子どもの食と栄養一覧

R6前期:子どもの食と栄養⑪

R6前期 子どもの食と栄養 問 11 次のうち、妊娠期の栄養と食生活に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」(厚生労働省)において、妊婦にカルシウムの付加量は設定されていない。 →〇
  2. 「妊産婦のための食事バランスガイド」(令和3年 厚生労働省)において、妊娠中期の1日分付加量は、主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物の5つの区分すべてにおいて、+1(SV:サービング)である。 →×
  3. 妊娠期間中の推奨体重増加量は、妊娠前の体格別に設定されている。 →〇
  4. 妊娠中は胎児のために安静にし、ウォーキングなどの運動はしないようにする。 →×

正当:3 ○ × ○ ×


R6前期:子どもの食と栄養⑫

R6前期 子どもの食と栄養 問 12 次の文は、「食育基本法」の前文の一部である。( A )・( B )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
子どもたちに対する食育は、心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって( A  →〇イ 健全な心と身体)を培い( B  →〇エ 豊かな人間性)をはぐくんでいく基礎となるものである。
【語群】
ア 生きる力    イ 健全な心と身体    ウ 適切な判断力
エ 豊かな人間性  オ 「食」を選択する力
(組み合わせ)
A B
1 ア ウ
2 ア エ
3 イ エ →〇
4 イ オ
5 ウ オ
正当:3


R6前期:子どもの食と栄養⑬

R6前期 子どもの食と栄養 問 13 次のうち、「第4次食育推進基本計画」(令和3年 農林水産省)の3つの重点事項として、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 持続可能な食を支える食育の推進 →〇
  2. 家庭における共食を通じた子どもへの食育の推進 →×
  3. 「新たな日常」やデジタル化に対応した食育の推進 →〇
  4. 若い世代を中心とした食育の推進 →〇
  5. 生涯を通じた心身の健康を支える食育の推進 →×

(組み合わせ)
1 A B C
2 A C D
3 A C E →〇
4 B C D
5 B D E
正当:3


R6前期:子どもの食と栄養⑭

R6前期 子どもの食と栄養 問 14 次のうち、「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」2「食育の推進」の一部として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 子どもと調理員等との関わりや、調理室など食に関わる保育環境に配慮すること。 →〇
  2. 栄養士が配置されている場合は、専門性を生かした対応を図ること。 →〇
  3. 食事の提供を含む食育計画を全体的な計画に基づいて作成し、その評価及び改善に努めること。 →〇
  4. 保育所における食育は、健康な生活の基本としての「生きる力」の育成に向け、その基礎を培うことを目標とすること。 →×

正当:1 ○ ○ ○ ×



R6前期:子どもの食と栄養⑯

R6前期 子どもの食と栄養 問 16 次のうち、「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」(厚生労働省)に関する記述として、不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 表示のある食品は、消費期限などを確認し、購入する。 →〇
  2. 食中毒予防の三原則は、食中毒菌を「付けない、増やさない、やっつける(殺す)」である。 →〇
  3. 購入した肉・魚は、水分のもれがないように、ビニール袋などにそれぞれ分けて包み、持ち帰る。 →〇
  4. 残った食品は、早く冷えるように浅い容器に小分けして保存する。 →〇
  5. 冷蔵庫は、15℃以下に維持することが目安である。 →×

正当:5


R6前期:子どもの食と栄養⑰

R6前期 子どもの食と栄養 問 17 次のうち、「食品による子どもの窒息・誤嚥(ごえん)事故に注意!」(令和3年1月 消費者庁)の窒息・誤嚥事故防止に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 硬い豆やナッツ類を乳幼児に与える場合は、小さく砕いて与える。 →×
  2. 食べているときは、姿勢をよくし、食べることに集中させる。 →〇
  3. 節分の豆まきは個包装されたものを使用するなど工夫して行い、子どもが拾って口に入れないように、後片付けを徹底する。 →〇
  4. ミニトマトやブドウ等の球状の食品を乳幼児に与える場合は、4等分する、調理して軟らかくするなどして、よく噛んで食べさせる。 →〇

