R5後期:子供の食と栄養⑪

R5後期 子どもの食と栄養 問 11 次の文は、「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針~妊娠前から、健康なからだづくりを~」(令和3年 厚生労働省)の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 乳製品、緑黄色野菜、豆類、( A  →〇小魚)などでカルシウムを十分に
  • 妊娠中の( B  →〇体重増加)は、お母さんと赤ちゃんにとって望ましい量に
  • ( C  →〇たばことお酒の害)から赤ちゃんを守りましょう

(組み合わせ)
AB C
1 小魚 食事量 感染症
2 小魚 食事量 たばことお酒の害
3 小魚 体重増加 たばことお酒の害 →〇
4 いも類 体重増加 たばことお酒の害
5 いも類 食事量 感染症
正当:3


R5後期:子供の食と栄養⑫

R5後期 子どもの食と栄養 問 12 次のうち、「食育基本法」に定められた食育に関する基本理念として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 伝統的な食文化、環境と調和した生産等への配意及び農山漁村の活性化と食料自給率の向上への貢献 →〇
  2. 子どもの食育における保護者、教育関係者等の役割 →〇
  3. 食品の安全性の確保等における食育の役割 →〇
  4. 健康寿命の延伸及び健康格差の縮小 →×

正当:1 ○ ○ ○ ×


R5後期:子供の食と栄養⑬

R5後期 子どもの食と栄養 問 13 次のうち、「食育推進基本計画」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 食育推進基本計画は、「食育基本法」に基づき、食育の推進に関する基本的な方針や目標について定めている。 →〇
  2. 都道府県は、食育推進基本計画に基づき、食育推進計画を作成するよう努めなければならない。 →〇
  3. 「第4次食育推進基本計画」(農林水産省)は、令和4~6年度までの計画である。 →×
  4. 「第4次食育推進基本計画」(農林水産省)の重点事項の一つに、「持続可能な食を支える食育の推進」がある。 →〇

正当:2 ○ ○ × ○


R5後期:子供の食と栄養⑭

R5後期 子どもの食と栄養 問 14 次の文は、「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」の2「食育の推進」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 子どもが自らの感覚や体験を通して、自然の恵みとしての食材や( A  →〇食の循環・環境)への意識、調理する人への感謝の気持ちが育つように、子どもと調理員等との関わりや、( B  →〇調理室)など食に関わる保育環境に配慮すること。
  • ( C  →〇保護者)や地域の多様な関係者との連携及び協働の下で、食に関する取組が進められること。また、( D  →〇市町村)の支援の下に、地域の関係機関等との日常的な連携を図り、必要な協力が得られるよう努めること。

(組み合わせ)
A BCD
1 食の循環・環境 調理室 保護者 市町村 →〇
2 食の循環・環境 畑・園庭 行政 都道府県
3 いのちの大切さ 畑・園庭 保護者 市町村
4 いのちの大切さ 調理室 行政 市町村
5 いのちの大切さ 畑・園庭 保護者 都道府県
正当:1


R5後期:子供の食と栄養⑮

R5後期 子どもの食と栄養 問 15 次のうち、保育所における地域の子育て家庭への支援に関する記述として、不適切なものを一つ選びなさい。

  1. 食を通した保育所機能の開放(調理施設活用による食に関する講習などの実施や情報の提供、体験保育など) →〇
  2. 食に関する相談や援助 →〇
  3. 食を通した子育て家庭の交流の場の提供及び交流の促進 →〇
  4. 保護者に対する生活習慣病の指導 →×
  5. 食を通した地域の人材の積極的な活用による地域の子育て力を高める取組の実施 →〇

正当:4


R5後期:子供の食と栄養⑯

R5後期 子どもの食と栄養 問 16 次のうち、「楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~」(平成 16 年 厚生労働省)における5つの期待する子ども像として、不適切なものを一つ選びなさい。
1 お腹がすくリズムのもてる子ども →〇
2 好き嫌いがない子ども →×
3 一緒に食べたい人がいる子ども →〇
4 食事づくり、準備にかかわる子ども →〇
5 食べものを話題にする子ども →〇
正当:2


R5後期:子供の食と栄養⑰

R5後期 子どもの食と栄養 問 17 次のうち、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和 23 年厚生省令第 63 号)に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 当該保育所の満1歳以上の幼児に対する食事の提供について、保育所は特例として当該保育所外で調理し搬入する方法により行うことができる。 →×
  2. 当該保育所または他の施設、保健所、市町村等の栄養士により、献立等について栄養の観点からの指導が受けられる体制をとる。 →〇
  3. 幼児の年齢及び発達の段階並びに健康状態に応じた食事の提供や、アレルギー、アトピー等への配慮、必要な栄養素量の給与等、幼児の食事の内容、回数及び時機に適切に応じることができること。 →〇
  4. 食を通じた乳幼児の健全育成を図る観点から、乳幼児の発育及び発達の過程に応じて食に関し配慮すべき事項を定めた食育に関する計画に基づき食事を提供するよう努める。 →〇

