R5後期:教育原理③

R5後期 教育原理 問3 次のうち、「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」第1章「総則」第2「教育及び保育の内容並びに子育ての支援等に関する全体的な計画等」の一部として、誤ったものの組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を踏まえ教育及び保育の内容並びに子育ての支援等に関する全体的な計画を作成すること →〇
  2. 満3歳以上の園児の教育課程に係る教育週数は、特別の事情のある場合を除き、51 週を下ってはならない →×
  3. 1日の教育課程に係る教育時間は、8時間を標準とする。ただし、園児の心身の発達の程度や季節などに適切に配慮するものとする →×
  4. 園長の方針の下に、園務分掌に基づき保育教諭等職員が適切に役割を分担しつつ、相互に連携しながら、教育及び保育の内容並びに子育ての支援等に関する全体的な計画や指導の改善を図るものとする →〇
  5. 教育及び保育の内容並びに子育ての支援等に関する全体的な計画に基づき組織的かつ計画的に各幼保連携型認定こども園の教育及び保育活動の質の向上を図っていくこと(以下「カリキュラム・マネジメント」という。)に努めるものとする →〇

(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C →〇
4 B E
5 D E
正当:3


R5後期:教育原理④

R5後期 教育原理 問4 次のうち、プロジェクト・メソッドについての説明として、不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. プロジェクト・メソッドは、デューイ(Dewey, J.)の後継者の一人であったキルパトリック(Kilpatrick, W.H.)によって提唱されたもので、問題解決学習の一種と考えられる。 →〇
  2. プロジェクト・メソッドでは、目標の設定→計画の立案→実践→反省・評価、という一連の学習活動を生徒自身が行うことになる。 →〇
  3. プロジェクト・メソッドは、学習内容を系統化し、学習者が各ステップを踏みながら、確実に目標に到達できるように計画された教授学習の方法である。 →×
  4. プロジェクトとは、「社会的な環境の中で全精神を打ち込んで行われる目的の明確な活動」と定義されるものである。 →〇
  5. プロジェクト・メソッドでは、生徒の学習が生徒自身の自発的な活動として展開されることに力点がおかれる。 →〇

正当:3


R5後期:教育原理⑤

R5後期 教育原理 問5 次の文は、ある国の保育についての記述である。どこの国のものか、正しいものを一つ選びなさい。
この国において、「学びの物語 Learning Stories」と呼ばれる、子ども一人一人にフィードバックされ、蓄積される保育記録が開発された。子どもそれぞれの変容を捉えるとともに、子どもが関心を持ち取り組もうとしていること、その過程で工夫したり考えたりしていることを学びの「構えdisposition」として捉えようとしている。
1 ニュージーランド →〇
2 イタリア
3 シンガポール
4 スウェーデン
5 イギリス
正当:1


R5後期:教育原理⑥

R5後期 教育原理 問6 次の文は、ある法令に関する説明である。正しいものを一つ選びなさい。
1872(明治5)年の「学制」に代わる教育に関する基本法制として、1879(明治 12)年9月に公布された。学区制を廃止し、町村を小学校の設置単位と位置付け、その行政事務を行うために町村に人民公選の学務委員を置くこととされた。また、小学校の最低就学期間を 16 か月とし、公立学校の教育課程を地域の実情に即して学務委員と教員が定めることとなった。しかし、この法令の施行後、教育現場に混乱が見られるなどしたため、翌年、全面的な改正が行われた。
1 学事奨励ニ関スル被仰出書
2 小学校令
3 教育ニ関スル勅語(教育勅語)
4 教育令 →〇
5 教育基本法
正当:4


R5後期:教育原理⑦

R5後期 教育原理 問7 次の文にあてはまる人物として、正しいものを一つ選びなさい。
江戸時代初期の儒学者。日本における陽明学の祖とされ、「近江聖人」と呼ばれた。『翁問答(おきなもんどう)』を著す。その内容は、人が単に外的な規範に形式的に従うことをよしとせず、人の内面の道徳的可能性を信頼し、聖人の心を模範として自らの心を正しくすることこそが真の正しい行為と正しい生き方をもたらすと説いた。
1 中江 藤樹 →〇
2 伊藤 仁斎
3 緒方 洪庵
4 林 羅山
5 貝原 益軒
正当:1


