R3前保育実習理論一覧

R3前期:保育実習理論①

R3前期 保育実習理論 問1
 次の曲の伴奏部分として、A~Dにあてはまるものの正しい組み合わせを一つ選びなさい。
          
          
(組み合わせ)
A B C D

  1. イ ア エ ウ →〇
  2. イ エ ウ ア
  3. ウ ア イ エ
  4. ウ エ エ ウ
  5. エ イ ウ ア

正答:1


R3前期:保育実習理論②

R3前期 保育実習理論 問2
 次のA~Dの音楽用語の意味を【語群】から選んだ場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. meno mosso   キ 今までより遅く
  2. cantabile   カ 歌うように
  3. brillante   ク はなやかに
  4. M.M.  エ メトロノームの速度

【語群】
ア 楽しげに       イ 自由な速度で  ウ 激しく      エ メトロノームの速度
オ 音をなめらかに    カ 歌うように   キ 今までより遅く  ク はなやかに
ケ メロディーを大切に  コ 今までより速く
(組み合わせ)
A B C D

  1. イ ア ウ ケ
  2. キ カ ウ エ
  3. キ カ ク エ  →〇
  4. コ ア ク オ
  5. コ オ ア ケ

正答:3


R3前期:保育実習理論③

R3前期 保育実習理論 問3
 次の楽譜からマイナーコードを抽出した正しい組み合わせを一つ選びなさい。

(組み合わせ)

  1. ① ③ ④
  2. ① ④ ⑤  →〇
  3. ② ③ ⑥
  4. ② ④ ⑤
  5. ③ ⑤ ⑥

正答:2


R3前期:保育実習理論④

R3前期 保育実習理論 問4
 次の曲を4歳児クラスで歌ってみたところ、最高音が歌いにくそうであった。そこで完全4度下げて歌うことにした。その場合、A、B、Cの音は、伴盤の①~⑳のどこを弾くか、正しい組み合わせを一つ選びなさい。

(組み合わせ)
A B C

  1. ⑭ ⑩ ⑤
  2. ⑮ ⑩ ⑤
  3. ⑮ ⑪ ⑥  →〇
  4. ⑯ ⑪ ⑥
  5. ⑯ ⑫ ⑧

正答:3


R3前期:保育実習理論⑤

R3前期 保育実習理論 問5
 次のリズムは、ある曲の歌いはじめの部分である。それは次のうちのどれか、一つ選びなさい。

  1. やきいもグーチーパー(作詞:阪田寛夫 作曲:山本直純)
  2. おつかいありさん(作詞:関根栄一 作曲:團伊玖磨)
  3. 海(作詞:林柳波 作曲:井上武士)
  4. 手のひらを太陽に(作詞:やなせたかし 作曲:いずみたく)  →〇
  5. 線路は続くよどこまでも(アメリカ民謡)

正答:4


R3前期:保育実習理論⑥

R3前期 保育実習理論 問6
 次の文のうち、適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 伊澤修二は、赤い鳥童謡運動を牽引した。
  2. ルソー(Rousseau, J.-J.)は、「むすんでひらいて」を作曲した。  →〇
  3. 「犬のおまわりさん」の作曲者は、佐藤義美である。
  4. 「こいのぼり」(えほん唱歌)は、4分の4拍子である。
  5. ヘ長調の調号は、♭(フラット)が2つである。

正答:2


R3前期:保育実習理論⑦

R3前期 保育実習理論 問7
 次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」の3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」オ「表現」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 生活の中で様々な音、(A )、色、手触り、動きなどに気付いたり、感じたりするなどして楽しむ。
  • 生活の中で(B 美しいもの)や心を動かす出来事に触れ、イメージを豊かにする。
  • いろいろな素材に親しみ、(C 工夫して)遊ぶ。
  • かいたり、つくったりすることを楽しみ、遊びに使ったり、(D 飾ったり)などする。

(組み合わせ)
AB C D

  1. 形 美しいもの 工夫して 飾ったり →〇
  2. リズム 面白いもの 工夫して 思い出にしたり
  3. 響き 楽しいこと 効果的に プレゼントにしたり
  4. リズム うれしいこと 効果的に 飾ったり
  5. 形 ふしぎなこと 協力的に 思い出にしたり

