H28前:子どもの食と栄養⑩学校給食摂取基準、学校給食実施基準

平成28年度前期試験 子どもの食と栄養 問 10 
次の文は、「学校給食実施基準の一部改正について」(平成 25 年:文部科学省)の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(A 食品構成)については、「学校給食摂取基準」を踏まえつつ、多様な食品を適切に組み合わせて、食に関する指導や食事内容の充実を図ること。また、各地域の実情や家庭における食生活の実態把握の上、(B 日本型食生活)の実践、我が国の伝統的な食文化の継承について十分配慮すること。
さらに、「食事状況調査」の結果によれば、学校給食のない日は(C カルシウム)不足が顕著であり、(C カルシウム)摂取に効果的である牛乳等についての使用に配慮すること。なお、家庭の食事において(C カルシウム)の摂取が不足している地域にあっては、積極的に牛乳、調理用牛乳、乳製品、小魚等についての使用に配慮すること。

(組み合わせ)
    A      B       C 
1 食品構成  世界の食生活    鉄
2 食品構成  日本型食生活  カルシウム
3  食育   世界の食生活  たんぱく質
4 栄養摂取  日本型食生活  カルシウム
5 栄養摂取  世界の食生活  カルシウム

正答:2


H28前:子どもの食と栄養⑪妊産婦のための食生活指針

平成28年度前期試験 子どもの食と栄養 問 11 
次の文は、「妊産婦のための食生活指針」(「健やか親子 21」推進検討会報告書)(平成 18 年:厚生労働省)における妊娠期の体重管理に関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句と数値の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 妊娠期における推奨体重増加量は、( A )の体格区分別に示されている。
  • 体格区分が「低体重(やせ)」の場合の、妊娠全期間を通しての推奨体重増加量は、( B )kg である。
  • 体格区分が「ふつう」の場合の、妊娠( C )における1週間あたりの推奨体重増加量は、( D )kg/ 週である。

(組み合わせ)
    A      B       C       D
1 非妊娠時  5~ 10    後期    0.3 ~ 0.5
2 非妊娠時  7~ 12  中期から末期  0.5 ~ 0.7
3 非妊娠時  9~ 12  中期から末期  0.3 ~ 0.5
4  妊娠時    7~ 12  中期から末期  0.5 ~ 0.7
5  妊娠時   9~ 12    後期    0.5 ~ 0.7 3


H28前:子どもの食と栄養⑫妊娠期の栄養と食生活

平成28年度前期試験 子どもの食と栄養 問 12 
次の文は、妊娠期の栄養と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」では、カルシウムの妊婦付加量は示されていない。→
  2. 「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」において、たんぱく質(推奨量:g/ 日)の妊婦(付加量)初期は、+ 10 とされている。→×
  3. 「妊産婦のための食事バランスガイド」(「健やか親子 21」推進検討会報告書)(平成18 年:厚生労働省)において、妊娠初期の主菜の1日分付加量は、+1である。→×
  4. 妊娠中の母親の飲酒は、胎児性アルコール症候群の子どもが生まれる可能性が高まる。→

3 ○ × × ○


H28前:子どもの食と栄養⑬食からはじまる健やかガイド(学童期)

平成28年度前期試験 子どもの食と栄養 問 13 
次の文は、「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」(平成 16 年:厚生労働省)に示された、「発育・発達過程に応じて育てたい “食べる力”」の学童期に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 家族や仲間と一緒に食べる楽しさを味わう→×
  2. 自分の食生活を振り返り、評価し、改善できる→
  3. 自然と食べ物との関わり、地域と食べ物の関わりに関心をもつ→
  4. 食料の生産・流通から食卓までのプロセスがわかる→×

