R7後期:子ども家庭福祉⑮

R7後期 子ども家庭福祉 問 15 次のうち、「児童福祉法に基づく指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準」(平成 24 年厚生労働省令第 15 号)における、児童発達支援管理責任者に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 指定児童発達支援事業所の管理者は、児童発達支援管理責任者に指定児童発達支援に係る児童発達支援計画の作成に関する業務を担当させるものとする。 →〇
  2. 児童発達支援管理責任者は、アセスメントにあたっては、通所給付決定保護者及び障害児に面接しなければならない。 →〇
  3. 児童発達支援管理責任者は、児童発達支援計画の作成にあたっては、通所給付決定保護者及び障害児に対し、当該児童発達支援計画について説明し、文書によりその同意を得なければならない。 →〇
  4. 児童発達支援管理責任者は、少なくとも1年に1回以上、児童発達支援計画の見直しを行わなければならない。 →×
  5. 児童発達支援管理責任者は、業務を行うにあたっては、障害児が自立した日常生活または社会生活を営むことができるよう、障害児及び措置権者の意思をできる限り尊重するよう努めなければならない。 →×

(組み合わせ)
  A B C D E
1 ○ ○ ○ × × →〇
2 ○ ○ × × ○
3 ○ × × ○ ×
4 × × ○ × ×
5 × × × ○ ○
正答:1


R7後期:子ども家庭福祉⑯

R7後期 子ども家庭福祉 問 16 次のうち、地域子育て支援拠点事業に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 実施主体は市町村(特別区及び一部事務組合を含む)とするが、市町村が認めた者へ委託等を行うことができる。 →〇
  2. 地域子育て支援拠点事業の内容は、乳幼児及びその保護者が相互の交流を行う場所を開設し、子育てについての相談、情報の提供、助言その他の援助を行う事業とされている。 →〇
  3. 地域子育て支援拠点事業における連携型とは、児童館等の子育て支援に関する施設に親子が集う場を設け、子育て支援のための取組を実施するものをいう。 →〇
  4. 地域子育て支援拠点事業における一般型は、保育士を2名以上配置しなければならないとされている。 →×

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ × →〇
2 ○ ○ × ○
3 ○ × × ○
4 × ○ ○ ×
5 × × × ○
正答:1


R7後期:子ども家庭福祉⑰

R7後期 子ども家庭福祉 問 17 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
M保育所に在籍しているS君(5歳、男児)の母親から電話がかかってきた。昨日、保育所でS君が排泄時にトイレを汚した際に、担当のX保育士から「何しているのよ、面倒かけないで」と言われ、頭を叩かれたとS君が話している。S君は「X保育士が怖くて登園したくない」という内容であった。電話対応をしたY主任保育士はその内容を園長に報告した。Y主任保育士がX保育士に確認したところ、事実であると認めた。
【設問】
次のうち、保育所の対応として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. クラスの保護者に説明をせずに、X保育士をS君のクラスの担当から外した。 →×
  2. X保育士の言動は問題ないと判断して、登園するようS君の母親に連絡した。 →×
  3. 保育所が所在する自治体の担当部署に連絡し、引き続きS君の保護者への対応をすることにした。 →〇
  4. M保育所における不適切な保育行為の再発防止のため、X保育士のみ人権に関する研修を行った。 →×
  5. S君の保護者に同意を得ずに、S君の母親との電話の内容をクラスの保護者に公表した。 →×

正答:3


R7後期:子ども家庭福祉⑱

R7後期 子ども家庭福祉 問 18 次のうち、こども家庭センターの業務として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 健康診査、助産その他の母子保健に関する事業を行う。 →〇
  2. 母性並びに乳児及び幼児に対する保健指導を行う。 →〇
  3. 母子保健に関する各種の相談に応ずる。 →〇
  4. 児童及び妊産婦の福祉に関する機関との連絡調整を行う。 →〇

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ○ →〇
2 ○ × × ×
3 × ○ ○ ○
4 × × ○ ×
5 × × × ○
正答:1


