平成27年度地域限定試験 社会福祉 問12
次の文は、相談援助における「ネットワーク」に関する記述である。ある小地域におけるネットワーク会議の参加者の発言に関して、適切な内容の発言を○、不適切な内容を含む発言を×とした場合の、正しい組み合わせを一つ選びなさい。このネットワーク会議の参加者は、以下の顔ぶれであった。
保育園園長、社会福祉協議会職員、ボランティアセンター職員、児童委員、医師会医師、保健センター保健師、小学校長、小学校PTA役員、町会長、特定非営利活動法人(NPO法人)代表、地域包括支援センター職員、特別養護老人ホーム職員
- 保育園園長が発言した。
「当園は、大地震で地震火災が発生した時は、住宅密集地域にあるので広域避難所に避難する際に困難が予想される。是非、地域住民の協力をお願いします。」 →○- 保育園園長が発言した。
「児童虐待を防止するために、ネットワーク会議のメンバーは配慮が必要と判断される子どもを見つけた場合に、速やかに児童相談所等と連携しなければならないと考えています。」 →○- 児童委員が発言した。
「担当区域に住むSさんは、生活保護を受けながら子ども二人を養育しているが、心の病を抱えているので、地域住民の理解と協力をお願いしたい。協力者には、その親子のどんな情報も提供します。」 →×- 児童委員が発言した。
「私たち児童委員は担当区域の児童及び妊産婦に関する援助を行うほか、子育てサロンなどの活動も自発的に行っています。そのため、保健師さんとの連携を期待しています。」 →○- 地域包括支援センター職員が発言した。
「この地域にはひとり暮らし高齢者や、同居家族が働きに出ている日中は独居というケースが増えています。見守りが必要である場合、介護保険のサービスを活用しますが、その対応にも限界があります。ここで検討したい課題です。」 →○正答:2 ○ ○ × ○ ○
「社会福祉」一覧
H27地:社会福祉⑬わが国における社会福祉の諸原則
平成27年度地域限定試験 社会福祉
問 13 次のうち、今日のわが国の社会福祉における諸原則として適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 住民主体の原則 →○
- 劣等処遇の原則 →×
- 公私分離の原則 →○
- 個別化の原則 →○
正答:2 ○ × ○ ○
H27地:社会福祉⑭運営適正化委員会【社会福祉法】
平成27年度地域限定試験 社会福祉 問14
次の文は、「社会福祉法」で定められている運営適正化委員会に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 運営適正化委員会の構成メンバーには、学識経験者の他に、地方自治体の職員を1名以上加えなければならないことになっている。 →×
- 運営適正化委員会は、利用者等からの苦情の申出に対して相談や助言、事情調査等を行うことになっている。 →○
- 運営適正化委員会は、申出人とサービス提供者双方の同意を得たうえで苦情解決のあっせんを行うことができるとされている。 →○
- 運営適正化委員会は、利用者の処遇について法令違反等の不当な行為が行われている恐れのある時は、都道府県知事に通知しなければならないとされている。 →○
正答:4 × ○ ○ ○
H27地:社会福祉⑮児童養護施設の第3者評価【児童福祉施設の設備及び運営に関する基準】
平成27年度地域限定試験 社会福祉 問15
次の文は、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和 23 年厚生省令第 63号)第 45 条の3の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。児童養護施設は、自らその行う法第41条に規定する業務の質の評価を行うとともに、(A 定期的)に(B 外部の者)による評価を受けて、それらの結果を公表し、(C 常に)その改善を図らなければならない。
(組み合わせ)
A B C
1 隔年ごと 第三者 随時
2 5年ごと 評価機関 必要に応じて
3 不定期 地方公共団体 要請により
4 7年ごと 利用者 日々
5 定期的 外部の者 常に正答:5
H27地:社会福祉⑯児童家庭福祉分野の情報提供
平成27年度地域限定試験 社会福祉 問16
次の文は、児童家庭福祉分野の情報提供に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和 23 年厚生省令第 63 号)では、児童福祉施設に対して利用者の施設選択や施設の適正な運営の確保に資する情報提供を行わなければならないとしている。 →×
- 「児童福祉法」では、保育所に対しては、地域の住民に対して当該保育所が行う保育に関する情報を提供するように求めている。 →○
- 「保育所保育指針」では、地域における子育て支援に関し、保育所が行う保育に支障がない限りにおいて、地域の子育て支援に関する情報の提供等を積極的に行うよう努めることとしている。 →○
- 児童家庭福祉分野における情報提供は、「社会福祉法」によって全ての児童福祉施設の利用方式が利用契約方式に変更された際、同法が全ての児童福祉施設に情報提供の義務を課したことから始まった。 →×
正答:4 × ○ ○ ×
H27地:社会福祉⑰福祉サービス利用者支援制度