R5後期:教育原理⑧

R5後期 教育原理 問8 次の小学校における教師の指導のうち、潜在的カリキュラムとしてジェンダー・バイアスを助長する恐れのあるものとして、適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 道徳の授業で、性別にかかわらず協力し助け合うように指導した。 →×
  2. 誕生日のお祝いに、いつも女児には赤のカードを、男児には青のカードを渡している。 →〇
  3. 体育の授業で、思春期には内分泌の働きによって生殖に関わる機能が成熟し、体形に性差が表れることを教えた。 →×
  4. 授業中に泣いている男児に対して、「男なのだから泣くのはやめなさい」と言って注意した。 →〇
  5. いつもズボンを履いてくる女児に対して、「もっと女の子らしい服装をしましょう」と優しくアドバイスをした。 →〇

(組み合わせ)
1 A B C
2 A D E
3 B C D
4 B D E →〇
5 C D E
正当:4


R5後期:教育原理⑨

R5後期 教育原理 問9 次のうち、「新・放課後子ども総合プラン」(平成 30 年9月)についての記述として、不適切なものを一つ選びなさい。

  1. 共働き家庭等の「小1の壁」を打破するとともに、次世代を担う人材を育成するため、全ての児童(小学校に就学している児童をいう)が放課後等を安全・安心に過ごすことを専ら目的として、文部科学省から厚生労働省に移管して取り組んでいる事業である。 →×
  2. 放課後児童クラブ及び放課後子供教室を一体的に又は連携して実施し、うち一体型の放課後児童クラブ及び放課後子供教室について、引き続き1万か所以上で実施することを目指している。 →〇
  3. 全ての児童(小学校に就学している児童をいう)の安全・安心な居場所づくりの観点から、小学校の余裕教室等の活用や、教育と福祉との連携方策等について検討しつつ、放課後児童クラブ及び放課後子供教室を計画的に整備等していくことが必要である。 →〇
  4. 放課後児童クラブについては、既に多様な運営主体により実施されているが、待機児童が数多く存在している地域を中心に、民間企業が実施主体としての役割をより一層担っていくことが考えられる。その際、地域のニーズに応じ、本来事業に加えて高付加価値型のサービス(塾、英会話、ピアノ、ダンス等)を提供することも考えられる。 →〇
  5. 放課後子供教室については、地域と学校が連携・協働して社会総掛かりで子どもの育ちを支える観点から、大学生・高校生や企業退職者、高齢者などの地域住民の一層の参画促進を図るとともに、子育て・教育支援に関わる NPO、習い事や学習塾等の民間教育事業者、スポーツ・文化・芸術団体などの地域人材の参画を促進していくことも望まれる。 →〇

正当:1


R5後期:教育原理⑩

R5後期 教育原理 問 10 次の文は、中央教育審議会答申「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~」(令和3年1月)に関する記述である。適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 学校教育には、一人一人の児童生徒が、自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることができるよう、その資質・能力を育成することが求められている。 →〇
  2. 次代を切り拓く子供たちに求められる資質・能力として、文章の意味を正確に理解する読解力、教科等固有の見方・考え方を働かせて自分の頭で考えて表現する力、対話や協働を通じて知識やアイディアを共有し新しい解や納得解を生み出す力などが挙げられている。 →〇
  3. 「みんなと同じことができる」「言われたことを言われたとおりにできる」というように、均質な労働者の育成が現代社会の要請として学校教育に求められている。 →×
  4. 「予測困難な時代」の中、目の前の事象から解決すべき課題を見いだし、主体的に考え、多様な立場の者が協働的に議論し、納得解を生み出すなどの資質・能力が求められている。 →〇

