R3後期:保育の心理学⑪

R3後 保育の心理学 問 11
 次のうち、中高年期における家族関係に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 親は子離れにあたって、親子関係を再編させること、夫婦の生活や職業上の達成に再焦点化すること、自身の高齢期に関心を持ち始めることなどの変化が必要とされる。 →〇
  2. 親は、子どもが家から巣立っていく時期に、子どもを送り出すことの淋しさや、子どもの世話をするという目的を失った喪失感で、抑うつ症状や心身症などを示すことがある。 →〇
  3. 定年退職や、自分にとって重要な他者の死に遭遇した際に、その人間関係の喪失が深い空虚感をもたらすものとなる。自分の周りに社会的ネットワークを築いていた人ほど、このような危機に効果的に対処することができると考えられる。 →〇
  4. 個人が有する社会的ネットワークで、身近で日頃から頼りにしている人との関係をどのように維持しうるのかという観点でモデル化したものが、ソーシャル・コンボイと言われる。生涯発達の各時点におけるコンボイの成員数や、種類には変化が生じると言われる。 →〇

正答:1 ○ ○ ○ ○