H27本:保育の心理学⑳【事例】発達の遅れの見られる5歳児

平成27年度本試験 保育の心理学 問 20 
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
5歳の女児。発達の状況としては、首が座ったのが生後6か月、ハイハイが1歳0か月、つかまり立ちが1歳4か月、歩行開始が1歳8か月、始語が2歳0か月、二語文の表出が3歳6か月であった。保育所では動きが緩慢で、保育士が子どもたち全体へ声をかけるだけでは活動しない。他の子どもが遊んでいると一緒に遊ぼうとするが、他児のオモチャを取り上げてしまうため、他児をよく怒らせてしまい、トラブルになる。「それは棚の上に置いてね」などの口頭指示は、まだ理解できていない様子である。

【設問】
この子どもの精神医学的問題について、保育士として検討しておくべきこととして適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 地域の保健センターとの情報共有→
  2. 医療機関への受診→
  3. 保護者との面接→
  4. 職員間での情報共有→

 

正答:1 ○ ○ ○ ○