R7後期:保育の心理学⑫

R7後期 保育の心理学 問 12 次のうち、高齢期における心理的適応に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. コンボイモデルでは、個人を中心とした同心円によって対人関係を表す。高齢期には、社会的役割の喪失や生活圏の縮小により、同心円の中心付近にある社会的関係の重要性がより高まる。 →〇
  2. フレイルとは、高齢期以降の心身や環境の変化にうまく適応した状態やプロセスを表す概念である。 →×
  3. バルテス(Baltes, P.B.)によれば、人は自分の生理的機能の低下による日常生活への影響を補うために、生活を選択し、そのために自分がもっている機能を最大限に活かした方略をとることで、適応していくことができる。 →〇
  4. エリクソン(Erikson, E.H.)によれば、高齢期における心理社会的危機は「統合 対 孤独」であり、統合の感覚が孤独を上回ると、人生を受容することができ、死の不安から解放される。 →×

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ○
3 ○ × ○ × →〇
4 × ○ × ○
5 × × × ○
正答:3