平成27年度地域限定試験 社会福祉
問 17 次の文は、福祉サービス利用者支援制度に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 措置制度とは、行政機関が、福祉サービスの利用対象者に対して行う、援護、育成、保護、更生に関する行政処分のことをいう。
- 契約制度とは、利用者がサービス提供者または市町村と契約を締結したうえでサービスを利用する方式の総称のことをいう。
- 契約は、当事者同士の意思表示の合致によって成立し、その過程では双方の対等性や自由意思が尊重される。
- 情報の対称性とは、サービス利用者とサービス提供者の間で、情報の質や量が偏在している状態をいう。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ○
5 × × ○ ○
H27地:社会福祉⑱虐待の防止に関する法律
平成27年度地域限定試験 社会福祉 問18
次の【Ⅰ群】の法律と【Ⅱ群】の用語を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A 「児童虐待の防止等に関する法律(児童虐待防止法)」 →児童相談所
B 「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律(DV防止法)」 →配偶者暴力相談センター
C 「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律(障害者虐待防止法)」 →市町村障害者虐待防止センター
D 「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律(高齢者虐待防止法)」 →か
【Ⅱ群】
ア 居宅介護支援事業所
イ 配偶者暴力相談支援センター
ウ 母子福祉センター
エ 市町村障害者虐待防止センター
オ 児童相談所
カ 地域包括支援センター
キ 養護老人ホーム
ク 地域活動支援センター
ケ 児童発達支援センター
コ 青少年相談支援センター正答:5 オ イ エ カ
H27地:社会福祉⑲国民生活基礎調査
平成27年度地域限定試験 社会福祉
問 19 次の文は、「平成 25 年国民生活基礎調査」における、わが国の世帯構造に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 全世帯のうち、最も多い世帯構造は、「夫婦と未婚の子のみの世帯」である。 →○
B 「65 歳以上の者のいる世帯」について、「夫婦のみの世帯」より「単独世帯」の方が多い。 →×
C 全世帯のうち、「児童のいる世帯」は約4分の1を占める。 →○
D 全世帯のうち、「単独世帯」は約4分の1を占める。 →○
E 全世帯の平均世帯員数は、2人以下である。 →×
2 ○ × ○ ○ ×
H27地:社会福祉⑳社会福祉協議会
平成27年度地域限定試験 社会福祉
問 20 次の文は、社会福祉協議会に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を ×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 地区社会福祉協議会を、同一市町村内に複数設置することはできない。 →×
B 福祉活動専門員は、市町村社会福祉協議会に配置され、民間社会福祉活動の推進に従事する。 →○
C 都道府県社会福祉協議会は、福祉サービス利用援助事業の実施のために必要な事業を行う。 →○
D 生活福祉資金貸付制度の実施主体は、都道府県社会福祉協議会である。 →○
正答:3 × ○ ○ ○
H27本:社会福祉①【社会福祉法】
平成27年度本試験 社会福祉 問1 次の文は、「社会福祉法」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 福祉サービスの利用者が心身ともに健やかに育成されることを基本的な理念としている。→○
- 福祉サービスを必要とする地域住民のあらゆる分野への社会参加を推進する。→○
- 福祉サービス利用者が有する能力に応じて日常生活を営めるよう支援することを基本的な理念としている。→○
- 福祉サービスは、社会福祉事業の適正な実施の確保を図るために、最低限度の措置にとどめなければならないとしている。→×
正答:1 ○ ○ ○ ×
H27本:社会福祉②社会福祉の歴史
平成27年度本試験 社会福祉 問2 次の文は、社会福祉の歴史に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
- わが国では、生存権とその保障が最初に規定されたのは、「大日本帝国憲法」であった。→×
- わが国の救貧のための法律の始まりは、1946(昭和 21)年公布の「旧生活保護法」であった。→×
- わが国の国民皆年金制度の始まりは、1959(昭和 34)年に公布された「国民年金法」であった。→○
- 1964(昭和 39)年公布の「母子及び寡婦福祉法」によって、父子家庭に対する福祉の措置も始まった。→×
- 社会福祉士が国家資格として初めて規定されたのは、2000(平成 12)年公布の「社会福祉法」であった。→×
正答:3
H27本:社会福祉③【社会福祉法】第1種社会福祉事業
