保育実習理論一覧

R4後期:保育実習理論⑪

R4後期 保育実習理論 問 11
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
4歳児クラス担当のL保育士は、友達同士の対話が豊かになってきた様子を見て、子どもの手にちょうどよい大きさの封筒を使用すれば、人形を作り、人形劇遊びができるのではないかと考えた。
ある日、朝の挨拶の際に、手作りの封筒人形が保育士役を演じる様子を見せたところ、子ども達は関心を持ち、人形をつくってみたいと言った。
【設問】
次のうち、保育士の今後の対応として、「保育所保育指針」と照らし合わせて適切ではないものを一つ選びなさい。

  1. 様々な色に気付くよう、多色のペンやシールを用意した。 →〇
  2. 人形を使って演じる際に、生活や遊びの中で触れた出来事の中で、感動したことを伝え合う楽しさを味わう機会にしたいと考え、自分の人形をつくることを提案した。 →〇
  3. 「かいたりつくったりすること」を楽しめるよう、描く用具や切る用具、貼る材料や用具を設定した。 →〇
  4. 人形劇を体験させるために、保育士が誕生会での上演と演じるお話を決め、繰り返しセリフの練習を行った。 →×
  5. 自分のイメージを動きで表現したり、演じて遊んだりするなどの楽しさが味わえるよう、保育室内に舞台となる環境を設定した。 →〇

正答:4


R4後期:保育実習理論⑫

R4後期 保育実習理論 問 12
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
保育士が5歳児達と手作りのすごろくで遊ぼうとしています。保育士は、いくつかの展開図を描いてサイコロを作ろうとしましたが、一つだけサイコロにならないものがありました。
【設問】
次の図1~5の中からサイコロを作ることができない展開図を一つ選びなさい。
※のりしろは、この場合考慮しない。

正答:5


R4後期:保育実習理論⑬

R4後期 保育実習理論 問 13
 次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」1「乳児保育に関わるねらい及び内容」の(2)「ねらい及び内容」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
玩具などは、音質、形、色、大きさなど子どもの発達状態に応じて適切なものを選び、その時々の子どもの興味や関心を踏まえるなど、遊びを通して( A →感覚)の発達が促されるものとなるように工夫すること。なお、安全な環境の下で、子どもが( B →探索意欲)を満たして( C →自由に)遊べるよう、身の回りのものについては、常に十分な点検を行うこと。
(組み合わせ)
A    B     C
1 感性  学習意欲   自由に
2 感性  探索意欲  系統的に
3 感覚  学習意欲   自由に
4 感覚  探索意欲   自由に →〇
5 感覚  学習意欲  系統的に
正答:4


R4後期:保育実習理論⑭

R4後期 保育実習理論 問 14
 次の文のうち、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」(2)「ねらい及び内容」のエ「言葉」の一部として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. いろいろな体験を通じてイメージや言葉を豊かにする。 →〇
  2. 絵本や紙芝居を楽しみ、簡単な言葉を繰り返したり、模倣をしたりして遊ぶ。 →×
  3. 親しみをもって日常の挨拶をする。 →〇
  4. 生活の中で必要な言葉が分かり、使う。 →〇

正答:2 ○ × ○ ○


R4後期:保育実習理論⑮

R4後期 保育実習理論 問 15
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
大学生のQさんは、保育実習のオリエンテーションに行った際に、保育所の実習指導者と話をして、実習の後半に、指導計画を立案し実践することになった。そこで、保育所における指導計画を立案する際の留意点を整理することにした。
【設問】
次の文のうち、保育所における指導計画を立案する際の留意点として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 現在の子どもの育ちや内面の状態を理解する。 →〇
  2. 子どもの発達過程を見通す。 →〇
  3. 養護と教育の視点から子どもの体験する内容を具体的に設定する。 →〇
  4. 園行事のねらいと内容を設定した上で、それに子どもの活動や生活の流れを合わせる。 →×

正答:2 ○ ○ ○ ×


R4後期:保育実習理論⑯

R4後期 保育実習理論 問 16
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
P保育所のS保育士は、2歳児クラスを担当する勤務2年目になる若手の保育士である。勤務初年度は同じクラスを担当するベテラン保育士が保護者の対応を主に行っていた。S保育士は、2年目となり、少しずつ保護者への対応を担うようになってきた。しかし、保育所の方針に頻繁に苦情を訴えてくる保護者や子どもへのしつけや言葉がけが乱暴に感じられる保護者もおり、S保育士は、現在保護者対応について悩みを抱えている。
【設問】
次のP保育所やS保育士の行動のうち、守秘義務の観点から適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. S保育士は、対応が難しい保護者からの相談内容にどう対応してよいかわからずイライラしてしまい、気持ちを落ち着かせるために自分の母親にその内容を話す。 →×
  2. 保護者からの相談が、子どもへの不適切なしつけを疑うような内容だった時、S保育士はその内容を施設長に話す。 →〇
  3. P保育所は、第三者評価の際に、保護者からの相談内容や対応方法を記録していた日誌を、評価者に見せる。 →〇

