R4後期 子ども家庭福祉 問 11
次の【Ⅰ群】の児童福祉施設名と、【Ⅱ群】の概要を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A 児童家庭支援センター
B 福祉型児童発達支援センター
C 母子生活支援施設
【Ⅱ群】
ア 配偶者のない女子又はこれに準ずる事情にある女子及びその者の監護すべき児童を入所させて、これらの者を保護するとともに、これらの者の自立の促進のためにその生活を支援し、あわせて退所した者について相談その他の援助を行う。→C 母子生活支援施設
イ 日常生活における基本的動作の指導、独立自活に必要な知識技能の付与又は集団生活への適応のための訓練及び治療を行う。
ウ 日常生活における基本的動作の指導、独立自活に必要な知識技能の付与又は集団生活への適応のための訓練を行う。→B 福祉型児童発達支援センター
エ 地域の児童の福祉に関する各般の問題につき、児童に関する家庭その他からの相談のうち、専門的な知識及び技術を必要とするものに応じ、必要な助言を行う。→A 児童家庭支援センター
(組み合わせ)
A B C
1 ア ウ イ
2 イ ア エ
3 イ ウ ア
4 エ ア イ
5 エ ウ ア →〇
正答:5
R4後期:子ども家庭福祉⑫
R4後期 子ども家庭福祉 問 12
次の文は、「少子化社会対策大綱」(令和2年5月 29 日閣議決定)の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
一人でも多くの若い世代の結婚や出産の希望をかなえる「希望出生率( A →1.8)」の実現に向け、令和の時代にふさわしい( B →環境を整備)し、国民が結婚、妊娠・出産、子育てに希望を見出せるとともに、男女が互いの生き方を( C →尊重)しつつ、( D →主体的)な選択により、希望する時期に結婚でき、かつ、希望するタイミングで希望する数の子供を持てる社会をつくることを、少子化対策における基本的な目標とする。
このため、若い世代が将来に展望を持てるような雇用環境の整備、結婚支援、男女共に仕事と子育てを両立できる環境の整備、地域・社会による子育て支援、( E →多子世帯)の負担軽減など、「希望出生率( A )」の実現を阻む隘路の打破に取り組む。
(組み合わせ)
A B CD E
1 1.57 雇用を創出 尊重 積極的 ひとり親世帯
2 1.57 環境を整備 共同 総合的 多子世帯
3 1.8 雇用を創出 共同 総合的 ひとり親世帯
4 1.8 環境を整備 尊重 主体的 多子世帯 →〇
5 1.8 環境を整備 共同 主体的 ひとり親世帯
正答:4
R4後期:子ども家庭福祉⑬
R4後期 子ども家庭福祉 問 13
次のうち、児童館に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 児童館は「児童福祉法」第 40 条に規定された児童厚生施設の1つで、児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、又は情操をゆたかにすることを目的とする児童福祉施設である。 →〇
- 「児童館数(公営・民営別)の推移」(厚生労働省)をみると、児童館は昭和 40 年代から 50 年代にかけて急激に増加したものの、その後は緩やかとなり、ここ数年はほぼ横ばいで推移していることが確認できる。 →〇
- 児童館には、児童の遊びを指導する者を置かなければならない。 →〇
- 2018(平成 30)年 10 月に改正された「児童館ガイドライン」(厚生労働省)には、児童福祉法改正及び児童の権利に関する条約の精神にのっとり、子どもの意見の尊重、子どもの最善の利益の優先等について示されている。 →〇
- 児童館の館長は、保育士、児童指導員、社会福祉士のうち、いずれかの資格を有するものでなければならない。 →×
正答:1 ○ ○ ○ ○ ×
R4後期:子ども家庭福祉⑭
R4後期 子ども家庭福祉 問 14
次のうち、子ども虐待に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 「令和2年度福祉行政報告例の概況」(2021(令和3)年 厚生労働省)によると、全国の児童相談所における児童虐待に関する相談対応件数は、平成 28 年度より一貫して増加してきた。 →〇
- 「令和3年版子供・若者白書」(2021(令和3)年 内閣府)によると、児童が同居する家庭における配偶者などに対する暴力がある事案(面前DV)について警察からの通告が増加している。 →〇
- 「令和2年度福祉行政報告例の概況」(2021(令和3)年 厚生労働省)によると、令和2年度の全国の児童相談所の児童虐待相談における主な虐待者別構成割合では、実父による虐待が最も高かった。 →×
正答:2 ○ ○ ×
R4後期:子ども家庭福祉⑮
R4後期 子ども家庭福祉 問 15
次の図は、障害児通所支援等事業の種類別にみた事業所数である。( A )・( B )にあてはまる事業名の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
