R5後期:子どもの保健①

R5後期 子どもの保健 問1 次のうち、「保育所保育指針」第1章「総則」2「養護に関する基本的事項」イ「情緒の安定」に関する記述として、不適切なものを一つ選びなさい。

  1. 一人一人の子どもが、自分の気持ちを安心して表すことができるようにする。 →〇
  2. 一人一人の子どもが、くつろいで共に過ごし、心身の疲れが癒されるようにする。 →〇
  3. 一人一人の子どもの発達過程、保育時間などに応じて、活動内容のバランスや調和を図りながらも、食事は全員一斉に取るように設定する。 →×
  4. 保育士等との信頼関係を基盤に、一人一人の子どもが主体的に活動し、自発性や探索意欲などを高めるとともに、自分への自信を持つことができるよう、成長の過程を見守り、適切に働きかける。 →〇
  5. 一人一人の子どもの置かれている状態や発達過程などを的確に把握し、子どもの欲求を適切に満たしながら、応答的な触れ合いや言葉がけを行う。 →〇

正当:3


R5後期:子どもの保健②

R5後期 子どもの保健 問2 次のうち、原始反射にあてはまらないものを一つ選びなさい。
1 吸てつ反射 →〇
2 膝蓋伳反射 →×
3 把握反射 →〇
4 緊張性頸反射 →〇
5 モロー反射 →〇
正当:2


R5後期:子どもの保健③

R5後期 子どもの保健 問3 次のうち、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 新生児の体において、細胞内液と細胞外液から成る体液の割合は約 80%である。 →〇
  2. 乳児は、出生後に血中性ホルモン濃度が増加する。 →×
  3. 膵臓のランゲルハンス島には a 細胞と b 細胞等があり、血糖値を調節するインスリンを分泌するのは b 細胞である。 →〇
  4. 体温を測る場合、腋窩温は口腔温より約1℃高い。 →×

正当:2 ○ × ○ ×


R5後期:子どもの保健④

R5後期 子どもの保健 問4 次のうち、小児の生理機能の発達に関する記述として、適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 嚥下機能は、生後ほ乳をすることによって開始される。 →×
  2. 胎児期の血液の流れ、すなわち胎児循環との違いとして、生後の血液の循環には、肺循環がある。 →〇
  3. 乳歯は生後石灰化が始まり、前歯は生後6~8か月頃に生え始める。 →×
  4. 脳の機能は、胎児期から既に発達しており、出生時にはほぼ成熟している。 →×
  5. 乳児では膀胱に尿が溜まると、その刺激が脳で感知され、脳細胞の指令で排尿がおこる。 →×

正当:2


R5後期:子どもの保健⑤

R5後期 子どもの保健 問5 次の【Ⅰ群】の発疹の種類と、【Ⅱ群】の内容を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A 紅斑
B 苔癬(たいせん)化
C びらん
D 丘疹
E 痂皮
【Ⅱ群】
ア 皮膚表面より小さく盛り上がったブツブツで、風疹などでみられる。 →〇D 丘疹
イ 膿や血液が乾燥して固まったもので、伝染性膿痂疹などでみられる。 →〇
E 痂皮

ウ 皮膚の毛細血管が拡張して赤色になっており、りんご病などでみられる。 →〇A 紅斑
エ 皮膚組織が剥がれたり、破れてじめじめしており、ブドウ球菌の皮膚炎などでみられる。 →〇C びらん
オ 湿疹が慢性化して表皮の肥厚が強まり皮膚表面がかさかさした状態になる。 →〇B 苔癬(たいせん)化
(組み合わせ)
  A B C D E
1 ア エ ウ イ オ
2 ア オ イ ウ エ
3 ア オ ウ イ エ
4 ウ エ イ ア オ
5 ウ オ エ ア イ →〇
正当:5