R7後期:子ども家庭福祉⑲

R7後期 子ども家庭福祉 問 19 次のうち、ILO(国際労働機関)の「最悪の形態の児童労働の禁止及び撤廃のための即時の行動に関する条約(第 182 号条約)」において、最悪の形態の児童労働として規定されているものとして、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 児童の人身売買、武力紛争への強制的徴集を含む強制労働、債務奴隷などのあらゆる形態の奴隷労働またはそれに類似した行為 →〇
  2. 売春、ポルノ製造、わいせつな演技のための児童の使用、斡旋、提供 →〇
  3. 薬物の生産・取引など、不正な活動に児童を使用、斡旋または提供すること →〇
  4. 15 歳未満の児童に対して義務教育を受けさせずに働かせること →×

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ × →〇
2 ○ × × ○
3 × ○ ○ ○
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×
正答:1


R7後期:子ども家庭福祉⑳

R7後期 子ども家庭福祉 問 20 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
G保育所のN保育士は、K君(5歳、男児)の担当をしている。K君は母親と姉(8歳、女児)の3人で暮らしている。母親は病弱でありながらも仕事を掛け持ちしており、保育所にK君を迎えに来る時間が遅くなることもある。K君は朝、保育所に登園すると「お腹がすいた」と話し、朝食を食べていないようであった。K君の母親は保育所に来るといつも疲れた表情をしている。
【設問】
次のうち、N保育士の対応として、適切なものの組み合わせを1つ選びなさい。

  1. K君の姉が通う小学校の校長に電話をかけ、K君の家庭の状況を詳細に質問する。 →×
  2. K君がご飯を食べさせてもらっていないのはネグレクトにあたるため、N保育士がすぐに児童相談所に通報する。 →×
  3. 送迎時に、母親の様子に配慮しながら、困っていることがないかを尋ね、母親の気持ちに寄り添う。 →〇
  4. K君にご飯を食べさせないのは虐待行為なのでやめるよう母親に厳しく注意をする。 →×
  5. すぐに保育所の園長や主任保育士に状況を報告し、保育所内でK君やK君の家庭への対応を話し合う。 →〇

(組み合わせ)
1 A B
2 A D
3 B E
4 C D
5 C E →〇
正答:5


R7後期:社会福祉①

R7後期 社会福祉 問1 次のうち、社会福祉の対象に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 子育てや介護の問題は、家族が取り組むべき課題であるため社会福祉の対象ではない。 →×
  2. 夫婦関係や親子関係などの家庭不和に関する問題の調整は公的責任の外であるが、その問題が生活困難、虐待などに繋がれば、社会福祉の対象となる。 →〇
  3. 個人の病気は生活上の苦しみの一つであると考えられるため、病気の治療は社会福祉の対象となる。 →×
  4. 社会福祉の対象として、福祉問題、生活問題、生活障害、生活困難などがある。 →〇


(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ×
3 ○ × × ○
4 × ○ × ○ →〇
5 × × ○ ○
正答:4


R7後期:社会福祉②

R7後期 社会福祉 問2 次のA~Dは、社会福祉制度に関する法律である。これらを制定の古い順に並べた場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 「児童福祉法」 →1947年
B 「社会福祉事業法」 →1951年
C 「精神薄弱者福祉法」 →1960年
D 「精神衛生法」 →1950年
(組み合わせ)
1 A→B→C→D
2 A→D→B→C →〇
3 B→A→D→C
4 B→D→C→A
5 C→B→A→D
正答:2


R7後期:社会福祉③

R7後期 社会福祉 問3 次の【Ⅰ群】の児童の人権に関する事象と、【Ⅱ群】の解説文を結びつけた場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A 「児童の権利に関するジュネーブ宣言」 →〇ウ
B 「児童福祉法」 →〇エ
C 「児童憲章」 →〇ア
D 「児童の権利に関する宣言」 →〇イ
【Ⅱ群】
ア 1951 年に制定された児童の権利宣言であり、児童の幸福を追求するための道徳的規範である。
イ 国際連合憲章と世界人権宣言に基づき、児童の権利を尊重し、保護することを目的としている。
ウ 第一次世界大戦で多くの子どもたちが犠牲になったことの反省から、1924 年に国際連盟で採択された。
エ 保護者の児童の育成に関する責任とともに、国、地方公共団体の責任が規定されている。
(組み合わせ)
  A B C D
1 ア イ ウ エ
2 ア ウ イ エ
3 イ ア ウ エ
4 ウ エ ア イ →〇
5 ウ エ イ ア
正答:4