図 障害児通所支援等事業所数
出典:「令和2年社会福祉施設等調査の概況」(2021(令和3)年 厚生労働省)
(組み合わせ)
A B
1 児童発達支援事業 居宅訪問型児童発達支援事業
2 児童発達支援事業 放課後等デイサービス事業 →〇
3 児童発達支援事業 障害児相談支援事業
4 保育所等訪問支援事業 放課後等デイサービス事業
5 保育所等訪問支援事業 障害児相談支援事業
正答:2
R4後期:子ども家庭福祉⑯
R4後期 子ども家庭福祉 問 16
次のうち、「令和3年版 犯罪白書」(2021(令和3)年 法務省)において、令和2年の少年による刑法犯で、検挙人数が最も多かった罪名を一つ選びなさい。
1 傷害
2 窃盗 →〇
3 器物損壊
4 詐欺
5 恐喝
正答:2
R4後期:子ども家庭福祉⑰
R4後期 子ども家庭福祉 問 17
次のうち、「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査結果の概要(速報)」(2022(令和4)年 文部科学省)における、令和3年度の外国籍の児童生徒に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 日本語指導が必要な外国籍の児童生徒数は、2014(平成 26)年度以降増加傾向にある。 →〇
- 日本語指導が必要な外国籍の児童生徒の在籍数が最も多いのは中学校である。 →×
- 日本語指導が必要な外国籍の児童生徒は、ポルトガル語や中国語を言語とする者が多い。 →〇
正答:3 ○ × ○
R4後期:子ども家庭福祉⑱
R4後期 子ども家庭福祉 問 18
次のうち、日本と諸外国における子どもや家庭の統計に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 「令和2年版 少子化社会対策白書」(2020(令和2)年 内閣府)によると、6歳未満の子供を持つ夫婦の家事・育児関連時間(1日当たり・国際比較)で、日本の妻の1日当たりの家事・育児平均時間が、記載国※の中で最も長かった。 →〇
- 「令和2年版 少子化社会対策白書」(2020(令和2)年 内閣府)によると、6歳未満の子供を持つ夫婦の家事・育児関連時間(1日当たり・国際比較)で、日本の夫の1日当たりの家事・育児平均時間が、記載国※の中で最も短かった。 →〇
- 「令和3年版 男女共同参画白書」(2021(令和3)年 内閣府)によると、OECD 諸国の女性(15 ~ 64 歳)の就業率(2019(令和元)年)で、日本は OECD 平均より高いことが示されている。 →〇
※記載のある7か国 日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スウェーデン、ノルウェー(組み合わせ)
正答:1 ○ ○ ○
R4後期:子ども家庭福祉⑳
R4後期 子ども家庭福祉 問 19・20
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
X保育所に通うZ君(5歳・男児)は、両親が1年前に離婚し、母親と2人で暮らしている。Z君は給食の時間、自分の分の給食を食べ終わると、まだ食べている最中の隣の子の分の給食に手を出して食べてしまうという行為をクラス担当のY保育士が見かけた。Y保育士はその場でZ君に隣の子の給食に手を出さないように注意をし、その日は治まったものの、後日同様の行為を繰り返した。給食終了後に2人きりでZ君に「なぜ隣の子の給食を食べようとするの?」とY保育士が聞いたところ、「お母さんが仕事で疲れていて、たまに夕ご飯を作ってもらえないことがある」と答えた。
【設問】
問 19
次のうち、Y保育士の対応に関する記述として、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。
- Z君が隣の子の給食に手を出さないように保育室の隅で食べさせた。 →〇
- Z君の母親を保育所に呼び出し、夕食をちゃんと作るように強く指導した。
- Z君から聞いた家庭での様子を保育所長に報告した。 →〇
- 送り迎えの時に、Z君の母親から家庭での食事の様子について話を聞いた。
- Z君の母親の許可を得ずに、他の園児の保護者にZ君の状況を説明し、夕食を作ってあげるよう頼んだ。
(組み合わせ)
1 A C
2 B C
3 B E
4 C D
5 D E
正答:4
R4後期 子ども家庭福祉 問 20
次のうち、Y保育士がZ君の母親に利用を勧める社会資源として最も適切なものを一つ選びなさい。
1 地域の子ども食堂の利用 →〇
2 放課後児童クラブの利用
3 乳児院への入所
4 児童発達支援センターへの通所
5 養育里親への委託
正答:1
R4後期:社会福祉①
R4後期 社会福祉 問1
次のうち、戦前の社会事業と、それに関わりのある人名の組み合わせとして、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
<戦前の社会事業> <人名>
- 非行少年を対象とした「家庭学校」 ―――――――――――――― 留岡幸助 →〇
