R4前期:保育原理⑳

R4前期 保育原理 問 20
次の表は、令和2年4月の年齢区分別の保育所等利用児童数および待機児童数を示したものである。この表を説明した記述として、正しいものを一つ選びなさい。ただし、ここでいう「保育所等」は、従来の保育所に加え、平成 27 年4月に施行した子ども・子育て支援新制度において新たに位置づけられた幼保連携型認定こども園等の特定教育・保育施設と特定地域型保育事業(うち2号・3号認定)を含むものとする。
表 年齢区分別の保育所等利用児童数および待機児童数
利用児童数 待機児童数
低年齢児(0~2歳) 1,109,650 人 (40.5%) 10,830 人 (87.1%)
うち0歳児 151,362 人  (5.5%) 1,227 人  (9.9%)
うち1・2歳児 958,288 人 (35.0%) 9,603 人 (77.2%)
3歳以上児 1,627,709 人 (59.5%) 1,609 人 (12.9%)
全年齢児計 2,737,359 人(100.0%) 12,439 人(100.0%)
出典:厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ(令和2年4月1日)」

  1. 利用児童数は、低年齢児(0~2歳)よりも3歳以上児の方が少ない。 →×
  2. 待機児童数は、3歳以上児が最も多い。 →×
  3. 待機児童数は、1万2千人を上回っているが、そのうち低年齢児(0~2歳)が9割以上を占めている。 →×
  4. 利用児童数の割合は、低年齢児(0~2歳)が4割を超えており、待機児童数は低年齢児(0~2歳)が3歳以上児よりも多くなっている。 →〇
  5. 利用児童数の割合は、3歳以上児が約6割であるが、待機児童数の割合は3歳以上児が低年齢児(0~2歳)よりも多くなっている。 →×

正答:4