R6前期:保育実習理論①

R6前期 保育実習理論 問1 次の曲の伴奏部分として、A~Dにあてはまるものの正しい組み合わせを一つ選びなさい。
          著作権の関係により公表できません。
          
(組み合わせ)
A B C D
1 ア ウ イ エ
2 イ ア ウ エ
3 イ ウ エ ア →〇
4 ウ ア エ イ
5 ウ エ イ ア
正当:3


R6前期:保育実習理論②

R6前期 保育実習理論 問2 次のA~Dの音楽用語の意味を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A dim.  →〇
B andante →〇
C D.S.  →〇
D rit.  →〇
【語群】
ア コーダにとぶ        イ やさしく    ウ 少し弱く     エ だんだん遅く
オ ゆっくり歩くような速さで  カ だんだん弱く  キ セーニョに戻る  ク 強く
ケ 音を短く切って       コ 中ぐらいの速さで
(組み合わせ)
A B C D
1 エ オ ア ケ
2 エ コ キ ウ
3 カ イ ア エ
4 カ オ キ エ →〇
5 コ イ ク オ
正当:4


R6前期:保育実習理論③

R6前期 保育実習理論 問3 次の楽譜から長三和音(メジャーコード)を抽出した正しい組み合わせを一つ選びなさい。

(組み合わせ)
1 ア イ エ
2 ア ウ カ
3 イ エ オ
4 イ エ カ →〇
5 ウ オ カ
正当:4


R6前期:保育実習理論④

R6前期 保育実習理論 問4 次の曲を4歳児クラスで歌ってみたところ、最高音が歌いにくそうであった。そこで短3度下げて歌うことにした。その場合、下記のコードはどのように変えたらよいか。正しい組み合わせを一つ選びなさい。
著作権の関係により公表できません。

正当:4


R6前期:保育実習理論⑤

R6前期 保育実習理論 問5 次のリズムは、ある曲の歌い始めの部分である。それは次のうちのどれか、一つ選びなさい。
著作権の関係により公表できません。

  1. 春の小川(文部省唱歌、作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一)
  2. かたつむり(文部省唱歌)
  3. 春がきた(文部省唱歌、作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一) →〇
  4. 虫のこえ(文部省唱歌)
  5. 茶つみ(文部省唱歌)

正当:3


R6前期:保育実習理論⑥

R6前期 保育実習理論 問6 次のうち、不適切なものを一つ選びなさい。

  1. 『赤い鳥』は、大正時代に鈴木三重吉が創刊した雑誌である。 →〇
  2. マザーグースとは、イギリスの伝承童謡である。 →〇
  3. 大太鼓や小太鼓は、膜鳴楽器である。 →〇
  4. 「むすんでひらいて」の旋律を作曲したのは、ルソー(Rousseau, J.-J.)である。 →〇
  5. 移調とは、曲の途中で、調が変化することである。 →×

正当:5


R6前期:保育実習理論⑦

R6前期 保育実習理論 問7 次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」オ「表現」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
豊かな感性は、身近な( A  →〇環境)と十分に関わる中で美しいもの、優れたもの、心を動かす出来事などに出会い、そこから得た( B  →〇感動)を他の子どもや保育士等と共有し、様々に表現することなどを通して養われるようにすること。その際、( C  →〇風)の音や雨の音、身近にある草や花の形や色など自然の中にある音、形、色などに気付くようにすること。
(組み合わせ)
A BC
1 自然 感動 風
2 自然 情報 虫
3 環境 知識 波
4 環境 感動 風 →〇
5 自然 知識 虫
正当:4


R6前期:保育実習理論⑧

R6前期 保育実習理論 問8 次のうち、幼児期の描画表現の発達に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 描画表現において見られる地面のような線(基底線表現)は、空間認識の表れや描かれているものの位置関係の表現と考えることができる。 →〇
  2. 人物表現の初期に見られる、頭から手足が出ているような表現は、一般的に「頭足人」とよばれる。 →〇
  3. 描画表現の発達段階については、発達の指標と考え、年齢段階に達するための技術指導を行う。 →×
  4. 描画表現の発達は、文化的な影響が強いため、海外の幼児の描画発達との共通性は見られない。 →×

