R4後期:保育の心理学⑧

R4後期 保育の心理学 問8
 次の【事例】を読んで、下線部(a)~(e)に関する用語を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
【事例】
・1歳半を過ぎたYちゃんは、(a)目にした物を自分の知っている言葉で表そうとして、例えば、「ワンワン」をイヌだけでなく、あらゆる四つ足の動物に使っている→ケ 語の過大般用/語彙拡張(over-extension)。また、物には名前があることを理解して、(b)「これは?」とさかんに指さしをして尋ねる→ク 命名期ようになり、保育士との言葉を使ったやりとりを通して、(c)Yちゃんの語彙は急激に増加していった→ウ 語彙爆発(vocabulary spurt)
・4歳のG君は、友達のH君のお父さんの職業が“カメラマン”であると聞いて、(d)「“○○マン”はヒーロー」という自分のもつ枠組みで捉えて「それって強い?」と尋ねた→イ 同化。そこで、保育士がカメラマンはヒーローではなく、職業であることを説明すると、G君は(e)保育士から聞いた情報に合うように、既存の枠組みを修正して、「ヒーローではなくても“○○マン”ということがある」という枠組みを再構成した→オ 調節
【語群】
ア 置き換え  イ 同化   ウ 語彙爆発(vocabulary spurt)
エ 一語文期  オ 調節   カ 語の過小般用/語彙縮小(over-restriction)
キ 同一視   ク 命名期  ケ 語の過大般用/語彙拡張(over-extension)
(組み合わせ)
a b c d e
1 ウ エ ケ イ ア
2 ウ ク ケ イ オ
3 カ エ ウ キ ア
4 ケ エ ウ キ ア
5 ケ ク ウ イ オ →〇
正答:5