社会福祉一覧

R6前期:社会福祉①

R6前期 社会福祉 問1 次のうち、「社会福祉法」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「社会福祉法」は、社会福祉を目的とする事業の全分野における共通的基本事項、社会福祉事業の定義や社会福祉に関する具体的な事項等を定めた法律である。 →〇
  2. 「社会福祉法」第3条では、福祉サービスの基本的理念について定められている。 →〇
  3. 「社会福祉法」第4条では、福祉サービスを必要とする地域住民のあらゆる分野への社会参加を推進する旨が定められている。 →〇
  4. 「社会福祉法」では、福祉サービス提供に関して、情報の提供や福祉サービスの利用の援助、運営適正化委員会等について定められている。 →〇

正当:1 ○ ○ ○ ○


R6前期:社会福祉②

R6前期 社会福祉 問2 次のうち、社会福祉の歴史に関する記述として、不適切なものを一つ選びなさい。

  1. イギリスでは、1942 年に「社会保険と関連サービス」(通称「ベヴァリッジ報告」)が示された。 →〇
  2. 生存権及び国民生活の社会的進歩向上に努める国の義務について定めた「日本国憲法」第 25 条は、日本の社会福祉に関する法制度の発展に寄与した。 →〇
  3. 社会福祉は、近代社会の発展の中で成立したが、それ以前の相互扶助や宗教的な慈善事業も重要な役割を担っていた。 →〇
  4. イギリスの COS(慈善組織協会)の創設は、都市に急増した貧困者、浮浪者等に対する慈善の濫救、漏救を防ぎ、効率的に慈善を行う意図があった。 →〇
  5. ブース(Booth, C.J.)らによる 19 世紀末から 20 世紀初頭にかけてのイギリスで行われた貧困調査では、貧困の原因は個人の責任であり、社会の責任ではないことを明らかにした。 →×

正当:5


R6前期:社会福祉③

R6前期 社会福祉 問3 次のうち、「児童福祉法」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 全て国民は、児童が良好な環境において生まれ、かつ、社会のあらゆる分野において、児童の年齢及び発達の程度に応じて、その意見が尊重され、その最善の利益が優先して考慮され、心身ともに健やかに育成されるよう努めなければならない。 →〇
  2. 国及び地方公共団体は、児童が家庭において心身ともに健やかに養育されるよう、児童の保護者を支援しなければならない。 →〇
  3. 児童を心身ともに健やかに育成することについての第一義的責任は保護者にあり、国や地方公共団体は責任を一切負わない。 →×
  4. 保育士とは、登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう。 →〇

正当:1 ○ ○ × ○


R6前期:社会福祉④

R6前期 社会福祉 問4 次のうち、地域福祉を推進しようとする専門職や団体などが、生活問題を抱えた住民に直面した場合の対応として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 町内会や自治会は、地域の支え合いの仕組みをつくって対応した。 →〇
  2. 民生委員は、援助を必要とする住民に対して福祉サービス等の利用について情報提供や援助などの対応を行った。 →〇
  3. ボランティア・コーディネーターは、生活問題の解決につながる活動を行っているボランティアを紹介するという対応を行った。 →〇
  4. 社会福祉専門職は、社会福祉に関する制度改善を求める住民の行動を支えた。 →〇

正当:1 ○ ○ ○ ○


R6前期:社会福祉⑤

R6前期 社会福祉 問5 次のうち、「令和4年版 厚生労働白書」による社会福祉制度等に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 社会福祉法人は、社会福祉事業を行うことを目的とする法人として、長年、福祉サービスの供給確保の中心的な役割を果たしてきた。 →〇
  2. 生活困窮者自立支援制度は、福祉事務所を設置する地方自治体において、複雑かつ多様な課題を背景とする生活困窮者に対し、各種支援等を実施するほか、地域のネットワークを構築し、生活困窮者の早期発見や包括的な支援につなげている。 →〇
  3. 介護保険制度が定着し、サービス利用者の増加に伴い、介護費用が増大し、介護保険制度開始当時 2000(平成 12)年度の介護費用が、2020(令和2)年度には約6倍となった。 →×
  4. 成年後見制度は、認知症、知的障害その他の精神上の障害があることにより、財産の管理または日常生活等に支障がある者を支える重要な手段である。 →〇

