平成29年度後期試験 子どもの保健 問 15
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
6歳の男児。4歳頃に保育所で両目を頻繁に瞬きする動作がみられ、眼科医院を受診したが、異常は指摘されず、この動作は2か月程度で消失した。6歳になって両目の瞬きに加え、鼻をふくらませる、急に首を振るなどの奇妙な動作が続くようになった。また頻繁にせき払いのような発声が出現するようになった。
【設問】
この子どもに最も疑われる精神医学的問題についての以下の記述のうち、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 自分の意志では、この症状の発生を短時間ですら抑制できない。 →×
- 夜間睡眠時に症状が悪化する。 →×
- 保護者の厳しいしつけや、家族の不和などの家庭環境の問題が唯一の病因である。 →×
- これらの症状が増悪すると、全身のけいれんがみられる。 →×
- 周りの子どもにからかわれるため、保育士は、症状が出るたびに注意するとよい。 →×
正答:5 × × × × ×