R6後期:子どもの保健③

R6後期 子どもの保健 問3 
次のうち、人口統計に関する記述として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 人口動態統計とは、ある時点における全国人口の全数を調査したものである。 →×
  2. 総務省統計局が行っている国勢調査は、人口統計ではない。 →×
  3. 静態統計とは、出生、死亡、婚姻、離婚について、戸籍上の届け出を集計して算出するものである。 →×
  4. 日本の人口は 1950(昭和 25)年以降増加し続けている。 →×
  5. 2022(令和4)年における人口 10 万人あたりの死亡率を年齢階級別にみると、20 歳未満では0~4歳が最も高い。 →〇

正答:5


R6後期:子どもの保健④

R6後期 子どもの保健 問4 
次の記述のうち、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 頭囲は、脳性まひでは通常より大きく、水頭症や脳腫瘍では小さくなることが多い。 →×
  2. 子どもの骨の成長には、成長ホルモンや甲状腺ホルモンの分泌が影響する。 →〇
  3. 1日のうち、成長ホルモンが最も多く分泌されるのは正午前後である。 →×
  4. 妊娠 37 週以降、胎児の体重は急増する。 →×
  5. 身長が 100 cm の子どもの体重が 15.4 kg の場合、カウプ指数は 15.4 である。 →〇

(組み合わせ)
A B C D E
1 ○ ○ × × ×
2 ○ × ○ ○ ×
3 × ○ × ○ ×
4 × ○ × × ○ →〇
5 × × ○ ○ ○
正答:4


R6後期:子どもの保健⑤

R6後期 子どもの保健 問5 
次の生理機能に関する数値のうち、年齢とともに、多くなる、もしくは大きくなるものを1つ選びなさい。
1 脈拍数
2 体重に占める水分の割合
3 体重あたりの体表面積
4 呼吸数
5 血圧 →〇
正答:5


R6後期:子どもの保健⑥

R6後期 子どもの保健 問6 
次のうち、0~1歳の乳幼児の発熱に関する特徴として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 体温調節が未熟なため、外気温が高かったり、衣類等を着せすぎたりすると体温が簡単に上昇するが、37.5℃以上になることはない。 →×
  2. 生後初めて発熱した場合、突発性発疹の可能性を考える。 →〇
  3. 発熱時に熱性けいれんを起こす可能性がある時期である。 →〇
  4. 発熱に伴って目が充血している時は、まず最初に流行性角結膜炎を疑う。 →×
  5. 発熱があり機嫌が悪く、耳をよく触る様子が見られる時は、中耳炎を疑う。 →〇

(組み合わせ)
A B C D E
1 ○ ○ × × ×
2 ○ × × ○ ○
3 × ○ ○ × ○ →〇
4 × × ○ × ○
5 × × × ○ ○
正答:3


R6後期:子どもの保健⑦

R6後期 子どもの保健 問7 
次の( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
感染症の一つである( A  →麻疹)の初期は、高熱、咳、鼻水、結膜充血、目やに等の症状がみられる。発熱は一時期下降傾向を示すが、再び上昇し、この頃には口の中に( B  →コプリック)斑がみられる。その後、( C  →顔)や頸部に発疹が出現する。肺炎や脳炎を合併した場合、重症となる。主な感染経路は飛沫感染、接触感染及び( D  →空気)感染である。
(組み合わせ)
A B CD
1 麻疹 紅色 顔 経口
2 風疹 コプリック 手足 空気
3 麻疹 コプリック 顔 空気 →〇
4 風疹 紅色 手足 経口
5 風疹 コプリック 顔 経口
正答:3


R6後期:子どもの保健⑧

R6後期 子どもの保健 問8 
次のうち、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 子どもの耳管は、大人に比べて傾きが急で長い。 →×
  2. アデノイド肥大では、口呼吸が特徴的である。 →〇
  3. アレルギー性鼻炎には、通年性のものと季節性のものがある。 →〇
  4. 鼻出血の多くは、キーゼルバッハ部位で起こる。 →〇

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ×
3 × ○ ○ ○ →〇
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×
正答:3


R6後期:子どもの保健⑨

R6後期 子どもの保健 問9 
次のうち、「こどもを事故から守る!事故防止ハンドブック」(こども家庭庁)に関する記述として、適切なものを3つ選びなさい。

  1. 乳幼児は浴槽をのぞきこみ転落して溺れる可能性があるため、入浴後は浴槽の水を抜く。 →〇
  2. おもちゃの購入時や利用時は、商品の対象年齢を守る。 →〇
  3. ベランダからの落下防止のため、エアコンの室外機はベランダの手すりから 60 cm 以上離して設置する。 →〇
  4. やけどをしたら、患部を市販の冷却シートで冷ます。 →×
  5. PSC マークとは、14 歳以下の子ども向け玩具に付けられる安全製品のマークである。 →×