平成27年度本試験 社会福祉 問3 次のうち、「社会福祉法」における第1種社会福祉事業に属するものとして正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 保育所→×
- 共同募金→○
- 児童養護施設→○
- 婦人保護施設→○
- 児童発達支援センター→×
正答:4 × ○ ○ ○ ×
H27本:社会福祉④子育て支援
平成27年度本試験 社会福祉 問4 次の文は、子育て支援に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を ×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 地域子育て支援拠点事業の実施は、主に児童養護施設において行われている。→×
- 保護者に対する支援は、住民にとって身近な施設であることや、施設数の多さなどにより、保育所においてはその期待が特に大きい。→○
- 保護者に対する支援を行う際の留意点のひとつとして、子どもの利益に反しない限りにおいて、保護者や子どものプライバシーの保護、知り得た事柄の秘密保持に留意することが挙げられている。→○
- 保育所において、保育士が子どものよいところを見つけ、積極的に保護者に伝えることで、子育ての楽しさを共有することも、保護者支援につながると考えられる。→○
正答:4 × ○ ○ ○
H27本:社会福祉⑤社会保障給付費
平成27年度本試験 社会福祉 問5 次の文は、平成 24 年度の社会保障給付費に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 社会保障給付費のうち、年金の給付費は依然減少傾向を示している。→×
- 社会保障給付費を医療、年金、福祉その他の3つの部門に分けると、医療の占める割合が最も大きい。→×
- 社会保障財源の内訳は、社会保険料よりも公費負担の占める割合の方が大きい。→×
- 国民医療費を年齢階層別に比べると、65 歳以上の者の医療費は全体の半分以上を占める。→○
- 社会保障給付費の対国民所得比は、約3割を示している。→○
正答:5 × × × ○ ○
H27本:社会福祉⑥婦人相談所
平成27年度本試験 社会福祉 問6 次の文は、婦人相談所に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を ×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 「母子及び父子並びに寡婦福祉法」に基づいて設置されている。→×
- 都道府県と市に設置が義務付けられている。→×
- 配偶者暴力相談センターとしても機能する。→○
- 婦人相談員が配置される。→○
- 婦人相談所は、母子の保護及び生活支援にあたり、母子生活支援施設と連携することがある。→○
正答:5 × × ○ ○ ○
H27本:社会福祉⑦男女共同参画社会
平成27年度本試験 社会福祉 問7 次の文は、男女共同参画社会に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 労働者の子の看護休暇に関しては、男女の差はなく取得できる制度が整っている。→○< /li>
- 労働者の家族の介護休業に関しては、男女の差はなく取得できる制度が整っている。→○
- わが国の男女共同参画社会の基本理念には、男性の家事への参加など家庭生活と職業生活との両立を推進することが含まれていない。→×
- わが国の男女共同参画社会の基本理念には、男性の地域活動への参加と職業生活との両立を推進することが含まれていない。→×
正答:1 ○ ○ × ×
H27本:社会福祉⑧国際生活機能分類(ICF)の構成要素
平成27年度本試験 社会福祉 問8 次のうち、国際生活機能分類(ICF)の構成要素として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 参加→○
- 環境因子→○
- 社会的不利→×
- 個人因子→○
- 機能低下→×
正答:2 ○ ○ × ○ ×
H27本:社会福祉⑨医療保険制度
平成27年度本試験 社会福祉 問9 次の文は、医療保険制度に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を ×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 出産育児一時金は、国民健康保険においても支給される。→○
- 公務員は、国民健康保険に加入する。→×
- 健康保険の保険者は、市町村である。→×
- 傷病手当金は、療養が終了するまで支給期間の定めなく支給される。→×
正答:2 ○ × × ×
H27本:社会福祉⑩【事例】保育所の保護者対応、苦情受付
平成27年度本試験 社会福祉 問 10 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
Y児童養護施設に入所しているFちゃん(12 歳)の母親Gさん(39 歳)は、統合失調症で入退院を繰り返している。そのGさんから苦情の電話が入り、Fちゃんの担当保育士Pは面談の約束をした。約束の日、保育士Pは、Gさんの訪問時に相談室に案内した。保育士Pは、Fちゃんの担当になって日が浅く、Gさんと会うのは初めてだった。また、保育士Pは、Y児童養護施設において、苦情受付担当者となっている。【設問】
