R3前期 保育の心理学 問 10
次の文は、学童期以降の仲間関係に関する記述である。(A)~( E )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
小学生の中・高学年に形成される(A ア 凝集性)の高い仲間集団は(B イ ギャング・グループ)と呼ばれる。(B イ ギャング・グループ)は、一緒に同じ活動に熱中することで得られる一体感や充実感を活力源とする集団である。一方、中学生頃の女児にしばしばみられる(C エ チャム・グループ)は、お互いの感覚が同じであり「分かり合っている」ことを確認し、誇示する仲間集団である。(C エ チャム・グループ)が(B イ ギャング・グループ)と異なるのは、単に同じ活動を共に行うだけでなく、共通の趣味や話題を核とした密接な関わりをもつ点にある。だが、どちらも( D ク 排他的)な性質をもつことは共通した特徴である。
しかし、現代では、遊び場の減少や( E キ 少子化)の進行、ゲームなどの遊び方の変化により、こうした仲間集団のあり方が変化しているといわれる。
【語群】
ア 凝集性 イ ギャング・グループ ウ 拡散性 エ チャム・グループ
オ 親和的 カ ピア・グループ キ 少子化 ク 排他的 ケ 高齢化
(組み合わせ)
A B C D E
1 ア イ エ ク キ →〇
2 ア イ カ オ ケ
3 ア イ カ ク キ
4 ウ エ イ ク キ
5 ウ カ エ オ ケ
正答:1