R5後期:子ども家庭福祉⑭

R5後期 子ども家庭福祉 問 14 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
児童養護施設で勤務するW保育士(女性)は、虐待を受けて入所しているRさん(12 歳、女児)を担当している。施設での生活の中で職員に反抗的な態度をとることもあり、どのように対応していくべきか検討が続いていた。ある日、Rさんから、「絶対に誰にも言わないでほしい」と前置きされた上で、夜間ひとりでいる時にX児童指導員(男性)が、性的な話をしてくると相談された。X児童指導員はW保育士の先輩にあたり、W保育士も頼りにしてきた存在だった。
【設問】
次のうち、W保育士の対応として、適切なものを一つ選びなさい。

  1. 反抗的な態度をとることもあるRさんの発言は、X児童指導員への嫌がらせであると考え、Rさんの問題行動として記録に残す。 →×
  2. 「誰にも言わないでほしい」というRさんの意向を尊重し、相談内容はW保育士の胸の内にとどめる。 →×
  3. 被措置児童等虐待の疑いがあるため、速やかに児童相談所に通告する。 →〇
  4. 児童養護施設内でのことを外部に話すことは守秘義務違反となるため、施設内での情報共有にとどめる。 →×
  5. X児童指導員は信頼できる先輩であるため、Rさんの発言内容をまずはX児童指導員に確認する。 →×

正当:3