R7後教育原理一覧

R7後期:教育原理①

R7後期 教育原理 問1 次の文は、「教育基本法」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
(教育の機会均等)
第 4条 すべて国民は、ひとしく、その能力に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず、( A 人種)、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。
2 国及び地方公共団体は、( B 障害)のある者が、その( B )の状態に応じ、十分な教育を受けられるよう、教育上必要な支援を講じなければならない。
3 国及び地方公共団体は、能力があるにもかかわらず、( C 経済)的理由によって修学が困難な者に対して、奨学の措置を講じなければならない。
(組み合わせ)
   A    B    C
1 文化  障害  経済
2 文化  病気  心理
3 人種  障害  経済 →〇
4 人種  病気  経済
5 人種  障害  心理
正答:3


R7後期:教育原理②

R7後期 教育原理 問2 次の文は、「幼稚園教育要領」第1章「総則」第2「幼稚園教育において育みたい資質・能力及び「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
自然に触れて感動する体験を通して、自然の変化などを感じ取り、好奇心や( A イ 探究)心をもって考え( B ア 言葉)などで表現しながら、身近な事象への関心が高まるとともに、自然への愛情や畏敬の念をもつようになる。また、身近な動植物に心を動かされる中で、生命の( C エ 不思議)さや尊さに気付き、身近な動植物への接し方を考え、命あるものとしていたわり、大切にする気持ちをもって関わるようになる。
【語群】
ア 言葉  イ 探究  ウ 絵   エ 不思議
オ 複雑  カ 向学  キ 冒険  ク 身体
(組み合わせ)
  A B C
1 イ ア エ →〇
2 イ ク エ
3 カ ア エ
4 カ ウ オ
5 キ ク オ
正答:1


R7後期:教育原理③

R7後期 教育原理 問3 次の【Ⅰ群】の説明と、【Ⅱ群】の人物を結びつけた場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
【Ⅰ群】

  1. 『エミール』を著し、子供期の固有の意義を強調するとともに、大人による注入主義を否定し、子供の自然な成長力や活動性にしたがう教育、いわゆる「消極教育」を唱えた。 →イ ルソー(Rousseau, J.-J.)
  2. 『〈子供〉の誕生』を著し、「子供」の観念は普遍的なものではなく、16 世紀~ 17 世紀(アンシャン・レジーム期)における近代の家族形態の出現とともに誕生したと論じた。 →エ アリエス(Ariès, P.)
  3. 著作である『世界図絵』は、直観教授を背景とし、自然科学の発展の影響を受けた実学的な思想によるものであった。 →ウ コメニウス(Comenius, J.A.)

【Ⅱ群】
ア ペスタロッチ(Pestalozzi, J.H.)
イ ルソー(Rousseau, J.-J.)
ウ コメニウス(Comenius, J.A.)
エ アリエス(Ariès, P.)
(組み合わせ)
  A B C
1 ア ウ イ
2 ア エ イ
3 イ ウ ア
4 イ エ ウ →〇
5 ウ イ エ
正答:4


R7後期:教育原理④

R7後期 教育原理 問4 次のうち、足利学校についての説明として、適切な記述を2つ選びなさい。
1 室町時代に、上杉憲実によって再興されたとされる。 →〇
2 江戸時代に、緒方洪庵が設立した学校である。 →×
3 貧困庶民の教化のために開かれた学校である。 →×
4 江戸幕府が官学とした朱子学の中心的な学校である。 →×
5 全国から学徒が参集し、戦国時代に最盛期を迎えた学校である。 →〇
正答:1、5


R7後期:教育原理⑤

R7後期 教育原理 問5 次の【Ⅰ群】の記述と、【Ⅱ群】の人物を結びつけた場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
【Ⅰ群】

  1. 能役者、謡曲作家。『風姿花伝』において年齢段階の特質に応じた心や稽古のあり方を説いた。 →〇ア 世阿弥
  2. 玉川学園の創始者。『全人教育論』を著し、労作教育を取り入れた。 →〇ウ 小原國芳
  3. 咸宜園の創設者。入塾生の年齢、修学歴、身分を問わず、学問の達成度や実力を重視した。 →〇イ 広瀬淡窓