正当:2 ○ ○ × ×


R6前期:保育実習理論⑨

R6前期 保育実習理論 問9 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
子どもたちが透明な容器に水を入れ、絵の具をつけた筆を入れて色水を作って遊んでいます。その様子を見ながら、新任のP保育士(以下、P)と主任のQ保育士(以下、Q)が話し合っています。
P:Mさんは、黄色のついた筆と、同じ量の( A  →〇赤)色のついた筆を水の入った容器に入れて、よくかき混ぜました。すると、きれいな橙色になりました。
Q:きれいな橙色になったのは、( B  →〇類似)色同士を混ぜたからですね。
P:Nさんは、( C  →〇紫)色のついた筆と、同じ量の黄色のついた筆を水の入った容器に入れて、よくかき混ぜたのですが、できた色は黒ずみました。
Q:黒ずんだのは、( D  →〇補色)関係に近い色を混ぜたからですね。混ぜ合わせる色同士を、色相環の中にイメージすると、どんな色が生まれるかが分かるようになりますね。
【設問】
( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
ABCD
1 赤 類似 紫 補色 →〇
2 紫 反対 緑 補色
3 赤 類似 緑 補色
4 紫 反対 緑 対比
5 赤 類似 紫 対比
正当:1


R6前期:保育実習理論⑩

R6前期 保育実習理論 問 10 次のうち、でんぷん糊の説明として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 主に、紙同士を接着する時に使われる。 →〇
B 天然の凝固物であるカゼインでできている。 →×
C 古来より、穀物などを用いて作られてきた。 →〇
D 水と混ぜると硬化し固着する。 →×
正当:3 ○ × ○ ×


R6前期:保育実習理論⑪

R6前期 保育実習理論 問 11 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
3歳児クラス担当のK保育士(以下、K)とY保育士(以下、Y)は、明日の保育についての打ち合わせをしています。
K:この前、ボードに絵を付着させて演じる( A  →〇パネルシアター)を子どもたちと一緒に楽しみましたが、明日は保育者のコスチュームが舞台となる( B  →〇エプロンシアター)を使ってお話をしたいと思います。
Y:そうですね。フェルトで作った人形を使うので、演じた後に実際に触れることができるのがいいですね。( C  →〇ポケット)を使った人形の出し入れを、子どもたちもやってみたいと思うかもしれませんね。
K:子どもたちと演じる遊びを楽しむために、その他にも動かせる人形である( D  →〇パペット)をいろいろな素材で作ってみたいと思います。
【設問】
( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
A B CD
1 ペープサート パネルシアター ステープラー パレット
2 ペープサート パネルシアター ポケット パレット
3 パネルシアター エプロンシアター ポケット パペット →〇
4 パネルシアター エプロンシアター ステープラー パペット
5 ペープサート パネルシアター ポケット ペレット
正当:3


R6前期:保育実習理論⑫

R6前期 保育実習理論 問 12 切り紙遊びで図1のように紙を折って、図2の実線にはさみで切り込みを入れたのち、開くとできる模様として、図3の1~5のうち、正しいものを一つ選びなさい。(紙などを実際に折ったり切ったりしないで考えること。)

正当:2


R6前期:保育実習理論⑬

R6前期 保育実習理論 問 13 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
P保育所の施設長は、今年度の研修について検討している。現在、P保育所には、食育に関心があると日頃から話しているK保育士、保護者対応に困難を感じているL保育士、ダウン症の子どもを担当しているM保育士などが在籍している。
【設問】
次のうち、研修の取り組みとして、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 昨年度、食育の園外研修に参加したK保育士を食育の推進リーダーに任命し、園内研修で他の保育士に対して情報提供を行う機会を設ける。 →〇
  2. 保護者対応について園内研修としてカンファレンスを行うことにしたが、L保育士には守秘義務があるため自身が抱える事例に関しては触れないように伝える。 →×
  3. 自治体が主催する知的障害・発達障害に関する今年度の研修会への参加募集の案内が届いたため、M保育士にのみ、その情報を伝える。 →×