4 × ○ ○ ×


H28前:子どもの食と栄養⑭保育所における食育

平成28年度前期試験 子どもの食と栄養 問 14 
次の文は、保育所における食育に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 保育所における食育は、健康な生活の基本としての「食を営む力」の育成に向け、その基礎を培うことを目標としている。→
  2. 食育の計画の作成に当たっては、保育所における全体的な計画である「保育課程」と具体的な計画として作成される「指導計画」の中に位置付ける。→
  3. 「楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~」(平成 16 年:厚生労働省)では、〈6か月~1歳3か月未満児〉の食育のねらいの一つに、「お腹がすき、乳を吸い、離乳食を喜んで食べ、心地よい生活を味わう。」が示されている。→
  4. 施設長の責任のもと、保育士、調理員、栄養士、看護師などの全職員が協力し、各保育所の創意工夫のもとに食育を推進する。→

1 ○ ○ ○ ○


H28前:子どもの食と栄養⑮児童福祉施設での食中毒予防のための衛生管理

平成28年度前期試験 子どもの食と栄養 問 15 
次の文は、児童福祉施設での調理実習(体験)等における食中毒予防のための衛生管理に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 調理従事者だけでなく、保育士や職員も衛生管理の知識をもち、手洗いや検便の実施に努めるなど、配食・食事介助時の衛生にも留意する。→
  2. 「児童福祉施設における食事の提供ガイド」(平成 22 年:厚生労働省)では、「調理済み食品を室温に放置しないようにし、加熱調理後はすみやかに(2時間以内)喫食することを徹底する。」としている。→
  3. 実習の材料として菜園で収穫したじゃがいもを使用する場合は、ソラニン類食中毒防止のため、芽や緑化した部分を切除するとともに、未成熟で小さいじゃがいもは喫食しないようにする。→
  4. 給食施設では、万一食中毒が発生した場合の原因究明のために、給食の原材料および調理済み食品を、保存食として2週間以上保存することになっている。→

1 ○ ○ ○ ○


H28前:子どもの食と栄養⑯乳児期の食生活とミネラル摂取

平成28年度前期試験 子どもの食と栄養 問 16 
次の文は、乳幼児の食生活におけるミネラル摂取に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「日本食品標準成分表 2010」(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告)において、13%で調乳した調製粉乳と同量の人乳を比較すると、鉄は人乳のほうが多い。→×
  2. 「授乳・離乳の支援ガイド」(平成 19 年:厚生労働省)において、フォローアップミルクは、必要に応じて(離乳食が順調に進まず、鉄の不足のリスクが高い場合など)使用するのであれば、9か月以降とするとしている。→
  3. 「日本食品標準成分表 2010」(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告)によると、木綿豆腐は、100g 中に 100mg 以上のカルシウムを含むので、日々の食事に上手に取り入れるようにする。→
  4. 「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」において、1~2(歳)のカルシウムの推奨量(mg/ 日)は、男性女性とも同じである。→×

4 × ○ ○ ×


H28前:子どもの食と栄養⑰乳児期の疾病と食生活

平成28年度前期試験 子どもの食と栄養 問 17 
次の文は、乳児期の疾病と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 新生児はビタミンKの欠乏に陥りやすく、出生後数日で起こる新生児メレナ(消化管出血)や約1か月後に起こる頭蓋内出血は、ビタミンKの不足によって起こることが知られている。→
  2. フェニルケトン尿症、ガラクトース血症などの先天性代謝異常症の場合は、治療用として特殊ミルクを与える。→
  3. ペプチドミルクは、調製粉乳から乳糖を除去し、ブドウ糖におきかえた育児用粉乳であり、乳糖を分解する酵素が欠損していたり、一時的に活性が衰えていて乳糖を摂取すると下痢を起こしたりする場合に用いる。→×
  4. 精製アミノ酸乳は、精製アミノ酸をバランスよく配合し、ビタミン、ミネラルなどを添加しており、牛乳たんぱく質を含まないので、アレルギー症状が重篤な乳児に用いられる。→

