R7前社会的養護一覧

R7前期:社会的養護①

R7前期 社会的養護 問1
 次のA~Cの事項を、年代の古い順に並べた場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 第1回白亜館会議(ホワイトハウス会議)が開催された。
  2. イギリスにおいて、バーナード(Barnardo, T.J.)がバーナードホームを設立した。
  3. 石井亮一が知的障害児のための滝乃川学園を設立した。

(組み合わせ)
1 A→B→C
2 A→C→B
3 B→A→C
4 B→C→A →〇
5 C→A→B
正答:4


R7前期:社会的養護②

R7前期 社会的養護 問2
 次の文は、「児童養護施設運営指針」(平成 24 年3月 厚生労働省)の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
施設は、社会的養護の地域の拠点として、施設から家庭に戻った子どもへの( A  継続的)なフォロー、里親支援、社会的養護の下で育った人への自立支援やアフターケア、地域の( B  子育て家庭)への支援など、専門的な地域支援の機能を強化し、総合的な( C  ソーシャルワーク機能)を充実していくことが求められる。
(組み合わせ)
AB C
1 持続的 保育所 ソーシャルワーク機能
2 持続的 子育て家庭 ケアワーク機能
3 持続的 保育所 ケアワーク機能
4 継続的 子育て家庭 ケアワーク機能
5 継続的 子育て家庭 ソーシャルワーク機能 →〇
正答:5


R7前期:社会的養護③

R7前期 社会的養護 問3
 次のうち、「新しい社会的養育ビジョン」(平成 29 年 厚生労働省)に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 里親への包括的支援体制(フォスタリング機関)の抜本的強化と里親制度改革が示された。 →〇
  2. 永続的解決としての特別養子縁組の推進が示された。 →〇
  3. 子どものニーズに応じた養育の提供と施設の抜本改革が示された。 →〇
  4. 代替養育変更の意思決定プロセスが理解できるよう、年齢に応じた適切な説明の必要性が示された。 →〇

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ○ →〇
2 ○ ○ × ○
3 ○ ○ × ×
4 × ○ ○ ×
5 × × ○ ○
正答:1


R7前期:社会的養護④

R7前期 社会的養護 問4
 次のうち、「全国児童養護施設協議会倫理綱領」に示されたものとして、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 私たちは、子どもの利益を最優先した養育をおこないます →〇
  2. 私たちは、子どもの集団生活を重視した養育をおこないます →×
  3. 私たちは、子どもと家族との関係を大切にした支援をおこないます →〇
  4. 私たちは、社会の不寛容から子どもを守ります →×

(組み合わせ)
1 A B
2 A C →〇
3 A D
4 B C
5 C D
正答:2


R7前期:社会的養護⑤

R7前期 社会的養護 問5
 次のうち、養育里親における養育・支援に関する内容として、「里親及びファミリーホーム養育指針」(平成 24 年3月 厚生労働省)に照らし、適切なものを2つ選びなさい。

  1. 委託された子どもは、里親の姓を名乗り生活することが「児童福祉法」に規定されている。 →×
  2. 生活を共有する里親の実子がいる場合、実子にも適宜必要なことを説明することが求められる。 →〇
  3. 生い立ちについての真実告知は、子どもが 16 歳以降に行うことが「児童福祉法」に規定されている。 →×
  4. 子どもが通う学校等には、社会的養護を必要とする子どもの養育であることを伝え、よき理解者となってもらえるよう、働きかけることが必要である。 →〇
  5. 家庭養護の特色を生かすため、家庭における生活のルールは設けないことが大切である。 →×