正当:3 ○ × ×


R6前期:保育実習理論⑭

R6前期 保育実習理論 問 14 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
保育所に勤務して2年目になるS保育士は、5歳児クラスの担当をしている。昼食の前にクラスで絵本の読み聞かせをしている時に、T君は興味が続かず、一人で廊下に飛び出してしまい、S保育士が何度声を掛けても、保育室に戻らないことがたびたびあった。
【設問】
次のうち、絵本の読み聞かせの際のS保育士の対応として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 →〇

  1. T君が絵本に集中できるように、掲示物がないシンプルな壁などを背景にして、読み聞かせを行う。 →〇
  2. T君の様子を見守りつつすぐに声を掛けられるように、S保育士の近くにT君が座れるよう配慮する。
  3. 飛び出しそうになったら、T君をすぐに厳しく注意する。 →×
  4. 読み聞かせをしている時には、S保育士はその場を離れられないので、月齢が高く、クラスのリーダー的役割を担っている子どもに、毎回T君を追いかけてもらうように頼む。 →×

正当:1 ○ ○ × ×


R6前期:保育実習理論⑮

R6前期 保育実習理論 問 15 次のうち、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」2「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」エ「言葉」の内容に照らし、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 子どもは、応答的な大人との関わりによって、自ら相手に呼びかけたり、承諾や拒否を表す片言や一語文を話したり、言葉で言い表せないことは指差しや身振りなどで示したりして、親しい大人に自分の欲求や気持ちを伝えようとする。 →〇
  2. 子どもは、保育所での集団生活を送る中で、様々な生活に必要な言葉に出会う。例えば「マンマ」や「ネンネ」など、生活習慣や慣れ親しんだ活動内容を表す言葉がある。一方、「散歩」「着替える」などのように、毎日の同じ生活場面で繰り返し耳にすることで、次第に気付くようになる言葉もある。 →〇
  3. 子どもは、家庭や地域の生活の中で、文字などの記号の果たす役割とその意味を理解するようになると、自分でも文字などの記号を使いたいと思うようになる。また、保育所の生活においては、複数のクラスや保育士等、さらには、多くの友達などがいるために、その所属や名前の文字を読んだり、理解したりすることが必要になる。 →×
  4. 「当番の仕事」という言葉を耳にしても初めは何をどうすることなのか理解できない子どもも、保育士等や友達と一緒に行動することを通して、次第にその言葉を理解し、戸惑わずに行動できるようになっていく。 →×

正当:2 ○ ○ × ×


R6前期:保育実習理論⑯

R6前期 保育実習理論 問 16 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
M保育所は、この地域で唯一休日保育を実施している認可保育所である。現在、M保育所の所長は、災害発生時等の保育所の安全対策や対応についての確認を行っているところである。
【設問】
次のうち、安全対策の取り組みとして、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 園庭にある遊具は、毎年専門の業者に点検に来てもらっているため、保育士は点検しない。 →×
  2. 毎年運動会で使用する入退場門が園舎の横に置かれていたが、子どもが避難する際の避難経路の幅が確保できないため、撤去することとした。 →〇
  3. 休日保育は、通常保育とは勤務する保育士の人数が異なるため、休日保育を想定した避難訓練を計画する必要はない。 →×

正当:4 × ○ ×


R6前期:保育実習理論⑰

R6前期 保育実習理論 問 17 次のうち、保育所で保育実習を行っている実習生Jさんの行動や態度として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 実習日誌の園児の個人の記録は詳細に書かなければならないため、子どもの氏名や家族構成、連絡先なども必ず書く。 →×
  2. 保育者同士の連携が必要なので、帰り道にカフェなどを利用して、同じ期間に実習しているKさんと実習日誌を見せ合い、担当している子どもや家族についての情報交換を行う。 →×
  3. 実習日誌に書いたことが正しいかわからないときは、SNSに実習先の保育所の情報や日誌の具体的な内容を書き込みし、色々な人から意見をもらって指摘してもらう。 →×
  4. 実習先の子どもを街中で見かけた時には、積極的に声をかけ、その子どもの保育所での様子などを保護者に伝え、子どもへの接し方を改善するよう指導する。 →×

