文のうち、児童委員に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 児童福祉司または福祉事務所の社会福祉主事の行う職務に協力する。 →〇
  2. 児童および妊産婦について、生活および取り巻く環境の状況を適切に把握する。 →〇
  3. 児童の健やかな育成に関する気運の醸成に努める。 →〇
  4. 児童および妊産婦に対して、福祉サービスを適切に利用するために必要な情報の提供その他の援助および指導を行う。 →〇

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ○  →〇
2 ○ ○ ○ ×
3 ○ × × ×
4 × ○ ○ ○
5 × × × ○


R3後期:社会福祉⑩

R3後 社会福祉 問 10
 次の文のうち、社会保険制度に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 通勤により負傷した場合は、労働者災害補償保険における保険給付の対象とならない。 →×
  2. 業務上の事由により死亡した場合は、労働者災害補償保険における保険給付の対象となる。 →〇
  3. 育児休業給付金は、国民健康保険における保険給付である。 →×
  4. 介護休業給付金は、雇用保険における保険給付である。 →〇

正答:3 × ○ × ○


R3後期:社会福祉⑪

R3後 社会福祉 問 11
 次の図は、ソーシャルワークの展開過程を示したものである。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【語群】
ア モニタリング  イ プランニング  ウ アセスメント  エ インターベンション
(組み合わせ)
A B C D
1 ア イ ウ エ
2 イ ア ウ エ
3 ウ イ エ ア →〇
4 エ ア イ ウ
5 エ ウ イ ア
正答:3


R3後期:社会福祉⑫

R3後 社会福祉 問 12
 次の文は、リッチモンド(Richmond, M. E.)のソーシャルワークの定義である。( A )~( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさ
い。

著作権の関係により公表できません

【語群】
ア パーソナリティ  イ 自然環境  ウ 対処能力  エ 意識的
オ 社会的環境    カ 一体的
(組み合わせ)
A B C
1 イ エ ウ
2 イ カ ア
3 オ エ ア →〇
4 オ エ ウ
5 オ カ ア
正答:3


R3後期:社会福祉⑬

R3後 社会福祉 問 13
 次の文のうち、相談援助の方法・技術に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. スーパービジョンとは、指導者であるスーパーバイジーから、指導を受けるスーパーバイザーに行う専門職を養成する過程である。 →×
  2. コンサルテーションとは、異なる専門性をもつ複数の専門職者が、特定の問題について検討し、よりよい援助のあり方について話し合う過程をいう。 →〇
  3. コミュニティワークは、地域社会に共通する福祉ニーズや課題の解決を図るために、地域の診断、社会サービス・資源の開発、地域組織のコーディネートなど、住民組織や専門機関などの活動を支援する援助技術である。 →〇

正答:4 × ○ ○


R3後期:社会福祉⑭

R3後 社会福祉 問 14
 次の文のうち、アセスメントに関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. アセスメントにおいて必要な情報として、利用者の社会的状況があげられる。 →〇
  2. アセスメントにおいて必要な情報として、利用者の心理・情緒的状況があげられる。 →〇
  3. アセスメントでは、ケース全体を可視化するために、ジェノグラムやエコマップなどのマッピング技法が用いられることがある。 →〇

正答:1 ○ ○ ○


R3後期:社会福祉⑮

R3後 社会福祉 問 15
 次の文のうち、バイステックの7原則に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 個別化とは、一人一人の利用者を個人としてとらえることをいう。 →〇
  2. 統制された情緒的関与とは、利用者が表出した感情に対して、支援者自身が自らの感情を自覚し理解することをいう。 →〇
  3. 非審判的態度とは、利用者を一方的に非難しないことをいう。 →〇
  4. 自己決定とは、利用者の自己決定を促し尊重することをいう。 →〇

正答:1 ○ ○ ○ ○


R3後期:社会福祉⑯

R3後 社会福祉 問 16
 次の文のうち、福祉サービス等の情報提供に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「社会福祉法」においては、福祉サービスの情報の提供に関することが定められている。 →〇
  2. 「民生委員法」においては、援助を必要とする者が福祉サービスを適切に利用するために必要な情報の提供その他の援助を行うことが定められている。 →〇
  3. 「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」においては、視聴覚障害者に対する情報提供の施設として、視聴覚障害者情報提供施設が定められている。 →×
  4. 「介護保険法」においては、介護サービス情報の報告及び公表に関することが定められている。 →〇