正当:3 × ○ ○ ○


R6前期:子どもの食と栄養⑱

R6前期 子どもの食と栄養 問 18 次のうち、食品ロス及び食料自給率に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「食品ロス」とは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことをいう。 →〇
  2. 食品ロスを減らすための例として、陳列されている商品を奥からとらずに、賞味期限が切れるのが早い順番に買うことがあげられる。 →〇
  3. 「令和3年度食料需給表」(農林水産省)による、日本の供給熱量ベースの総合食料自給率は約60%である。 →×
  4. 令和2年度の食品ロス量推計値(農林水産省)では、家庭系食品ロス量(各家庭から発生する食品ロス)の方が、事業系食品ロス量(事業活動を伴って発生する食品ロス)よりも多い。 →×

正当:2 ○ ○ × ×


R6前期:子どもの食と栄養⑲

R6前期 子どもの食と栄養 問 19 次のうち、乳児ボツリヌス症の原因となる食品として、1歳を過ぎるまで与えてはいけない食品を一つ選びなさい。
1 卵
2 レバー
3 バター
4 はちみつ →〇
5 白身魚
正当:4


R6前期:子どもの食と栄養⑳

R6前期 子どもの食と栄養 問 20 次のうち、食物アレルギーに関する記述として、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「食品表示法」により容器包装された加工食品において、アレルギー表示が義務づけられている原材料は、卵、乳、小麦、大豆の4品目である。 →×
  2. 卵アレルギーの場合、基本的に鶏肉は除去する必要はない。 →〇
  3. 食物アレルギーであっても、離乳食の開始や進行を遅らせる必要はない。 →〇
  4. アレルギーを起こす原因物質をアナフィラキシーという。 →×

(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 A D
4 B C →〇
5 C D
正当:4


R5後期:子供の食と栄養①

R5後期 子どもの食と栄養 問1 次のうち、「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)の「離乳食について困ったこと(回答者:0~2歳児の保護者)」において、最も割合の高い回答の項目として、適切なものを一つ選びなさい。
1 もぐもぐ、かみかみが少ない(丸のみしている)
2 食べる量が少ない
3 食べ物をいつまでも口にためている
4 食べさせるのが負担、大変
5 作るのが負担、大変 →〇
正当:5


R5後期:子供の食と栄養②

R5後期 子どもの食と栄養 問2 次の文は、脂質に関する記述である。( A )・( B )にあてはまる数値を【数値群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
脂質は、1g あたり約( A  →〇イ 9)kcal のエネルギーを産生する。「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」では、脂肪エネルギー比率(総脂質からの摂取エネルギーが総摂取エネルギーに占める割合)の目標量を、1歳以上の全年齢で( B  →〇エ 20 ~ 30)%としている。
【数値群】
ア 4  イ 9  ウ 10 ~ 20  エ 20 ~ 30  オ 30 ~ 40
(組み合わせ)
A B
1 ア ウ
2 ア エ
3 ア オ
4 イ ウ
5 イ エ →〇
正当:5


R5後期:子供の食と栄養③

R5後期 子どもの食と栄養 問3 次のうち、「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」(厚生労働省)に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 年齢区分は1~ 17 歳を小児、18 歳以上を成人とする。 →〇
  2. 10 年ごとに見直しがなされ、改定される。 →×
  3. 栄養素の指標として、「推定平均必要量」「推奨量」「目安量」「耐容上限量」「目標量」の5種類が設定されている。 →〇
  4. 基本的に健康な個人及び集団を対象としている。 →〇

正当:2 ○ × ○ ○


R5後期:子供の食と栄養④

R5後期 子どもの食と栄養 問4 次の【Ⅰ群】の味の相互作用と、【Ⅱ群】の例を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A 対比効果 →〇ア すいかに塩をかける
B 抑制効果 →〇ウ コーヒーに砂糖を加える
C 相乗効果 →〇イ 2種類のうま味(だし)を混ぜるとより一層うま味が強くなる
【Ⅱ群】
ア すいかに塩をかける
イ 2種類のうま味(だし)を混ぜるとより一層うま味が強くなる
ウ コーヒーに砂糖を加える
(組み合わせ)
A B C
1 ア イ ウ
2 ア ウ イ →〇
3 イ ア ウ
4 イ ウ ア
5 ウ イ ア
正当:2