正答:1


R3前期:保育実習理論⑧

R3前期 保育実習理論 問8
 次の文は、発達過程の区分に関して「保育所保育指針解説」の保育に関するねらい及び内容に書かれたものである。1歳以上3歳未満児に関する記述を○、それ以外を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 触れるということは、この時期の子どもにとって、周囲の環境と関わり外界を知るための重要な手段である。そのため、子どもは「触って確かめる」ことを盛んにする。  →〇
  2. 感動体験が子どもの中にイメージとして蓄えられ、表現されるためには、日常生活の中で保育士等や友達と感動を共有し、伝え合うことを十分に行えるようにすることが大切である。  →×
  3. クレヨンなどを手にして、思いのままに画用紙になぐりがきをして遊ぶこともある。最初のうちはクレヨンを握って手を動かすことや紙にその跡が残ること自体が面白い様子だが、やがてクレヨンの持ち方や手首の動かし方などに慣れてきて、かく時の筆圧が安定し線になめらかさが出てくる。  →〇
  4. 一つの素材についていろいろな使い方をしたり、あるいは、一つの表現にこだわりながらいろいろな物を工夫して作ったりする中で、その特性を知り、やがては、それを生かした使い方に気付いていく。  →×

正答:3 ○ × ○ ×


R3前期:保育実習理論⑨

R3前期 保育実習理論 問9
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
主任のW保育士と新任のY保育士は、下の図版を見ながら色について話をしています。

Y保育士:かわいいパンダとゾウの絵ですね。パンダは白と黒で、ゾウは灰色のイメージが強いですね。
W保育士:白や灰色、黒といった色味のない色のことを(A 無彩色)と言います。特徴として色相と(B 彩度)がなく、(C 明度)のみがあります。
Y保育士:そうなのですね。それではこのような色を作るには白や黒が必要ですね。
W保育士:(D  補色)同士を混ぜ合わせることによって白以外の(A 無彩色)に近い色を作り出すこともできますよ。
Y保育士:そうですか。ぜひ今度試してみたいと思います。
【設問】
( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
A BC D

  1. 無彩色 彩度 明度 補色 →〇
  2. 無色 彩度 明度 補色
  3. 透明色 明度 彩度 類似色
  4. 無彩色 明度 彩度 類似色
  5. 透明色 彩度 明度 補色

正答:1


R3前期:保育実習理論⑩

R3前期 保育実習理論 問 10
 次の文は、描画技法の一つであるデカルコマニーに関する記述である。(A )~(C)にあてはまる語句の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
紙を用いたデカルコマニーの一般的な制作工程は、まず紙を2つ折りにし、開いた片方の面に絵の具を置く。次に紙を再び折り合わせて、(A 上から押さえる)。紙を開くと(B 左右対称)の模様となり、(C 偶然)できた形を楽しむことができる。さらに、筆などで描き加えることによって広がりのある造形活動へと繋げることもできる。
(組み合わせ)
A BC

  1. 上から押さえる 左右対称 偶然  →〇
  2. 水で濡らす まだら 偶然
  3. 水に浮かべる 左右対称 意図的に
  4. 上から押さえる まだら 意図的に
  5. 水で濡らす 左右対称 意図的に

正答:1


R3前期:保育実習理論⑪

R3前期 保育実習理論 問 11
 次の文のうち、一般的な紙の性質や使用上の留意点に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 新聞紙は紙目がないので、どこから引っ張ってもジグザグに破れる性質がある。  →×
  2. ドーサが引いてある和紙はにじみにくいので、絵の具を使ったにじみ遊びには適さない。  →〇
  3. トレーシングペーパーとは、不透明な色紙のことである。  →×
  4. 段ボール紙は水に強く、濡れても丈夫なので屋外の制作活動に適している。  →×

正答:3 × ○ × ×


R3前期:保育実習理論⑫

R3前期 保育実習理論 問 12
 次の図のように正方形の紙を四つ折りにして、太破線に沿ってハサミで切り取り、残った白い部分を開いたときにできる形を1~5から一つ選びなさい。
紙の中心

  1. 「外側が 12 で、内側が8」の山がある花の形
  2. 「外側が 12 で、内側が6」の山がある花の形
  3. 「外側が 12 で、内側が5」の山がある花の形
  4. 「外側が8で、内側が6」の山がある花の形
  5. 「外側が8で、内側が8」の山がある花の形  →〇