2 ○ ○ × ○


H28前:子どもの食と栄養⑱子どもの疾病や症状と食生活

平成28年度前期試験 子どもの食と栄養 問 18 
次の文は、子どもの疾病や症状と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 口内炎では、食事の調味はうす味とし、酸味、香辛料は避けて、体温程度で与える。→
  2. 下痢の際は、脂肪の多い食品や料理は控えるようにする。→
  3. 便秘の場合、食欲不振の有無を確認するとともに、腸の蠕動運動を促す食物繊維の多い食物を与えるようにする。→
  4. 吐き気や嘔吐がある場合は、それらが治まってから水分の補給を行う。少量の水分を与え、嘔吐しないことを確認し、少しずつ増量する。→

1 ○ ○ ○ ○


H28前:子どもの食と栄養⑲障害のある子どもの食事介助

平成28年度前期試験 子どもの食と栄養 問 19 
次の文は、障害のある子どもの食事介助に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 介助者は、子どもと同じ目の高さで介助することが基本である。→
  2. スプーンの幅は、口の幅よりも大きなものを選ぶとよい。→×
  3. 水分摂取は、スプーンによる摂取ができるようになったら、コップを使用する練習に移るとよい。→
  4. コップは、鼻に当たる部分がカットされていると、水分を摂取しやすい。→

3 ○ × ○ ○


H28前:子どもの食と栄養⑳摂食・嚥下が困難な子どもの食事

平成28年度前期試験 子どもの食と栄養 問 20 
 次の文は、摂食・嚥下が困難な子どもの食事についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 頭を後方に反らすと、そしゃくや嚥下がしにくくなるので、首の筋肉がリラックスするように、頭を少し前かがみにするとよい。→
  2. 一口量を加減して、多くなりすぎないように注意する。→
  3. そしゃくや嚥下がしやすい食品として、パサパサしているもの、口の中にくっつきやすいものがあげられる。→×
  4. 酸味の強い食品は、むせやすく誤嚥されやすい。→

2 ○ ○ × ○



H28前:保育実習理論

平成28年度前期試験 保育実習理論 問2 
次のA~Dを意味する音楽用語をア~ウから選んだ場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A だんだん強く
 ア crescendo  イ diminuendo  ウ decrescendo
B なめらかに
 ア andante    イ forte      ウ legato
C だんだんゆっくり
 ア ritardando  イ a tempo    ウ dolce
D 快速に
 ア allegretto   イ allegro     ウ moderato
(組み合わせ)
  A B C D
1 ア ア イ ウ
2 ア ウ ア イ
3 イ ウ ウ ウ
4 ウ ア イ ア
5 ウ イ ア イ2


H28前:保育実習理論

平成28年度前期試験 保育実習理論 問3 
次のコードネームにあてはまる鍵盤の位置として正しい組み合わせを一つ選びなさい。
       ア    イ    ウ
Gm : ⑤⑧⑬  ⑧⑬⑯  ⑬⑯⑲
A dim : ③⑥⑨  ⑩⑮⑱  ③⑦⑩
E♭ : ④⑨⑬  ⑨⑬⑰  ①④⑩
E7 : ⑤⑩⑭  ⑩⑭⑳  ⑧⑩⑬
(組み合わせ)
  Gm  A dim  E♭  E7
1  ア   ウ   ウ   ア
2  イ   ア   ア   イ
3  イ   ウ   イ   ウ
4  ウ   ア   ア   イ
5  ウ   イ   ウ   ア2


H28前:保育実習理論④移調後(完全5度上)の音

平成28年度前期試験 保育実習理論 問4
次の曲を4歳児クラスで歌ってみたところ、一番低い音が不安定で歌いにくそうであった。そこで完全5度上の調に移調することにした。その場合、A、B、Cの音は、
(組み合わせ)
  A  B  C
1 ⑥  ⑯  ⑩
2 ⑦  ⑰  ⑩
3 ⑦  ⑰  ⑪
4 ⑧  ⑱  ⑫
5 ⑨  ⑲  ⑬4



