R3後期:保育の心理学⑧

R3後 保育の心理学 問8
 次の文は、認知の発達に関する記述である。( A )~( E )にあてはまる用語を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
ピアジェ(Piaget, J.)は、子どもが世界を認識する過程には、( A  →〇ア 質的)に異なる4つの段階があると考えた。まず、誕生から2歳頃までは「感覚運動期」と呼ばれ、子どもは身近な環境に身体の感覚や動作を通して関わり、外界を知っていく。次に、2~7歳頃は「( B  →〇イ 前操作期)」と呼ばれ、イメージや言葉を用いて世界を捉えることが可能になるが、物の見かけに捉われやすく論理的な思考には至らない。学童期に相当する「( C  →〇ク 具体的操作期)」では、量や数の( D  →〇カ 保存)を理解して脱中心的な思考が可能になる。その後、おおよそ 12 歳以降は最終段階である「( E  →〇エ 形式的操作期)」にあたり、記号や数字といった抽象的な事柄についても論理的な思考が可能になっていく。
【語群】
ア 質的      イ 前操作期  ウ 量的   エ 形式的操作期
オ 抽象的操作期  カ 保存    キ 永続性  ク 具体的操作期
(組み合わせ)
A B C D E
1 ア イ オ カ エ
2 ア イ ク カ エ →〇
3 ウ エ オ キ ク
4 ウ エ ク カ オ
5 ウ ク エ キ オ
正答:2