正当:2 ○ ○ × ○


R5後期:社会的養護①

R5後期 社会的養護 問1 次のうち、「児童福祉法」の一部として、正しいものを一つ選びなさい。

  1. 国及び地方公共団体は、児童を心身ともに健やかに育成することについて第一義的責任を負う。 →×
  2. 国及び地方公共団体は、児童を家庭において養育することが困難であり又は適当でない場合は、できる限り良好な家庭的環境において継続的に養育されることを優先し、必要な措置を講じなければならない。 →×
  3. 全て国民は、児童の権利に関する条約の精神にのっとり、児童が適切に養育され、その生活を保障し、愛され保護されるよう努めなければならない。 →×
  4. 全て国民は、児童が良好な環境において生まれ、かつ、社会のあらゆる分野において、児童の年齢及び発達の程度に応じて、その意見が尊重され、その最善の利益が優先して考慮され、心身ともに健やかに育成されるよう努めなければならない。 →〇
  5. 都道府県は、児童の身近な場所における児童の福祉に関する支援等に係る業務を適切に行う。 →×

正当:4


R5後期:社会的養護②

R5後期 社会的養護 問2 次のうち、「里親及びファミリーホーム養育指針」(平成 24 年3月 厚生労働省)の一部として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 社会的養護を必要とする子どもを、養育者の家庭に迎え入れて養育する「家庭的養護」である。 →×
  2. 養育者の個人的な責任に基づいて提供される養育の場である。 →×
  3. 家庭内における養育上の課題や問題を解決し或いは予防するためにも、養育者は協力者を活用し、養育のありかたをできるだけ「ひらく」必要がある。 →〇
  4. 里親制度は、養育里親、専門里親、養子縁組里親、親族里親の4つの類型の特色を生かしながら養育を行う。 →〇

正当:4 × × ○ ○


R5後期:社会的養護③

R5後期 社会的養護 問3 次のうち、社会的養護に関わる専門職に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 児童養護施設、児童心理治療施設、福祉型障害児入所施設には、保育士を置かなければならない。 →〇
  2. 里親支援専門相談員は、里親会等と連携して、里親の新規開拓や里親委託の推進、里親への研修等を行う専門職であり、乳児院、児童養護施設、児童相談所に置かなければならない。 →×
  3. 心理療法を行う必要があると認められる児童が 10 人以上いる児童養護施設、児童自立支援施設には、心理療法担当職員を置かなければならない。 →〇
  4. 虐待を受けた児童が 10 人以上いる乳児院、児童養護施設、児童自立支援施設には個別対応職員を置かなければならないが、虐待を受けた児童が 10 人未満の施設には任意で置くことができる。 →×

正当:3 ○ × ○ ×


R5後期:社会的養護④

R5後期 社会的養護 問4 次のうち、社会的養護の地域支援に関する記述として、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 短期入所生活援助(ショートステイ)事業の対象者は、疾病や疲労などにより家庭において児童を養育することが一時的に困難になった保護者の児童や、経済的問題等により緊急一時的に保護が要になった母子等である。 →〇
  2. 「新しい社会的養育ビジョン」(平成 29 年 厚生労働省)では、入所児童以外の地域の子育て家庭を支援する専門職として、乳児院と児童養護施設に地域支援専門相談員を配置することとされた。 →×
  3. 施設に入所する子どもの早期家庭復帰を支援するため、乳児院、児童養護施設、児童心理治療施設、児童自立支援施設には、児童家庭支援センターを設置する義務がある。 →×
  4. 乳児院、母子生活支援施設、児童養護施設、児童心理治療施設及び児童自立支援施設の長は、その行う児童の保護に支障がない限りにおいて、当該施設の所在する地域の住民につき、児童の養育に関する相談に応じ、及び助言を行うよう努めなければならない。 →〇

(組み合わせ)
1 A B
2 A D →〇
3 B C
4 B D
5 C D
正当:2


R5後期:社会的養護⑤

R5後期 社会的養護 問5 次のうち、「社会的養育の推進に向けて」(令和4年 厚生労働省)における親子関係再構築支援に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 里親は養育の一貫性を担うという意味において、実親との再統合のための支援は行わない。 →×
  2. 親子関係再構築等の家庭環境の調整は、措置の決定・解除を行う市町村及び施設の役割である。 →×
  3. 子どもの生い立ちや親との関係について、自分の心の中で整理をつけられるよう、子どもに対する支援も必要である。 →〇
  4. 里親支援専門相談員は、家庭復帰に向けて、親との面会や宿泊、一時的帰宅等を段階的に行う。 →×
  5. 暴力以外の方法を知らずにしつけと称して虐待をしてしまう親に対し、ペアレントトレーニング等を取り入れる。 →〇

