R3後 保育実習理論 問 20
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
Vちゃん(4歳、女児)とW君(10 歳、男児)のきょうだいは、母親と3人暮らしである。父親は4年前に離婚して以降、所在不明である。Vちゃんは保育所に通っているが、休むことが多く、登園する際にはいつもW君が送迎しており、最近母親の姿を見ることはなかった。この状況を心配したVちゃんの保育所は、児童相談所に相談した。児童福祉司が家庭訪問をした際にW君と母親に話を聞いたところ、W君は、「Vの面倒は僕がみているから大丈夫です。それに、母はお金を置いていくので生活には困っていません」と答えた。母親からも同様の回答があった。母親は、夜勤のある仕事をしているため、夜間、家を不在にすることが多く、VちゃんとW君は、母親に渡されたお金で、毎日、コンビニエンスストアで弁当などを購入している。
【設問】
次のうち、児童相談所の当面の対応として、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。
- 通っている小学校からW君の就学状況や家庭状況について情報収集を行う。 →〇
- 母親が養育についてどのように考えているかの聞き取りをする。 →〇
- 直ちに母子分離をし、子どもたちを児童養護施設に措置する。
- W君が家庭生活の維持に役割を果たしていることを認め、その役割をこれまで以上に果たすよう
に指示する。
(組み合わせ)
- A B →〇