R7後期:社会福祉④

R7後期 社会福祉 問4 次のうち、子育て支援に関する記述として、適切なものを2つ選びなさい。

  1.  「保育所保育指針」には、保護者に対する子育て支援について示されている。 →〇
  2. 子育て支援において、保育所は親子と地域社会の関係構築に努める必要はない。 →×
  3. 子どものプライバシー保護の観点から、日常の保育の意図や、保育における子どもの様子を当該児の保護者に伝えてはならない。 →×
  4. 地域子ども・子育て支援事業の実施は、保育所の必須事業である。 →×
  5. 子育て支援には、子どもが本来もっている育つ力を支えていくことが求められている。 →〇

正答:1,5


R7後期:社会福祉⑤

R7後期 社会福祉 問5 次のうち、「児童福祉六法」として、正しいものを2つ選びなさい。
1 「児童扶養手当法」 →〇
2 「子ども・子育て支援法」 →×
3 「児童虐待の防止等に関する法律」 →×
4 「母子保健法」 →〇
5 「こども基本法」 →×
正答:1,4


R7後期:社会福祉⑥

R7後期 社会福祉 問6 次のうち、福祉専門職に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 児童福祉司は、児童厚生施設に従事する専門職である。 →×
  2. 児童指導員として従事するためには、保育士資格を有していなければならない。 →×
  3. 福祉事務所の現業を行う所員は、社会福祉主事でなければならない。 →〇
  4. 保育士は、児童の保育に関する業務独占資格である。 →×

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ ○ ×
3 ○ × × ○
4 × × ○ × →〇
5 × × × ×
正答:4


R7後期:社会福祉⑦

R7後期 社会福祉 問7 次のうち、生活保護制度に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 生活保護は、「健康で文化的な最低限度の生活」を保障するための制度である。 →〇
  2. 「生活保護法」に定められている保護施設に、宿所提供施設は含まれない。 →×
  3. 「生活保護法」は、「日本国憲法」第 13 条の幸福追求権に規定する理念に基づき、定められている。 →×
  4. 被保護者は、保護金品及び進学・就職準備給付金を標準として租税その他の公課を課せられることがない。 →〇

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × × ○ →〇
3 ○ × × ×
4 × ○ ○ ×
5 × × × ○
正答:2


R7後期:社会福祉⑧

R7後期 社会福祉 問8 次の法律名と、その法律に定められている社会福祉施設の組み合わせとして、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
   〈法律名〉               〈社会福祉施設〉
A 「老人福祉法」 ――――――――――― 軽費老人ホーム →〇
B 「母子及び父子並びに寡婦福祉法」 ―― 母子生活支援施設 →×
C 「母子保健法」 ――――――――――― 助産施設 →×
D 「児童福祉法」 ――――――――――― 更生施設 →×(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × × × →〇
4 × ○ ○ ×
5 × × × ○
正答:3


R7後期:社会福祉⑨

R7後期 社会福祉 問9 次のうち、ケアマネジメントに関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. ケアマネジメントとは、利用者の問題解決のために、利用者と社会資源を結びつけることをいう。 →〇
  2. ケアマネジメントでは、利用者のニーズを把握することが重要である。 →〇
  3. ケアマネジメントは、利用者の抱える問題や課題を分析し、また利用者のもっているストレングスに注目することも必要とされる。 →〇
  4. ケアマネジメントにおける支援者は、必要なサービスを利用者が利用できるように調整するコーディネーターとしての役割が求められる。 →〇
  5. ケアマネジメントは、利用者のニーズに対してサービスを調整する手法であるため、サービス提供後のモニタリングは不要である。 →×

(組み合わせ)
  A B C D E
1 ○ ○ ○ ○ × →〇
2 ○ ○ ○ × ×
3 ○ × × ○ ×
4 × ○ × ○ ○
5 × × ○ × ○
正答:1


R7後期:社会福祉⑩

R7後期 社会福祉 問 10 次のうち、エンパワメントに関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. エンパワメントは、「ソーシャルワーク専門職のグローバル定義」において、ソーシャルワーカーの中核となる任務として位置づけられている。 →〇
  2. エンパワメントは、支援を必要とする人が抱える課題や問題に焦点を当てて支援を展開する。 →×
  3. エンパワメントは、利用者本人がもともともっている力を発揮できるように環境を整えることである。 →〇
  4. エンパワメントは、援助者主体で利用者の問題を解決していくアプローチである。 →×

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ × →〇
4 × × ○ ○
5 × × ○ ×
正答:3