正答:1,2,3


R6後期:子どもの保健⑩

R6後期 子どもの保健 問 10 
次の文は、「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」(2)「災害発生時の対応体制及び避難への備え」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  • 火災や地震などの災害の発生に備え、( A  →緊急時)の対応の具体的内容及び手順、職員の役割分担、避難訓練計画等に関する( B  →マニュアル)を作成すること。
  • 定期的に( C  →避難訓練)を実施するなど、必要な対応を図ること。
  • 災害の発生時に、保護者等への連絡及び子どもの引渡しを円滑に行うため、日頃から保護者との( D  →密接な連携)に努め、連絡体制や引渡し方法等について確認をしておくこと。

(組み合わせ)
AB C D
1 緊急時 誓約書 避難訓練 共同訓練
2 怪我 誓約書 文書点検 密接な連携
3 怪我 マニュアル 文書点検 共同訓練
4 緊急時 マニュアル 避難訓練 密接な連携 →〇
5 緊急時 誓約書 避難訓練 密接な連携
正答:4


R6後期:子どもの保健⑪

R6後期 子どもの保健 問 11 
次の保育所での【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
H君(5歳、男児)は、明るく快活で健康な子です。複数の保育士でクラスを見守っていると、いつものように元気に登園したH君は、室内でブロックのおもちゃで遊びながら、友達と楽しそうに騒いでいました。すると、突然咳き込みが止まらなくなり、呼吸も苦しそうにしています。
【設問】
次のうち、その場にいる保育士の対応として、不適切なものを1つ選びなさい。

  1. H君の呼吸状態、熱、脈拍などを確かめる。 →〇
  2. H君が咳き込む前のH君の様子を周りの子どもに確かめる。 →〇
  3. 他の保育士と連携し、保護者に連絡をしてH君の状態を伝える。 →〇
  4. おもちゃでどのようにして遊んでいたかを周りの子ども達に聞く。 →〇
  5. AED の電源を入れ、音声ガイドに従って操作を行う。 →×

正答:5


R6後期:子どもの保健⑫

R6後期 子どもの保健 問 12 次のうち、子どもの熱中症に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 熱中症の予防のための暑さ指数(WBGT)は、気温と湿度と輻射熱などの周辺の熱環境を取り入れた暑さの指標である。 →〇
  2. 熱中症は、水分摂取と塩分摂取を行っていれば発症しない。 →×
  3. 熱中症が疑われる時に、話しかけても応答がはっきりしない場合は救急車を呼ぶ。 →〇
  4. 熱中症が疑われる時は、頭を集中的に冷やす。 →×
  5. 熱中症は、真夏日以外は発症しない。 →×

(組み合わせ)
A B C D E
1 ○ ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ ○ ○ ×
3 ○ × ○ × × →〇
4 × × × ○ ×
5 × × × × ○
正答:3


R6後期:子どもの保健⑬

R6後期 子どもの保健 問 13 
次のうち、保育所における子どものアナフィラキシーに関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. アナフィラキシーでは、呼吸器症状が出現すると、アナフィラキシーショックへ進展する可能性が高まる。 →〇
  2. 保護者から内服薬とエピペン®を預かっている子どもがアナフィラキシーショックを起こした場合、エピペン®よりも内服薬を優先して投与する。 →×
  3. アナフィラキシーショックが起こった時は、頭を高くして仰向けに寝かせる。 →×
  4. 乳幼児では食物アレルギーの有病率が学童期より高いため、アナフィラキシーを起こす可能性も高い。 →〇

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × × ○ →〇
3 × ○ × ×
4 × × ○ ×
5 × × × ○
正答:2


R6後期:子どもの保健⑭

R6後期 子どもの保健 問 14 
次のうち、子どもの感染症に関する記述として、適切なものを2つ選びなさい。

  1. 麻疹、水痘に見られるように、感染している人の咳やくしゃみで体外に出た飛沫が乾燥すると、感染力を有したまま空中に拡散し、その空気を吸い込むことで感染することを飛沫感染という。 →×
  2.  乳幼児の急性胃腸炎の原因は、細菌性のものよりウイルス性のものが多い。 →〇
  3. ヘルパンギーナは、通常冬によく見られ、急な発熱と強いのどの痛みが特徴である。 →×
  4. 伝染性膿痂疹は、虫刺されや湿疹を掻いた部分に細菌感染を起こしたもので、かゆみを伴うことはまれである。 →×
  5. 突発性発疹は生後6か月~2歳に罹患することが多く、季節性の流行はみられない。 →〇

