H28前:保育の心理学⑳【事例】てんかん、保育所の対応

平成28年度前期試験 保育の心理学 問 20
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
N君(4歳、男児)は、3歳の時にけいれん発作を起こし、小児科を受診して、てんかんと診断された。現在は、抗てんかん薬を朝夕2回服用している。服用開始直後から、日中に眠気が強く、お昼寝の時間以外にも眠ってしまう状態が続いている。このことについて母親は、「主治医には相談していないが、昼間に長時間寝てしまうため、夜寝ないので困っています。保育所では、なるべく起こしておいてください」と要望している。てんかん発作は薬の服用後は起きていない。
【設問】
N君への保育所の対応として適切なものを○、不適切なものを × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. N君の睡眠の状態について、母親と確認し合う。→
  2. 薬が強いと判断し、朝の薬を中止するよう母親に提案する。→×
  3. 保育所の判断で、担当保育士が直接主治医に連絡して相談する。→×
  4. 母親の要望に沿い、日中起こしておくようにする。→×

正答:3 ○ × × ×