正答:4 × ○ ○


R4後期:保育実習理論⑰

R4後期 保育実習理論 問 17
 次の文のうち、クラスの子どもたちに絵本の読み聞かせをする際の留意点として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 絵本を読む時の読み手の背景は、子どもが絵本に集中できるようにシンプルな背景がよい。 →〇
  2. 絵本は、表紙や裏表紙にも物語が含まれることがあることを理解しておく。 →〇
  3. 子どもが絵本の世界を楽しめるように、保育士は絵本のストーリーや展開をよく理解しておく。 →〇
  4. 絵本を読み終えたら、子どもが絵本の内容を正確に記憶できているかが重要であるため、直ちに質問して確認する。 →×

正答:2 ○ ○ ○ ×


R4後期:保育実習理論⑱

R4後期 保育実習理論 問 18
 次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」の(1)「基本的事項」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
この時期においては、運動機能の発達により、基本的な動作が一通りできるようになるとともに、基本的な生活習慣もほぼ自立できるようになる。理解する語彙数が急激に増加し、知的興味や関心も高まってくる。仲間と遊び、仲間の中の一人という自覚が生じ、( A →集団的な)遊びや( B →協同的な)活動も見られるようになる。これらの発達の特徴を踏まえて、この時期の保育においては、( C →個の成長)と集団としての活動の充実が図られるようにしなければならない。
(組み合わせ)
ABC
1 集団的な 一斉 個の支援
2 集団的な 協同的な 個の成長 →〇
3 ごっこ 協同的な 個の支援
4 集団的な 一斉 個の成長
5 ごっこ 一斉 個の支援
正答:2


R4後期:保育実習理論⑲

R4後期 保育実習理論 問 19
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
児童養護施設で実習中のYさんは、配属先の施設に入所している高校生のZ君(18 歳、男児)が、担当のH保育士に「生きていても仕方がない」「将来特にやりたいことなんかない」と自暴自棄に話していたのを耳にした。Z君は家族や親族からの支援は期待できないと職員から情報を得ている。実習指導者からZ君の自立支援について考えてみるよう指導を受けた。
【設問】
次のうち、Z君の自立に向けて検討した結果として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「そんな甘い考えでは自立できない」と自覚を促す。 →×
  2. 「退所後も自立できるまで責任もって面倒みるよ」と個人的な支援を約束する。 →×
  3. 進路選択に必要な資料等を提供し、十分に話し合う。 →〇
  4. 本人の意向をふまえ措置延長の必要性について検討する。 →〇

正答:5 × × ○ ○


R4後期:保育実習理論⑳

R4後期 保育実習理論 問 20
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
新任職員のGさん(男性)は、大学を卒業して、児童養護施設に勤めた。着任して3か月が経ったころ、K君(中学2年生)から馬鹿にされる発言を繰り返されるようになった。困惑しつつもGさんは、K君に馬鹿にするのをやめるように話すが、K君は全く気に留めない。それどころか言動がエスカレートしてしまった。Gさんは馬鹿にされることにとても腹が立ってきたが、その感情をどう処理してよいのか、わからない状態であった。
【設問】
次のうち、施設管理者等が取るべきGさんへの対応として、最も不適切なものを一つ選びなさい。

  1. 施設長、基幹的職員などにいつでも相談できる体制を確立する。  →〇
  2. Gさんの成長を図るためにひとりで問題を解決させる。 →×
  3. スーパービジョンを実施する。 →〇
  4. K君に関するアセスメントを共有する。 →〇
  5. アンガーマネジメント等の研修を受けることを提案する。 →〇

正答:2


R4前期:保育実習理論①

R4前期 保育実習理論 問1
 次の曲の伴奏部分として、A~Dにあてはまるものの正しい組み合わせを一つ選びなさい。
        
        
(組み合わせ)
  A B C D
1 ア ウ エ イ
2 イ ア ウ イ
3 ウ イ エ ア
4 エ イ ア エ
5 エ ウ ア ウ →〇
著作権の関係により公表できません。
正答:5