正当:3 × ○ ○ ○


R5後期:子供の食と栄養⑱

R5後期 子どもの食と栄養 問 18 次のうち、果物に関する記述として、適切なものを一つ選びなさい。

  1. 「6つの基礎食品」において、果物は、緑黄色野菜とともに第3群に分類されている。 →×
  2. 「食事バランスガイド」(平成 17 年 厚生労働省・農林水産省)に示されている5つの料理区分に「果物」は含まれていない。 →×
  3. 「授乳・離乳の支援ガイド」(2019 年改定版 厚生労働省)では、離乳開始前に果汁を与え、離乳の準備を行うことが推奨されている。 →×
  4. 果物類は食物アレルギーの原因食物にならない。 →×
  5. 「第4次食育推進基本計画」(農林水産省)では、実施最終年度までに、1日あたりの果物摂取量が 100 g 未満の者の割合を 30%以下とすることを目標値として設定している。 →〇

正当:5


R5後期:子供の食と栄養⑲

R5後期 子どもの食と栄養 問 19 次のうち、「児童福祉施設における食事の提供ガイド」(平成 22 年 厚生労働省)の「調理実(体験)等における食中毒予防のための衛生管理の留意点」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 調理実習(体験)等の実施にあたっては、施設全体の職員の協力を得ることが望ましいことから、年間(月間)計画等の中で、施設全体の計画として立てる。 →〇
  2. 原材料および、調理済み品の保存食を確保する。 →〇
  3. 加熱調理後は 24 時間以内に喫食することを徹底する。 →×
  4. 加熱する場合には十分に行い、中心温度計で、計測、確認、記録を行う。 →〇
  5. ソラニン類食中毒を防止する方法として、ジャガイモの芽や日光に当たって緑化した部分を十分に取り除き、調理を行う。 →〇

正当:3 ○ ○ × ○ ○


R5後期:子供の食と栄養⑳

R5後期 子どもの食と栄養 問 20 次のうち、嚥下が困難な子どもの食事に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 誤嚥しやすい飲食物には、水やみそ汁などがある。 →〇
  2. 酸味の強い柑橘類は、食べやすい食品である。 →×
  3. 飲み込みやすい食品形態には、ゼリー状、ポタージュ状などがある。 →〇
  4. トロミ調整食品(増粘剤)には、加熱することなくトロミがつけられるものがある。 →〇
  5. 食物を嚥下しやすくする食品には、かたくり粉、コーンスターチ、ゼラチンなどがある。 →〇

正当:3 ○ × ○ ○ ○


R5後期:保育実習理論①

R5後期 保育実習理論 問1 次の曲の伴奏部分として、A~Dにあてはまるものの正しい組み合わせを一つ選びなさい。
著作権の関係により公表できません。
(組み合わせ)
A B C D
1 ア エ ウ イ
2 イ エ ア ウ
3 ウ イ エ ア
4 エ ア エ イ
5 エ イ ア ウ →〇
正当:5


R5後期:保育実習理論②

R5後期 保育実習理論 問2 次のA~Dの音楽用語の意味を【語群】から選んだ場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A mp
B D.C.
C cresc.
D cantabile
【語群】
ア とても弱く   イ おわり     ウ だんだん遅く  エ やわらかく
オ 歌うように   カ もとの速さで  キ 少し弱く    ク だんだん強く
ケ はじめに戻る  コ 音の間を切れ目なくつなぐ
(組み合わせ)
A B C D
1 ア イ カ コ
2 ア ウ ク エ
3 エ ケ カ オ
4 キ イ ウ コ
5 キ ケ ク オ →〇
正当:5


R5後期:保育実習理論③

R5後期 保育実習理論 問3 次の楽譜からマイナーコード(短三和音)を抽出した正しい組み合わせを一つ選びなさい。

(組み合わせ)
1 ア イ エ
2 ア ウ エ
3 ア エ オ →〇
4 イ ウ オ
5 イ エ カ
正当:3


R5後期:保育実習理論④

R5後期 保育実習理論 問4 次の曲を5歳児クラスで歌ってみたところ、最低音が歌いにくそうであった。そこで短3度上げて歌うことにした。その場合、A、B、Cの音は、伴盤の①~⑳のどこを弾くか、正しい組み合わせを一つ選びなさい。

