R5前期:子どもの保健⑰

R5前期 子どもの保健 問 17 次の文は、発育に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 出生時には頭囲は胸囲を上回るが、一般的には生後2歳には胸囲が頭囲よりはるかに大きくなる。
  2. 出生時の頭蓋骨は縫合部が閉鎖していないため、大泉門と小泉門が開いた状態であるが、大泉門は生後まもなく閉じる。
  3. 2歳未満の身長計測は仰臥位で行い、足蹠面(足のうらの面)を固定し、頭部に移動板を垂直に当てて目盛りを読み取る。
  4. 妊娠中の母親の喫煙本数が多いと出生体重は軽くなるが、父親や同居人の喫煙と出生体重との間にも同様の関連がみられる。
  5. 出生後に肺呼吸が開始されると、心臓・血管系に、卵円孔やボタロー静脈管の閉鎖などの解剖学的変化が認められる。

(組み合わせ)
1 A C
2 A D
3 B D
4 B E
5 C E
正答:全 選択肢Aに明確さを欠いた表現があるため、受験者全員を正解とします。