平成28年度前期試験 教育原理 問8
次の【Ⅰ群】の記述と【Ⅱ群】の語句を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A 1984(昭和 59)年に設置された内閣総理大臣の私的諮問機関。設置期間は3年間とされた。第4次答申(1987 年)において示された「個性重視の原則」、「生涯学習体系への移行」、「変化への対応」といった教育理念は、その後の教育改革の方向を決定づけるものとなった。
B 2000(平成 12)年に設置された内閣総理大臣の私的諮問機関。設置の趣旨は、「戦後教育について総点検する」と同時に「21 世紀の日本を担う創造性の高い人材を目指し、教育の基本に遡って幅広く今後の教育のあり方を検討する」こととされた。「教育を変える 17 の提案」をまとめたが、その中には「新しいタイプの学校(“コミュニティ・スクール” 等)の設置を促進する」など、2000 年以降の日本における教育政策の在り方に影響を与えてきたものも多数ある。
C 第二次世界大戦終了直後の日本の教育改革に関する重要事項を調査審議するため、内閣総理大臣の所轄下にあった調査審議機関。1946(昭和 21)年に設置され、教育基本法制定の必要、6・3制の実施をはじめ、私立学校、大学、教員養成、社会教育、教育行財政など、広範な領域にわたって、教育改革の基本方針や実施への具体的な方策を立案した。
【Ⅱ群】
ア 教育改革国民会議
イ 臨時教育審議会
ウ 教育刷新委員会
(組み合わせ)
A B C
- ア イ ウ
- ア ウ イ
- イ ア ウ
- イ ウ ア
- ウ ア イ
正答:なし