R7後期:社会福祉⑪

R7後期 社会福祉 問 11 次のうち、グループワークの過程における援助者の役割に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 準備期とは、グループの目的を明確にし、具体的な援助計画を立て、その援助ができる環境を整える時期である。 →〇
  2. 開始期とは、利用者がグループに溶け込むために利用者同士の交流を促す働きかけを行い、相互作用を活性化していく時期である。 →〇
  3. 作業期とは、利用者自身が自己の目標を評価し、同時に援助者の行う援助を振り返って評価する時期である。 →×
  4. 終結期とは、グループの主体的な展開を重視し、利用者と距離を保ちながら側面的に援助していく時期である。 →×

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ × × →〇
2 ○ × ○ ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ○
5 × × ○ ○
正答:1


R7後期:社会福祉⑫

R7後期 社会福祉 問 12 次のうち、ソーシャルワークのアプローチに関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. ナラティブ・アプローチは、利用者自身について利用者が話すオルタナティブストーリーをドミナントストーリーへ転換することで問題解決に向かう方法である。 →×
  2. ナラティブ・アプローチは、社会構成主義を理論基盤としたアプローチである。 →〇
  3. エコロジカル・アプローチは、医療モデルといわれるアプローチである。 →×
  4. エコロジカル・アプローチは、利用者の問題を利用者と環境との相互作用の結果として捉える。 →〇

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ○ →〇
5 × × ○ ○
正答:4


R7後期:社会福祉⑬

R7後期 社会福祉 問 13 次のうち、福祉サービス第三者評価事業に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 厚生労働省が策定したガイドラインに基づき、都道府県が第三者評価基準を策定している。 →×
  2. 福祉サービス第三者評価事業は、事業者が質の高い福祉サービスを提供するため、福祉サービスを提供するすべての事業所において義務づけられた事業である。 →×
  3. 福祉サービス第三者評価事業の目的は、「社会福祉法」に定められている。 →〇
  4. 福祉サービス第三者評価事業の評価結果は、福祉サービスを提供する事業所の同意を得て、市町村により公表される。 →×

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × × ○
3 × ○ × ○
4 × × ○ ○
5 × × ○ × →〇
正答:5


R7後期:社会福祉⑭

R7後期 社会福祉 問 14 次の文は、「障害福祉サービスの利用等にあたっての意思決定支援ガイドライン」における、「意思決定支援の基本的原則」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  • 本人への支援は、( A 自己決定)の尊重に基づき行うことが原則である。(中略)幅広い選択肢から選ぶことが難しい場合は、選択肢を絞った中から選べるようにしたり、( B 絵カード)や具体物を手がかりに選べるようにしたりするなど、本人の意思確認ができるようなあらゆる工夫を行い、本人が安心して自信を持ち自由に意思表示できるよう支援することが必要である。
  • 職員等の( C 価値観)においては不合理と思われる決定でも、他者への権利を侵害しないのであれば、その選択を尊重するよう努める姿勢が求められる。また、本人が意思決定した結果、本人に不利益が及ぶことが考えられる場合は、意思決定した結果については最大限尊重しつつも、それに対して生ずる( D リスク)について、どのようなことが予測できるか考え、対応について検討しておくことが必要である。

(組み合わせ)
A BC D
1 最善の利益 体験活動 倫理観 リスク
2 最善の利益 絵カード 価値観 リスク
3 自己決定 体験活動 倫理観 健康への影響
4 自己決定 絵カード 倫理観 健康への影響
5 自己決定 絵カード 価値観 リスク →〇
正答:5


R7後期:社会福祉⑮

R7後期 社会福祉 問 15 次のうち、福祉サービス利用援助事業(日常生活自立支援事業)に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 専門員による援助の流れは、事業で提供するサービスの特定などの調査、提供するサービス内容の確認を含む契約書・支援計画作成、成年後見制度や家族等との関係調整の順に行われる。 →×
  2. 事業の適正な運営の確保に向け、事業を行う者に、必要な助言や勧告をすることができる機関として、契約締結審査会が設置されている。 →×
  3. 事業で実施する援助の範囲は、福祉サービスの利用援助、日常的金銭管理サービス、書類等の預かりサービス、定期的な訪問による生活変化の察知が含まれている。 →〇
  4. 利用料は、サービス契約締結以前の利用に関する相談や支援計画の策定にかかる費用は無料だが、契約に基づいて行われる生活支援員による援助は有料であることを原則としている。 →〇