R4前期:保育実習理論②

R4前期 保育実習理論 問2
 次のA~Dを意味する音楽用語を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A とても強く →〇カ ff
B 速く →〇ク allegro
C 急に →〇イ subito
D だんだん速く →〇ウ accelerando
【語群】
ア allargando  イ subito  ウ accelerando  エ accent
オ crescendo カ ff キ a tempo ク allegro
(組み合わせ)
  A B C D
1 ウ エ イ キ
2 ウ オ キ ア
3 オ エ カ ク
4 カ ウ ア エ
5 カ ク イ ウ →〇
正答:5


R4前期:保育実習理論③

R4前期 保育実習理論 問3
 次の楽譜からメジャーコードを抽出した正しい組み合わせを一つ選びなさい。

(組み合わせ)
1 ① ② ⑤
2 ① ③ ⑥
3 ② ④ ⑤
4 ② ⑤ ⑥ →〇
5 ③ ④ ⑥
正答:4


R4前期:保育実習理論④

R4前期 保育実習理論 問4
 次の曲を4歳児クラスで歌ってみたところ、最低音が歌いにくそうであった。そこで完全4度上げて歌うことにした。その場合、下記のコード(G、D7、C)は何のコードに変えたらよいか。正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
G D7 C
1D G7 A
2D A7 G
3C F7 A
4C G7 F →〇
5A E7 D
正答:4


R4前期:保育実習理論⑤

R4前期 保育実習理論 問5
 次のリズム譜は、「ぞうさん」(作詞:まど・みちお、作曲:團伊玖磨)の歌いはじめの2小節である。続く2小節 A のリズムを次の1~5より一つ選びなさい。
著作権の関係により公表できません。
正答:5


R4前期:保育実習理論⑥

R4前期 保育実習理論 問6
 次の曲は、本居長世作曲「七つの子」の冒頭の4小節である。これに関するA~Dのうち、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. この曲は3拍子である。 →×
  2. この曲の作詞者は、野口雨情である。 →〇
  3. 上記の ア と イ の音程は、長3度である。 →×
  4. この曲の調性は、イ長調である。 →×

正答:4 × ○ × ×


R4前期:保育実習理論⑦

R4前期 保育実習理論 問7
 次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」4「幼児教育を行う施設として共有すべき事項」(2)「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」コ「豊かな感性と表現」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
( A  心を動かす)出来事などに触れ感性を働かせる中で、様々な( B  素材)の特徴や表現の仕方などに気付き、( C  感じたこと)や考えたことを自分で表現したり、友達同士で表現する過程を楽しんだりし、表現する( D 喜び )を味わい、意欲をもつようになる。
(組み合わせ)
AB C D
1 身近な 事象 想像したこと 感動
2 心を動かす 素材 想像したこと 感動
3 身近な 事象 感じたこと 感動
4 心を動かす 素材 感じたこと 喜び →〇
5 身近な 事象 感じたこと 喜び
正答:4


R4前期:保育実習理論⑧

R4前期 保育実習理論 問8
 次のA~Dは、様々な混色の事例を示している。事例の説明として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 舞台で使用する白いスクリーン上に、スポットライトの「赤」と「緑」と「青」を重ねると、色合いがなくなった。 →〇
  2. 近くで見ると「赤」と「青」の糸で織られた緞帳(どんちょう)が、遠くで見たとき「緑」に見えた。 →×
  3. 絵の具の「赤」と「緑」を混ぜ合わせると、明るい「黄」になった。  →×
  4. 絵の具の三原色を混ぜ合わせると、濁った暗い色になった。 →〇

正答:3 ○ × × ○


R4前期:保育実習理論⑨

R4前期 保育実習理論 問9
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
F君(5歳、男児)は、「はじき絵」(バチック)の技法でヒマワリを描こうとしています。最初に黄色のクレヨンで花弁を描き、茶色のクレヨンで中央の部分を描きました。その上から水色の水彩絵の具を塗りましたが、クレヨンで描いたところがほとんどはじかず、F君がもう一枚「はじき絵」の技法で描きたいと言いました。
【設問】
次のうち、クレヨンで描いたところがきちんとはじくためのアドバイスとして、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 力を入れてクレヨンを濃く塗る。 →〇
  2. クレヨンをもっと薄く塗る。 →×
  3. 多めの水で薄めた水彩絵の具を塗る。 →〇
  4. 水を入れずに濃い水彩絵の具を塗る。 →×

