H28前:教育原理⑤【重要人物】ソクラテスとロック

平成28年度前期試験 教育原理 問5
 次の【Ⅰ群】の記述と【Ⅱ群】の人物を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A 自分が無知であることを自覚する「無知の知」を思索の出発点とすることによって臆見を排し、知を愛し求めることを人間性の根本ととらえた。弟子たちに対話の中で問いかけ、学ぶ者が自ら答えを見出すよう促す「産婆術」という教育の方法を示した。→ソクラテス
B 経験論の代表者。人間の精神は本来白紙(タブラ・ラサ tabula rasa)のようなものであり、経験が意識内容として観念を与えるとした。これは「白紙説」ともよばれ、知識を獲得させる教育は、白紙の子どもの精神に外からいろいろと刺激を与え、観念を構成していくことだとした。→ロック
【Ⅱ群】
ア ソクラテス(Sōkratēs)
イ ロック(Locke, J.)
ウ アリストテレス(Aristotelēs)
正答:1ア イ