- 知的障害児を対象とした「滝乃川学園」 ―――――――――――― 石井十次 →×
- 孤児などを対象とした「岡山孤児院」 ――――――――――――― 石井亮一 →×
- 民生委員・児童委員制度の前身とされる「方面委員制度」 ―――― 小河滋次郎 →〇
正答:3 ○ × × ○
R4後期:社会福祉②
R4後期 社会福祉 問2
次のうち、「日本国憲法」の記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 第 11 条では、国民はすべての基本的人権の享有を妨げられないとされる。基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在および将来の国民に与えられるとされる。 →〇
- 第 12 条では、この憲法が国民に保障する自由および権利は、国民の不断の努力によって保持しなければならない。また、これを濫用してはならず、常に公共の福祉のために利用する責任を負うとされる。 →〇
- 第 13 条では、すべての国民は、個人として尊重され、生命、自由および幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他国政の上で、最大の尊重を必要とされる。 →〇
- 第 25 条では、すべての国民に健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を認め、それを実現するために、国は、社会福祉、社会保障および公衆衛生の向上および増進に努めなければならないとされる。 →〇
正答:1 ○ ○ ○ ○
R4後期:社会福祉③
R4後期 社会福祉 問3
次のうち、1950(昭和 25)年に発表された「社会保障制度に関する勧告」(通称「50 年勧告」)で位置づけられる社会保険、公的(国家)扶助、公衆衛生及び医療、社会福祉と現在の主な制度の組み合わせとして、適切なものを一つ選びなさい。
1 社会保険 ――――――― 感染症予防
2 公的(国家)扶助 ――― 生活保護 →〇
3 公衆衛生及び医療 ――― 医療保険
4 社会福祉 ――――――― 予防接種
5 社会福祉 ――――――― 介護保険
正答:2
R4後期:社会福祉④
R4後期 社会福祉 問4
次のうち、社会福祉の理念に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 権利擁護とは、当事者が持っている権利を擁護し、虐待や差別等から当事者を守ることである。 →〇
- エンパワメントとは、当事者自身が力を得て、自らの力で問題を解決していけるように側面的に支援することを意味している。 →〇
- ソーシャル・インクルージョンとは、国民に対して最低限度の生活を保障すること(最低生活保障)である。 →×
- ノーマライゼーションとは、障害の有無にかかわらず、だれもが地域で普通に暮らせる社会を目指す理念である。 →〇
正答:2 ○ ○ × ○
R4後期:社会福祉⑤
R4後期 社会福祉 問5
次のうち、子ども家庭支援の目的に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 保護者が子どもの育ちの阻害要因になっている場合であっても、親子関係を支援する目的から、決して介入してはならない。 →×
- 保護者への相談・援助活動は、社会福祉援助技術におけるバイステックの7原則等を理解し、応用していく姿勢が求められる。 →〇
- 家庭支援、子育て支援とは、地域の子育て拠点や相談支援体制の整備のことであり、出産を含む医療保険制度や、各種手当制度などは含まれない。 →×
- 子育て家庭は地域の中で生活していることから、親子、家庭と地域社会との関係を構築するという視点が重要となる。 →〇
正答:3 × ○ × ○
R4後期:社会福祉⑥
R4後期 社会福祉 問6
次のA~Dは、児童福祉に関連する法令である。これらを制定順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」
- 「子ども・子育て支援法」
- 「児童虐待の防止等に関する法律」
- 「次世代育成支援対策推進法」
(組み合わせ)
1 B→C→A→D
2 C→D→A→B →〇
3 C→D→B→A
4 D→C→A→B
5 D→C→B→A
正答:2
R4後期:社会福祉⑦
R4後期 社会福祉 問7
次のうち、児童相談所が受け付ける相談として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 児童の障害に関する相談 →〇
B 児童の保健に関する相談 →〇
C 不登校に関する相談 →〇
D 里親希望に関する相談 →〇
正答:1 ○ ○ ○ ○
R4後期:社会福祉⑧
R4後期 社会福祉 問8
次のうち、「社会福祉法」第2条に基づく、児童福祉施設の第一種社会福祉事業と第二種社会福祉事業の組み合わせとして、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 助産施設 ――――――――― 第一種社会福祉事業 →×