正当:2 ○ ○ × ○


R6前期:社会福祉⑥

R6前期 社会福祉 問6 次のうち、機関とその業務内容として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
<機関>           <業務内容>

  1. 市町村の福祉事務所 ―――― 知的障害者援護 →〇
  2. 児童相談所 ―――――――― 児童福祉施設への入所措置 →〇
  3. 身体障害者更生相談所 ――― 障害者支援施設への入所措置 →×
  4. 精神保健福祉センター ――― 精神保健及び精神障害者の福祉に関する知識の普及 →〇

正当:1 ○ ○ × ○


R6前期:社会福祉⑦

R6前期 社会福祉 問7 次のうち、社会保険制度に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 国民年金の保険給付には、老齢基礎年金、障害基礎年金、遺族基礎年金等がある。 →〇
  2. 健康保険の保険給付には、療養の給付、訪問看護療養費、出産育児一時金等がある。 →〇
  3. 労働者災害補償保険の業務災害に関する保険給付には、療養補償給付、休業補償給付、障害補償給付等がある。 →〇
  4. 介護保険の介護給付におけるサービスには、訪問介護、居宅療養管理指導、訪問入浴介護、訪問リハビリテーション等がある。 →〇

正当:1 ○ ○ ○ ○


R6前期:社会福祉⑧

R6前期 社会福祉 問8 次の文は、日本の高齢化社会対策に関する記述である。A~Dの法律が制定された順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「老人福祉法」の制定によって、高齢者福祉対策は積極的な進展を果たした。
  2. 介護に対する社会的支援、社会保険方式の導入、利用者本位とサービスの総合化等を目的として、「介護保険法」が制定された。
  3. 「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」が制定され、高齢者虐待の防止等に関する施策が推進されるようになった。
  4. 「高齢社会対策基本法」の制定によって、高齢社会対策の基本的枠組みがつくられた。

(組み合わせ)
1 A→C→D→B
2 A→D→B→C →〇
3 B→D→C→A
4 C→A→D→B
5 D→B→A→C
正当:2


R6前期:社会福祉⑨

R6前期 社会福祉 問9 次のうち、相談援助の展開過程の中の「アセスメント」に関する記述として、不適切なものを一つ選びなさい。

  1. アセスメントでは、利用者の状況を包括的に評価するために、利用者の心身の状況、心理・情緒的状況、利用者を取り巻く環境や社会資源に関する情報が必要である。 →〇
  2. アセスメントでは、利用者の情報を整理する上で、ジェノグラムやエコマップなどが活用される。 →〇
  3. アセスメントは、利用者の抱える問題や課題を分析するため、利用者の持っているストレングスに注目することは必要としない。 →×
  4. アセスメントで、利用者の抱える問題が複数ある場合、どれから取り組むのかといった優先順位をつけることが重要である。 →〇
  5. アセスメントは、プランニングのための重要な過程であるため、ケースによってはモニタリング等を通して何度も繰り返し行われる。 →〇

正当:3


R6前期:社会福祉⑩

R6前期 社会福祉 問 10 次のうち、相談援助の原理・原則に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 人権を尊重し擁護することは、相談援助における重要な原理である。 →〇
  2. 相談援助は、差別、貧困、抑圧、排除、暴力などのない、自由、平等、共生に基づく社会正義の実現を目指す。 →〇
  3. 相談援助は、利用者の多様性を承認し、尊重しなければならない。 →〇
  4. 相談援助に際しての原則としては、バイステック(Biestek, F.P.)の7つの原則が重要である。 →〇

正当:1 ○ ○ ○ ○


R6前期:社会福祉⑪

R6前期 社会福祉 問 11 次のうち、相談援助の展開過程の中の「エバリュエーション」についての説明として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. エバリュエーションとは、事前評価のことをいう。 →×
  2. エバリュエーションでまず行うことは、利用者との信頼関係の構築である。 →×
  3. エバリュエーションでは、援助・支援のためのプログラムを作成する。 →×
  4. エバリュエーションでは、実施した支援が適切であったか、あるいは支援の効果があったかどうかを評価する。 →〇

