令和2年度 後期試験 保育原理 問 20
次の表は、平成 29 年4月の年齢区分別の保育所等利用児童数および待機児童数を示したものである。この表を説明した記述として、正しいものを一つ選びなさい。ただし、ここでいう「保育所等」は、従来の保育所に加え、平成 27 年4月に施行した子ども・子育て支援新制度において新たに位置づけられた幼保連携型認定こども園等の特定教育・保育施設と特定地域型保育事業(うち2号・3号認定)を含むものとする。
表 年齢区分別の保育所等利用児童数および待機児童数
平成 29 年利用児童数 | 平成 29 年待機児童数 | |
低年齢児(0~2歳) | 1,031,486 人 (40.5%) | 23,114 人 (88.6%) |
★うち0歳児 | 146,972 人 (5.8%) | 4,402 人 (16.9%) |
★うち1・2歳児 | 884,514 人 (34.7%) | 18,712 人 (71.7%) |
3歳以上児 | 1,515,183 人 (59.5%) | 2,967 人 (11.4%) |
全年齢児計 | 2,546,669 人(100.0%) | 26,081 人(100.0%) |
出典:厚生労働省「保育所等関連状況とりまとめ(平成 29 年4月1日)」
- 平成 29 年の保育所等の利用児童数は、3歳以上児よりも低年齢児(0~2歳)の方が多い。 →×
- 平成 29 年の保育所等の待機児童数は、3歳以上児が最も多い。 →×
- 平成 29 年の保育所等の待機児童数は、2万6千人を超えており、そのうち低年齢児(0~2歳)が8割以上を占めている。 →〇
- 平成 29 年の保育所等の利用児童数の割合は、低年齢児(0~2歳)が約4割であり、待機児童数は低年齢児(0~2歳)が3歳以上児よりも少なくなっている。 →×
- 平成 29 年の保育所等の利用児童数の割合は、3歳以上児が約6割であり、待機児童数は3歳以 上児が年齢児(0~2歳)よりも多くなっている。 →×
正答:3