R6前期:保育原理⑦

R6前期 保育原理 問7 次の保育所の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
5歳児クラスの子どもたちが水着に着替え、保育士と一緒に園庭に大きなたらいを出して水遊びの用意を始める。保育士が大きなたらいやバケツにホースで水を入れる。ホースを持つ子どももいる。
水がたまってくると、子どもたちは水鉄砲やマヨネーズなどの空き容器に水を入れる。水鉄砲を上に向けて水を出して、雨のように水を降らせて、水をかぶったり、友達に「かけて」と伝えて自分のお腹に水鉄砲の水をあててもらったりする。そのうちに、走って追いかけながら、互いに水鉄砲で水をかける。水が顔にかかるのは嫌だという子どももいて、保育士は友達の顔や頭にかけないようにしようと伝える。そこにいる子どもたち全員分の水鉄砲はない。空き容器でも水を飛ばしてみるが、水鉄砲のようにうまく飛ばすことができない。水鉄砲がない子どもは、たらいのそばで大きな声で「だれかー、かわってー」と声をかける。まわりの子どもに水鉄砲を渡してもらって、また別の子どもが「かわって」と声をかけて、水鉄砲を交替して使いながら水かけっこは続く。
【設問】
次のうち、「保育所保育指針」第1章「総則」及び第2章「保育の内容」に照らし、担当保育士の振り返りとして、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 水鉄砲の数が少ないために、同じ物を同じように使う経験が十分にできなかった。人数分の水鉄砲を用意できるまでは、水遊びは控えよう。 →×
  2. 水鉄砲を代わってもらうことがスムーズにいくように、保育士が厳密にルールを設定するべきだった。 →×
  3. 水鉄砲の数が人数分なかったことで、子ども達同士で互いに代わったり、共有して使いながら遊ぶことができていた。 →〇
  4. 自分の気持ちを言葉にして相手に伝えながら、遊ぶことができていた。 →〇
  5. 顔や頭に水がかかると嫌そうな子どももいたため、友達の顔や頭にはかけないようにしようと伝えたが、もっと子どもに任せて保育士は一切入るべきではなかった。 →×

正当:4 × × ○ ○ ×