H28前:教育原理⑦【人物と学習理論】オーズベルの有意味受容学習

平成28年度前期試験 教育原理 問7
 次の文は、ある学習の方法に関する記述である。( A )・( B )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(A オーズベル(Ausubel, D.P.))は、発見学習に対して、その効率の悪さに異を唱え、文化の継承として知識をそのまま受け容れて身につけることが大切であると主張した。そのためには機械的に知識を覚えさせるのではなく、新しい学習内容を学習者が既に所有している知識と関連づけて、その意味や重要性を理解できる形で提示すれば、新しい知識の定着がよくなるとして、(B 有意味受容学習)を提唱した。学習内容を理解しやすく方向づけるためにあらかじめ与える情報を、先行オーガナイザーという。
(組み合わせ)
        A           B

  1. スキナー(Skinner, B.F.)   プログラム学習
  2. ヘルバルト(Herbart, J.F.)    四段階教授法
  3. ブルーム(Bloom, B.S.)     完全習得学習
  4. オーズベル(Ausubel, D.P.)  有意味受容学習
  5. キルパトリック(Kilpatrick, W.H.) プロジェクト・メソッド

正答:4