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ×
3 ○ × × ○
4 × ○ × ×
5 × × ○ ○ →〇
正答:5


R7後期:社会福祉⑯

R7後期 社会福祉 問 16 次のうち、成年後見制度の利用促進に向けた取り組みに関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 「成年後見制度の利用の促進に関する法律」が 2016(平成 28)年に制定された背景として、それまで制度が十分に利用されていないという課題があった。 →〇
  2. 「成年後見制度の利用の促進に関する法律」における成年後見制度の基本理念として、①ノーマライゼーション、②自己決定権の尊重、③身上の保護の重視が掲げられている。 →〇
  3. 2022(令和4)年に「第二期成年後見制度利用促進基本計画~尊厳のある本人らしい生活の継続と地域社会への参加を図る権利擁護支援の推進~」が閣議決定され、新たに権利擁護支援の地域連携ネットワークづくりが盛り込まれた。 →×
  4. 後見人、福祉・医療・地域の関係者、専門職団体や関係機関等による地域連携ネットワークの機能として、広報機能、相談機能、利用促進機能、後見人支援機能などを担うこととされている。 →〇

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ × ○ →〇
2 ○ ○ × ×
3 ○ × × ○
4 × ○ ○ ×
5 × × ○ ○
正答:1


R7後期:社会福祉⑰

R7後期 社会福祉 問 17 次のうち、民生委員・児童委員に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 民生委員・児童委員の任期は3年で、給与は支給されない。 →〇
  2. 民生委員は、その職務に関して、市町村長の指揮監督を受ける。 →×
  3. 「令和5年度福祉行政報告例の概況」(厚生労働省)によると、2023(令和5)年度の民生委員(児童委員)の活動状況は、「相談・支援延件数」、「その他の活動延件数」、「訪問延回数」の中で、「相談・支援延件数」が最も多い。 →×
  4. 「令和5年度福祉行政報告例の概況」(厚生労働省)によると、民生委員(児童委員)の総数は、2023(令和5)年度末現在、約 22 万8千人で、女性が約6割を占めている。 →〇

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ×
3 ○ × × ○ →〇
4 × ○ × ○
5 × × ○ ○
正答:3


R7後期:社会福祉⑱

R7後期 社会福祉 問 18 次のうち、「2023(令和5)年 国民生活基礎調査の概況」(厚生労働省)における 2023(令和5)年の世帯状況に関する記述として、正しいものを2つ選びなさい。

  1. 65歳以上の者のいる世帯は、全世帯の約半数を占めている。 →〇
  2. 65歳以上の者のいる世帯のうち、高齢者世帯の世帯構造は、夫婦のみの世帯が最も多い。 →×
  3. 児童のいる世帯は、全世帯の約半数を占めている。 →×
  4. 児童のいる世帯の母は、7割以上が「仕事あり」となっている。 →〇
  5. 平均世帯人員は、3.10 人である。

正答:1,4


R7後期:社会福祉⑲

R7後期 社会福祉 問 19 次のうち、障害者の手帳制度に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 身体障害者手帳の障害程度等級は7級まで定められているが、7級の障害1つのみでは身体障害者手帳は交付されない。 →〇
  2. 療育手帳は、児童相談所または知的障害者更生相談所等において知的障害であると判定された者に対して交付される。 →〇
  3. 精神障害者保健福祉手帳は、障害の程度に応じて重度のものから3級、2級及び1級と規定されている。 →×
  4. 身体障害者手帳には、原則として有効期限があるため、定められた期限に再判定及び更新が必要である。 →×

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × × →〇
3 ○ × ○ ○
4 × ○ ○ ×
5 × × × ○
正答:2


R7後期:社会福祉⑳

R7後期 社会福祉 問 20 次のうち、「老人福祉法」に関する記述として、正しいものを2つ選びなさい。

  1. 国民の間に広く老人の福祉についての関心と理解を深めるとともに、老人に対し自らの生活の向上に努める意欲を促すため、老人の日及び老人週間を設けることが規定されている。 →〇
  2. 老人福祉施設の一つとして、有料老人ホームが規定されている。 →×
  3. 65 歳以上の者が環境上の理由及び経済的理由により居宅において養護を受けることが困難な場合、市町村が採ることのできる福祉の措置として、養護老人ホームへの入所が規定されている。 →〇
  4. 老人福祉センターは、無料又は低額な料金で、老人に関する各種の相談に応ずるとともに、老人に対して、健康の増進、教養の向上及びレクリエーションのための便宜を総合的に供与することを目的とする施設で、市町村社会福祉協議会に設置する義務があると規定されている。 →×
  5. 市町村老人福祉計画は、「社会福祉法」に規定されている市町村介護保険事業計画と一体のもの として作成されなければならないことが規定されている。 →×