R5後期:子どもの保健⑥

R5後期 子どもの保健 問6 次の文は、頭囲の計測法についての記述である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
乳幼児期は脳神経系の発育が急速に進む時期である。乳児では( A  →〇大泉門)の観察も行う。2歳未満の乳幼児はあおむけに寝かせ、2歳以上の幼児は座位または立位で計測する。計測者は一方の手で巻き尺の0点を持ち、他方の手で( B  →〇後頭結節 )を確認して、そこに巻き尺をあてながら前に回す。( C  →〇眉と眉の間)に巻き尺を合わせてその周径を1( D  →〇mm )単位まで読む。
(組み合わせ)
AB C D
1 大泉門 両耳 眉と眉の間 cm
2 大泉門 後頭結節 眉と眉の間 mm →〇
3 小泉門 両耳 前額の突出部 mm
4 大泉門 後頭結節 前額の突出部 cm
5 小泉門 後頭結節 前額の突出部 cm
正当:2


R5後期:子どもの保健⑦

R5後期 子どもの保健 問7 次のうち、感染症に関する記述として、適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は、ムンプスウイルスが原因病原体であり、耳下腺の腫脹、痛み、発熱が主な症状である。合併症はなく、軽症で治癒する。 →×
  2. ポリオは、ポリオ菌によって起こり、脊髄の神経細胞が障害を受けて運動麻痺を起こす。 →×
  3. 突発性発疹は、ヒトヘルペスウイルス6型及び7型が原因で主に乳幼児にみられる。高熱が3~5日続き、解熱とともに全身に淡紅色の細かい発疹が出現する。 →〇
  4. 風疹は、風疹ウイルスによって起こり、症状は麻疹に似ているが重症化しやすい。 →×
  5. 結核は、主として結核菌が経口感染することによって起こる。 →×

正当:3


R5後期:子どもの保健⑧

R5後期 子どもの保健 問8 次のうち、「保育所保育指針解説」(厚生労働省)第3章「健康及び安全」1「子どもの健康支援」(3)「疾病等への対応」⑤「与薬に関する留意点」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 保育所において保護者から預かった薬(座薬等を含む)を子どもに与える場合は、医師の診断及び指示による薬に限定する。 →〇
  2. 保護者に医師名、薬の種類、服用方法等を具体的に記載した与薬依頼票を持参させる。 →〇
  3. 保護者から預かった薬については、施錠できる場所に保管し管理を徹底する。 →〇
  4. 与薬をする際は、複数の保育士等で対象児を確認し、重複与薬や与薬量の確認、与薬忘れ等の誤りがないようにする。 →〇

正当:1 ○ ○ ○ ○


R5後期:子どもの保健⑨

R5後期 子どもの保健 問9 次のうち、生ワクチンに関する記述として、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 生ワクチンの接種回数は、すべて1回に限られる。 →×
  2. 液性免疫と細胞性免疫の両方が期待できる。 →〇
  3. 注射生ワクチンを接種した日から次の注射生ワクチン接種を行うまでの間隔は、27 日以上あける。 →〇
  4. 副反応は数人に一人の割合で起こるものから、きわめてまれなものまで、様々である。 →〇
  5. 妊婦に対しても接種することができる。 →×

(組み合わせ)
1 A B C
2 A B D
3 A D E
4 B C D →〇
5 B C E
正当:4


R5後期:子どもの保健⑩

R5後期 子どもの保健 問 10 次のうち、「保育所保育指針」で示された「午睡」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 午睡は生活のリズムを構成する重要な要素であり、安心して眠ることのできる安全な睡眠環境を確保するよう努める。 →〇
  2. 在園時間が異なるなど、睡眠時間は子どもの発達の状況や個人によって差はあるが、午睡の時間は一律に取れるようにする。 →×
  3. 乳児については、一人一人の生活のリズムに応じて、安全な環境の下で十分に午睡をする。 →〇
  4. 1歳以上3歳未満児については、食事や午睡、遊びと休息など、保育所における生活のリズムが形成されるようにする。 →〇