正答:5


R3前期:保育実習理論⑬

R3前期 保育実習理論 問 13
 次の①~⑥の文のうち、保育所の保育士に求められる主要な知識及び技術についての考え方として、適切な文の数を一つ選びなさい。
① これからの社会に求められる資質を踏まえながら、乳幼児期の子どもの発達に関する専門的知識を基に子どもの育ちを見通し、一人一人の子どもの発達を援助する知識及び技術。
② 子どもの発達過程や意欲を踏まえ、子ども自らが生活していく力を細やかに助ける生活援助の知識及び技術。
③ 保育所内外の空間や様々な設備、遊具、素材等の物的環境、自然環境や人的環境を生かし、保育の環境を構成していく知識及び技術。
④ 子どもの経験や興味や関心に応じて、様々な遊びを豊かに展開していくための知識及び技術。
⑤ 子ども同士の関わりや子どもと保護者の関わりなどを見守り、その気持ちに寄り添いながら適宜必要な援助をしていく関係構築の知識及び技術。
⑥ 保護者等への相談、助言に関する知識及び技術。

  1. 2つ
  2. 3つ
  3. 4つ
  4. 5つ
  5. 6つ →〇

正答:5


R3前期:保育実習理論⑭

R3前期 保育実習理論 問 14
 次の文のうち、絵本の読み聞かせをする際の留意事項として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 子どもが絵本の世界を楽しめるように、保育士は絵本のストーリーや展開をよく理解しておく。  →〇
  2. 絵本を読む時の読み手の背景は、子どもが絵本に集中できるようにシンプルな背景が良い。  →〇
  3. 絵本は、表紙や裏表紙にも物語が含まれることがあることを理解しておく。  →〇
  4. 絵本を読み終えたら、子どもが絵本の内容を正確に記憶できているかが重要であるため、直ちに質問して確認する。 →×

正答:1 ○ ○ ○ ×


R3前期:保育実習理論⑮

R3前期 保育実習理論 問 15
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
実習生のKさんは、S保育所の2歳児クラスで実習を行っています。今朝、M君が、泣きながら母親に抱かれて登園してきました。保育士たちはそれぞれに対応していて手が離せず、Kさん一人で対応することになりました。
【設問】
この場面で保育士をめざす実習生KさんのM君への対応として、最も適切でないものを一つ選びなさい。

  1. M君を抱きかかえて、「大丈夫、大丈夫」と背中を優しくさすりながら、なだめる。
  2. M君の顔を見ながら、「どうしたの?」と声をかける。
  3. 「今日は何をして遊ぼうか」とM君を優しく遊びに誘う。
  4. 「一緒にお母さんにいってらっしゃいをしよう」とM君を誘う。
  5. 「早く泣きやまないとお母さんに怒られるよ」とM君に泣きやまないことを注意する。  →×

正答:5


R3前期:保育実習理論⑯

R3前期 保育実習理論 問 16
 次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」1「乳児保育に関わるねらい及び内容」(3)「保育の実施に関わる配慮事項」の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
ア 乳児は疾病への抵抗力が弱く、心身の機能の未熟さに伴う疾病の発生が多いことから、一人一人の発育及び発達状態や健康状態についての適切な判断に基づく(A 保健的)な対応を行うこと。
イ 一人一人の子どもの生育歴の違いに留意しつつ、欲求を適切に満たし、(B 特定)の保育士が応答的に関わるように努めること。
ウ 乳児保育に関わる職員間の連携や嘱託医との連携を図り、第3章に示す事項を踏まえ、適切に対応すること。栄養士及び看護師等が配置されている場合は、その(C 専門性)を生かした対応を図ること。
エ 保護者との信頼関係を築きながら保育を進めるとともに、保護者からの( D  相談)に応じ、保護者への支援に努めていくこと。
オ ( E  担当)の保育士が替わる場合には、子どものそれまでの生育歴や発達過程に留意し、職員間で協力して対応すること。
(組み合わせ)
A B C DE