(組み合わせ)
A B C
1 ⑥ ⑪ ⑬
2 ⑥ ⑪ ⑭
3 ⑦ ⑫ ⑮
4 ⑧ ⑫ ⑮
5 ⑧ ⑬ ⑯ →〇
正当:5


R5後期:保育実習理論⑤

R5後期 保育実習理論 問5 次のリズムは、ある曲の歌い始めの部分である。それは次のうちのどれか、一つ選びなさい。
著作権の関係により公表できません。
1 赤とんぼ(作詞:三木露風 作曲:山田耕筰)
2 たき火(作詞:巽聖歌 作曲:渡辺茂)
3 しゃぼん玉(作詞:野口雨情 作曲:中山晋平)
4 浜辺の歌(作詞:林古溪 作曲:成田為三)
5 まっかな秋(作詞:薩摩忠 作曲:小林秀雄) →〇
正当:5


R5後期:保育実習理論⑥

R5後期 保育実習理論 問6 次の楽譜は、ある曲の歌い始めの4小節である。これに関するA~Dのうち、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. この曲は、豆まきの様子を歌ったものである。 →×
  2. この曲の作曲者は、滝廉太郎である。 →〇
  3. この曲は、明治時代に作曲された。 →〇
  4. この曲は、4分の4拍子、8小節からなる。 →×

正当:3 × ○ ○ ×


R5後期:保育実習理論⑦

R5後期 保育実習理論 問7 次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」2「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」オ「表現」(ウ)「内容の取扱い」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 子どもの表現は、遊びや生活の様々な場面で( A  →〇表出)されているものであることから、それらを積極的に受け止め、様々な( B  →〇表現 )の仕方や感性を豊かにする経験となるようにすること。
  • 子どもが試行錯誤しながら様々な( B )を楽しむことや、自分の力でやり遂げる( C  →〇充実感)などに気付くよう、温かく見守るとともに、適切に援助を行うようにすること。

(組み合わせ)
AB C
1 表現 表出 満足感
2 表現 表出 充実感
3 表現 表出 達成感
4 表出 表現 達成感
5 表出 表現 充実感 →〇
正当:5


R5後期:保育実習理論⑧

R5後期 保育実習理論 問8 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
学生のLさんは、保育所で実習を行うことになった。Lさんは、事前に幼児の造形に関する発達理論を学習することで、実習を通して幼児の発達をより深く理解することができるのではないかと考えた。
【設問】
次のうち、造形に関する発達理論として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. ローエンフェルド(Lowenfeld, V.)は、子どもの描画の発達として自己表現の最初の段階(なぐりがきの段階)、再現の最初の試み(様式化前の段階)、形態概念の成立(様式化の段階)、写実的傾向の芽生え(ギャング・エイジ)等の段階があるとした。 →〇
  2. ピアジェ(Piaget, J.)は、命のないものに生命や意思があると考える心理作用について、未成熟な子どもは、心の中の出来事と外界の出来事とがきちんと区別できているからだと考えた。 →×
  3. ケロッグ(Kellogg, R.)は、子どもの描く初期のスクリブルを分類した。 →〇

正当:2 ○ × ○


R5後期:保育実習理論⑨

R5後期 保育実習理論 問9 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
運動会を翌週に控えたS保育所でN保育士(以下、N)とR保育士(以下、R)が、看板の文字と背景の色について話し合っています。
N:来週の運動会の看板は、目立つようにしたいですね。
R:そうですね。それなら看板に使う色の彩度にも気をつけたいですね。
N:彩度とはなんですか。
R:彩度とは、色の三属性の一つで、色みの強さや、( A  →〇鮮やか)さの度合いのことをいいます。同じ色相・明度であっても、彩度が( B  →〇高ければ)、より( A )に見える、ということになります。
N:どんな色にも彩度はありますか。
R:白・灰・黒には彩度がありません。わずかでも彩度を持った色は( C  →〇有彩色)といいます。また彩度は、周りの色の彩度によって変化して感じられます。
N:そうなんですね。運動会の看板の色は彩度も考えて見やすいものをつくりたいですね。
【設問】
( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
ABC
1 きれい 高ければ 有彩色
2 鮮やか 高ければ 有彩色 →〇
3 きれい 低ければ 純色
4 鮮やか 高ければ 純色
5 鮮やか 低ければ 有彩色
正当:2


