平成28年度前期試験 保育の心理学 問5
次の文は、子どもの感情の発達に関する記述である。( A )~( E )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。感情の発達については、運動・認知・自己の発達と関連しながら分化していくという考え方がある。この考え方の代表的な提唱者(A ルイス)によると、誕生時には、(B 充足)、苦痛、興味の原初的感情をもって生まれ、生後3か月頃までに、(C 喜び)、悲しみ、嫌悪の感情がみられるようになり、6か月頃までに、驚き、怒り、(D 恐れ)の感情が分化していく。これらは(E 一時的感情)と呼ばれ、見知らぬ人への反応などに反映されていく。他方、感情の発達については、基本的な感情は誕生時に備わっており、主として感情を抑制する側面が発達するという考え方がある。
【語群】
ア 一次的感情 イ 充足(contentment) ウ 二次的感情 エ ルイス(Lewis, M.) オ 誇り(pride) カ 感動(affect) キ 喜び(joy) ク サメロフ(Sameroff, A, J.) ケ 恐れ(fear) コ 恥(shame)正答:3 エ イ キ ケ ア