H27地:教育原理④形式陶冶(とうや)

平成27年度地域限定試験 教育原理 問4 
  次の文は、形式陶冶に関する記述である。形式陶冶の特徴として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 形式陶冶とは、教育内容に重きを置き、知識・技能の習得それ自体を主要目的とする教育の考え方である。 →×
  2. 形式陶冶では、習得された知識・技能の分量よりも、習得の過程で培われる記憶力・推理力・思考力などの能力を重視する。 →
  3. 形式陶冶が重視されると多面的な知識をもつ博識が一つの理想となる。 →×
  4. 形式陶冶と実質陶冶という面から教育を見た場合、今日推奨されている「ものの見方・考え方の育成」や「学び方を学ばせる」という方法知の育成を目指す教育は、形式陶冶に分類される。 →
  5. 形式陶冶では、一般的な諸能力こそが生活のあらゆる場面で転移して活用できると想定している。 →

正答:4 × ○ × ○ ○