正答:3 ○ × ○ ×


R4前期:保育実習理論⑩

R4前期 保育実習理論 問 10
 次の文は、子どもたちが遊びや工作などで使う粘土の説明である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
粘土には土粘土、油粘土、小麦粉粘土などのほかに紙粘土がある。紙粘土は紙の主な原料である( A  パルプ)に、( B  のり)等を混ぜて作られ、乾燥すると軽く硬くなる。このほかに、微小中空球樹脂というプラスチック製の非常に細かな粉を混ぜた( C  軽い)粘土もあり、( D  伸びやすく)、絵の具を練りこんだ着色も容易なため、子どもたちのごっこ遊びの道具作りや、自由な造形に適している。
(組み合わせ)
A BC D
1 でんぷん粉 のり 軽い 伸びやすく
2 かたくり粉 サラダ油 重い 伸びにくく
3 パルプ のり 軽い 伸びやすく →〇
4 かたくり粉 洗剤 重い 伸びにくく
5 パルプ サラダ油 軽い 伸びやすく
正答:3


R4前期:保育実習理論⑪

R4前期 保育実習理論 問 11
 次の文は、5歳児クラスの保育に関する記述である。( A )~( C )にあてはまる語句の適切な組み合わせを一つ選びなさい。
クラスの中で、広告紙を端から( A 丸めて )棒状のものを作る遊びを楽しんでいる姿がみられた。そこで保育士は、画用紙に描いた絵を切り抜いて棒に固定した( B  ペープサート)を用いた遊びへと発展を促した。すると、これまで広告紙という( C 素材 )から棒を作る経験がなかった子どもも、棒作りに挑戦し、作り方を教え合う姿がみられたので、子どもたちとともに表現活動に取り組んだところ、お話を演じて( B )の表現を体験する機会となった。
(組み合わせ)
A BC
1 丸めて パネルシアター 原料
2 ちぎって ペープサート 基材
3 ちぎって パネルシアター 素材
4 丸めて ペープサート 素材 →〇
5 ちぎって パネルシアター 原料
正答:4


R4前期:保育実習理論⑫

R4前期 保育実習理論 問 12
 次の文は、郷土玩具に関する記述である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
郷土玩具である「赤べこ」は( A 張り子 )技法によって制作されており、( B  つり合い)を用いた仕組みで首が動くようになっている。( A )は保育現場でも実践できる造形技法であり、型になるものと( C 紙と糊 )があれば( A )の制作やその技法を応用した表現を楽しむことができる。
(組み合わせ)
AB C
1 木彫り ゴムの引っ張り 木と絵の具
2 張り子 つり合い 紙と糊 →〇
3 切り紙 空気の圧力 紙と糊
4 木彫り つり合い 紙と糊
5 張り子 ゴムの引っ張り 木と絵の具
正答:2


R4前期:保育実習理論⑬

R4前期 保育実習理論 問 13
 次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」(3)「指導計画の展開」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 施設長、保育士など、( A )職員による適切な役割分担と協力体制を整えること。
  • 保育士等は、子どもの実態や子どもを取り巻く状況の変化などに即して保育の過程を( B  記録)するとともに、これらを踏まえ、指導計画に基づく保育の内容の見直しを行い、( C  改善)を図ること。

(組み合わせ)
ABC
1 全 可視化 改善
2 特定の 記録 再評価
3 全 可視化 再評価
4 特定の 可視化 再評価
5 全 記録 改善 →〇
正答:5


R4前期:保育実習理論⑭

R4前期 保育実習理論 問 14
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
S保育所では、4歳児クラスと5歳児クラスの交流を目的に、地域にある動物園へ遠足に行くことを予定している。遠足に行くにあたって、保育士等が事前の打ち合わせを行った。
【設問】
次のうち、遠足を行う際の準備として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 動物園のホームページなどを調べ、事前に実地の下見を行うメンバーを決める。 →〇
  2. 動物園の園内で、4歳児クラスと5歳児クラスの子どもたちがともに楽しめる活動を計画する。 →〇
  3. 引率する保育士や職員のみではなく、保育所に残る保育士や職員に遠足の目的や行程を知らせる。 →〇
  4. 引率する保育士や職員のみではなく、保護者に遠足の目的や行程を知らせる。 →〇

正答:1 ○ ○ ○ ○


R4前期:保育実習理論⑮

R4前期 保育実習理論 問 15
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
大学生のMさんは、保育所実習を行う準備を進めている。Mさんは、まず保育所実習で学ぶべきことの要点をノートに整理しておくことで、実習をする目標が明確になると考えた。
【設問】
次のうち、Mさんが実習で学ぶべきことをまとめた内容として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 保育所の役割や機能を具体的に理解する。 →〇
  2. 観察や子どもとの関わりを通して子どもへの理解を深める。 →〇
  3. 学んできた保育に関わる科目の内容を踏まえ、子どもの保育及び保護者への支援について総合的に理解する。 →〇
  4. 保育の計画・観察・記録及び自己評価等について主観的に理解する。 →×