H28前:保育実習理論⑥音楽理論

平成28年度前期試験 保育実習理論 問6 
次の文のうち、適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「思い出のアルバム」(作曲 本多鉄麿)は、8分の6拍子の曲である。
  2. ベートーベン(Beethoven, L.V.)は、ドイツの作曲家である。
  3.  雅楽は、古くから日本の宮廷で演奏されてきた音楽である。
  4. 二長調の階名「ファ」は、音名「嬰ト」である。

1 ○ ○ ○ ×


H28前:保育実習理論⑦【保育所保育指針】第3章「保育の内容」オ表現

平成28年度前期試験 保育実習理論 問7 
次の文は、「保育所保育指針」第3章「保育の内容」のオ「表現」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
オ 表現
感じたことや考えたことを( A )表現することを通して、( B )感性や( C )力を養い、( D )を豊かにする。
(組み合わせ)
    A     B     C     D
1 自分なりに   鋭い   うみだす   想像性
2  協同して   豊かな  つくりだす  創造性
3 自分なりに  豊かな   表現する   想像性
4  協同して   鋭い   つくりだす  想像性
5 自分なりに  豊かな   表現する   創造性 5


H28前:保育実習理論⑧子どもの描画の発達

平成28年度前期試験 保育実習理論 問8 
次の文は、子どもの描画の発達に関する記述である。( A )~( E )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

子どもの絵の発達において( A )と呼ばれる表現がある。おおよそ( B )から( C )頃とされているが、小学生でも( A )を描く例もある。このことについて、コックス(Cox, M.V.)は( D )を加筆させる実験を行い、頭部と思われていた丸の部分に加筆がされたことから、この形は頭、首、胴を含めた全体の表現であるとした。これは、( E )期と呼ばれる描画の発達段階を理解するうえで重要なポイントである。

【語群】
ア レントゲン画  イ 頭足人  ウ 基底線  エ 0歳  オ 2歳
カ 4歳      キ 口    ク へそ   ケ 鼻   コ 前図式
サ 図式      シ 様式

(組み合わせ)
  A B C D E
1 ア エ オ キ コ
2 ア オ カ キ サ
3 イ エ オ ク シ
4 イ オ カ ク コ
5 ウ エ カ ケ サ
4


H28前:保育実習理論⑨色とシロップ

平成28年度前期試験 保育実習理論 問9 
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
新任保育士(以下F)と主任保育士(以下G)が、保育所の夏祭りで子どもたちに配る「かき氷」の三色のシロップについて話し合っています。

【設問】
( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
F:これらのシロップを混ぜるとどんな色になるのでしょうか。
G:一般的に「青」と「赤」と「( A )」の3つの色を「( B )の三原色」といいますね。この3つの原色の分量を変えて混ぜると様々な色が出来ます。
F:カラーテレビなどの画面は「赤」、「緑」、「青」の「( C )の三原色」によって様々な色を表現していると聞いたことがありますが、「( B )の三原色」とは、異なっているのですね。
G:そうですね。「かき氷」にかけるシロップも、絵の具のような混色ができますよ。どうぞ、混ぜてみて下さい。
F:「( A )」と「青」のシロップを混ぜると「( D )」に近い色になりました。
G:三色で様々な色が楽しめますね。

(組み合わせ)
  A  B  C  D
1 黄  色  光  緑
2 黄  光  色  緑
3 緑  色  光  紫
4 緑  光  色  紫
5 緑  色  光  黄1


H28前:保育実習理論⑩陶芸

平成28年度前期試験 保育実習理論 問 10 
H保育所では、天然の土に触れ、造形と生活の関係に気づくことをねらいとして、箸置きを焼き物で作ることにしました。陶芸用の粘土に園庭から掘り出した粘土を混ぜて作ります。次のうち、作り方の手順・留意事項の説明として、誤ったものを一つ選びなさい。

