H27本:保育の心理学⑤子どもの認知発達

平成27年度本試験 保育の心理学 問5 
 次の文は、子どもの認知発達についての記述である。下線部(a)~(d)に関連の深い語句を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

お風呂で(a数唱)「いち、にぃ、さん…」と 10 まで数えたり、例えば 13 個のおはじきを(b1対1対応)一つ一つ指さして数えることができても、必ずしもいくつあるかが分かっているとは言いきれない。数を数えたあと、(c集合数の理解)「全部でいくつ?」と数を聞かれたら「13」と最後の数を言えるようになるなどの過程で数概念が育っていく。ピアジェ(Piaget, J.)は、並べたおはじきの間隔を広げ(d数の保存概念)見かけを変化させると幼児は数の正しい判断ができなくなることを示した。

【語群】
ア 数の保存概念  イ 数系列の理解  ウ 序数     エ 数唱    
オ 集合数の理解  カ 指算      キ 視覚的優位  ク 1対1対応
正答:5 エ ク オ ア