正当:2 ○ × ○ ○


R5後期:子どもの保健⑪

R5後期 子どもの保健 問 11 次のうち、保育所における消毒薬の使用に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. プールの水の消毒には、原則、塩素系の消毒剤を用いることと定められている。 →〇
  2. 嘔吐物の消毒に用いる次亜塩素酸ナトリウムと亜塩素酸水は、同じ調整濃度で使用する。 →×
  3. アルコール消毒液は、引火性があるため空間噴霧は禁じられている。 →〇
  4. 床やドアノブを清掃する際、次亜塩素酸ナトリウムの希釈率は 0.02%である。 →〇
  5. 新型コロナウイルス感染症予防対策として、すぐに手洗いできない状況では、濃度 70%以上95%以下のエタノールを用いて手によくすりこむ。 →〇

正当:2 ○ × ○ ○ ○


R5後期:子どもの保健⑫

R5後期 子どもの保健 問 12 次の文は、「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」4「災害への備え」(2)「災害発生時の対応体制及び避難への備え」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 火災や( A  →〇ア 地震)などの災害の発生に備え、緊急時の対応の具体的内容及び手順、職員の役割分担、避難訓練計画等に関するマニュアルを作成すること。
  • 定期的に( B  →〇エ 避難訓練)を実施するなど、必要な対応を図ること。
  • 災害の発生時に、保護者等への連絡及び子どもの引渡しを円滑に行うため、日頃から保護者との( C  →〇オ 密接な連携)に努め、連絡体制や引渡し方法等について確認をしておくこと。

【語群】
ア 地震     イ 豪雨       ウ 防災訓練  エ 避難訓練
オ 密接な連携  カ 適切な関係作り
(組み合わせ)
A B C
1 ア ウ オ
2 ア エ オ →〇
3 イ ウ カ
4 イ エ オ
5 イ エ カ
正当:2


R5後期:子どもの保健⑬

R5後期 子どもの保健 問 13 次のうち、保育所での感染症の集団発生の予防に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 学校感染症第二種に感染した場合は、保育所においても意見書または登園届の提出が義務付けられている。 →×
  2. 全ての感染症において流行の拡大の恐れがある期間は、隔離をすることや登園を控えてもらう。 →〇
  3. ウイルスが体内に侵入してもその病気に対する感受性が低い人の場合は、感染しても症状が出ないことがある。 →〇
  4. 麻疹や風疹の感染症が1週間以内に2人以上発生した場合は、施設長は市区町村や保健所に報告する義務がある。 →×
  5. 保育所の子どもや職員が感染症に罹患していることが判明した場合、子どもや職員の健康状態の把握や記録とともに、二次感染予防について保健所等に協力を依頼することは施設長の責務である。 →〇

正当:3 × ○ ○ × ○


R5後期:子どもの保健⑭

R5後期 子どもの保健 問 14 次の記述のうち、不適切なものを一つ選びなさい。

  1. 誤嚥防止のため、幼児が食事中姿勢よく座っているか注意する。 →〇
  2. 傷病者発生時、傷病者を助けるために最初に取る行動をファーストエイドという。 →〇
  3. 肘内障は幼児に多く、手が急に強く引っ張られたときに起こりやすい。 →〇
  4. 小児では、熱傷面積が全身の 10%以上を占める場合は、救急車を要請する。 →〇
  5. たばこの誤飲は、ニコチン中毒を起こす可能性があり、十分な水を飲ませて吐かせ、受診する。 →×

正当:5


R5後期:子どもの保健⑮

R5後期 子どもの保健 問 15 次のうち、「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(2019 年改訂版)」(厚生労働省)の第Ⅰ部「基本編」1「保育所におけるアレルギー対応の基本」(3)「緊急時の対応(アナフィラキシーが起こったとき(「エピペン®」の使用))」に関する記述として、不適切なものを一つ選びなさい。