R5後期:子供の食と栄養⑤

R5後期 子どもの食と栄養 問5 次のうち、授乳に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)では、「授乳について困ったこと」がある者(回答者:0~2歳児の保護者の総数)は、約5割であった。 →×
  2. 分娩後、数日間分泌される黄色みをおびた粘りのある母乳を初乳という。 →〇
  3. 母乳育児の利点として、小児期の肥満やのちの2型糖尿病の発症リスクの低下が報告されている。 →〇
  4. 乳児用液体ミルクは、液状の人工乳を容器に密封したものであり、常温での保存が可能なものである。 →〇

正当:4 × ○ ○ ○


R5後期:子供の食と栄養⑥

R5後期 子どもの食と栄養 問6 次の文は、母乳分泌のしくみに関する記述である。( A )~( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
乳児が乳首を吸う( A  →〇ア 吸てつ)反射とその刺激は、間脳視床下部を経て脳下垂体へと伝わる。下垂体前葉から( B  →〇ウ プロラクチン)が分泌されて乳汁の合成が促進され、下垂体後葉から( C  →〇オ オキシトシン)が分泌され、乳汁を放出して射乳が起こる。また( C )は子宮の筋肉を収縮させて、子宮の回復を促す。
【語群】
ア 吸てつ     イ 吸引      ウ プロラクチン  エ エストロゲン
オ オキシトシン  カ 黄体ホルモン
(組み合わせ)
A B C
1 ア ウ オ →〇
2 ア エ ウ
3 イ ウ オ
4 イ エ カ
5 イ カ エ
正当:1


R5後期:子供の食と栄養⑦

R5後期 子どもの食と栄養 問7 次のうち、幼児期の健康と食生活に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 感染に対する抵抗力が弱い。 →〇
  2. 消化機能が十分に発達していないため、1回(食)に消化できる量などに配慮が必要である。 →〇
  3. 骨格、筋肉、臓器など身体のあらゆる組織をつくるために十分な栄養素の供給が必要となるが、重1kg あたりでは成人よりも必要とする栄養素は少ない。 →×
  4. 「偏食する」「むら食い」「遊び食べをする」などが起きやすい。 →〇

正当:1 ○ ○ × ○


R5後期:子供の食と栄養⑧

R5後期 子どもの食と栄養 問8 次のうち、幼児期の間食に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)の「子どもの間食(3食以外に食べるもの)の与え方(回答者:2~6歳児の保護者)」において、「欲しがるときにあげることが多い」と回答した保護者の割合が最も高かった。 →×
  2. 「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)の「子どもの間食(3食以外に食べるもの)として甘い飲み物やお菓子を1日にとる回数(回答者:2~6歳児の保護者)」において、どの年齢階級も「3回」と回答した者の割合が最も高かった。 →×
  3. 幼児期では、間食を食事の一部と考え、間食でエネルギーや栄養素、水分の補給を行うことが望ましい。 →〇

正当:5 × × ○


R5後期:子供の食と栄養⑨

R5後期 子どもの食と栄養 問9 次のうち、学童期の食生活に関する記述として、不適切なものを一つ選びなさい。

  1. 「学校給食摂取基準の策定について(報告)」(令和2年 文部科学省)によると、学校給食のない日は、ある日と比べて、カルシウムの摂取不足が顕著であった。 →〇
  2. 「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」(平成 16 年 厚生労働省)では、学童期に育てたい「食べる力」として、「自分の食生活を振り返り、評価し、改善できる」をあげている。 →〇
  3. 「学校給食法」の「学校給食の目標」の一つに、「適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること」があげられている。 →〇
  4. 「平成 31 年度(令和元年度)全国学力・学習状況調査」(文部科学省)によると、「朝食を毎日食べていますか」という質問に対し、「あまりしていない」、及び「全くしていない」と回答した小学校6年生の割合は約3割であった。 →×
  5. 「食に関する指導の手引 第二次改訂版」(平成 31 年 文部科学省)では、「給食指導とは、給食の準備、会食、片付けなどの一連の指導を、実際の活動を通して、毎日繰り返し行う教育活動である」と述べられている。 →〇