正当:4 × × ○ × ○


R5後期:社会的養護⑥

R5後期 社会的養護 問6 次のうち、「児童養護施設運営指針」(平成 24 年3月 厚生労働省)の自立支援およびアフターケアに関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 退所にあたっては、保護者の申し出を優先し、児童相談所と協議したうえで決定し、子どもに提示する。 →×
  2. 退所者の状況を把握し、退所後の記録を整備する。 →〇
  3. アフターケアは施設の業務であり、退所後も施設に相談できることを伝える。 →〇
  4. 施設退所者が集まれるような機会を設けたり、退所者グループの活動を支援し、参加を促す。 →〇

正当:4 × ○ ○ ○


R5後期:社会的養護⑦

R5後期 社会的養護 問7 次のうち、「児童養護施設運営指針」(平成 24 年3月 厚生労働省)の養育・支援に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 発達段階に応じて居室等の整理整頓、掃除等の習慣が身につくようにする。 →〇
  2. 性についての話題は不安を引き出す可能性があるため、控える。 →×
  3. でき得る限り他児との共有の物をなくし、個人所有とする。 →〇
  4. 行事などの企画・運営は職員が主体的にかかわり、子どもに指示をする。 →×

正当:3 ○ × ○ ×


R5後期:社会的養護⑧

R5後期 社会的養護 問8 次のうち、小規模住居型児童養育事業(ファミリーホーム)に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 養育者は、保育士または児童指導員の資格が必要である。 →×
  2. 里親養育包括支援事業の支援対象である。 →〇
  3. 養育者の他に補助者を配置することとされている。 →〇

正当:4 × ○ ○


R5後期:社会的養護⑨

R5後期 社会的養護 問9 次のうち、「児童福祉法」に基づく要保護児童の措置が採られる委託・入所先として、不適切なものを一つ選びなさい。
1 乳児院 →〇
2 児童養護施設 →〇
3 母子生活支援施設 →×
4 児童自立支援施設 →〇
5 里親 →〇
正当:3


R5後期:社会的養護⑩

R5後期 社会的養護 問 10 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
Y君(10 歳)は、乳児院に入所後、現在は児童養護施設で生活をしている。児童養護施設に入所後は、親との面会がない状態が続いている。同じ児童養護施設にいるZ君(9歳)は、親との面会交流があり、その都度、玩具を買ってもらう等、面会交流後、笑顔で居住スペースに戻ってくる。そんなZ君を見たY君は、Z君に対し暴言を吐いたり、いいがかりをつけるなど、Z君を困らせている。
【設問】
次のうち、児童養護施設におけるY君への対応として、最も適切なものを一つ選びなさい。

  1. Z君の、親との面会の回数を減らす。 →×
  2. Z君とY君、どちらかを違う児童養護施設に移動させる。 →×
  3. Y君を厳しく指導する。 →×
  4. Y君へのライフストーリーワークの実施を検討する。 →〇
  5. Y君へのスーパービジョンの実施を検討する。 →×

正当:4


R5後期:子ども家庭福祉①

R5後期 子ども家庭福祉 問1 次の文は、「児童の権利に関する条約」第 23 条の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
締約国は、精神的又は身体的な障害を有する児童が、その( A  →〇尊厳)を確保し、( B  →〇自立)を促進し及び( C  →〇社会への積極的な参加)を容易にする条件の下で十分かつ相応な生活を享受すべきであることを認める。
(組み合わせ)
AB C
1 尊厳 社会参加 自立
2 幸福 自立 意見表明
3 幸福 意見表明 社会への積極的な参加
4 尊厳 自立 社会への積極的な参加 →〇
5 尊厳 社会参加 意見表明
正当:4