正答:2 ○ ○ ○ ×


R4前期:保育実習理論⑯

R4前期 保育実習理論 問 16
 次のうち、「保育所保育指針」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「教育課程」という用語の記載はない。 →〇
  2. 「カリキュラム・マネジメント」という用語の記載はない。 →〇
  3. 「保育教諭」という用語の記載はない。 →〇

正答:1 ○ ○ ○


R4前期:保育実習理論⑰

R4前期 保育実習理論 問 17
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
H保育所の保育士として、4月に2年目となるP保育士は、保育士としての専門性を高め、生涯にわたって成長し、保育士として働き続けたいと考えている。
【設問】
次のうち、P保育士の行動として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 日々の保育の内容や実践の方法について振り返る。 →〇
  2. 自分自身のキャリアを考え、自らの職位や職務に合った能力を身につけるための研修を受ける。 →〇
  3. 保育士と看護師、調理員、栄養士等は、それぞれ異なる専門性をもっているので、職務内容には関与せず、個別に保育の質の向上に取り組む。 →×

正答:1 ○ ○ ×


R4前期:保育実習理論⑱

R4前期 保育実習理論 問 18
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
K保育士は、5歳児クラスを担当している。「保育所保育指針」を読み返していたところ、第2章「保育の内容」3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」エ「言葉」には「子どもが生活の中で、言葉の響きやリズム、新しい言葉や表現などに触れ、これらを使う楽しさを味わえるようにすること。その際、絵本や物語に親しんだり、言葉遊びなどをしたりすることを通して、言葉が豊かになるようにすること。」という記載があった。そこで、クラスの子どもと一緒に「回文」を探して、言葉遊びを楽しむことにした。
【設問】
次の言葉遊びのうち、「回文」の例として、正しいものを一つ選びなさい。
1 イチゴ ゴリラ ラッパ パイナップル …
2 さよなら さんかく また きて しかく
3 なまむぎ なまごめ なまたまご
4 たけやぶやけた →〇
5 ちゅう ちゅう たこかいな
正答:4


R4前期:保育実習理論⑲

R4前期 保育実習理論 問 19
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
児童養護施設での実習初日を終えたSさん(大学生、女性)は、その日の振り返りで施設の実習担当保育士に次の内容を話した。Tさん(16 歳、女児)が帰宅した際に、Sさんと目が合ったものの、無視する様子がみられたので、Sさんは挨拶をせず、その後も自分から話しかけることはなかった。保育士がその理由を聞くと、Sさんは、「Tさんがあからさまに私と距離をとろうとしていたので、話しかけられたくないのだと判断しました」と答えた。
【設問】
次のうち、実習担当保育士の実習生への対応として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「Tさんは本当に無視したのかな?」と、Sさん自身の解釈を振り返るように促す。 →〇
  2. 「あなたはTさんの気持ちを尊重したのね」と、SさんがTさんに話しかけなかったことを評価する。 →×
  3. 「あなたがその時に『はじめまして、実習生のSです』と自己紹介したら、Tさんはどう感じたかな?」と、Tさんへの理解を深めるための質問をする。 →〇

正答:2 ○ × ○


R4前期:保育実習理論⑳

R4前期 保育実習理論 問 20
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
Qさん(14 歳、女児)は 10 歳の時に両親からのネグレクトを理由に児童相談所に保護され、里親委託となった。4年間、Pさん(50 代、女性)が養育里親として養育している。Pさんは、Qさんとの信頼関係が十分に形成されていると考えていたが、最近、Pさんに対して「どうせ親じゃないんだから、ほっといて」といった発言など、反抗的な態度を示すことが多い。また、無断外泊などを行うようになっている。Pさんは、Qさんの養育に自信をなくしている。Pさんの夫はPさんに対して「そんなに大変ならやめればいい」と伝えた。Pさんは困り果てて、担当の里親支援専門相談員に相談した。
【設問】
次のうち、里親支援専門相談員の対応として、最も適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

  1. Qさんの素行の悪さを理由に、委託解除を検討する。  →×
  2. Qさんが何らかの葛藤や困難を抱えていると考え、Qさん本人から話を聞く。 →〇
  3. Pさん夫妻がQさんの状況をどのようにとらえているのか考えを夫婦で共有してもらうとともに、協力して養育に取り組むよう促す。 →〇
  4. Pさんには里親としての能力がないと判断し、研修の受講を提案する。 →×

(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C →〇
4 B D
5 C D
正答:3