H27本:教育原理⑥本居宣長、広瀬淡窓

平成27年度本試験 教育原理 問6
 次の【Ⅰ群】の記述と【Ⅱ群】の人物を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】

  1. 伊勢国松坂に鈴屋という書斎をもった。日本の古典研究を通して「もののあはれ」を知ることが重要であると考えた。その共感的な態度のもと、「まづかの学のしなじなは、他よりしひて、それをとはいひがたし、大抵みづから思ひよれる方にまかすべき也」と、学ぶ者の主体性を大事にした。
    本居宣長
  2. 豊後国日田に咸宜園という私塾を開いた。「三奪の法」により、入塾生の年齢、入塾前の修学歴、身分(家柄)の三つを無視し、本人の入塾後の学問への努力に基づく達成度、実力を重視した。「鋭きも鈍きも共に捨てがたし 錐と槌とに使い分けなば」とよみ、門人一人一人の持ち味を尊重しようとした。
    広瀬淡窓

【Ⅱ群】
ア 荻生徂徠
イ 本居宣長
ウ 広瀬淡窓

正答:4 イ ウ