R5後期:保育実習理論⑩

R5後期 保育実習理論 問 10 次のうち、はさみの説明や使い方のアドバイスとして、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. はさみには、右手用・左手用という区別はない。 →×
  2. はさみは、刃元より刃先の方が厚紙などを容易に切ることができる。 →×
  3. 円形を切り抜くときには、持っている紙を動かして切ると切りやすい。 →〇
  4. はさみを友達に渡すときには、安全のために柄を相手に向けて渡すようにする。 →〇

正当:4 × × ○ ○


R5後期:保育実習理論⑪

R5後期 保育実習理論 問 11 次のうち、フィンガーペインティングに関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. フィンガーペインティングの技法は、太古から洞窟壁画などに用いられてきた。 →〇
  2. 洗濯のりにポスターカラーなどの色材を混ぜて、フィンガーペインティング用の絵の具を作ることができる。 →〇
  3. フィンガーペインティングを行った直後に、描かれた画面に紙をのせて版画のように写し取ることができる。 →〇
  4. フィンガーペインティングの活動では、絵の具の感触を楽しむことができる。 →〇

正当:1 ○ ○ ○ ○


R5後期:保育実習理論⑫

R5後期 保育実習理論 問 12 M保育所では、室内飾りを切り紙で作ろうと準備している。図1のように紙を折り、はさみを入れて開くと図2のような形状になる飾りを作る場合、切り込み線の入れ方として、図3の1~5のうち、正しいものを一つ選びなさい。(紙などを実際に折ったり切ったりしないで考えること。)

正当:4


R5後期:保育実習理論⑬

R5後期 保育実習理論 問 13 次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」4「幼児教育を行う施設として共有すべき事項」(2)「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」ク「数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
遊びや( A  →〇生活)の中で、数量や図形、標識や文字などに親しむ体験を重ねたり、標識や文字の( B  →〇役割)に気付いたりし、自らの( C  →〇必要感)に基づきこれらを活用し、興味や関心、感覚をもつようになる。
(組み合わせ)
AB C
1 生活 性質 必要感
2 学び 役割 意思
3 学び 性質 意思
4 生活 役割 必要感 →〇
5 学び 性質 必要感
正当:4


R5後期:保育実習理論⑭

R5後期 保育実習理論 問 14 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
保育所の新任のP保育士は、施設長から、「子どもの遊びを支える環境についてというテーマで、来週、保育所内で保育カンファレンスを行います」と伝えられました。
【設問】
次のうち、保育カンファレンス当日のP保育士の行動や態度として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 新任のため、保育所内の環境についてよく理解していないので、発言は控える。 →×
  2. 他の保育士の意見より、施設長や主任などの意見を尊重する。 →×
  3. 自分の考えと異なる保育士の意見にも耳を傾ける。 →〇
  4. 看護師、調理員、栄養士等とは職務内容が異なるので、それぞれが担う業務に対しての意見は控える。 →×

正当:5 × × ○ ×


R5後期:保育実習理論⑮

R5後期 保育実習理論 問 15 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
保育所の5歳児クラスを担当しているR保育士は、子どもの動線に配慮した園庭や遊具の配置などを検討するために、子どもの動線を記録することとした。
【設問】
次のうち、動線の記録と園庭や遊具の配置などの対応として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 動線を記録してみると、園庭で広い空間を使って「色鬼(色つき鬼)」などルールのある遊びに熱中している活発な子どものグループがあることがわかった。しばしばこの動線が、3歳未満児クラスが砂場で遊んでいる空間と交差していた。そこで、3歳未満児クラスの担当保育士と話し合い、園庭の使い方の共通理解をはかることとした。 →〇
  2. 動線を記録してみると、虫取りが好きな子どものグループがあり、垣根や裏庭の花壇の周辺を回遊するように遊んでいることがわかった。そこで、子どもの自然な活動の流れが崩れないように、その動線上の安全点検をすることとした。 →〇
  3. 動線を記録してみると、保育室のままごとコーナーで遊んでいる子どもが「散歩に行こう」と園庭に出ていくことがあるとわかった。そこで、特定の場所でじっくり遊べるように、ままごとコーナーから園庭に簡単に出られないように、活動を分ける仕切りを置くこととした。 →×

正当:2 ○ ○ ×


R5後期:保育実習理論⑯

R5後期 保育実習理論 問 16 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
実習生Kさんは、保育所で保育実習を行っている。3歳児クラスで、絵本『おむすびころりん』の読み聞かせをすることになり、指導計画を作成することになった。
【設問】
次のうち、指導計画の「ねらい及び内容」として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 『おむすびころりん』の物語を楽しむ。 →〇
  2. 「おむすびころりん すっとんとん」など、心地よい言葉のリズムを味わう。 →〇
  3. 絵本の中に出てくる言葉のやりとりを保育者(実習生)や友達と楽しむ。 →〇
  4. 絵本の読み聞かせが終わるまでは、動かずにきちんと座って話を聞かせる。 →×