B 母子生活支援施設 ――――― 第一種社会福祉事業 →〇
C 保育所 ―――――――――― 第二種社会福祉事業 →〇
D 児童家庭支援センター ――― 第二種社会福祉事業 →〇
正答:4 × ○ ○ ○
R4後期:社会福祉⑨
R4後期 社会福祉 問9
次のうち、社会福祉施設に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 授産施設は、「生活保護法」に基づく保護施設である。 →〇
- 児童厚生施設の一つに児童遊園が規定されている。 →〇
- 母子・父子福祉センターおよび母子・父子休養ホームは、「児童福祉法」に基づく児童福祉施設である。 →×
正答:1 ○ ○ ×
R4後期:社会福祉⑩
R4後期 社会福祉 問 10
次のうち、保育士の業務等に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 保育士が児童への虐待を発見した場合は、児童相談所等への通報を匿名で行うことができる。 →〇
- 家庭支援専門相談員は、保育士資格がなくてもその職に就くことができる。 →〇
- 保育士となる資格を有する者は、資格取得後1年以内に保育士登録申請手続きをしなければ、その効力を失う。 →×
正答:2 ○ ○ ×
R4後期:社会福祉⑪
R4後期 社会福祉 問 11
次のうち、相談援助の展開過程の中の「ケースの発見」に関する記述として、最も不適切な記述を一つ選びなさい。
- ケースの発見の契機は、直接の来談、電話での受付、メールによる相談、訪問相談等、様々である。 →〇
- 利用者の能力や態度が相談援助の展開過程を左右することはある。 →〇
- 接近困難な利用者が地域にいる場合、援助者は利用者の来訪を待つ姿勢が必要である。 →×
- 地域の関係機関等と日頃から連携を強め、ケースの早期発見に努めることは必要である。 →〇
- 利用者と援助者との好ましい信頼関係を構築することは重要なテーマである。 →〇
正答:3
R4後期:社会福祉⑫
R4後期 社会福祉 問 12
次のうち、相談援助の展開過程の説明として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- インテークとは、支援者が利用者と信頼関係を構築する過程であり、主訴の提示、支援者の所属する機関や施設の説明、契約等を行う。 →〇
- アセスメントでは、利用者の状況や利用者の抱える困難の原因や背景を明らかにし、問題解決に向けての状況を理解するために、必要な情報を収集し、それを整理し、分析を行う。 →〇
- プランニングでは、アセスメントに基づき、問題解決に向けての目標を設定し、実際の支援をどのように行うかなど、具体的な支援内容を計画する。 →〇
- モニタリングとは、支援計画やそれに基づく支援の最終的な評価を行う段階である。 →×
正答:1 ○ ○ ○ ×
R4後期:社会福祉⑬
R4後期 社会福祉 問 13
次のうち、相談援助の専門性とその進め方に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 相談援助において、自己決定は最も重要な原則の一つである。 →〇
- 相談援助は、密室の相談室でのみ行われるものをいう。 →×
- 相談援助は、相談援助者のペースによって進められなければならない。 →×
正答:3 ○ × ×
R4後期:社会福祉⑭
R4後期 社会福祉 問 14
次のうち、相談援助の方法・技術とその説明として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- チームアプローチとは、専門職でチームを形成し目標に向かって、チームの強みを意識し、意図的に活用して支援することをいう。 →〇
- 社会福祉調査法は、社会福祉に関する実態(福祉ニーズや問題の把握)、社会福祉サービスや政策の評価、個別ケースにおける支援の効果測定などを目的とする調査の総称である。 →〇
- ソーシャルアクションとは、支援の必要な状況であるにもかかわらず、それを認識していない、あるいは支援につながっていない利用者に対して、ソーシャルワーカーから援助につなげるためのはたらきかけを行うことである。 →×
正答:2 ○ ○ ×
R4後期:社会福祉⑮
R4後期 社会福祉 問 15
次のうち、ソーシャルワークの方法・技術に関する組み合わせとして、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- ケアマネジメント ―――――――――― 調整機能 →〇
- ネットワーキング ―――――――――― 相互連携 →〇
- ソーシャルアドミニストレーション ―― 組織運営管理 →〇
- スーパービジョン ―――――――――― 社会資源の活用 →×
正答:2 ○ ○ ○ ×
R4後期:社会福祉⑯
R4後期 社会福祉 問 16
次のうち、「社会福祉法」で定めている福祉サービスの情報提供等に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 社会福祉事業の経営者に対して、福祉サービスの利用者が、適切かつ円滑に福祉サービスを利用することができるように、その経営する社会福祉事業に関する情報の提供を行うよう努めなければならないと定めている。 →〇
