平成27年度地域限定試験 教育原理 問10
文部科学省は、学校現場の参考に資するよう、「体罰の禁止及び児童生徒理解に基づく指導の徹底について(通知)」(平成 25 年3月)の別紙として、「学校教育法第 11条に規定する児童生徒の懲戒・体罰等に関する参考事例」を示した。そこにおいて、「認められる懲戒(通常、懲戒権の範囲内と判断されると考えられる行為)(ただし肉体的苦痛を伴わないものに限る。)」とされているものを○、「体罰(通常、体罰と判断されると考えられる行為)」とされているものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 立ち歩きの多い児童生徒を叱って席につかせる。 →○
- 放課後に児童を教室に残留させ、児童がトイレに行きたいと訴えたが、一切、室外に出ることを許さない。 →×
- 宿題を忘れた児童に対して、教室の後方で正座で授業を受けるよう言い、児童が苦痛を訴えたが、そのままの姿勢を保持させた。 →×
正答:3 ○ × ×