R5後期:子ども家庭福祉②

R5後期 子ども家庭福祉 問2 次のうち、日本の児童福祉の歴史に関する記述として、不適切なものを一つ選びなさい。

  1. 糸賀一雄は、第二次世界大戦後の混乱期に「近江学園」を設立し、園長に就任した。その後「びわこ学園」を設立した。「この子らを世の光に」という言葉を残したことで有名である。 →〇
  2. 野口幽香らは、東京麹町に「二葉幼稚園」を設立し、日本の保育事業の草分けの一つとなった。 →〇
  3. 岩永マキは、1887(明治 20)年に「岡山孤児院」を設立した。 →×
  4. 日本で最初の知的障害児施設は、1891(明治 24)年に石井亮一が設立した「滝乃川学園」である。 →〇
  5. 留岡幸助は、1899(明治 32)年に東京巣鴨に私立の感化院である「家庭学校」を設立した。 →〇

正当:3


R5後期:子ども家庭福祉③

R5後期 子ども家庭福祉 問3 次の図は、「令和3年度福祉行政報告例の概況」(2023(令和5)年 厚生労働省)の 2021(令和3)年度中の児童相談所における相談の種類別対応件数の状況である。( A )・( B )にあてはまる相談種別の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【図】児童相談所における相談の種類別対応件数

(組み合わせ)
A B
1 育成相談 障害相談
2 育成相談 養護相談
3 養護相談 障害相談 →〇
4 養護相談 育成相談
5 養護相談 非行相談
正当:3


R5後期:子ども家庭福祉④

R5後期 子ども家庭福祉 問4 次の文は、「子どもの貧困対策の推進に関する法律」第2条の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 子どもの貧困対策は、社会のあらゆる分野において、子どもの年齢及び発達の程度に応じて、その( A  →〇意見)が尊重され、その最善の利益が優先して考慮され、子どもが心身ともに健やかに育成されることを旨として、推進されなければならない。
  • 子どもの貧困対策は、子ども等に対する( B  →〇教育)の支援、生活の安定に資するための支援、職業生活の安定と向上に資するための就労の支援、経済的支援等の施策を、子どもの現在及び将来がその生まれ育った環境によって左右されることのない社会を実現することを旨として、子ども等の生活及び取り巻く環境の状況に応じて包括的かつ早期に講ずることにより、推進されなければならない。
  • 子どもの貧困対策は、国及び( C  →〇地方公共団体)の関係機関相互の密接な連携の下に、関連分野における総合的な取組として行われなければならない。

(組み合わせ)
AB C
1 権利 教育 地方公共団体
2 権利 自立 地方公共団体
3 意見 教育 保護者
4 意見 教育 地方公共団体 →〇
5 意見 自立 保護者
正当:4


R5後期:子ども家庭福祉⑤

R5後期 子ども家庭福祉 問5 次のA~Eは、子ども家庭福祉に関する法律である。これらを制定年の古い順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 母子保健法
  2. 児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律
  3. 少子化社会対策基本法
  4. 少年法
  5. 児童福祉法

(組み合わせ)
1 A→E→D→C→B
2 D→A→B→E→C
3 D→E→A→B→C
4 E→A→D→C→B
5 E→D→A→B→C →〇
正当:5


R5後期:子ども家庭福祉⑥

R5後期 子ども家庭福祉 問6 次の文は、「男女共同参画白書 令和4年版」(2022(令和4)年 内閣府)の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
家族の姿の変化を見てみると、昭和 55(1980)年時点では、全世帯の6割以上を「( A  →〇夫婦と子供)(42.1%)」と「( B  →〇3世代等)(19.9%)」の家族が占めていた。令和2(2020)年時点では、「( A )」世帯の割合は 25.0%に、「( B )」世帯の割合も 7.7%に低下している一方で、「( C  →〇単独)」世帯の割合が 38.0%と、昭和 55(1980)年時点の 19.8%と比較して2倍近く増加している。また、子供のいる世帯が徐々に減少する中、「( D  →〇ひとり親と子供)」世帯は増加し、令和2(2020)年に「( B )」世帯の数を上回っている
(組み合わせ)
AB C D
1 夫婦と子供 夫婦のみ 単独 3世代等
2 夫婦と子供 3世代等 単独 ひとり親と子供 →〇
3 夫婦と子供 3世代等 ひとり親と子供 夫婦のみ
4 3世代等 夫婦のみ 夫婦と子供 ひとり親と子供
5 3世代等 夫婦と子供 夫婦のみ ひとり親と子供
正当:2