  1. 消化器症状として、繰り返し下痢をするようであれば、「エピペン®」の使用や 119 番通報による救急車の要請など、速やかな対応をすることが求められる。 →×
  2. 呼吸器症状として、のどや胸が締め付けられる、声がかすれる、犬が吠えるような咳、持続する強い咳込み、ゼーゼーする呼吸、息がしにくいといった状態であれば、「エピペン®」の使用や 119番通報による救急車の要請など、速やかな対応をすることが求められる。 →〇
  3. 全身の症状として、唇や爪が青白い、脈が触れにくい・不規則、意識がもうろうとしている、ぐったりしている、尿や便を漏らすといった状態であれば、「エピペン®」の使用や 119 番通報による救急車の要請など、速やかな対応をすることが求められる。 →〇
  4. 「エピペン®」を使用した後は、速やかに救急搬送し、医療機関を受診する必要がある。 →〇
  5. 「エピペン®」を保管する際は、日光のあたる場所や冷蔵庫等を避けて 15 ~ 30℃で保管する。 →〇

正当:1


R5後期:子どもの保健⑯

R5後期 子どもの保健 問 16 次のうち、「保育所における感染症対策ガイドライン(2018 年改訂版[2022(令和4)年 10 月一部改訂])」(厚生労働省)の2「感染症の予防」⑤「血液媒介感染」に関する記述として、不適切なものを一つ選びなさい。

  1. 血液媒介感染する主な病原体は、B型肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)等である。 →〇
  2. ひっかき傷やすり傷、鼻血など、血液や傷口からの滲出液に周りの人がさらされる機会も多く、皮膚の傷を通して、病原体が侵入する可能性もある。 →〇
  3. ひっかき傷等は流水できれいに洗い、絆創膏を貼らずによく乾かすようにする。 →×
  4. 子どもの使用するコップ、タオル等には、唾液等の体液が付着する可能性があるため、共有しない。 →〇
  5. 全ての血液や体液には病原体が含まれていると考え、防護なく触れることがないように注意する。 →〇

正当:3


R5後期:子どもの保健⑰

R5後期 子どもの保健 問 17 次のうち、保育所での感染症に関する記述として、不適切なものを一つ選びなさい。

  1. 乳児は成人に比べ鼻道や後鼻孔が狭く気道も細いため、風邪等で粘膜が腫れると息苦しくなりやすい。 →〇
  2. 動物に触れた後や動物を飼育している場所を清掃した後には、石鹸を用いた流水での手洗いを徹底する。 →〇
  3. インフルエンザの主な感染経路は飛沫感染であるが、接触感染することもある。 →〇
  4. 保育所での RS ウイルス流行期は、特に異年齢間の交流を制限しない。 →×
  5. 保育士等の職員は、自分が感染していることに気づかないまま感染源となることもあるので、職員の体調管理にも気を配る。 →〇

正当:4


R5後期:子どもの保健⑱

R5後期 子どもの保健 問 18 次のうち、食物アレルギーのある子どもの誤食事故が発生する危険性を低減化しうる対策として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 食器の色を変える。 →〇
  2. 給食対応の単純化(完全除去か全解除かの二者択一の対応)を原則とする。 →〇
  3. 原因食物となる頻度の多い食材(鶏卵・牛乳・小麦等)を給食に使用しない献立を作成する。 →〇
  4. 調理や配膳にあたっては、指差し声出し確認を徹底する。 →〇
  5. ヒヤリ・ハット報告の収集及び要因分析を行う。 →〇

正当:1 ○ ○ ○ ○ ○


R5後期:子どもの保健⑲

R5後期 子どもの保健 問 19 次のうち、保育所における事故の応急処置に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 子どもの鼻に豆が入ってしまった。ピンセットでつまんで引っ張り出そうとした。 →×
  2. 捻挫をした。痛がる部位をよくもんだ。 →×
  3. 犬に伵まれた。傷口を流水で洗い、医師の診察を受けた。 →〇
  4. 蜂に刺された。子どもが痛がるので無理に針を抜かず、医師の診察を受けた。 →〇
  5. 誤って熱湯を子どもの手の甲にかけてしまった。すぐに冷水をかけた。 →〇