正当:5 × × × ×


R6前期:保育実習理論⑱

R6前期 保育実習理論 問 18 次のうち、保育場面で紙芝居を演じる際の留意点等として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 場面に応じて、ぬき方のタイミングを工夫する。 →〇
  2. 声の大きさ、強弱、トーンなどの演出はしない。 →×
  3. 演じ手は子どもの反応を受け止めずに進める。 →×
  4. 舞台や幕を使うことが効果的である。 →〇

正当:3 ○ × × ○


R6前期:保育実習理論⑲

R6前期 保育実習理論 問 19 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
Sちゃん(7歳、女児)は、児童養護施設で生活している。実習生のMさんが実習を始めた当初は、声をかけると穏やかに応答していたが、しばらく経つと「早く来てよ」「これ終わるまで一緒にいてくれないとダメ」などと強い命令口調で言うようになった。MさんがSちゃんの要求に応えないと「なんでよ!もうここに来ないで!」などと怒鳴る一方で、翌日には抱っこをせがむこともある。
ある日、Sちゃんがぬいぐるみを投げたことを注意したところ、Sちゃんは「お姉さん嫌い!お姉さんもどうせ私のこと嫌いなんでしょ!」と言って泣き出し、近くにあった他のぬいぐるみも投げ続けた。
【設問】
次のうち、実習生MさんがとるべきSちゃんへの対応として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「あなたがぬいぐるみを投げたことが悪いんでしょう」と伝える。 →×
  2. 「Sちゃんが良い子にしていれば、みんなあなたのことを好きになるんだよ」と伝える。 →×
  3. Sちゃんが落ち着くまでしばらく見守りながら一緒にいる。 →〇
  4. Sちゃんの言動について、その日の実習終了時に実習指導者に相談する。 →〇

正当:4 × × ○ ○


R6前期:保育実習理論⑳

R6前期 保育実習理論 問 20 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
児童養護施設のグループホームで実習をしているGさんは、Uさん(高校2年生、女児)から次のような相談を受けた。Uさんが、担当のP保育士に「高校卒業後に進学したい」と相談したところ、P保育士からは「親族の経済的な支援が期待できない中、学費について苦労をするから就職する方向で検討した方が良いと思うよ」と言われたため、「どうしたら良いかわからない」とのことだった。
なお、実習開始時からGさんは、Q実習指導者に指導を受けている。
【設問】
次のうち、GさんのUさんへの対応として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. P保育士はUさんのことを思い助言しているのだから、就職するよう伝える。 →×
  2. 相談内容について、Q実習指導者に伝えても良いかUさんに確認する。 →〇
  3. Uさんの気持ちを理解しようと努める。 →〇
  4. 「親族も支援してくれないのはひどいよね」と話す。 →×

正当:4 × ○ ○ ×


R5後期:保育原理①

R5後期 保育原理 問1 次のうち、日本の保育制度に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 1948(昭和 23)年、文部省は「保育要領」を刊行したが、これは、幼稚園のみならず保育所や家庭にも共通する手引きとして作成された。 →〇
  2. 1991(平成3)年、「幼稚園と保育所との関係について」という通知が文部省、厚生省の局長の連名で出された。その中で、保育所のもつ機能のうち、教育に関するものは、幼稚園教育要領に準ずることが望ましいことなどが示された。 →×
  3. 現在も保育所は託児を行い、幼稚園は教育を行うなどその保育内容の基本はまったく違うものとなっている。  →×
  4. 幼保連携型認定こども園は、国、地方公共団体、学校法人、社会福祉法人及び株式会社のみが設置することができる。 →×