  1. 園庭の粘土は、ごみ・石粒を取り除き、陶芸用の粘土に多く入れすぎない。
  2. 粘土の中に空気が残らないよう注意をして、適当な大きさで自由に形を作り、真ん中は箸が置ける形に少しへこませる。
  3. 指やペンのキャップ、割り箸など様々な道具を使い、型押し模様を付ける。模様が深くなりすぎないように気を付ける。
  4. 日陰で完全に乾燥させる。
  5. 無釉のまま焼き物窯に並べて入れ、約 300℃で本焼きして完成させる。

5


H28前:保育実習理論⑪紙の種類とその特性

平成28年度前期試験 保育実習理論 問 11 
次の【Ⅰ群】の紙に関する説明と【Ⅱ群】の紙の種類を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】

  1. 表面が滑らかで、にじみ、しみこみを抑えてあり、主に版画等に使用される。
  2. 表面が滑らかで緻密であり、主に製図や図案描きに使用される。
  3. 薄手の紙で、学校の習字などによく使用される。
  4. 表面の白紙と再生紙等を貼り合わせた厚紙。
  5. パルプで作られた丈夫な紙で、多くは褐色であり、主に包装紙や袋に使用される。

【Ⅱ群】
ア ケント紙
イ クラフト紙
ウ 鳥の子紙
エ 半紙
オ 白ボール紙
(組み合わせ)
  A B C D E
1 ア イ エ ウ オ
2 イ エ ウ ア オ
3 イ オ ア ウ エ
4 ウ ア エ オ イ
5 ウ イ エ オ ア
4



H28前:保育実習理論⑬絵本と作者

平成28年度前期試験 保育実習理論 問 13 
次の【Ⅰ群】の絵本と【Ⅱ群】の作者を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】

  1. 『おつきさまこんばんは』
  2. 『からすのパンやさん』
  3. 『キャベツくん』
  4. 『おばけのてんぷら』
  5. 『わたしのワンピース』

【Ⅱ群】
ア にしまき かやこ
イ 長 新太
ウ 林 明子
エ かこ さとし
オ せな けいこ
(組み合わせ)
  A B C D E
1 ア イ ウ エ オ
2 ア エ イ ウ オ
3 ウ イ エ オ ア
4 ウ エ イ オ ア
5 ウ オ エ ア イ
4


H28前:保育実習理論⑭【保育所保育指針】第4章「保育の計画及び評価」

平成28年度前期試験 保育実習理論 問 14 
次の文のうち、「保育所保育指針」第4章「保育の計画及び評価」における(3)「指導計画の作成上、特に留意すべき事項」の記述として正しいものを○、誤ったものを ×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 3歳未満児については、個の成長と、子ども相互の関係や協同的な活動が促されるよう配慮すること。
  2. 長時間にわたる保育については、子どもの発達過程、生活のリズム及び心身の状態に十分配慮して、保育の内容や方法、職員の協力体制、家庭との連携などを指導計画に位置付けること。
  3. 障害のある子どもの保育については、保育を展開する上で、個別的な計画よりも集団を基本とした計画を立案し、実施すること。
  4. 子どもの生活の連続性を踏まえ、家庭及び地域社会と連携して保育が展開されるよう配慮すること。

3 × ○ × ○


H28前:保育実習理論⑮【事例】保育実習中の子どものけんか

平成28年度前期試験 保育実習理論 問 15 
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
Pさん(学生、女性)は、保育所の3歳児クラスで実習を行っています。PさんがQ君とR君と積み木で遊んでいた際、Q君とR君が積み木の取り合いになり、Q君がR君の手を噛んでしまいました。突然のことでPさんは何もできず立ち尽くしていると、R君の「いたい!」という叫び声を聞いた担当保育士がその場に駆けつけ、仲裁に入りました。

【設問】
保育士をめざす実習生Pさんのこの後の対応として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 積み木の取り合いになった状況を担当保育士に報告する。
  2. R君がQ君に噛まれたことを他の保護者との間で話題にする。
  3. 自らの判断でQ君の保護者へ連絡し、R君の保護者に謝るように指導する。
  4. このようなトラブルの場合の仲裁方法について、担当保育士に相談し、助言を得る。

