H29前:保育実習理論⑧

平成29年度前期試験 保育実習理論 問8
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
主任保育士(以下L)と新任保育士(以下M)がクレヨンの遊び方と色の見え方について話をしています。
L:クレヨンは、線で描くことの他に点を打って表現することもできる描画材です。点が並んだり集まったりすると、いろいろな表現が生まれます。
M:何色かのクレヨンを握ってトントンと点打ちするといろいろな色の点ができますね。
点の集まりを少し離れて見るとなんだか違う色に見えてきました。このような技法で描かれた著名な作品を見たことがあります。
L:フランス人で新印象派の画家であるスーラ(Seurat, G.)の「(A グランド・ジャット島の日曜日の午後)」は、油絵でこの技法を使った作品として有名ですね。
M:混色の方法の一つと考えてよいのですね。
L:はい。このような色の混ぜ方を(B 並置)混合といいます。それに対し、複数の絵の具を使い、色を混ぜ合わせることを(C 減算)混合と言います。

【設問】
(A)~(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
         A          B  C
1 グランド・ジャット島の日曜日の午後 並置 減算
2 グランド・ジャット島の日曜日の午後 回転 加算
3 グランド・ジャット島の日曜日の午後 並置 加算
4        ゲルニカ        回転 加算
5        ゲルニカ        並置 減算

正答:1