正答:1,3


R7後期:保育の心理学①

R7後期 保育の心理学 問1 次のうち、発達に関する記述として、適切なものを3つ選びなさい。

  1. 赤ちゃんに共通する「目が大きくて顔の低い位置にある」「身体が丸く手足が短い」などの特徴を、幼児図式という。 →〇
  2. 社会の一員になるために必要な知識・技能・態度・価値観・生活習慣・行動様式などを身につけていくことを、個性化という。 →×
  3. 劣悪な環境で育ち、発達の遅れがみられても、その後の養育環境が改善されると一定水準まで遅れを取り戻すことがある。このような個人の中での変化の可能性を指して、発達の可塑性という。 →〇
  4. 発達加速現象には、異なる世代間での発達速度の違いを指す年間加速現象と、同一世代でも地域や民族、階層などの発達速度の違いを指す発達勾配現象という2つの側面がある。 →〇
  5. 発達初期のある種の経験が後の発達に修正不可能もしくは修正困難な影響をもたらす時期を、前操作期という。 →×

正答:1,3,4
正答:2


R7後期:保育の心理学②

R7後期 保育の心理学 問2 次の【Ⅰ群】の人名及び用語と、【Ⅱ群】の内容を結びつけた場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A ケーラー(Köhler, W.)の洞察 →〇イ
B パブロフ(Pavlov, I.P.)のレスポンデント条件づけ →〇ア
C バンデューラ(Bandura, A.)の観察学習 →〇ウ
D スキナー(Skinner, B.F.)のオペラント条件づけ →〇エ
【Ⅱ群】
ア 以前犬に激しく吠えられたことのある子どもが、犬を見ただけで泣き出す。
イ 背伸びしても届かない所に置かれた玩具を取ろうとしていた子どもが、突然ひらめいたように、箱を踏み台として使う。
ウ ヒーローが活躍するテレビ番組を見た子どもが、翌日にクラスでヒーローごっこをいつもより盛んに行う。
エ お手伝いをしたらお菓子をもらえるので、繰り返しお手伝いをする。
(組み合わせ)
A B C D
1 ア イ ウ エ
2 イ ア ウ エ →〇
3 イ エ ア ウ
4 ウ ア イ エ
5 ウ エ イ ア


R7後期:保育の心理学③

R7後期 保育の心理学 問3 次の文は、子どもの道徳性の発達に関する記述である。(a)~(c)の下線部分が適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
(a)アイゼンバーグ(Eisenberg, N.) →×によると、子どもの道徳的理解は他律的道徳性と自律的道徳性の2つの段階を通るとされる。結果による判断を行い、大人から伝わった規則を守ろうとする他律的道徳性の段階から、(b)動機による判断 →〇を行い、相手の意図や思いに気づくことができるようになる自律的道徳性の段階に移行する。
(c)コールバーグ(Kohlberg, L.) →〇は、モラルジレンマ課題を用いて、仲間や教師との対話の中で、道徳的葛藤や他者視点に立って考える経験が道徳判断の発達を促すことを示した。
(組み合わせ)
a b c
1 ○ ○ ○
2 ○ ○ ×
3 ○ × ○
4 × ○ ○ →〇
5 × × ×
正答:4


R7後期:保育の心理学④

R7後期 保育の心理学 問4 次のうち、社会情動的発達に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. ルイス(Lewis, M.)によれば、照れ、共感、恥、誇りなど、自己意識が発達することで生じる感情のことを、二次的感情という。 →〇
  2. 新生児において、他児の泣き声につられて泣き出す現象がみられる。これを情動伝染という。 →〇
  3. 生後間もない頃、うとうととまどろんでいる時にほほえんでいるようにみえることがある。これを社会的微笑という。 →×
  4. ヒトの赤ちゃんは、周囲の環境の中でも、とりわけ人からの刺激を好み、注意を向けるとされている。これを相貌的知覚という。 →×

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × × →〇
2 ○ × ○ ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ○
5 × × ○ ○
正答:1