正当:4 × × × ○


R6前期:社会福祉⑫

R6前期 社会福祉 問 12 次のうち、福祉における相談援助の過程についての記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 相談援助の開始期において、地域社会に潜在している多くのケースを発見するようにアウトリーチを行うことは重要である。 →〇
  2. アセスメントにおいて、利用者のニーズを評価したり、利用者のストレングスなどを評価したりする。 →〇
  3. プランニングは、アセスメントに基づき、問題解決に向けての目標を設定し、具体的な支援内容を計画する。 →〇
  4. モニタリングは、支援計画実施後の事後評価において不可欠な経過観察である。 →〇

正当:1 ○ ○ ○ ○


R6前期:社会福祉⑬

R6前期 社会福祉 問 13 次のうち、福祉サービス第三者評価に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 保育所は、第三者評価の受審が義務づけられている。 →×
  2. 児童養護施設は、第三者評価の受審が義務づけられている。 →〇
  3. 乳児院は、第三者評価の受審が義務づけられていない。 →×
  4. 福祉サービス第三者評価の所轄庁は、法務省である。 →×

正当:5 × ○ × ×


R6前期:社会福祉⑭

R6前期 社会福祉 問 14 次のうち、成年後見制度に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 成年後見制度は、それまでの「禁治産・準禁治産制度」にかわり、2000(平成 12)年4月から新たに施行されたものである。 →〇
  2. 成年後見制度の所轄庁は、内閣府である。 →×
  3. 成年後見制度を利用する際に申し立てができるのは、本人と配偶者、四親等以内の親族に限られる。 →×
  4. 「成年後見人、保佐人、補助人」は、家庭裁判所が選任する。 →〇

正当:2 ○ × × ○


R6前期:社会福祉⑮

R6前期 社会福祉 問 15 次のうち、福祉サービス利用援助事業(日常生活自立支援事業)に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 
A 実施主体は、市町村社会福祉協議会に限られる。 →×
B 支援内容に、日常的な金銭管理は含まれない。 →×
C 原則として、生活保護受給世帯は利用することができない。 →×
D 利用料は、実施主体により異なる。 →〇
正当:5 × × × ○


R6前期:社会福祉⑯

R6前期 社会福祉 問 16 次のうち、福祉サービスにおける苦情解決に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「社会福祉法」第 82 条では、社会福祉事業の経営者に対して、提供する福祉サービスについて、利用者等からの苦情の適切な解決に努めなければならないと規定されている。 →〇
  2. 苦情の申し出は、福祉サービス利用者が都道府県や運営適正化委員会に直接行うことはできない。 →×
  3. 「保育所保育指針」では、保護者の苦情などに対し、その解決を図るよう努めなければならないとされている。 →〇
  4. 社会福祉事業者には、苦情解決のための第三者委員の設置が義務づけられている。 →×

正当:4 ○ × ○ ×


R6前期:社会福祉⑰

R6前期 社会福祉 問 17 次のうち、「令和4年版男女共同参画白書」(2022(令和4)年 内閣府)における男女共同参画の実態に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 雇用者の共働き世帯数は増加傾向にある。一方で、2021(令和3)年における専業主婦世帯は、妻が 64 歳以下の世帯では、夫婦のいる世帯全体の 23.1%となっている。 →〇
  2. 近年、男性の育児休業取得率は上昇しているが、2020(令和2)年度における民間企業の男性の育児休業取得率は5%未満である。 →×
  3. 男女間賃金格差の国際比較によると、日本は 2020(令和2)年においてフルタイム労働者の男性の賃金を 100 とすると女性の賃金は 77.5 であり、OECD 諸国の平均を下回っている。 →〇
  4. 「男女共同参画社会基本法」第 14 条では、市町村男女共同参画計画策定の努力義務を定めているが、2021(令和3)年における市区町村全体の策定率は 50.0%を下回っている。 →×

正当:3 ○ × ○ ×


R6前期:社会福祉⑱

R6前期 社会福祉 問 18 次のうち、「社会福祉法」に基づく市町村社会福祉協議会の活動や事業に関する記述として、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 社会福祉に関する活動への住民の参加を援助するために、ボランティアセンターの設置が義務づけられている。 →×
  2. 社会福祉を目的とする事業に調査、普及、宣伝、連絡、調整及び助成を行うこととされている。 →〇
  3. 市町村社会福祉協議会は、生活困窮者に対する相談援助は行っていない。 →×
  4. 社会福祉を目的とする事業の企画や実施を通して地域福祉の推進を図ることとされている。 →〇

