H27本:子どもの保健③【事例】褐色性母斑と保護者対応

平成27年度本試験 子どもの保健 問3 
 次の文は、褐色性母斑がたくさんある3歳児に関する記述である。
 保護者から「調べたらレックリングハウゼン病というのを知った。心配である」と言われた。保育所の健診で嘱託医から「レックリングハウゼン病の可能性はなく、普通に保育して良いし、親に心配を与えないようにして下さい」と言われた。
 次のうち、保育士として不適切な行動の記述の組み合わせを一つ選びなさい。

  1. レックリングハウゼン病とは、どのような病気か良くわからないので、書物等を調べてみる。→
  2. インターネットによる検索では、「優性遺伝病であり、知的障害が生じることがある」と書いてあったので、心配になり精密検査を勧める。→×
  3. 保護者には、「あまり心配しないで、普通に育てて下さい」と伝える。→
  4. 保護者には、嘱託医から「心配しないように」と言われたが、かかりつけの小児科医を受診する際に、聞いてみると良いかもしれませんと伝える。→
  5. 念のため他の園児に感染しないように、隔離して保育する。→×

正答:4 B E