平成27年度本試験 児童家庭福祉 問 11 次の文は、児童虐待についての記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
- 全国の児童相談所における児童虐待に関する相談件数について、統計を取り始めた平成2年度は 1 , 101 件であったのに対し、平成 25 年度には 70 , 000 件を超えた。→○
- 平成 25 年現在、児童養護施設に入所する子どもの「虐待経験あり」のうち、心理的虐待を受けた児童は約2割である。→○
- 被虐待や発達障害などのさまざまな課題を持った児童の入所に対応するため、個別的で安定した関係性の下で生活できる小規模ケアが進められており、平成 24 年には、半数以上の児童養護施設が小規模グループケアを実施していた。→○
- 家庭的養護が推進され、平成 25 年度では、里親やファミリーホームの委託児童数の合計は児童養護施設の入所児童数とほぼ同数となっている。→×
- 家庭的養護が推進され、1養育単位当たり定員数が 20 人以上の大舎は、平成 20 年には約7割を超えていたのに対し、平成 24 年には約5割まで減少した。→○
正答:4