正当:5 × × ○ ○ ○


R5後期:子どもの保健⑳

R5後期 子どもの保健 問 20 次のうち、子どものアレルギーに関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 食物アレルギー対応においては、安全・安心の確保を優先する。 →〇
  2. 気管支喘息の予防においては室内清掃だけではなく、特に寝具の使用に関しても、留意する必要がある。 →〇
  3. 保育所における気管支喘息の対応においては、保護者との連携により、運動等の保育所生活について事前に相談する。 →〇
  4. アレルギー性結膜炎において、角結膜炎があるときは、プールの水質管理のための消毒に用いる塩素が、その悪化要因となる。 →〇

正当:1 ○ ○ ○ ○


R5後期:子供の食と栄養①

R5後期 子どもの食と栄養 問1 次のうち、「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)の「離乳食について困ったこと(回答者:0~2歳児の保護者)」において、最も割合の高い回答の項目として、適切なものを一つ選びなさい。
1 もぐもぐ、かみかみが少ない(丸のみしている)
2 食べる量が少ない
3 食べ物をいつまでも口にためている
4 食べさせるのが負担、大変
5 作るのが負担、大変 →〇
正当:5


R5後期:子供の食と栄養②

R5後期 子どもの食と栄養 問2 次の文は、脂質に関する記述である。( A )・( B )にあてはまる数値を【数値群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
脂質は、1g あたり約( A  →〇イ 9)kcal のエネルギーを産生する。「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」では、脂肪エネルギー比率(総脂質からの摂取エネルギーが総摂取エネルギーに占める割合)の目標量を、1歳以上の全年齢で( B  →〇エ 20 ~ 30)%としている。
【数値群】
ア 4  イ 9  ウ 10 ~ 20  エ 20 ~ 30  オ 30 ~ 40
(組み合わせ)
A B
1 ア ウ
2 ア エ
3 ア オ
4 イ ウ
5 イ エ →〇
正当:5


R5後期:子供の食と栄養③

R5後期 子どもの食と栄養 問3 次のうち、「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」(厚生労働省)に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 年齢区分は1~ 17 歳を小児、18 歳以上を成人とする。 →〇
  2. 10 年ごとに見直しがなされ、改定される。 →×
  3. 栄養素の指標として、「推定平均必要量」「推奨量」「目安量」「耐容上限量」「目標量」の5種類が設定されている。 →〇
  4. 基本的に健康な個人及び集団を対象としている。 →〇

正当:2 ○ × ○ ○


R5後期:子供の食と栄養④

R5後期 子どもの食と栄養 問4 次の【Ⅰ群】の味の相互作用と、【Ⅱ群】の例を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A 対比効果 →〇ア すいかに塩をかける
B 抑制効果 →〇ウ コーヒーに砂糖を加える
C 相乗効果 →〇イ 2種類のうま味(だし)を混ぜるとより一層うま味が強くなる
【Ⅱ群】
ア すいかに塩をかける
イ 2種類のうま味(だし)を混ぜるとより一層うま味が強くなる
ウ コーヒーに砂糖を加える
(組み合わせ)
A B C
1 ア イ ウ
2 ア ウ イ →〇
3 イ ア ウ
4 イ ウ ア
5 ウ イ ア
正当:2


R5後期:子供の食と栄養⑤

R5後期 子どもの食と栄養 問5 次のうち、授乳に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)では、「授乳について困ったこと」がある者(回答者:0~2歳児の保護者の総数)は、約5割であった。 →×
  2. 分娩後、数日間分泌される黄色みをおびた粘りのある母乳を初乳という。 →〇
  3. 母乳育児の利点として、小児期の肥満やのちの2型糖尿病の発症リスクの低下が報告されている。 →〇
  4. 乳児用液体ミルクは、液状の人工乳を容器に密封したものであり、常温での保存が可能なものである。 →〇