R5後期:子ども家庭福祉⑦

R5後期 子ども家庭福祉 問7 次のうち、「令和4年版 厚生労働白書」(2022(令和4)年9月 厚生労働省)の保育人材に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 2020(令和2)年 10 月1日現在、保育士の登録者数は、150 万人を超えている。 →〇
  2. 保育士資格を有しながら保育所等で働いていない潜在保育士数は、2011(平成 23)年から 2020(令和2)年まで毎年減少している。 →×
  3. 保育士として就業した者が退職した理由として最も多いのは「職場の人間関係」である。 →〇
  4. 潜在保育士が保育士として就業を希望しない理由として最も多いのは「賃金が希望と合わない」
    である。 →〇

正当:3 ○ × ○ ○


R5後期:子ども家庭福祉⑧

R5後期 子ども家庭福祉 問8 次の文は、ある児童福祉施設の目的に関する記述である。該当する児童福祉施設として、正しいものを一つ選びなさい。
不良行為をなし、又はなすおそれのある児童及び家庭環境その他の環境上の理由により生活指導等を要する児童を入所させ、又は保護者の下から通わせて、個々の児童の状況に応じて必要な指導を行い、その自立を支援し、あわせて退所した者について相談その他の援助を行う。
1 児童自立支援施設 →〇
2 児童養護施設
3 児童厚生施設
4 児童家庭支援センター
5 児童心理治療施設
正当:1


R5後期:子ども家庭福祉⑨

R5後期 子ども家庭福祉 問9 次のうち、「令和3年(2021)人口動態統計(確定数)の概況」(2022(令和4)年 厚生労働省)に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 2021(令和3)年の婚姻件数は、2020(令和2)年に比べて増加している。 →×
  2. 2021(令和3)年の出生数は、2020(令和2)年に比べて減少している。 →〇
  3. 2021(令和3)年の離婚件数は、2020(令和2)年に比べて増加している。 →×

正当:4 × ○ ×


R5後期:子ども家庭福祉⑩

R5後期 子ども家庭福祉 問 10 次のうち、「新子育て安心プラン」(2020(令和2)年 12 月 21 日 厚生労働省発表)に関する記述として、不適切なものを一つ選びなさい。

  1. 2021(令和3)年度から 2024(令和6)年度末までの4年間で約 14 万人分の保育の受け皿を整備する。 →〇
  2. 必要な方に適切に保育が提供されるよう、地域の課題を丁寧に把握しつつ、地域の特性に応じた支援を実施する。 →〇
  3. 保育士が生涯働ける魅力ある職場づくりを推進するとともに、職業の魅力を広く発信する。 →〇
  4. できるだけ早く待機児童の解消を目指すとともに、男性(25 ~ 44 歳)の就業率の上昇に対応する。
  5. 幼稚園・ベビーシッターを含めた地域のあらゆる子育て資源を活用する。 →〇

正当:4


R5後期:子ども家庭福祉⑪

R5後期 子ども家庭福祉 問 11 次のうち、「民法」の一部として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 親権を行う者は、子の財産を管理し、かつ、その財産に関する法律行為についてその子を代表する。ただし、その子の行為を目的とする債務を生ずべき場合には、本人の同意を得なければならない。 →〇
  2. 親権を行う者は、子の利益のために子の監護及び教育をする権利を有し、義務を負う。 →〇
  3. 親権を行う者は、監護及び教育のため、その子を懲戒することができる。 →×

正当:2 ○ ○ ×


R5後期:子ども家庭福祉⑫

R5後期 子ども家庭福祉 問 12 次のうち、障害児入所施設に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 福祉型障害児入所施設は、入所児童の保護、日常生活の指導及び独立自活に必要な知識技能の付与を目的としている。 →〇
  2. 医療型障害児入所施設には、「医療法」に規定する病院として必要な設備のほか、訓練室及び浴
    室を設けることとされている。 →〇
  3. 「令和3年社会福祉施設等調査の概況」(2022(令和4)年 12 月 厚生労働省)では、2021(令和3)年 10 月1日現在、福祉型障害児入所施設の在所者数(人)は、医療型障害児入所施設の在所者数(人)より多くなっている。 →×

正当:2 ○ ○ ×