H27地:児童家庭福祉④児童の親権

平成27年度地域限定試験 児童家庭福祉 問4
 次の文は、親権についての記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 「児童の権利に関する条約」には、父母等が「児童の発達しつつある能力に適合する方法で適当な指示及び指導を与える責任、権利及び義務を尊重する」と規定されている。 →
  2. 「児童の権利に関する条約」では、養育者の役割を「児童の養育及び発達についての第一義的な責任を有する」とし、養育者の責任を重視している。 →
  3. 平成 24 年4月に施行された「民法等の一部を改正する法律」により、「民法」において、家庭裁判所は、未成年者に親権を行うものがない場合に、申立てにより、適切な個人を未成年後見人として選任できるという規定が新たに定められた。 →×
  4. 平成 24 年4月に施行された「民法等の一部を改正する法律」により、「民法」において、「子の利益のために」という言葉が新たに挿入された。 →
  5. 「民法」において、「成年に達しない子は、父母の親権に服する」として、親権の根拠が規定されている。 →

正答:3