正当:4


R5後期:子供の食と栄養⑩

R5後期 子どもの食と栄養 問 10 次のうち、学校給食に関する記述として、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「学校給食法」第2条に定められた「学校給食の目標」は、5項目である。 →×
  2. 「令和3年度学校給食実施状況等調査」(文部科学省)によると、約 99%の小学校で学校給食(完全給食・補食給食・ミルク給食)を実施している。 →〇
  3. 「令和3年度学校給食実施状況等調査」(文部科学省)によると、完全給食を実施している国公私立学校での米飯給食の週当たりの平均実施回数は2回である。 →×
  4. 「第4次食育推進基本計画」(農林水産省)では、実施最終年度までに、学校給食における地場産物を活用した取組等を増やすことを目標として設定している。 →〇

(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D →〇
5 C D
正当:4


R5後期:子供の食と栄養⑪

R5後期 子どもの食と栄養 問 11 次の文は、「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針~妊娠前から、健康なからだづくりを~」(令和3年 厚生労働省)の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 乳製品、緑黄色野菜、豆類、( A  →〇小魚)などでカルシウムを十分に
  • 妊娠中の( B  →〇体重増加)は、お母さんと赤ちゃんにとって望ましい量に
  • ( C  →〇たばことお酒の害)から赤ちゃんを守りましょう

(組み合わせ)
AB C
1 小魚 食事量 感染症
2 小魚 食事量 たばことお酒の害
3 小魚 体重増加 たばことお酒の害 →〇
4 いも類 体重増加 たばことお酒の害
5 いも類 食事量 感染症
正当:3


R5後期:子供の食と栄養⑫

R5後期 子どもの食と栄養 問 12 次のうち、「食育基本法」に定められた食育に関する基本理念として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 伝統的な食文化、環境と調和した生産等への配意及び農山漁村の活性化と食料自給率の向上への貢献 →〇
  2. 子どもの食育における保護者、教育関係者等の役割 →〇
  3. 食品の安全性の確保等における食育の役割 →〇
  4. 健康寿命の延伸及び健康格差の縮小 →×

正当:1 ○ ○ ○ ×


R5後期:子供の食と栄養⑬

R5後期 子どもの食と栄養 問 13 次のうち、「食育推進基本計画」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 食育推進基本計画は、「食育基本法」に基づき、食育の推進に関する基本的な方針や目標について定めている。 →〇
  2. 都道府県は、食育推進基本計画に基づき、食育推進計画を作成するよう努めなければならない。 →〇
  3. 「第4次食育推進基本計画」(農林水産省)は、令和4~6年度までの計画である。 →×
  4. 「第4次食育推進基本計画」(農林水産省)の重点事項の一つに、「持続可能な食を支える食育の推進」がある。 →〇

正当:2 ○ ○ × ○


R5後期:子供の食と栄養⑭

R5後期 子どもの食と栄養 問 14 次の文は、「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」の2「食育の推進」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 子どもが自らの感覚や体験を通して、自然の恵みとしての食材や( A  →〇食の循環・環境)への意識、調理する人への感謝の気持ちが育つように、子どもと調理員等との関わりや、( B  →〇調理室)など食に関わる保育環境に配慮すること。
  • ( C  →〇保護者)や地域の多様な関係者との連携及び協働の下で、食に関する取組が進められること。また、( D  →〇市町村)の支援の下に、地域の関係機関等との日常的な連携を図り、必要な協力が得られるよう努めること。

(組み合わせ)
A BCD
1 食の循環・環境 調理室 保護者 市町村 →〇
2 食の循環・環境 畑・園庭 行政 都道府県
3 いのちの大切さ 畑・園庭 保護者 市町村
4 いのちの大切さ 調理室 行政 市町村
5 いのちの大切さ 畑・園庭 保護者 都道府県
正当:1


R5後期:子供の食と栄養⑮

R5後期 子どもの食と栄養 問 15 次のうち、保育所における地域の子育て家庭への支援に関する記述として、不適切なものを一つ選びなさい。

  1. 食を通した保育所機能の開放(調理施設活用による食に関する講習などの実施や情報の提供、体験保育など) →〇
  2. 食に関する相談や援助 →〇
  3. 食を通した子育て家庭の交流の場の提供及び交流の促進 →〇
  4. 保護者に対する生活習慣病の指導 →×
  5. 食を通した地域の人材の積極的な活用による地域の子育て力を高める取組の実施 →〇