次の文は、この相談時の保育士Pの対応に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 通常の相談と異なり苦情の対応なので、保育士Pは初対面のあいさつも簡単に済ませて、苦情内容を聴取し、どんな事柄に関して訴えられているのか確かめるために質問を繰り返した。→×
- 保育士Pは、Gさんの怒りの感情を表出させるべきだと考え、Gさんの話が支離滅裂な内容となっているにもかかわらず、何時間も傾聴を続けた。→×
- Gさんが相談室に入ってからもなかなか話すことができず沈黙を続けていたが、その間、保育士Pはその表情や仕草を見ていたものの、無理に話させようとはしなかった。→○
- Gさんが統合失調症であり、保育士Pは対応に自信がなかったので、同席した主任保育士にほとんどの相談対応を代わってもらい、保育士Pはかたわらに同席して苦情対応の仕方を学んだ。→○
正答:5 × × ○ ○
H27本:社会福祉⑪今日の相談援助
平成27年度本試験 社会福祉 問 11 次の文は、今日の相談援助の視点に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
- 今日の相談援助は、利用者を「問題を抱えた人」ととらえて、その問題の原因を探ることに重点を置く視点が主流である。→×
- 今日の相談援助は、利用者の内面の変化ばかりでなく、利用者を取り巻く環境との相互作用等の全体関連性をとらえて支援を行うようになっている。→○
- 今日の相談援助は、個人の変化のみでなく、社会変革をも視野に入れるようになっている。→○
- 今日の相談援助は、社会資源の活用・調整・開発を基本的な要素であるととらえている。→○
- 今日の相談援助は、公的なサービスを適用することに加えて、私的なサポートを組み合わせる視点を持っている。→○
正答:1
H27本:社会福祉⑫保育所が相談援助を行う具体的場面
平成27年度本試験 社会福祉 問 12 次の文は、保育所が相談援助を行う具体的場面に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 相談を受けるには静かな時間とプライバシーを守る環境が必要なので、大多数の保育所では保護者一般に対して、「相談はあらかじめ園長に予約をとって、園長室でお願いします」と案内をしている。→×
- 個別面談の際、ある保護者が話しづらそうにしてなかなか語り出さないので、保育士は感じ取ったままに「話しづらいですか」と声をかけた。→○
- 個別面談の際、ある保護者が話しづらそうにしてなかなか語り出さないので、保育士は「今日はやめて、別の日にお話を伺うことにしましょう」と面談を切り上げた。→×
- 降園の時に、保護者に相談を持ちかけられた際、保育士は「今はどたばたして落ち着かないので、ちょっと無理だわ」と答えて、他の子どもの対応に戻った。→×
正答:3 × ○ × ×
H27本:社会福祉⑬セルフヘルプグループ
平成27年度本試験 社会福祉 問 13 次の文は、当事者運動やセルフヘルプグループに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- セルフヘルプグループは、議会や行政に対する圧力団体となるなどソーシャルアクション機能をもつ。→○
- セルフヘルプグループは、専門職がいつも介在して、メンバー間の葛藤に関して調整したり、仲間関係が促進されるようなプログラムを組み立てなければならない。→×
- セルフヘルプグループは、相談機関の職員が支援計画を作成する際に、一つの社会資源として活用されることがある。→○
- セルフヘルプグループは、ピアカウンセリングが行われるなど会員同士の相互支援機能をもつ。
→○正答:2 ○ × ○ ○
H27本:社会福祉⑭児童や障害者等の人権・権利に関する国内外の宣言や条約、並べ替え
平成27年度本試験 社会福祉 問 14 次の表は、児童や障害者等の人権・権利に関する国内外の宣言や条約を採択等の古い順に並べたものである。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【表】
( A 世界人権宣言)
↓
児童憲章
↓
( B 児童の権利に関する宣言)
↓
経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約(国際人権A規約)
↓
障害者の権利宣言
↓
( C 児童の権利に関する条約)
↓
( D 障害者の権利に関する条約)(組み合わせ)
A B C D
1 障害者の権利に関する条約 世界人権宣言 児童の権利に関する条約 児童の権利に関する宣言
2 世界人権宣言 児童の権利に関する宣言 児童の権利に関する条約 障害者の権利に関する条約
3 児童の権利に関する宣言 児童の権利に関する条約 障害者の権利に関する条約 世界人権宣言
4 児童の権利に関する宣言 児童の権利に関する条約 世界人権宣言 障害者の権利に関する条約
5 児童の権利に関する条約 児童の権利に関する宣言 障害者の権利に関する条約 世界人権宣言
正答:2