正答:2,5


R6後期:子どもの保健⑮

R6後期 子どもの保健 問 15 
次にあげる病原体による感染症のうち、蚊を介して感染するものを2つ選びなさい。
1 B型肝炎ウイルス
2 マラリア原虫 →〇
3 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)
4 ノロウイルス
5 デングウイルス →〇
正答:2,5


R6後期:子どもの保健⑯

R6後期 子どもの保健 問 16 
次のうち、乳幼児への保健的対応に関する記述として、適切なものを3つ選びなさい。

  1. 乳児は、大人と比べて皮膚が薄く、紫外線による悪影響を受けやすいため、強い日光に長時間当たらないよう工夫する。 →〇
  2. 乳幼児の入浴は、授乳や食事の直後がよい。 →×
  3. 食後の歯磨きは、乳歯が生え始めた頃から習慣づけることが大切である。 →〇
  4. 新生児は新陳代謝が活発で汗をかきやすいので、常に薄着をさせる。 →×
  5. 乳幼児をベビーカーに乗せて外出する場合は外気温に注意が必要である。 →〇

正答:1,3,5


R6後期:子どもの保健⑰

R6後期 子どもの保健 問 17 
次のうち、医療的ケア児に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 保育所における医療的ケアは、医師の指示の下に行う。 →〇
  2. 研修を受講すれば、保育士も導尿ができる。 →×
  3. 「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」によると、保育所に在籍する医療的ケア児への適切な支援は、医療機関の責務とされている。 →×
  4. 厚生労働省によれば、在宅で医療的ケアが必要な子どもの 2021(令和3)年の推計値は 2005(平成 17)年の倍以上となっている。 →〇

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × × ○ →〇
3 × ○ × ×
4 × × ○ ○
5 × × × ○
正答:2


R6後期:子どもの保健⑱

R6後期 子どもの保健 問 18 
次のうち、ダウン症に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 21 番染色体が1本多い、先天的な異常のことである。 →〇
  2. 母親が 40 歳未満で出産する場合は発症しない。 →×
  3. 関節の可動域が、通常に比べて狭い。 →×
  4. 先天性心疾患、消化管疾患、内分泌疾患、眼科疾患、耳鼻科疾患、血液疾患など合併症が多い。 →〇

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ○
2 ○ × ○ ×
3 ○ × × ○ →〇
4 × ○ × ○
5 × ○ ○ ×
正答:3


R6後期:子どもの保健⑲

R6後期 子どもの保健 問 19 
次のうち、日本における母子保健サービスに関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 新生児マススクリーニングには、タンデムマス法が導入されている。 →〇
  2. 乳幼児健康診査における未受診児に関しては、週1回の定期的な状況確認調査が規定されている。 →×
  3. 未熟児養育医療制度の実施主体は都道府県である。 →×
  4. 発育性股関節形成不全の検査は、1歳6か月児健康診査で行う。 →×
  5. 母子健康手帳に掲載されている便色カードは、胆道閉鎖症等の早期発見のために用いられる。 →〇

(組み合わせ)
A B C D E
1 ○ ○ × × ○
2 ○ × × × ○ →〇
3 × ○ ○ ○ ×
4 × ○ × × ○
5 × × ○ ○ ×
正答:2


R6後期:子どもの保健⑳

R6後期 子どもの保健 問 20 
次のうち、保育所における健康診断に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 「児童福祉法」に基づき、入所時の健康診断と、少なくとも1年に2回の定期健康診断が義務づけられている。 →×
  2. 健康診断の内容は「学校保健安全法」の規定に準じて行われ、2023(令和5)年現在、寄生虫の有無は検査項目から削除されている。 →〇
  3. 嘱託医は、健康診断の結果に基づき母子健康手帳などに必要事項を記入し、保育の提供や停止等必要な手続きをとることに関して施設長に勧告する義務がある。 →〇
  4. 保育所における臨時の健康診断は、「学校保健安全法」に規定する健康診断に準じ、必要に応じて行う。 →〇