正答: ○ × × ○


H28前:保育実習理論⑯【保育所保育指針】第4章「保育の計画及び評価」

平成28年度前期試験 保育実習理論 問 16 
次の文は、「保育所保育指針」第4章「保育の計画及び評価」の2「保育の内容等の自己評価」の(1)「保育士等の自己評価」の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

(1) 保育士等の自己評価
ア 保育士等は、保育の計画や保育の( A )を通して、自らの保育実践を振り返り、自己評価することを通して、その専門性の向上や保育実践の( B )に努めなければならない。
イ 保育士等による自己評価に当たっては、次の事項に留意しなければならない。
(ア)子どもの活動内容やその( C )だけでなく、子どもの心の育ちや意欲、( D )などに十分配慮すること。
(イ)自らの保育実践の振り返りや職員相互の話し合い等を通じて、専門性の向上及び保育の質の向上のための課題を明確にするとともに、( E )の保育の内容に関する認識を深めること。

(組み合わせ)
   A   B   C     D       E
1 記録  調整  過程  取り組んだ結果   自ら
2 省察  改善  結果   取り組む過程  保育所全体
3 省察  調整  過程   主体的な態度    自ら
4 記録  改善  結果   取り組む過程  保育所全体
5 記録  省察  過程   主体的な態度    地域

正答:4


H28前:保育実習理論⑰保育所児童保育要録

平成28年度前期試験 保育実習理論 問 17
次の文は、保育所児童保育要録についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 保育所児童保育要録は、施設長の責任の下、主任保育士が代表してすべての児童の要録を記入する。
  2. 作成した保育所児童保育要録については、その写しを児童の就学先となる小学校の担任教諭に送付する。
  3. 保育所は、作成した保育所児童保育要録の原本について、保育所児童保育要録の趣旨にかんがみ、当該児童が小学校を卒業するまでの間保存することが望ましい。
  4. 保育所児童保育要録は、児童の氏名、生年月日等の個人情報を含むものであるため、「個人情報の保護に関する法律」等を踏まえて適切に個人情報を取り扱う。

正答: × × ○ ○


H28前:保育実習理論⑱乳児院

平成28年度前期試験 保育実習理論 問 18
次の文は、ある児童福祉施設に関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

( A )は、保護者の養育を受けられない乳幼児を養育する施設である。乳幼児の基本的な養育機能に加え、( B )・病児・障害児などに対応できる専門的養育機能を持つ。短期の利用は( C )支援が中心的な役割であり、長期の在所は乳幼児の養育のみならず、保護者支援、退所後のアフターケアを含む( D )支援の役割が重要となる。
【語群】
ア 子育て  イ 親子再統合  ウ 児童養護施設  エ 被虐待児         オ 更生
カ 自立   キ 乳児院    ク 非行少年    ケ 情緒障害児短期治療施設
(組み合わせ)
  A B C D
1 ウ ク ア カ
2 キ エ ア イ
3 キ エ オ カ
4 ケ エ カ イ
5 ケ ク カ オ
2


H28前:保育実習理論⑲【事例】児童養護施設での実習

平成28年度前期試験 保育実習理論 問 19
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
Fさん(学生、男性)は、児童養護施設で実習をしています。配属先の寮舎で生活するG君(小学4年生、男児)は、毎朝、Fさんの背中をげんこつで殴りながら「おはよう」と挨拶をします。G君に悪気はなく、むしろFさんに対して好意を抱いているようですが、Fさんはとても痛いのでやめてほしいと思っています。

【設問】
保育士をめざす実習生Fさんが取るべき対応として、最も適切でないものを一つ選びなさい。

  1. G君に殴るのをやめるように伝える。
  2. 担当職員にその出来事を話し、指示を仰ぐ。
  3. G君がなぜ殴るのかについて考察する。
  4. G君のFさんに対する好意の表れと捉え、そのまま我慢する。
  5. G君になぜ殴るのかについて質問する。

正答: 4