正当:4 × ○ ○ ○


R5後期:子供の食と栄養⑥

R5後期 子どもの食と栄養 問6 次の文は、母乳分泌のしくみに関する記述である。( A )~( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
乳児が乳首を吸う( A  →〇ア 吸てつ)反射とその刺激は、間脳視床下部を経て脳下垂体へと伝わる。下垂体前葉から( B  →〇ウ プロラクチン)が分泌されて乳汁の合成が促進され、下垂体後葉から( C  →〇オ オキシトシン)が分泌され、乳汁を放出して射乳が起こる。また( C )は子宮の筋肉を収縮させて、子宮の回復を促す。
【語群】
ア 吸てつ     イ 吸引      ウ プロラクチン  エ エストロゲン
オ オキシトシン  カ 黄体ホルモン
(組み合わせ)
A B C
1 ア ウ オ →〇
2 ア エ ウ
3 イ ウ オ
4 イ エ カ
5 イ カ エ
正当:1


R5後期:子供の食と栄養⑦

R5後期 子どもの食と栄養 問7 次のうち、幼児期の健康と食生活に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 感染に対する抵抗力が弱い。 →〇
  2. 消化機能が十分に発達していないため、1回(食)に消化できる量などに配慮が必要である。 →〇
  3. 骨格、筋肉、臓器など身体のあらゆる組織をつくるために十分な栄養素の供給が必要となるが、重1kg あたりでは成人よりも必要とする栄養素は少ない。 →×
  4. 「偏食する」「むら食い」「遊び食べをする」などが起きやすい。 →〇

正当:1 ○ ○ × ○


R5後期:子供の食と栄養⑧

R5後期 子どもの食と栄養 問8 次のうち、幼児期の間食に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)の「子どもの間食(3食以外に食べるもの)の与え方(回答者:2~6歳児の保護者)」において、「欲しがるときにあげることが多い」と回答した保護者の割合が最も高かった。 →×
  2. 「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)の「子どもの間食(3食以外に食べるもの)として甘い飲み物やお菓子を1日にとる回数(回答者:2~6歳児の保護者)」において、どの年齢階級も「3回」と回答した者の割合が最も高かった。 →×
  3. 幼児期では、間食を食事の一部と考え、間食でエネルギーや栄養素、水分の補給を行うことが望ましい。 →〇

正当:5 × × ○


R5後期:子供の食と栄養⑨

R5後期 子どもの食と栄養 問9 次のうち、学童期の食生活に関する記述として、不適切なものを一つ選びなさい。

  1. 「学校給食摂取基準の策定について(報告)」(令和2年 文部科学省)によると、学校給食のない日は、ある日と比べて、カルシウムの摂取不足が顕著であった。 →〇
  2. 「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」(平成 16 年 厚生労働省)では、学童期に育てたい「食べる力」として、「自分の食生活を振り返り、評価し、改善できる」をあげている。 →〇
  3. 「学校給食法」の「学校給食の目標」の一つに、「適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること」があげられている。 →〇
  4. 「平成 31 年度(令和元年度)全国学力・学習状況調査」(文部科学省)によると、「朝食を毎日食べていますか」という質問に対し、「あまりしていない」、及び「全くしていない」と回答した小学校6年生の割合は約3割であった。 →×
  5. 「食に関する指導の手引 第二次改訂版」(平成 31 年 文部科学省)では、「給食指導とは、給食の準備、会食、片付けなどの一連の指導を、実際の活動を通して、毎日繰り返し行う教育活動である」と述べられている。 →〇

正当:4


R5後期:子供の食と栄養⑩

R5後期 子どもの食と栄養 問 10 次のうち、学校給食に関する記述として、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「学校給食法」第2条に定められた「学校給食の目標」は、5項目である。 →×
  2. 「令和3年度学校給食実施状況等調査」(文部科学省)によると、約 99%の小学校で学校給食(完全給食・補食給食・ミルク給食)を実施している。 →〇
  3. 「令和3年度学校給食実施状況等調査」(文部科学省)によると、完全給食を実施している国公私立学校での米飯給食の週当たりの平均実施回数は2回である。 →×
  4. 「第4次食育推進基本計画」(農林水産省)では、実施最終年度までに、学校給食における地場産物を活用した取組等を増やすことを目標として設定している。 →〇

(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D →〇
5 C D
正当:4