正当:1 ○ ○ ○ ×


R5後期:保育実習理論⑰

R5後期 保育実習理論 問 17 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
保育所で5歳児クラスを担当するQ保育士は、近隣の小学校との連絡会に参加し、小学校との連携の取り組みについてまとめた。
【設問】
次のうち、小学校との連携に関する取り組みとして、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 保育所児童保育要録は子どもの生年月日などの個人情報が含まれているため、「個人情報の保護に関する法律」に照らして適切に運用するものであり、配偶者からの暴力の被害者と子どもというように特別の事情がある場合だけでなく、子どもの育ちを支えるための資料を小学校へ送付する場合においては必ず保護者から同意を得て、小学校に送付するという共通理解をはかった。 →×
  2. 「保育所保育指針」に新しく取り入れられた「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」は、幼児教育の考え方であり、小学校の教員からは共通理解されにくいので、あえて触れないようにした。 →×
  3. 保小連携の一環として、交流の機会を増やせるように、小学校と保育所の年間行事の内容を情報交換し、担当者間で話し合いを行うようにした。 →〇

正当:4 × × ○


R5後期:保育実習理論⑱

R5後期 保育実習理論 問 18 次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」1「保育所保育に関する基本原則」の一部である。(   )に「生活」という言葉を入れた場合に、正しい記述になるものを○、誤った記述になるものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 保育所は、子どもが生涯にわたる人間形成にとって極めて重要な時期に、その(   )時間の大半を過ごす場である。 →〇
  2. 子ども相互の関係づくりや互いに尊重する心を大切にし、集団における(   )を効果あるものにするよう援助すること。 →×
  3. 子ども自らが環境に関わり、自発的に(   )し、様々な経験を積んでいくことができるよう配慮すること。 →×
  4. 一人一人の子どもの状況や家庭及び地域社会での(   )の実態を把握するとともに、子どもが安心感と信頼感をもって活動できるよう、子どもの主体としての思いや願いを受け止めること。 →〇

正当:3 ○ × × ○


R5後期:保育実習理論⑲

R5後期 保育実習理論 問 19 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
母親の不適切な養育によりS乳児院に入所したKちゃん(1歳)。S乳児院で実習しているY実習生がKちゃんと遊んでいたところ、面会で訪れていたKちゃんの母親とW実習指導者がKちゃんのところに来た。その時、W実習指導者が電話対応のために、席を外した。母親がKちゃんを抱っこしようとすると、Kちゃんは泣きだした。それを見た母親は、「私だと泣いちゃいますね。一緒に暮らしていないから、私が母親だっていうのもわからないのかもしれない」と言い、寂しそうな表情を浮かべた。Y実習生は、その日に振り返りの機会を設けてもらい、このエピソードについてW実習指導者に報告した。
【設問】
次のうち、W実習指導者がY実習生にとるべき対応として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「Kちゃんが泣きだした段階で、母親から引き離してあなたが抱っこすべきでしたね」と伝える。 →×
  2. 「母親がKちゃんに対して不適切な養育をしていたことで入所させたのだから、母親はもっとKちゃんの気持ちを考えて行動すべきですね」と話す。 →×
  3. 「母親のその時の気持ちについてはどのように感じましたか」と尋ねる。 →〇
  4. 「少しずつ母子の関係形成ができるよう、支援することが大事ですね」と伝える。 →〇

正当:4 × × ○ ○


R5後期:保育実習理論⑳

R5後期 保育実習理論 問 20 次のうち、「児童養護施設運営ハンドブック」(平成 26 年 厚生労働省)に示された実習生受入れに関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 施設実習は、子どもを養育した経験のない実習生にとって具体的な援助技術の学びの場であると同時に実践の場である。 →〇
  2. 実習生にとって最も大切なことは、子どもたちがおかれている現実にどれだけ寄り添い、子どもたちの心の機微にどれだけ触れることができるかである。 →〇
  3. 個人情報保護の観点から、実習生には子どもたちの生い立ちに関する情報は一切伝えてはならない。 →×
  4. 実習生の育成は、実習指導を通し将来の児童養護施設職員の育成につながり、そのことが人材確保に大きな役割を果たすことを意識して丁寧な指導をすることが必要である。 →〇

正当:2 ○ ○ × ○