正当:3 ○ × × ×


R5後期:保育原理②

R5後期 保育原理 問2 次のうち、「保育所保育指針」についての記述として、あてはまらないものを一つ選びなさい。

  1. 現行の「保育所保育指針」は、厚生労働大臣告示として定められたものであり、規範性を有する基準としての性格をもつ。 →〇
  2. 「保育所保育指針」は、1955(昭和 30)年に策定され、1990(平成2)年、1999(平成 11)年と2回の改訂を経た後、2018(平成 30)年の改定に際して告示化された。 →×
  3. 各保育所は、「保育所保育指針」に規定されている事項を踏まえ、それぞれの実情に応じて創意工夫を図り、保育を行うとともに、保育所の機能及び質の向上に努めなければならない。 →〇
  4. 各保育所では、「保育所保育指針」を日常の保育に活用し、社会的責任を果たしていくとともに、保育の内容の充実や職員の資質・専門性の向上を図ることが求められる。 →〇
  5. 保育所にとどまらず、小規模保育や家庭的保育等の地域型保育事業及び認可外保育施設においても、「保育所保育指針」の内容に準じて保育を行うこととされている。 →〇

正当:2


R5後期:保育原理③

R5後期 保育原理 問3 次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」1「乳児保育に関わるねらい及び内容」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
保育士等との( A  →〇信頼)関係に支えられて生活を確立していくことが人と関わる基盤となることを考慮して、子どもの多様な感情を受け止め、温かく( B  →〇受容)的・( C  →〇応答)的に関わり、一人一人に応じた適切な援助を行うようにすること。
(組み合わせ)
A   B   C
1 信頼  受容  応答 →〇
2 愛着  共感  協応
3 愛着  共感  応答
4 愛着  受容  応答
5 信頼  受容  協応
正当:1


R5後期:保育原理④

R5後期 保育原理 問4 次のうち、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「ねらい」は、子どもが保育所において安定した生活を送り、充実した活動ができるように、保育を通じて育みたい資質・能力を、子どもの生活する姿から捉えたものである。 →〇
  2. 「内容」は、「ねらい」を達成するために、子どもの生活やその状況に応じて保育士等が適切に行う事項と、保育士等が援助して子どもが環境に関わって経験する事項を示したものである。 →〇
  3. 保育における「養護」とは、子どもの生命の保持及び情緒の安定を図るために保育士等が行う援助や関わりのことである。 →〇
  4. 保育における「教育」とは、子どもが健やかに成長し、その活動がより豊かに展開されるために保育士等が行う発達の援助のことである。 →〇
  5. 「保育の内容」では、主に養護に関わる側面からの視点が示されており、実際の保育においても、教育より養護を優先して展開されることに留意する必要がある。 →×

正当:1 ○ ○ ○ ○ ×


R5後期:保育原理⑤

R5後期 保育原理 問5 次のうち、保育所における保育士の子どもへの対応として、「保育所保育指針」第1章「総則」、第2章「保育の内容」に照らし、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 1歳児が他児に噛みついた時に、その子の手をつねり、いけないことだと伝えた。 →×
  2. 悔しくて涙を流している4歳児に「赤ちゃんみたいに泣かないの」と伝えた。 →×
  3. 5歳児が昼食のおかわりを希望しても「前日に昼食を残したからあげることはできない」と伝えた。 →×
  4. 2歳児が園外での散歩の際、車道に出ようとするのをとっさに後ろから抱きかかえて止めた。 →〇

正当:4 × × × ○


R5後期:保育原理⑥

R5後期 保育原理 問6 次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
子どもが、遊びの中で周囲の( A  →〇環境)と関わり、次第に周囲の世界に( B  →〇好奇心)を抱き、その意味や操作の仕方に関心をもち、物事の法則性に気付き、自分なりに考えることができるようになる( C  →〇過程)を大切にすること。
(組み合わせ)
ABC
1 人 探究心 過程
2 人 疑問 経験
3 環境 探究心 経験
4 環境 好奇心 過程 →〇
5 自然 好奇心 過程
正当:4