(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 A D
4 B C
5 B D →〇
正当:5


R6前期:社会福祉⑲

R6前期 社会福祉 問 19 次のうち、共同募金に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 共同募金及び共同募金会に関する基本的な事項は、「共同募金法」に規定されている。 →×
  2. 毎年 12 月に実施される「歳末たすけあい運動」は、共同募金の一環として行われている。 →〇
  3. 共同募金は、地域福祉の推進を図るために行われている。 →〇
  4. 共同募金による寄附金の公正な配分を行うために、共同募金会に配分委員会が置かれている。 →〇

正当:4 × ○ ○ ○


R6前期:社会福祉⑳

R6前期 社会福祉 問 20 次の文は、「こども基本法」第3条の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 全てのこどもについて、個人として尊重され、その基本的人権が保障されるとともに、( A  →〇差別)的取扱いを受けることがないようにすること。
  • 全てのこどもについて、その年齢及び発達の程度に応じて、自己に直接関係する全ての事項に関して意見を表明する機会及び多様な社会的活動に( B  →〇参画)する機会が確保されること。
  • 全てのこどもについて、その年齢及び発達の程度に応じて、その( C  →〇意見)が尊重され、その最善の利益が優先して考慮されること。

(組み合わせ)
A   B   C
1 画一  参加  個性
2 画一  参加  意見
3 差別  参画  個性
4 差別  参加  個性
5 差別  参画  意見 →〇
正当:5


R5後期:社会福祉①

R5後期 社会福祉 問1 次のうち、日本の社会福祉の基本的な考え方に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 社会福祉における自立支援は、障害者福祉の分野ばかりでなく、高齢者福祉、子ども家庭福祉の分野にも共通の理念と考えられている。 →〇
  2. 私たち人間の幸福追求について、国が福祉政策によって関与することはない。 →×
  3. 「日本国憲法」では、生存権を保障するため、最低限度の生活に関する基準を示している。 →×
  4. 社会福祉における相談援助は、福祉サービスを必要とする人と社会資源を結びつける役割を果たす。 →〇

正当:3 ○ × × ○


R5後期:社会福祉②

R5後期 社会福祉 問2 次のうち、社会福祉の歴史的な事柄に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. ベヴァリッジ報告では、貧困を生みだす5つの要因に対して、新たな社会保障システムを打ち出した。 →〇
  2. 「新救貧法」(1834(天保5)年)では、窮民の援助は、最下層の労働者の生活以下にとどめ、働ける者には強制労働を課した。 →〇
  3. 「恤救規則」(1874(明治7)年)では、血縁や地縁などの無い窮民に対してのみ公的救済を行ったが、救済の責任は、本来血縁や地縁などの人民相互の情誼によって行うべきであるとした。 →〇
  4. 「救護法」(1929(昭和4)年)では、保護の対象を 13 歳以下の幼者のみと規定した。 →×

正当:1 ○ ○ ○ ×


R5後期:社会福祉③

R5後期 社会福祉 問3 次のうち、子育て支援に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「保育所保育指針」には、保護者に対する子育て支援について示されている。 →〇
  2. 保護者に対する支援を行う際の留意点の一つとして、子どもの利益に反しない限りにおいて、保護者や子どものプライバシーの保護、知り得た事柄の秘密保持に留意することが挙げられる。 →〇
  3. 保育所において、日常の保育に関連した様々な機会を活用し子どもの日々の様子の伝達や収集、保育所保育の意図の説明などを通じて、保護者との相互理解を図るように努めることとされている。 →〇
  4. 地域子ども・子育て支援事業の実施は、子ども及びその保護者の身近な場所において行うとされている。 →〇

正当:1 ○ ○ ○ ○


R5後期:社会福祉④

R5後期 社会福祉 問4 次のうち、保護者支援・子育て支援に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 子育ての相談にあたっては、保護者の話を頭から否定せずに、気持ちを受け止める姿勢を常に持つべきである。 →〇
  2. 不適切な養育等が疑われる家庭への支援では、保護者の子ども観や、子育て意識・方法などへの介入が必要となることがある。 →〇
  3. 家庭支援・子育て支援においては、親子と地域社会との関係を構築するという視点は、現状の地域社会における人間関係の希薄化現象を考えると、不要である。 →×
  4. 子育て環境の整備に関しては、出産を含む医療保障制度、各種手当、育児休業、保育所や幼稚園、認定こども園の整備など、家庭支援・子育て支援に関する制度環境の改善も重要である。 →〇

