平成27年度地域限定試験 児童家庭福祉 問16
次の文は、児童の意見表明についての記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
- 「児童の権利に関する条約」では、児童の権利としていわゆる意見表明権が保障されている。また、児童の意見は、年齢及び成熟度に従って相応に考慮されることとされている。 →○
- 「子ども虐待対応の手引き」では、市町村が策定する援助方針における、援助内容の決定に当たっては、子どもや保護者等に対して十分説明を行い、その意向等を踏まえて策定することとされている。 →○
- 「児童の権利に関する条約」では、児童は、親権者の認める範囲内において、私生活や手紙などの通信については、恣意的にまたは不法に干渉されないこととされている。 →×
- 「児童相談所長又は施設長等による監護措置と親権者等との関係に関するガイドライン」に示される、「不当に妨げる行為」の該当性を判断するに当たって、児童の意向を踏まえる必要がある。 →○
- 「児童憲章」では、児童の自主的な意見表明に関する具体的な記述は盛り込まれていない。 →○
正答:3