正答:2 ○ ○ × ○


R3後期:社会福祉⑰

R3後 社会福祉 問 17
 次の文のうち、福祉サービスにおける苦情解決の仕組みに関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「児童福祉法」で定められている児童福祉施設では、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和 23 年厚生省令第 63 号)の中で、苦情を受け付けるための必要な措置を講じなければならないと定められている。 →〇
  2. 「介護保険法」で定められている養護老人ホームでは、「養護老人ホームの設備及び運営に関する基準」(昭和 41 年厚生省令第 19 号)の中で、苦情を受け付けるための必要な措置を講じなければならないと定められている。 →×
  3. 「社会福祉法」では、市町村の区域内において、運営適正化委員会を市町村社会福祉協議会に置くことが定められている。 →×

正答:3 ○ × ×


R3後期:社会福祉⑱

R3後 社会福祉 問 18
 次の文のうち、少子高齢社会に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 日本における 2016(平成 28)年の出生数は 100 万人を割った。 →〇
  2. 第二次世界大戦後、増加が続いていた日本の総人口は、2005(平成 17)年に戦後初めて前年を下回り、2011(平成 23)年以後は減少を続けている。 →〇
  3. 「2019 年 国民生活基礎調査の概況」(厚生労働省)によると、日本の世帯の動向について、世帯構造別にみた 65 歳以上の者のいる世帯で、2019(令和元)年時点では、夫婦のみの世帯より単独世帯の方が多い。 →×
  4. 「令和元年(2019)人口動態統計月報年計(概数)の概況」(厚生労働省)によると、日本では、昭和 50 年代後半から 75 歳以上の高齢者の死亡数が増加しており、2012(平成 24)年からは全死亡数の7割を超えている。 →〇

正答:1 ○ ○ × ○


R3後期:社会福祉⑲

R3後 社会福祉 問 19
 次の障害者施策に関する法律を、制定された順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」
  2. 「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」
  3. 「身体障害者補助犬法」
  4. 「発達障害者支援法」

(組み合わせ)
1 A→C→D→B
2 B→A→D→C
3 C→B→A→D
4 C→D→A→B →〇
5 D→B→C→A
正答:4


R3後期:社会福祉⑳

R3後 社会福祉 問 20
 次の文のうち、地域福祉の推進に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 社会福祉協議会は、「社会福祉法」に基づく地域福祉を図ることを目的とする団体である。 →〇
  2. 2000(平成 12)年6月に改正された「社会福祉法」において地域福祉の推進が明確に位置づけられ、市町村地域福祉計画及び都道府県地域福祉支援計画に関する規定が設けられた。 →〇
  3. 認知症高齢者や要介護高齢者等の地域の身近な相談窓口の一つに、地域包括支援センターが設置されている。 →〇
  4. 2011(平成 23)年6月に「障害者自立支援法(現・障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律)」が改正され、2012(平成 24)年4月から、地域包括ケアシステムの実現に向けた取り組みが進められることになった。 →×

正答:1 ○ ○ ○ ×


R3前期:社会福祉①

R3前期 社会福祉 問1
 次の文のうち、ソーシャル・インクルージョンに関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. ソーシャル・インクルージョンは、バリアフリーの概念に代わって、アメリカの工学研究者ロナルド・メイス(Ronald Mace)によって示された概念である。  →×
  2. ソーシャル・インクルージョンは、WHO 憲章における「健康」の定義の中で、「身体的・精神的・社会的に良好な状態にあること」と記述されている。  →×
  3. ソーシャル・インクルージョンは、ノーマライゼーション思想とも共通し、社会福祉の理念として用いられる場合、すべての人がそれぞれの違いを尊重され、社会の一員として認められ、人権を保障されることも意味することが多い。 →〇
  4. ソーシャル・インクルージョンは、抑圧され、本来持ちうる力が潜在化している状態に置かれている人々が、本来持っている力を発揮できるような機会を作り、その力を発揮できるよう支援することをいう。  →×

正答:4 × × ○ ×