  1. 保健的 担当 特殊性 相談 特定
  2. 情緒的 特定 専門性 要望 担当
  3. 情緒的 担当 特殊性 相談 特定
  4. 保健的 特定 専門性 相談 担当  →〇
  5. 保健的 特定 専門性 要望 担当

正答:4


R3前期:保育実習理論⑰

R3前期 保育実習理論 問 17
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
実習生のPさんは、H保育所の3歳児クラスで実習を行っています。PさんがQ君とR君と積み木で遊んでいた際、Q君とR君が積み木の取り合いになり、Q君がR君の手を噛んでしまいました。突然のことでPさんは何もできず立ち尽くしていると、R君の「いたい!」という叫び声を聞いた担当保育士がその場に駆けつけ、仲裁に入りました。
【設問】
保育士をめざす実習生Pさんのこの後の対応として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 積み木の取り合いになった状況を担当保育士に報告する。  →〇
  2. 自らの判断でQ君の保護者へ連絡し、R君の保護者に謝るように指導する。  →×
  3. このようなトラブルの場合の仲裁方法について、担当保育士に相談し、助言を得る。  →〇
  4. R君がQ君に噛まれたことを他の保護者との間で話題にする。  →×

正答:2 ○ × ○ ×


R3前期:保育実習理論⑱

R3前期 保育実習理論 問 18
 次の文のうち、「保育所児童保育要録」に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 保育所児童保育要録の送付については、入所時や懇談会などを通して、保護者に周知しておくことが望ましい。 →〇
  2. 子どもの就学に際して、作成した保育所児童保育要録の抄本又は写しを地方自治体の長に送付する。 →×
  3. 保育所児童保育要録の作成にあたっては、保護者との信頼関係を基盤として、保護者の思いを踏まえつつ記載する。 →〇
  4. 保育所児童保育要録は、最終年度の子どもについて作成する。 →〇

正答:3 ○ × ○ ○


R3前期:保育実習理論

R3前期 保育実習理論 問 19
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
児童養護施設で暮らすNちゃん(3歳、男児)は、母親と2人暮らしであったが、母親がうつ病を発症し、養育ができない状況になったために2年前に入所となった。当初は母親の体調回復を機に家庭引き取りを行うことを個別支援計画(自立支援計画)の支援方針としていて、母親もそれに同意していた。しかし、最近、母親の体調が回復してきたことから家庭引き取りに向けた取り組みをし始めたところ、母親から「つきあっている男性がいて、結婚する予定だ。Nちゃんの引き取りは結婚後、生活が安定してからにしたい。」との発言が児童養護施設のNちゃんの担当保育士にあった。
【設問】
次のうち、この話を聞いた直後にNちゃんの担当保育士が行うべき対応として、最も適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 母親の意向を尊重し、支援方針を「母親の再婚生活が安定した後に家庭引き取り」に変更する。
  2. 個別支援計画は児童相談所で作成するものであるため、計画見直しの意向があることを担当の児童福祉司に伝えて良いか母親に確認する。
  3. 結婚予定の男性や今後の見通しについて母親から情報収集を行う。 →〇
  4. Nちゃんに母親の再婚に対する意見を聞き、Nちゃんの意向に沿った個別支援計画を立案する。
  5. 当初の個別支援計画の支援方針と異なるため、考え直すように母親に伝える。

正答:3


R3前期:保育実習理論⑳

R3前期 保育実習理論 問 20
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
乳児院からの措置変更で児童養護施設に入所したJ君(8歳、男児)は、施設の他の子どもたちとテレビを見ている場面で担当保育士に「なんで俺の親は俺を施設に預けたの?」と質問した。
【設問】
次のうち、担当保育士の対応として最も適切な記述を一つ選びなさい。なお、J君の出自(出生や生い立ち)について、J君にどのように伝えるか、事前に職員間で検討していなかったものとする。

  1. その場で担当保育士の知っている情報について包み隠さず話す。
  2. 他の子どもたちがいない場所に移動し、担当保育士の知っている情報について包み隠さず話す。
  3. 伝え方や内容について職員会議で確認してから、後日伝える場を設ける。 →〇
  4. 実親の情報の伝達にあたっては、どのような情報であっても実親の承諾が必要となるため、実親と連絡をとる。
  5. 入所児童に出自を知らせることは危険であり、権利擁護の観点から伝えない。

正答:3