平成30年度後期試験 保育原理 問 12
次の文は、「保育所保育指針」(厚生労働省告示第 117 号平成 29 年3月 31 日)第2章「保育の内容」の2「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」(1)「基本的事項」の一部である。
この時期においては、歩き始めから、歩く、走る、跳ぶなどへと、基本的な運動機能が次第に発達し、排泄の自立のための身体的機能も整うようになる。つまむ、めくるなどの指先の機能も発達し、食事、衣類の着脱なども、保育士等の援助の下で自分で行うようになる。発声も明瞭になり、語彙も増加し、自分の意思や欲求を言葉で表出できるようになる。
【設問】
「基本的事項」に照らし、この時期の保育のねらいとして適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 健康、安全な生活に必要な習慣に気付き、自分でしてみようとする気持ちが育つ。 →〇※第2章2(2)ア健康(ア)ねらい
- 言葉遊びや言葉で表現する楽しさを感じる。 →〇※第2章2(2)エ言葉(ア)ねらい
- 自分の体を十分に動かし、様々な動きをしようとする。 →〇※第2章2(2)ア健康(ア)ねらい
- 見る、聞く、触るなどの経験を通して、感覚の動きを豊かにする。 →〇※第2章2(2)ウ環境(ア)ねらい
- 保育所の生活を楽しみ、自分の力で行動することの充実感を味わう。 →× ※第2章2(2)イ人間関係(ア)ねらい「保育所の生活を楽しみ、身近な人と関わる心地よさを感じる」
正答:2 ○ ○ ○ ○ ×