- 国と地方公共団体に対して、福祉サービスを利用しようとする者が必要な情報を容易に得られるように、必要な措置を講ずるよう努めなければならないと定めている。 →〇
- 利用者から実際に福祉サービスの利用契約の申込みがあった場合、社会福祉事業の経営者は、利用者に対して、福祉サービスを利用する事項について説明するように努めなければならないと定めている。 →〇
- 社会福祉事業の経営者は、利用契約が成立した際に、利用者に対して、定められた事項を記載した書面を交付しなければならないと定めている。 →〇
正答:1 ○ ○ ○ ○
R4後期:社会福祉⑰
R4後期 社会福祉 問 17
次のうち、成年後見制度に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 成年後見制度の国の所管は、総務省である。 →×
- 成年後見制度は、認知症、知的障害、精神障害等により、判断能力が不十分な人の判断能力を補い、本人の保護と権利擁護を図るための法律上の制度である。 →〇
- 法定後見制度および任意後見制度は、それぞれ「民法」に基づいている。 →×
- 法定後見制度に関する申し立てをすることができる者は、本人、配偶者、4親等内の親族のみである。 →×
正答:4 × ○ × ×
R4後期:社会福祉⑱
R4後期 社会福祉 問 18
次のA~Dは、障害者に関する施策である。これらを年代の古い順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」の成立 (障害者自立支援法の改正)
- 「障害者プラン~ノーマライゼーション7か年戦略~」の策定
- 「障害者基本法」の成立 (心身障害者対策基本法の改正)
- 「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」の成立
(組み合わせ)
1 A→C→D→B
2 B→A→D→C
3 C→A→D→B
4 C→B→D→A →〇
5 D→B→C→A
正答:4
R4後期:社会福祉⑲
R4後期 社会福祉 問 19
次のうち、社会福祉協議会に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 社会福祉協議会は、「社会福祉法」に基づく地域福祉の推進を図ることを目的とする民間組織であるため、介護保険事業等の収益事業を行うことはできないとされている。 →×
- 社会福祉協議会は、市区町村、都道府県・指定都市、全国の各段階に組織されている。 →〇
- 社会福祉協議会は、その活動に要する財源のすべてが国および都道府県の補助金によって賄われている。 →×
- 社会福祉協議会は、地域の人々が住み慣れたまちで安心して生活することのできる「福祉のまちづくり」の実現を目指した様々な活動を行っている。 →〇
正答:4 × ○ × ○
R4後期:社会福祉⑳
R4後期 社会福祉 問 20
次の文は、「社会福祉法」第4条(地域福祉の推進)の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
地域住民等は、地域福祉の推進に当たつては、福祉サービスを必要とする地域住民及びその世帯が抱える福祉、介護、介護予防(中略)、( A →保健医療)、住まい、( B →就労及び教育)に関する課題、福祉サービスを必要とする地域住民の地域社会からの( C →孤立)その他の福祉サービスを必要とする地域住民が日常生活を営み、あらゆる分野の活動に参加する機会が確保される上での各般の課題(中略)を把握し、( D →地域生活課題)の解決に資する支援を行う関係機関(中略)との連携等によりその解決を図るよう特に留意するものとする。
(組み合わせ)
A B C D
- 生活困窮 就労及び教育 疎外 生活福祉課題
- 保健医療 余暇及び健康 疎遠 利用援助課題
- 社会活動 雇用及び学習 疎遠 地域生活課題
- 保健医療 就労及び教育 孤立 地域生活課題 →〇
- 社会活動 雇用及び学習 孤立 生活福祉課題
正答:4
R4後期:保育の心理学①
R4後期 保育の心理学 問1
次のうち、バルテス(Baltes, P.B.)の考え方に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- ヒトの発達は、多次元的、多方向的に進みうる。また高い可塑性を有し、獲得と喪失の両方を伴う過程であると仮定する。 →〇
- ヒトの発達は、成人という完成体に至るまでの心身機能の変化をみていくものであると考え、そこに至るまでの発達の量的変化を仮定する。 →×
- ヒトの発達は、個人と社会との相互作用過程であり、文化および歴史の中に埋め込まれていると仮定する。 →〇
- ヒトの発達は、加齢とともに喪失が増えた場合の適応として、有効に機能する領域がより限定的に選択されるなど防衛機制のメカニズムが発達すると仮定する。 →×
正答:2 ○ × ○ ×