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ ○ ○ →〇
5 × ○ × ○
正答:4


R6後期:子どもの食と栄養①

R6後期 子どもの食と栄養 問1 
次のうち、「食生活指針」(平成 28 年 文部科学省・厚生労働省・農林水産省)の「食生活指針の実践」の一部として、正しいものを3つ選びなさい。

  1. 牛乳・乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などで、糖質・脂質を十分にとりましょう。 →×
  2. 普段から体重を量り、食事量に気をつけましょう。 →〇
  3. 塩辛い食品を控えめに、食塩は1日 10 g 未満にしましょう。 →×
  4. 栄養成分表示を見て、食品や外食を選ぶ習慣を身につけましょう。 →〇
  5. たっぷり野菜と毎日の果物で、ビタミン、ミネラル、食物繊維をとりましょう。 →〇

正答:2,4,5


R6後期:子どもの食と栄養②

R6後期 子どもの食と栄養 問2 
次の文は、「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」(厚生労働省)に関する記述である。
( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
各栄養素等の食事摂取基準については、「出生後6か月未満(0~5か月)」と「( A  →6か月以上1歳未満(6~ 11 か月))」の2つに区分されている。特に、成長に合わせてより詳細な区分設定が必要と考えられるエネルギーと( B  →たんぱく質)については、( C  →3つ)の区分で表示されている。
(組み合わせ)
A BC
1 6か月以上1歳未満(6~ 11 か月) カルシウム 4つ
2 6か月以上1歳未満(6~ 11 か月) たんぱく質 3つ →〇
3 6か月以上1歳半未満(6~ 17 か月) たんぱく質 3つ
4 6か月以上1歳半未満(6~ 17 か月) カルシウム 4つ
5 6か月以上2歳未満(6~ 23 か月) カルシウム 5つ
正答:2


R6後期:子どもの食と栄養③

R6後期 子どもの食と栄養 問3 
次の文は、ビタミンを含む代表的な食品とその働きに関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
ビタミンは脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンに分類される。脂溶性ビタミンの例として、レバー、卵黄、緑黄色野菜などに多く含まれる( A  →ビタミンA)、植物油、種実類、小麦胚芽などに多く含まれる( B  →ビタミンE)がある。一方、水溶性ビタミンの例として、豚肉、玄米、豆類などに多く含まれる( C  →ビタミンB1)、果物、野菜、いも類などに多く含まれる( D  →ビタミンC)がある。
(組み合わせ)
ABCD
1 ビタミンB1 ビタミンE ビタミンA ビタミンK
2 ビタミンA ビタミンE ビタミンB1 ビタミンC →〇
3 ビタミンD ビタミンK ビタミンB1 ビタミンC
4 ビタミンB1 ビタミンC ビタミンA ビタミンD
5 ビタミンA ビタミンK ビタミンB1 ビタミンD
正答:2


R6後期:子どもの食と栄養④

R6後期 子どもの食と栄養 問4 
次のうち、飽和脂肪酸に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 飽和脂肪酸は、炭素間に二重結合を持たない脂肪酸である。 →〇
  2. 飽和脂肪酸には、魚介類由来のエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)などがある。 →×
  3. 飽和脂肪酸の摂りすぎにより、血中総コレステロールが増加し、心筋伷塞をはじめとする循環器疾患のリスクが増加する。 →〇
  4. 「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」(厚生労働省)における飽和脂肪酸の成人・高齢者の目標量は、男女共に総エネルギー摂取量の7%以下である。 →〇

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ○ →〇
4 × ○ ○ ○
5 × × × ○
正答:3


R6後期:子どもの食と栄養⑤

R6後期 子どもの食と栄養 問5 
次のうち、乳児用調製粉乳等に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 乳児用調製粉乳は、母乳の代替品である。 →〇
  2. 特殊ミルクとは、先天代謝異常症、アレルギー疾患など、対象疾患に応じて栄養素を調整・配合した治療用ミルクである。 →〇
  3. フォローアップミルクは、生後6か月頃から使用する。 →×
  4. 乳児用調製粉乳は、牛乳に比べカルシウムが少ない。 →〇

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ × ○ →〇
2 ○ × × ×
3 × ○ ○ ○
4 × ○ ○ ×
5 × ○ × ○
正答:1


R6後期:子どもの食と栄養⑥

R6後期 子どもの食と栄養 問6 
次のうち、母乳育児に関する記述として、適切なものの組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 母乳育児は、乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症率を低下させる。 →〇
  2. 母乳育児は、将来の糖尿病発症リスクを上昇させる。 →×
  3. 乳児の吸てつにより、プロラクチンが分泌され、排卵が促進される。 →×
  4. 乳児の吸てつにより、オキシトシンが分泌され、母体の子宮の収縮が促進される。 →〇

