R6後期 保育の心理学 問 13
次のうち、親になることに関する記述として、適切なものを2つ選びなさい。
- 1990 年代に日本で行われた、幼児期までの子どもをもつ親を対象とした「親となることの発達」に関する研究では、子育ての経験は柔軟性、自己抑制、視野の広がり、自己の強さ、生き甲斐など親自身の人格発達を促すこと、このような発達は父親よりも母親で顕著であることが示された。 →〇
- 親準備性は、自らが妊娠や出産を経験することによって初めて獲得される。 →×
- 一般に、有職の母親は専業主婦の母親よりも育児不安が強いと言われる。 →×
- 子どもが青年期になると、親は子どもの自立を援助することが課題となるが、子どもの自立によって空虚感や役割の喪失を感じる「カサンドラ症候群」に陥る場合もある。 →×
- 親としての育ちには、アイデンティティの再体制化が必要となる。 →〇
正答:1,5