R5後期:保育原理⑦

R5後期 保育原理 問7 次の表は、「保育所保育指針」第1章「総則」4「幼児教育を行う施設として共有すべき事項」(1)「育みたい資質・能力」をまとめたものである。表中の(   )にあてはまるものを一つ選びなさい。

知識及び技能の基礎 豊かな体験を通じて、感じたり、気付いたり、分かったり、できるようになったりする
思考力、判断力、表現力等の基礎 気付いたことや、できるようになったことなどを使い、考えたり、試したり、工夫したり、表現したりする
学びに向かう力、人間性等 (    )

  1. 友達と豊かに関わる中で、協同的に作ったり、表現したりする
  2. 心情、意欲、態度が育つ中で、よりよい生活を営もうとする →〇
  3. 小学校に向けて、自ら考え、自ら学習に取り組もうとする
  4. 見通しをもって物事を考え、問題解決しようとする
  5. 自らの意思を強くもち、葛藤経験からも自らの力で乗り越えようとする

正当:2


R5後期:保育原理⑧

R5後期 保育原理 問8 次のうち、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」4「保育の実施に関して留意すべき事項」の一部として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 子どもの心身の発達及び活動の実態などの個人差を踏まえるとともに、一人一人の子どもの気持ちを受け止め、援助すること。 →〇
  2. 子どもが自ら周囲に働きかけ、試行錯誤しつつ自分の力で行う活動を見守るだけでなく、子どもに対して、保育士等が先回りして援助を行うこと。 →×
  3. 子どもの入所時の保育に当たっては、できるだけどの子どもにも同じ対応をし、子どもが安定感を得て、次第に保育所の生活になじんでいくようにするとともに、既に入所している子どもに不安や動揺を与えないようにすること。 →×
  4. 子どもの国籍や文化の違いを認め、互いに尊重する心を育てるようにすること。 →〇

正当:3 ○ × × ○


R5後期:保育原理⑨

R5後期 保育原理 問9 次のうち、「保育所保育指針」第1章「総則」(4)「保育の環境」に照らし、不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 子ども自身の興味や関心が触発され、好奇心をもって自ら関わりたくなるような、子どもにとって魅力ある環境を保育士等が構成することが重要である。 →〇
  2. 保育の環境の構成に当たっては、複数の友達と遊べる遊具やコーナーなどを設定するとともに、物の配置や子どもの動線などに配慮することが重要である。 →〇
  3. 保育室は、温かな親しみとくつろぎの場となるとともに、生き生きと活動できる場となるように配慮すること。 →〇
  4. 衛生や安全について確認するための体制を整えるなど、子どもが安心して過ごせる保育の環境の確保に保育所全体で取り組んでいく必要がある。 →〇
  5. 子どもは人的環境である大人の影響を受けやすいため、保育士等との関わりができるだけ最小限となるよう配慮する必要がある。 →×

正当:5


R5後期:保育原理⑩

R5後期 保育原理 問 10 次の保育所の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
10 月のある日、週1回の園庭開放に、脳性まひの障害があるNちゃん(3歳、女児)と母親が来所した。母親からの話では、Nちゃんは脳性まひの障害があり、週1回歩行の訓練で児童発達支援センターに通っており、食事前や寝る前にたんの吸引が必要であることがわかった。少し緊張している様子のNちゃんだったが、保育士に笑顔を見せたり、砂場のままごと道具に興味を示す姿も見られた。母親からは、新年度からNちゃんがこの保育所で集団生活を送ることを希望していて、継続して園庭開放に来たいといった言葉が聞かれた。
【設問】
次のうち、保育所の対応として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. Nちゃんに障害があることから保育所での生活は難しいと母親にまず伝える。 →×
  2. 研修を受けた保育士は、たんの吸引などの医療的ケアができることを伝え、この保育所での対応に関する情報提供を行う。 →〇
  3. 母親の了解を得ていないが、Nちゃんの様子を聞くため児童発達支援センターに連絡する。 →×
  4. Nちゃんや母親の様子を観察し、把握した結果を職員間で共有し、今後、この親子にどのように関わるかを話し合う。 →〇

正当:4 × ○ × ○