正当:2 ○ ○ × ○


R5後期:社会福祉⑤

R5後期 社会福祉 問5 次のうち、生活保護制度に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「生活保護法」では、保護の原則として、申請保護の原則、基準及び程度の原則、必要即応の原則、世帯単位の原則の4つを掲げている。 →〇
  2. 「生活保護法」第 11 条で定めている保護の種類は、生活扶助、教育扶助、住宅扶助、医療扶助、介護扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助の8つがある。 →〇
  3. 「生活保護法」による保護施設は、救護施設、更生施設、医療保護施設の3つである。 →×
  4. 令和4年版の「厚生労働白書」によると、生活保護制度の被保護者数は、1995(平成7)年を底に増加し、2015(平成 27)年3月に過去最高を記録し、以降減少に転じたと示されている。 →〇

正当:1 ○ ○ × ○


R5後期:社会福祉⑥

R5後期 社会福祉 問6 次のうち、「社会福祉法」における施設の種別と事業の組み合わせとして、不適切なものを一つ選びなさい。
  <施設>              <事業>  
1 児童自立支援施設 ――――――― 第一種社会福祉事業 →〇
2 特別養護老人ホーム ―――――― 第一種社会福祉事業 →〇
3 授産施設 ――――――――――― 第二種社会福祉事業
4 視聴覚障害者情報提供施設 ――― 第二種社会福祉事業 →〇
5 地域活動支援センター ――――― 第二種社会福祉事業 →〇
正当:3


R5後期:社会福祉⑦

R5後期 社会福祉 問7 次のうち、社会福祉施設の職員について、国が定めているそれぞれの配置基準に照らし、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 障害者支援施設の職員配置基準に、生活支援員が含まれている。 →〇
  2. 母子生活支援施設の職員配置基準に、少年を指導する職員が含まれている。 →〇
  3. 補装具製作施設の職員配置基準に、訓練指導員が含まれている。 →〇
  4. 養護老人ホームの職員配置基準に、生活相談員が含まれている。 →〇

正当:1 ○ ○ ○ ○


R5後期:社会福祉⑧

R5後期 社会福祉 問8 次のうち、社会保険に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 国民年金は、原則として日本国内に住所を有する 18 歳以上 65 歳未満の者が被保険者となる年金制度である。 →×
  2. 雇用保険は、雇用に関する総合的機能を有する保険制度であり、失業等給付、育児休業給付、雇用保険二事業(雇用安定事業及び能力開発事業)から成り立っている。 →〇
  3. 国民健康保険及び健康保険には、保険給付として、高額療養費制度がある。 →〇
  4. 介護保険の被保険者は、第一号被保険者と第二号被保険者と第三号被保険者の3つに大別されている。 →×

正当:4 × ○ ○ ×


R5後期:社会福祉⑩

R5後期 社会福祉 問 10 次のうち、バイステック(Biestek, F.P.)の7原則の説明として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 利用者を個人として捉える。 →〇
B 利用者を一方的に非難しない。 →〇
C 援助者は自分の感情を自覚して吟味する。 →〇
D 秘密を保持して信頼感を醸成する。 →〇
正当:1 ○ ○ ○ ○


R5後期:社会福祉⑪

R5後期 社会福祉 問 11 次のうち、相談援助の方法・技術等に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. ケアマネジメントとは、利用者に対して、効果的・効率的なサービスや社会資源を組み合わせて計画を策定し、それらを利用者に紹介や仲介するとともに、サービスを提供する機関などと調整を行い、さらにそれらのサービスが有効に機能しているかを継続的に評価する等の一連のプロセス及びシステムである。 →〇
  2. ソーシャルアクションとは、関係機関、専門職、住民と問題の解決に向けて、情報交換、学習、地域活動を通して相互の役割や違いを認め、既存の制度や組織の制約を超えて、多様的かつ多元的な価値観や関係性をつくりあげていくことをいう。 →×
  3. ネットワーキングとは、行政や議会などに個人や集団、地域住民の福祉ニーズに適合するような社会福祉制度やサービスの改善、整備、創造を促す方法である。 →×

正当:2 ○ × ×