正答:24


R7前期:社会的養護⑥

R7前期 社会的養護 問6
 次のうち、「児童養護施設運営指針」(平成 24 年3月 厚生労働省)に示された、家族への支援に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 家庭支援専門相談員を独立した専門職として配置し、その役割を明示する。 →〇
  2. 親子が必要な期間を一緒に過ごせるような宿泊設備を児童相談所内に設ける。 →×
  3. 親にとってストレスになるため、親に対して面会、外出、一時帰宅、学校行事等への参加を働きかけない。 →×
  4. 家族等との交流の乏しい子どもには、週末里親やボランティア家庭等での家庭生活を体験させるなど配慮する。 →〇

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ×
4 ○ × × ○ →〇
5 × × × ○
正答:4


R7前期:社会的養護⑦

R7前期 社会的養護 問7
 次のうち、「令和3年度における被措置児童等虐待届出等制度の実施状況」(こども家庭庁)における被措置児童等虐待の現状に関する記述として、適切なものを2つ選びなさい。

  1. 被措置児童等の状況において、児童の年齢は「0~4歳」が最も多い。 →×
  2. 虐待を行った職員等の実務経験年数は「5年未満」が最も多い。 →〇
  3. 虐待の種別は「身体的虐待」が最も多い。 →〇
  4. 被措置児童等の状況において、児童の性別は「男子」より「女子」の方が多い。 →×
  5. 各都道府県市への届出・通告において、届出・通告者は「児童本人」が最も多い。 →×

正答:23


R7前期:社会的養護⑧

R7前期 社会的養護 問8
 次のうち、「児童養護施設運営指針」(平成 24 年3月 厚生労働省)に示された、記録に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 入所からアフターケアまでの養育・支援の実施状況を、家族及び関係機関とのやりとり等を含めて適切に記録する。 →〇
  2. 記録内容について職員間でばらつきが生じないよう工夫する。 →〇
  3. 記録の管理について個人情報保護と情報開示の観点から、研修を実施する。 →〇
  4. 子どもの成長の記録(アルバム)は、施設が保管し、その子ども自身も自由に見ることができないようにする。 →×

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ × →〇
2 ○ × ○ ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ×
5 × × × ○
正答:1


R7前期:社会的養護⑨

R7前期 社会的養護 問9
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
F児童養護施設のグループホームで生活するJさん(14 歳、女児)は、K保育士へ「このホームはいつも大人が勝手に生活のルールを作る」と不満を漏らした。K保育士は、「門限のことなど、子どものためを思って生活のルールを考えているよ」と伝えるが、Jさんは「今まで、生活のルールについて変えてほしいと意見を言っても、聞くだけで全然変えてくれない」と言い返した。K保育士は、Jさんの意見や気持ちをグループホーム長や他の保育士と共有することにした。
【設問】
次のうち、Jさんへの今後の対応として、適切なものの組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 定期的にグループホームでの子ども同士で話し合う機会を設け、出された意見については施設にて検討し、子どもと共有するようにする。 →〇
  2. グループホーム長からJさんに「ルールは大人が考えることになっている」と伝えるようにする。 →×
  3. 子どもの意向を把握するために個別の聴き取りを行う等、施設として具体的な仕組みを整備する。 →〇
  4. Jさんの最善の利益のために、すべてJさんの意向に沿う対応をする。 →×

(組み合わせ)
1 A B
2 A C →〇
3 B C
4 B D
5 C D
正答:2


R7前期:社会的養護⑩

R7前期 社会的養護 問 10
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
児童養護施設に勤める新任のY保育士は、Z君(6歳、男児)を担当している。他の子ども達が積み木で遊んでいると、Z君は積み木を崩したり邪魔をしたりする。こういった場面が最近頻繁にみられるので、Y保育士は、Z君を注意することが多くなっている。そこでY保育士は、Z君への関わり方や注意の仕方について、主任保育士に相談をした。すると、主任保育士からは、「Z君の得意なことを活かした支援をするように」と指導を受けた。
【設問】
次のうち、主任保育士からの指導の内容を表す専門用語として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 スティグマ
2 ソーシャルアクション
3 ストレングス →〇
4 パーマネンシー
5 ソーシャル・インクルージョン
正答:3