(組み合わせ)
1 A B
2 A D →〇
3 B C
4 B D
5 C D
正答:2


R6後期:子どもの食と栄養⑦

R6後期 子どもの食と栄養 問7 
次のうち、「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)に関する記述として、「子どもの食事で特に気をつけていること」(回答者:2~6歳児の保護者)の回答で、最も割合が高かったものを1つ選びなさい。
1 一緒に作ること
2 間食の内容
3 料理の盛り付け、色どり
4 よくかむこと
5 栄養バランス →〇
正答:5


R6後期:子どもの食と栄養⑧

R6後期 子どもの食と栄養 問8 
次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(2019 年 厚生労働省)に示されている、摂食機能の目安に関する記述である。離乳初期(生後5~6か月頃)、離乳中期(生後7~8か月頃)、離乳後期(生後9~ 11 か月頃)、離乳完了期(生後 12 ~ 18 か月頃)の順に並べた場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 歯ぐきで潰すことが出来るようになる。 →後期
B 舌と上あごで潰していくことが出来るようになる。 →中期
C 歯を使うようになる。 →完了期
D 口を閉じて取り込みや飲み込みが出来るようになる。 →初期
(組み合わせ)
1 A→B→C→D
2 B→A→D→C
3 B→C→D→A
4 D→A→B→C
5 D→B→A→C →〇
正答:5


R6後期:子どもの食と栄養⑨

R6後期 子どもの食と栄養 問9 
次のうち、調理の基本に関する記述として、適切なものの組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 炊飯前の米一合は、約 200 g である。 →×
  2. 精白米を洗米する際は、食器用洗剤を用い、泡がなくなるまで水でよく洗い流すことが望ましい。 →×
  3. 粥は、通常の炊飯の飯より水分が多くやわらかい飯で、離乳食などに用いられる。 →〇
  4. もち米はうるち米に比べて粘りが強く、でんぷんが老化しにくい。 →〇

(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 A D
4 B C
5 C D →〇
正答:5


R6後期:子どもの食と栄養⑩

R6後期 子どもの食と栄養 問 10
 次のうち、学童期・思春期の身体の発達の特徴と食生活に関する記述として、適切なものの組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 学童期後半からの身長・体重の急激な発育を、第一発育急進期という。 →×
  2. 「令和4年度 学校保健統計調査」(文部科学省)において、肥満度が 10%以上の者を肥満傾向児としている。 →×
  3. 「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」(平成 16 年 厚生労働省)では、思春期に育てたい「食べる力」として、「一緒に食べる人を気遣い、楽しく食べることができる」をあげている。 →〇
  4. 「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」(厚生労働省)では、鉄は女子 10 ~ 11 歳の年齢から月経の有無による基準が示されている。 →〇

(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D
5 C D →〇
正答:5


R6後期:子どもの食と栄養⑪

R6後期 子どもの食と栄養 問 11
 次のうち、「学校給食実施基準の一部改正について」(令和3年 文部科学省)に示されている「学校給食の食事内容の充実等について」の一部として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 食物アレルギー等のある児童生徒に対しては、学校医が責任を持ち、個々の児童生徒の状況に応じた対応に努めること。 →×
  2. 地域の食文化等を学ぶ中で、世界の多様な食文化等の理解も深めることができるよう配慮すること。 →〇
  3. 献立作成は、各教科等の食に関する指導とは別に、栄養教諭、学校栄養職員が行う食に関する指導に基づくこと。 →×
  4. 児童生徒が学校給食を通して、日常又は将来の食事作りにつなげることができるよう、献立名や食品名が明確な献立作成に努めること。 →〇

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ○ →〇
5 × × ○ ○
正答:4


R6後期:子どもの食と栄養⑫

R6後期 子どもの食と栄養 問 12 
次の文は、葉酸に関する記述である。( A )・( B )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
葉酸は( A  →イ ビタミン)の一種であり、受胎の前後に十分な量を摂取すると、胎児の( B  →ウ 神経管閉鎖障害)のリスクを低減できる。
【語群】
ア ミネラル     イ ビタミン
ウ 神経管閉鎖障害  エ くる病   オ 頭蓋内出血
(組み合わせ)
  A B
1 ア ウ
2 ア エ
3 ア オ
4 イ ウ →〇
5 イ エ
正答:4