正当:4


R5後期:子供の食と栄養⑯

R5後期 子どもの食と栄養 問 16 次のうち、「楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~」(平成 16 年 厚生労働省)における5つの期待する子ども像として、不適切なものを一つ選びなさい。
1 お腹がすくリズムのもてる子ども →〇
2 好き嫌いがない子ども →×
3 一緒に食べたい人がいる子ども →〇
4 食事づくり、準備にかかわる子ども →〇
5 食べものを話題にする子ども →〇
正当:2


R5後期:子供の食と栄養⑰

R5後期 子どもの食と栄養 問 17 次のうち、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和 23 年厚生省令第 63 号)に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 当該保育所の満1歳以上の幼児に対する食事の提供について、保育所は特例として当該保育所外で調理し搬入する方法により行うことができる。 →×
  2. 当該保育所または他の施設、保健所、市町村等の栄養士により、献立等について栄養の観点からの指導が受けられる体制をとる。 →〇
  3. 幼児の年齢及び発達の段階並びに健康状態に応じた食事の提供や、アレルギー、アトピー等への配慮、必要な栄養素量の給与等、幼児の食事の内容、回数及び時機に適切に応じることができること。 →〇
  4. 食を通じた乳幼児の健全育成を図る観点から、乳幼児の発育及び発達の過程に応じて食に関し配慮すべき事項を定めた食育に関する計画に基づき食事を提供するよう努める。 →〇

正当:3 × ○ ○ ○


R5後期:子供の食と栄養⑱

R5後期 子どもの食と栄養 問 18 次のうち、果物に関する記述として、適切なものを一つ選びなさい。

  1. 「6つの基礎食品」において、果物は、緑黄色野菜とともに第3群に分類されている。 →×
  2. 「食事バランスガイド」(平成 17 年 厚生労働省・農林水産省)に示されている5つの料理区分に「果物」は含まれていない。 →×
  3. 「授乳・離乳の支援ガイド」(2019 年改定版 厚生労働省)では、離乳開始前に果汁を与え、離乳の準備を行うことが推奨されている。 →×
  4. 果物類は食物アレルギーの原因食物にならない。 →×
  5. 「第4次食育推進基本計画」(農林水産省)では、実施最終年度までに、1日あたりの果物摂取量が 100 g 未満の者の割合を 30%以下とすることを目標値として設定している。 →〇

正当:5


R5後期:子供の食と栄養⑲

R5後期 子どもの食と栄養 問 19 次のうち、「児童福祉施設における食事の提供ガイド」(平成 22 年 厚生労働省)の「調理実(体験)等における食中毒予防のための衛生管理の留意点」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 調理実習(体験)等の実施にあたっては、施設全体の職員の協力を得ることが望ましいことから、年間(月間)計画等の中で、施設全体の計画として立てる。 →〇
  2. 原材料および、調理済み品の保存食を確保する。 →〇
  3. 加熱調理後は 24 時間以内に喫食することを徹底する。 →×
  4. 加熱する場合には十分に行い、中心温度計で、計測、確認、記録を行う。 →〇
  5. ソラニン類食中毒を防止する方法として、ジャガイモの芽や日光に当たって緑化した部分を十分に取り除き、調理を行う。 →〇

正当:3 ○ ○ × ○ ○


R5後期:子供の食と栄養⑳

R5後期 子どもの食と栄養 問 20 次のうち、嚥下が困難な子どもの食事に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 誤嚥しやすい飲食物には、水やみそ汁などがある。 →〇
  2. 酸味の強い柑橘類は、食べやすい食品である。 →×
  3. 飲み込みやすい食品形態には、ゼリー状、ポタージュ状などがある。 →〇
  4. トロミ調整食品(増粘剤)には、加熱することなくトロミがつけられるものがある。 →〇
  5. 食物を嚥下しやすくする食品には、かたくり粉、コーンスターチ、ゼラチンなどがある。 →〇

正当:3 ○ × ○ ○ ○