R4後期:子ども家庭福祉⑳

R4後期 子ども家庭福祉 問 19・20
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
X保育所に通うZ君(5歳・男児)は、両親が1年前に離婚し、母親と2人で暮らしている。Z君は給食の時間、自分の分の給食を食べ終わると、まだ食べている最中の隣の子の分の給食に手を出して食べてしまうという行為をクラス担当のY保育士が見かけた。Y保育士はその場でZ君に隣の子の給食に手を出さないように注意をし、その日は治まったものの、後日同様の行為を繰り返した。給食終了後に2人きりでZ君に「なぜ隣の子の給食を食べようとするの?」とY保育士が聞いたところ、「お母さんが仕事で疲れていて、たまに夕ご飯を作ってもらえないことがある」と答えた。
【設問】
問 19
 次のうち、Y保育士の対応に関する記述として、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

  1. Z君が隣の子の給食に手を出さないように保育室の隅で食べさせた。 →〇
  2. Z君の母親を保育所に呼び出し、夕食をちゃんと作るように強く指導した。
  3. Z君から聞いた家庭での様子を保育所長に報告した。 →〇
  4. 送り迎えの時に、Z君の母親から家庭での食事の様子について話を聞いた。
  5. Z君の母親の許可を得ずに、他の園児の保護者にZ君の状況を説明し、夕食を作ってあげるよう頼んだ。

(組み合わせ)
1 A C
2 B C
3 B E
4 C D 
5 D E
正答:4

R4後期 子ども家庭福祉 問 20
 次のうち、Y保育士がZ君の母親に利用を勧める社会資源として最も適切なものを一つ選びなさい。
1 地域の子ども食堂の利用 →〇
2 放課後児童クラブの利用
3 乳児院への入所
4 児童発達支援センターへの通所
5 養育里親への委託
正答:1