【Ⅱ群】
ア 世阿弥
イ 広瀬淡窓
ウ 小原國芳
エ 石田梅岩
(組み合わせ)
  A B C
1 ア ウ イ →〇
2 ア エ ウ
3 イ ア ウ
4 イ ウ ア
5 エ ア ウ
正答:1


R7後期:教育原理⑥

R7後期 教育原理 問6 次のうち、イエナ・プランについての説明として、適切な記述を3つ選びなさい。

  1. 学習者が取り組むことに価値を感じる課題を設定し、目的、計画、遂行、判断、評価というステップを踏んでカリキュラムを展開する。 →×
  2. 学級担任教員は「グループ・リーダー」と呼ばれる。 →〇
  3. 3学年にわたる異年齢グループ(根幹グループ)において、個別指導や自立的な学習活動が行われる。 →〇
  4. 「自由」と「協同」の原理のもと、子どもがどのようにどの順番で学習するかを教師と契約を結び、責任をもって取り組む個別学習を中心に行われる。 →×
  5. 学校での活動は、会話・遊び・仕事(学習)・催しという4つの基本活動を循環的に行うことで構成される。 →〇

正答:2,3,5


R7後期:教育原理⑦

R7後期 教育原理 問7 次の文は、「諸外国の教育統計 令和6(2024)年版」(文部科学省)に示された、ある国の学校制度についての説明である。正しい国名を1つ選びなさい。
幼稚園は満3歳からの子どもを受け入れる機関である。初等教育修了後は、生徒の能力・適性に応じてハウプトシューレ(卒業後の就職に向けて職業訓練を受ける者が主として進む)、実科学校(卒業後に職業教育学校への進学や中級の職への就職を目指す者が主として進む)、ギムナジウム(大学進学を目指す者が主として進む)などが設けられている。
1 オランダ
2 デンマーク
3 ドイツ →〇
4 フランス
5 フィンランド
正答:3


R7後期:教育原理⑧

R7後期 教育原理 問8 次の文の(   )にあてはまる語句として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1930 年代からアメリカで提唱・実践された(   )は、中心課程の周囲に分化した知識や技術を配置する形で構成される点に特徴がある。たとえば、子どもの生活課題を中心とした問題解決的な内容を設定し、周辺にはそれに必要な基礎的知識・技能を学習するような内容が構成される。
1 融合カリキュラム
2 経験カリキュラム
3 潜在的カリキュラム
4 スタート・カリキュラム
5 コア・カリキュラム →〇
正答:5


R7後期:教育原理⑨

R7後期 教育原理 問9 次の文は、「こどもの貧困の解消に向けた対策の推進に関する法律」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
国及び地方公共団体は、教育の( A  機会均等)が図られるとともに、貧困の状況にあるこどもに対する学校教育の充実が図られるよう、就学の援助、( B  学資)の援助、( C  学習の支援)、学校教育の体制の整備その他の貧困の状況にあるこどもの教育に関する支援のために必要な施策を講ずるものとする。
(組み合わせ)
AB C
1 平等性 学資 学習の支援
2 公平性 生活費 精神的支援
3 機会均等 学資 学習の支援 →〇
4 機会均等 学資 精神的支援
5 公平性 生活費 学習の支援
正答:3


R7後期:教育原理⑩

R7後期 教育原理 問 10 次の文は、「教育の情報化に関する手引-追補版-」(令和2年 文部科学省)の一部である。( A )・( B )にあてはまる語句の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
「児童がコンピュータで文字を入力するなどの学習の基盤として必要となる情報手段の基本的な操作を習得する」及び「児童が( A  →プログラミング)を体験しながら、コンピュータに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を身に付ける」ための学習活動を、各教科等の特質に応じて、計画的に実施することとした。
なお、( A )を体験する学習活動については、算数科、理科、( B  →総合的な学習の時間)において例示がされている。
(組み合わせ)
A B
1 情報機器活用 特別活動
2 情報機器活用 総合的な学習の時間
3 プログラミング 特別活動
4 プログラミング 情報科
5 プログラミング 総合的な学習の時間 →〇
正答:5