H27本:社会福祉⑮福祉サービス利用者支援制度
平成27年度本試験 社会福祉 問 15 次の文は、福祉サービス利用者支援制度に関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
福祉サービス利用者とサービス提供者が(A 対等)な立場に立ち、利用者自らの意思と判断によって、サービスを利用する仕組みが必要であり、今日、(B 多数の)福祉サービスでは、従来からの(C 措置制度)を改め、(D 契約制度)を採用している。
(組み合わせ)
A B C D
1 友好的 全ての 契約制度 随意制度
2 中立的 ごく一部の 推薦制度 行政制度
3 公平 少数の 申請制度 保護制度
4 対等 多数の 措置制度 契約制度
5 平等 半数の 利用制度 委託制度
正答:4
H27本:社会福祉⑯【事例】保護者の意向への対応
平成27年度本試験 社会福祉 問 16 次の保育分野の苦情解決制度に関する【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
H保育所に通うIちゃん(3歳)の母親Jさんは、H保育所で行われている各種の行事のほとんどが平日に行われているので、なかなか出席できないことに不満を感じている。そこで、次年度の各種の行事の土曜日・日曜日開催の要望を、H保育所または関係機関に相談してみようと思っている。【設問】
次の文は、Jさんのとった行動である。不適切な記述を一つ選びなさい。
- H保育所の園長に相談してみる。→○
- H保育所の苦情受付担当者に相談してみる。→○
- H保育所の第三者委員に相談してみる。→○
- 居住地の運営適正化委員会に相談してみる。→○
- 居住地の児童相談所に相談してみる。→×
正答:5
H27本:社会福祉⑰【社会福祉法】第75条
平成27年度本試験 社会福祉 問 17 次の文は、「社会福祉法」第75条の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
第 75 条
社会福祉事業の経営者は、福祉サービス(社会福祉事業において提供されるものに限る。以下この節及び次節において同じ。)を利用しようとする者が、(A 適切)かつ(B 円滑)にこれを利用することができるように、その経営する社会福祉事業に関し情報の提供を行うよう努めなければならない。
2 国及び(C 地方公共団体)は、福祉サービスを利用しようとする者が必要な情報を(D 容易)に得られるように、必要な措置を講ずるよう努めなければならない。(組み合わせ)
A B C D
1 適正 意欲的 社会福祉施設 平易
2 適切 円滑 地方公共団体 容易
3 的確 円熟 社会福祉法人 簡単
4 順当 能動的 社会福祉協議会 瞬時
5 積極的 主体的 福祉専門職団体 効果的
正答:2
H27本:社会福祉⑱【社会福祉法】第78条
平成27年度本試験 社会福祉 問 18 次の文は、「社会福祉法」第78条の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
第 78 条
社会福祉事業の経営者は、自らその提供する福祉サービスの質の(A 評価)を行うことその他の措置を講ずることにより、常に福祉サービスを受ける者の立場に立つて(B 良質)かつ(C 適切)な福祉サービスを提供するよう努めなければならない。
2 国は、社会福祉事業の経営者が行う福祉サービスの質の向上のための措置を(D 援助)するために、福祉サービスの質の公正かつ(C 適切)な(A 評価)の実施に資するための措置を講ずるよう努めなければならない。(組み合わせ)
A B C D
1 判定 上等 的確 指導
2 点検 高潔 順当 検査
3 判断 優良 適正 監査
4 評価 良質 適切 援助
5 検証 上質 妥当 実施
正答:4
H27本:社会福祉⑲人口動態統計
平成27年度本試験 社会福祉 問 19 次の文は、わが国の人口動態統計に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 総人口は、2011(平成 23)年より減少を続けており、今後も減少することが予測されている。→○
- 2014(平成 26)年 10 月現在の高齢化率は、25%を超えている。→○
- 2014(平成 26)年 10 月現在の高齢者人口の男女比をみると、女性の割合の方が高い。→○
- 生産年齢人口とは、18 歳以上 65 歳未満の者の人口を示している。→×
正答:1 ○ ○ ○ ×
H27本:社会福祉⑳【全国保育士会倫理綱領】子どもの発達保障
平成27年度本試験 社会福祉 問 20 次の文は、「全国保育士会倫理綱領」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(子どもの発達保障)
2. 私たちは、(A 養護)と(B 教育)が一体となった保育を通して、一人ひとりの子どもが心身ともに健康、安全で(C 情緒)の安定した生活ができる(D 環境)を用意し、生きる喜びと力を育むことを基本として、その健やかな育ちを支えます。(組み合わせ)
A B C D
1 養育 教養 感情 空間
2 療育 教科 感性 時間
3 療護 共育 情感 状況
4 養護 教育 情緒 環境
5 保養 共生 心情 居室
正答:4