R6前期 保育の心理学 問 11 次のうち、高齢期に関する記述として、適切なものを一つ選びなさい。
- フレイルとは、老化の過程で生じる自立機能や健康を失いやすい状態であるが、要支援や要介護に移行する危険性は低いとされている。 →×
- 機能を使わないことによる衰えは身体面だけでみられ、心理面ではみられない。そのため、高齢期においては、意識的に身体機能を活性化する必要がある。 →×
- バルテス(Baltes, P.B.)らが提唱した「補償を伴う選択的最適化」とは、身体機能、認知機能、対人関係が衰退したときに、労力や時間を使う領域や対象を選択し、望む方向へ機能を高める資源を獲得または調整し、新たな工夫をして補うというものである。 →〇
- 知能は流動性知能と結晶性知能という二つの主要な一般因子で構成されるというキャノン(Cannon, W.B.)が提唱した考え方に基づくと、流動性知能よりも結晶性知能のほうが、低下し始める時期が早い。 →×
- コンボイ・モデルでは、同心円の外側ほど身近で頼りにできる重要な他者を、内側ほど社会的な役割による人物を示す。加齢に伴って、配偶者や友人の死などにより、高齢者のコンボイの構成は大きく変化する。 →×
正当:3